新型Nボックス 納車時期情報！

ホンダの新型N-BOXは納車までにどれぐらいかかるでしょうか？

新型N-BOXの納車の時期などの情報をご紹介します。

新型N-BOXの概要

軽自動車としては最も室内が広い新型N-BOX。

車中泊もできるほどの広さです。

そしてパワートレインは新開発のi-VTECエンジンを搭載し一新を図っています。

先代では絶大な人気を誇っていたN-BOXですが、モデルチェンジ後においてもその人気は衰えることを知りません。

そんな人気の新型N-BOXですが、今注文すると納期はどれくらいなのでしょうか？

注文したらできるだけ早く車を手にしたいというのが普通で、あまり長く待たされるとうれしさも半減してしまいます。

新型N-BOXの現状での納期について調べましたので、紹介していきましょう。

新型N-BOX

引用：http://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/styling/design/

家族でお出かけ

引用：http://www.honda.co.jp/Nbox/life/seat/

新型車の納期が延びる理由

新型車というのは発売開始から半年間ぐらいは、初期注文が殺到する新車効果というものによって納期が延び勝手になります。

この期間が長いか短いかは、そのクルマの人気によって変わってきます。

過去には1年以上も新車効果が続いたような車もありましたが、新型N-BOXはどうなのでしょうか？

自動車メーカーでは発売の2か月前頃から生産を開始しているのですが、そこで生産されるのは初期玉と言われ、ディーラーの展示車や試乗車に充てられることが多いのですが、実際に販売される車も一部あります。

この初期玉というのはユーザーが決まっていない車ですから売れ筋と思われる無難なカラーやグレードになります。

実際に注文される方はメーカーオプションを選んだり、個性を発揮できるカラーを選んだりと、メーカーの思惑とは異なった結果になってしまいます。

したがって、ユーザー向けに生産されるクルマのほとんどが受注生産になってしまうのです。

そして新車効果で生産能力以上の受注をしていることから、順番待ちになってしまいます。

この順番待ちの期間が、新型車の納期が延びる理由です。新型N-BOXでは、だいたい1か月程度待たされているのが実情のようです。

人気が高いクルマの割には短い期間だといえます。

N BOXカスタム

引用：http://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/type/custom/index.html

注文からオフラインまで

通常、メーカーはディーラーからの注文が入ると生産計画に反映して、最早だと翌週には生産を開始します。

生産が始まるのはパワートレインからになります。どこのメーカーでも同期生産と言って、車両組み立て工場のパワートレインドッキング工程でパワートレインと車体のタイミングを合わせるようにしています。

つまりパワートレインも車体も生産を始めた時にはどれがだれの手元に届くのかは決まっているのです。

パワートレインの生産が始まってから車両がオフラインされるまでのリードタイムは大体１週間程度になります。

注文からオフラインまでは最低でも2週間かかると見込んでおいてください。

ホンダの車両組立ライン（N BOXではありません）

引用：http://toyokeizai.net/articles/-/120121

オフラインからディーラー到着まで

クルマがオフラインされると、ディーラーに配送されます。

その際地続きの四国や九州には本州内と同じように陸送されます。

北海道、沖縄の場合はいったんフェリーで運ばれ、港からディーラーまでは陸送されます。

この配送にかかる時間は大体2から3日程度を見込んでおけばいいでしょう。

納期にはあまり影響しません。

ディーラー到着から納車まで

ディーラーにクルマが届くと、そこからディーラーは大忙しになります。

まずディーラーオプションの取り付けが行われます。

ディーラーオプションが多ければ多いほど取り付けにかかる時間は延びます。

平均的には1週間程度はかかると見込んでおいてください。

ディーラーオプションが取り付けられたら、車両登録になります。

車両登録をしてナンバープレートをもらいます。

平日であれば1日、土日を挟んでも3日程度で登録は完了します。

車両登録が終わると最後に納車整備が待っています。

洗車等が行われます。

1日もあれば十分でしょう。

ですからディーラーにクルマが配車されてから、お客の手元に届くまでには2週間弱かかると見込んでおいてください。

取り付けに時間を要するオプション

テールゲートスポイラー

引用：http://www.honda.co.jp/ACCESS/nbox/exterior/tailgatespoiler/

LEDルーフ照明

引用：http://www.honda.co.jp/ACCESS/nbox/interior/ledrooflight/

ナビゲーションシステム

引用：http://www.honda.co.jp/navi/nbox/

リア席モニター

引用：http://www.honda.co.jp/ACCESS/nbox/navi_audio_etc/rearseatmonitor/

撥水ガラスコート

引用：http://www.honda.co.jp/ACCESS/care/view/

ドライブレコーダー

引用：http://www.honda.co.jp/ACCESS/nbox/security_support/driverecorder/

新型N BOX納期まとめ

ここまで説明した内容を総合すると、通常の新車であれば5週間もあれば納車されることになります。

しかしながらN-BOXの場合は新車効果真っただ中の状況ですので、おおむね2ヶ月ほどかかるようです。

新車を使いたい時期に納車を間に合わせたいのであれば、安全を見て2ヶ月半ほど前に注文するようにしましょう。

納期短縮の裏ワザ

ここまでは普通に注文して、納車されるまでの納期について述べてきましたが、納期を大幅に短縮する裏ワザというものがあります。

それはディーラーが所有している在庫車を買うというものです。

カラーやグレード、オプションについてはかなり制約されますが、既にディーラーにクルマがあるのですから、もの1週間もあれば納車されます。

こういった情報はディーラーから外には出ないので、ディーラーの販売員に尋ねてみるといいでしょう。

店舗ごとに所有している在庫が異なりますので数店舗回って自分の好みのものを探されるのもいいでしょう。

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最近のクルマの生産事情

昭和40年～50年ごろ右肩上がりの経済成長を遂げていたころには、車の生産というものは同じものを大量に、しかも安く作ることに主眼が置かれ、1本のラインを流れるクルマは1車種のみでした。

ところが近年では、ユーザーの好みが多岐にわたったこともあり、昔と同じような生産方法をとっていると、稼働率の低いラインばかりが数十本もできてしまうという状況になりました。

そこで各メーカーは、多機種混流生産に取り組み始めました。

その結果、どこのメーカーでも多機種中量生産が主流になっています。

このような生産形態の変化により、以前は買い手のついていない車を大量に作っていたものが、現在ではどの車がどのユーザーに渡るのかが明確になっています。

メーカーによっては自分のクルマが作られているところを見学させてくれるというサービスを行っているところもあります。

どの車もカスタムカーなのです。

時代とともに車の作り方は変わってきています。

今後はどのような進化を遂げていくのでしょうか？

カーメーカーで働く私にとっても非常に楽しみです。