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2017年9月にマイナーチェンジをしたステップワゴン(ホンダ)ですが、大きな特徴としてSPADAシリーズのデザイン変更とハブリッド車設定の2つが上げられます。
この年は税制改正をしたこともあり、ガソリン車に対する税率が見直された時期でもありました。
その後、一部改良などを続けている新型ステップワゴンにどのような影響が出ているのか詳しく見ていきたいと思います。
新型ステップワゴンの税金について
新車を購入した際にかかる税金についてまとめていきます。
なお、税率は毎年見直されていますので、今回は平成31年度(2018年5月1日~2019年4月30日の購入)の数値を使って算出しています。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/blackstyle/
・自動車取得税
購入時に支払う税金となりますが、取得価額=課税標準基準額(車両価格の90%程度)+オプション価格に対する3%分が自動車取得税として計上されます。
例えば、3,000,000円のステップワゴンを購入した場合、課税標準基準額は3,000,000円×90%=2,700,000円、追加で有料色やカーナビ等のオプションを100,000円分購入した場合、取得価額は2,800,000円となります。
自動車取得税は2,800,000円×3%=84,000円程度の費用が発生します。
平成31年10月を予定している消費税10%の際には、自動車所得税を廃止する方向で動いていますが、新たな税制が創設される見込み(環境性能割)となっているようです。
ステップワゴンのグレードによって異なりますが、オプション追加を除く車両価格で計算した場合、およそ61,300円~99,900円となります。
・自動車重量税
新車購入時、初回3年分車検(以降2年分車検)を通す際にまとめて支払う必要があり、車の重量によって金額が異なってきます。
自動車重量税は0.5トンににつき4,100円(エコカーは2,500円)がかかることになります。
初回の車検まで3年間あるので、車両重量が1.5トン以上2.0トン未満のステップワゴンは、本来であれば4,100円×(2.0トン÷0.5トン)×3年=49,200円となります。
平成31年度までの購入に関しては、ガソリン車もハブリッド車同様に、エコカーの恩恵から本則税率により2,500円×(2.0トン÷0.5トン)×3年=30,000円となっています。
・自動車税
毎年(4月)所有車1台ごとに課す税金ですが、車の排気量によって金額が異なってきます。
ステップワゴンの場合、ガソリン車は1000cc〜1500cc (経過年数:13年未満)に該当することになり34,500円の自動車税となります。
ハイブリッド車は1,500cc〜2,000cc に該当することになり39,500円 の自動車税を毎年支払うことになります。
(注)新規購入時は満額もしくは月割賦に応じて支払うことになりますので、減額は登録翌年度となります
エコカー減税について確認していきます。
地球温暖化の問題へ取り組んだ省エネ法により、平成32年度(2020年度)燃費基準の最終取りまとめが行なわれました。
平成27年度燃費基準+20%達成車であったステップワゴン(ガソリン車)は、この改定により平成32年度基準達成車へと格下げされていて、一部のグレードではエコカー減税の対象外となってしまっています。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/type/type/
一方で新たにラインナップされたステップワゴン(ハイブリッド車)は、最高ランクである平成32年度+50%達成車となり、自動車取得税、自動車重量税、自動車税の全てにおいて高い優遇措置が設けられています。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/type/type/
それぞれの税金とエコカー減税について理解したうえで、ステップワゴンのグレード別にどのような変化が表れてくるのか、次の章で計算しながら見ていきましょう。
(注)自動車取得税のうち、オプション価格に関しては多様性があるため車両価格のみで計算します
STEP WGN B,G,G・EX(FF、4WD) Honda SENSINGの減税額
ステップワゴンのベース車となるSTEP WGNのグレードは以下のようになっています。
・STEP WGN B
希望小売価格
2,455,920円(FF)
2,715,120円(4WD)
・STEP WGN G
希望小売価格
2,661,120円(FF)
2,898,720円(4WD)
・STEP WGN G・EX
希望小売価格
2,862,000円(FF)
3,078,000円(4WD)
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/
平成32年度基準達成車であるこちらのグレードは、共通してエコカー減税(取得税20%減税、重量税25%減税)、自動車税減税(減税なし)となっています。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/design/
減税額の比較表は以下の通りとなっています。
ガソリン車の燃費基準ランクが低いことから、約19,700円~22,800円の優遇額に留まっています。
SPADA,SPADA・Cool Spirit(FF、4WD) Honda SENSINGの減税額
上位モデルであるSPADAのグレードは以下のようになっています。
・SPADA
希望小売価格
2,852,280円(FF)
3,089,880円(4WD)
・SPADA Cool Spirit
希望小売価格
3,051,000円(FF)
3,245,400円(4WD)
・SPADA Cool Spirit特別仕様車(BLACK STYLE)
希望小売価格
3,094,200円(FF)
3,288,600円(4WD)
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/
平成32年度基準達成車であるこちらのグレードは、共通してエコカー減税(取得税20%減税、重量税25%減税)、自動車税減税(減税なし)となっています。
ただし、SPADA(4WD)に関してメーカーオプションにより軽減率を調整しない場合は、エコカー減税の対象外となってしまいますので、どうすればよいのかカーディーラーと相談しながら話を進めて下さい。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/design/
減税額の比較表は以下の通りとなっています。
ガソリン車の燃費基準ランクが低いことから、約21,700円~23,900円の優遇額に留まっています。
SPADA HYBRID B,G,G・EX(FF) Honda SENSINGの減税額
ハイブリッドシステムを搭載したSPADAシリーズのグレードは以下のようになっています。
・SPADA HYBRID B
希望小売価格
3,300,480円(FF)
・SPADA HYBRID G
希望小売価格
3,350,160円(FF)
・SPADA HYBRID G・EX
希望小売価格
3,559,680円(FF)
・SPADA HYBRID G・EX特別仕様車(BLACK STYLE)
希望小売価格
3,602,880円(FF)
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/type/type/
平成32年度+50%達成車であるこちらのグレードは、共通してエコカー減税(取得税免税、重量税免税)、自動車税減税(75%減税)となっています。
減税額の比較表は以下の通りとなっています。
ハブリッド車として燃費基準の最高ランクを取得しているだけあって、142,000円~149,500円の優遇額はかなりのインパクトがあります。
ここまで軽減されるとハブリッド車の購入へ傾いてしまうのではないでしょうか。
Modulo X,HYBRID Modulo X(FF) Honda SENSINGの減税額
コンプリート車であるModulo Xシリーズのグレードは以下のようになっています。
減税額の比較表は以下の通りとなっています。
・Modulo X(ベース車:SPADA)
希望小売価格
3,510,000円
・HYBRID Modulo X(ベース車:SPADA HYBRID G・EX)
希望小売価格
3,996,000円
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/type/type/
Modulo Xは平成32年度基準達成車、 HYBRID Modulo X平成32年度+50%達成車となっていますので、それぞれベース車と同様にエコカー減税、自動車税減税となっています。
減税額の比較表は以下の通りとなっています。
車両価格に比例して、ガソリン車、ハイブリッド車の両方でステップワゴンシリーズの中で最も高い優遇額となっています。
新型ステップワゴンとライバル車の減税額比較
ステップワゴンの最大のライバル車と言えばセレナ(ニッサン)となります。
セレナもエコカー減税の対象となっており、ガソリン車は平成32年度基準達成車、ハイブリッド車(e-POWER)は最高ランクである平成32年度+50%達成車となっています。
その為、ステップワゴンと同じ優遇措置が設けられています。
人気のある同じグレードで比較してみます。
・セレナ ハイウェイスター VセレクションⅡ
希望小売価格
2,874,960円
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/performance.html
・セレナ e-POWER ハイウェイスター V
希望小売価格
3,404,160円
引用:https://www.nissan.co.jp/EVENT/TAX/SERENA-N/
SPADAシリーズと人気を分ける存在がハイウェイスターシリーズとなっており、ガソリン車、ハブリッド車ともに同じような設定となっています。
大きな違いはガソリン車の排気量で、セレナは1,500cc〜2,000cc (自動車税39,500円)に該当することになります。
減税額の比較表は以下の通りとなっています。
・SPADA VS ハイウェイスター VセレクションⅡ
・SPADA HYBRID G・EX VS e-POWER ハイウェイスター V
ガソリン車は1.5と2.0リッターの違いが大きく、自動車税が34,500円と39,500円の開きが出ています。
ハイブリッド車は取得税と重量税が免税(0円)になること、自動車税も同じ10,000円となることから全くの互角と言えるのではないでしょうか。
新型ステップワゴンのエコカー減税やその他税金情報のまとめ
ステップワゴンのエコカー減税について見てきましたが、平成32年度基準によりハイブリッド車の方が免税・減税に大きな恩恵を受ける形となりました。
ガソリン車と比べると車両価格が高価なものになっていますので、エコカー減税は購入する側からすれば嬉しいことになります。
購入時の優遇とその後の維持費を対比しながら検討を進めてみて下さい。
キャッチ画像:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/modulox/