下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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今回は、レクサスLCをベースにサーキットで走るレーシングカーを造ろうという企画です。
実際は、改造するためにカスタマイズ費用が掛かります。
しかしそれ以上に、トヨタ自動車の最高級ブランドであるレクサスのラグジュアリー2ドアクーペをカスタムできるということは費用以上に満足感を与えてくれます。
レクサスLCの標準仕様車両とレーシングカーの比較
レクサスLCと聞くとモータースポーツが好きなかたは、SUPERGTに参戦するGT500車両を想像されると思います。
ちなみに2018年、惜しくも年間チャンピオンに輝くことが出来なかったのですが、健闘したレースを見せてくれました。
引用:https://toyotagazooracing.com/jp/supergt/cars/2017.html
写真を見るレクサスLCは、レーシングカーと一般車とでは、とてもかけ離れています。
まず車両の外側のデザインも派手です。
ですが、車両の内側は車体面のペイントと違ってとてもシンプルに作られています。
車にレーシングドライバーが乗り込むこともしばし難しくする「モノコック構造」と呼ばれるボディ構造が採用されています。
こちらは、レーサーの身の危険を守るために事故や何らかのアクシデントに遭った際に衝撃を吸収してくれる重要な役割を持っています。
それ故レースの規定でも義務付けられています。
一方レクサスのディ―ラーで車両が展示されているLCは、スポーツ性能よりは高級感に重点が置かれています。
引用:https://lexus.jp/models/lc/
一般のグレードでは、スピード速度が制限されているのでそこまで高速走行できる仕様にしなくても十分に走れます。
いざスピードを出してぶっ飛ばせば、先ほどの品のある高級車両がモンスターマシンに化け始めるでしょう。※交通違反をしない範囲内でお願いします。
モンスターマシンと聞くと、『さぞかし馬力があって燃費が悪いのでは?』と思われるかもしれません。
ですが標準仕様ではハイブリッドエンジンを搭載しているので、地球環境とお財布に優しいグレードも存在していますのでご安心下さい。
車両本体の金額は、ハイブリッドシステム車両では、メーカー希望価格13,522,000円~です。
またノンハイブリッド方式では、13,022,000円~となっています。
高級車両にしては価格が低く抑えられているのが特徴です。
レクサスLCの標準仕様車両をチューニング
①ウイング
引用:https://toyotagazooracing.com/jp/supergt/special/2016/lexus-lc500-2017-new-car.html
レクサスLCは、標準仕様で車検が通る範囲で比較的小さめのウイングが取り付けてあります。
モータースポーツ等に興味のない方は、自動車のビジュアル性のためにつけていると思われるかもしれません。
しかし特にコーナー(カーブ)のあるサーキットでは、その存在が極めて重要になります。
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:No.36_au_TOM%27S_LC500_at_SUZUKA_1000km_THE_FINAL_(11).jpg
Tokumeigakarinoaoshima [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)]
一方でドラッグレースと呼ばれる自動車レースがあり、こちらは直線コースの最高時速を求められる競技があります。
このドラッグレースでは、ウイングが無い方がが有利の場合が多いです。
そう言っても、つけている方がビジュアル性でレーシングカー的な存在感が醸しだされるのでおすすめです。
一般車には、高速スピードを求められることがありません。
なので基本的には、ウイングが自動車を購入する際のオプションとして販売されていることが多いです。
ちなみにもう少しモータースポーツ感を出すと「リアウイング」と呼びます。
ただし、ウイングがつくと種類によりますが車体重量が増加するので少々加速が鈍ったり最高速度伸び悩んだりします。
ですが、長いストレート(直線)から低速コーナー(曲がり角が急なカーブ)にフルブレーキング(ブレーキを強く踏む)すると、ウイングがあれば空気抵抗が強く生み出されます。
そして、後輪と地面との接着に強い力がかかり安定して曲がれる力が得られます。
これを一般的に「ダウンフォース」と呼びます。
原理を簡単に説明すると、水道の水をシャワー状ではなく、棒のように流れる強い水流にして近くに小さめのスプーンの湾曲している部分を上にして、スプーンの持ち手付近部分を水流と平行にします。
そうすると、スプーンの湾曲部分に強い水流が衝突すると水流が曲がります。
同時にスプーンと強い水流が、磁石みたいに引っ付き合いスプーンの持ち手部分が重い感じがすると思われます。
この減少こそリアウイングの醍醐味であるといってもいいでしょう。
強い水流にスプーンの湾曲部が磁石のように引っ付いたときに、水流(空気)でスプーンの湾曲部が(リアウイング)が衝突し水流(空気)を引っ掛けているため、スプーンのへこみ側部分は空気が早く流れます。
実際にはウイングを若干下に向けることで、リアウイングに空気を衝突させて下に空気を落とし車両を安定させる作用を期待しているのです。
一般的に車両のバランスを安定させるための工夫の一つには、車両本体を重くするか燃料を満タンにするぐらいでしかなかった時代には、このウイングは画期的な発明でした。
自動車レースで高速走行を可能にするのは、車両重量が軽いほど有利です。
なので、車両の重量を軽くし空気の力(空力)で速くレーシングカーを走らせることができるため、常に高速で走る車には一石二鳥な機能です。
ぜひサーキットチューニングするならおすすめの機能です。
車両素材引用:https://toyotagazooracing.com/jp/supergt/special/2016/lexus-lc500-2017-new-car.html
このように、レクサスLCにウイングをつければコーナーリングスピードを上げることが可能になります。
ちなみに雨の路面では、加速時にも多少の空力が効くので加速しやすい状態が保てます。
しかし一般走行でこんなに派手なウイングをすると車検が通るかわからないので、標準仕様ですが格納式の小さめのものはついています。
こちらについては『アクティブリアウイング』という自動開閉のパーツとなっており、自動的に速度を感知して約80km/h上がり、約40km/h未満になると閉じる仕様になります。
②オーバーフェンダー
引用:https://toyotagazooracing.com/jp/supergt/special/2016/lexus-lc500-2017-new-car.html
日本の車両保安基準では、基本的に車両の内側にタイヤが格納されておかなければならないと定められています。
しかしサーキット走行ではウイング同様に必要な機能品ともいえるでしょう。
オーバーフェンダーは、わざとタイヤを車両の外側付近に配置した後で、そのタイヤを覆いかぶさる形でフェンダーを取り付けます。
フェンダーを取りつける部分は、フロントタイヤ付近(フロントフェンダー)でリアタイヤ付近(リアフェンダー)となっております。
このフェンダーがあることで車両の重量は、フェンダーの質量だけ増加します。
最近のモータースポーツ業界では、フェンダー部分をカーボン製のものが増加しております。
カーボンは、比較的軽くて丈夫で、耐久性が高く、レーシングカーだけでなく飛行機分野にも応用されています。
いざ自動車に取り付けると高価な材質ですが、数十年後には、大量生産できる環境が構築されてくるのではないかと予想されています。
その理由は、現在でも燃費の良さが要求される自動車業界や航空業界にとっては、車両の耐久性と軽さを両立できる素材であることは明白であることは確かです。
フェンダーの意味は、一般車両だと単なる泥除け程度にしか使えません。
しかしサーキット走行となると車両本体フェンダーとタイヤの間を狭くすることで車両軸が下がり安定します。
フェンダーは、パーツキットだけなら10万円前後で取り付け込なら20万円弱ぐらいが相場です。
専門業者が改造するので車検が通る範囲であれば改造してみてもいいかもしれません。
サーキット走行では、やはりコーナーでの安定感が要求されますので是非つけることをおすすめします。
左画像引用:https://lexus.jp/models/lc/features/aero_dynamic_body/images/img_02.jpg
右画像引用:https://toyotagazooracing.com/jp/supergt/special/2016/lexus-lc500-2017-new-car.html
レクサスLCをレーシングカー並みにカスタムするには
レクサスLC500のカスタムを紹介してきましたが、今回は主に車両外観の「見た目」にこだわっています。
レーシングカーは、「見た目の華やかさ」は、とても重要な要素となっております。
しかし先ほど紹介した、「ウイング」や「フェンダー」のように車を常に速く動かすために必要不可欠なパーツとしての機能性も追及されています。
レクサスLCは高級感を保ちながらドレスアップするのも良いです。
しかしサーキットでは常にタイムを競うことを第一に考えています。
よってレーシングカーでは常に「軽量」であることが求められ続けています。
カスタムを本格的に続けていけば車両内部を「モノコック」や「スポーツパゲットシート」を導入することもおすすめします。
得られる効果は、軽量かつドライバー自身の安全強化につながりますのでぜひおすすめです。
アイキャッチ画像
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:No.38_ZENT_CERUMO_LC500_after_SUZUKA_1000km_THE_FINAL_(1).jpg
Tokumeigakarinoaoshima [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)]