86のホイールサイズをグレード別に紹介！インチアップサイズやオススメも！

トヨタの人気スポーツカーといえば86。

いかにも早く走りそうなかっこいいデザインの車です。

その86をさらにかっこよくできるホイールを紹介します。

86のホイールサイズは？

引用：https://toyota.jp/86/

トヨタの86は低重心のボディをもったスポーツカーです。

今では希少なFR車で、走りの楽しさを教えてくれる車がトヨタ86。

FR車は、後輪駆動車のことでリアタイヤが駆動し、フロントタイヤは車の舵を取る仕組みになって多くのスポーツカーに取り入れられる駆動方式です。

86は、車のダイレクトな動きを体感することができ、運転するとワクワク感が味わえる車です。

運転を楽しむことができる86にとって、走りやハンドリングを左右するタイヤとホイールはとても重要なパーツ。

「86には、どのようなタイヤやホイールがついているのでしょう？」

86のホイールサイズをチェックしてみました。

まず86にはグレードがあります。

そのグレードによりホイールサイズが異なります。

＜86のグレード＞
・G
・GT
・GTリミテッド
・GTリミテッド・ブラックパッケージ

ここのような４つのグレードがありますが、86の人気グレードの「G」と「GT」のタイヤとホイールサイズをチェックしていきます。

グレードG

引用：https://toyota.jp/86/grade/grade3/

グレードGは一番下のグレードになりますが、シンプルな装備の車のためカスタムのベースになる車です。

グレードGは16インチホイールを装着しています。
グレードGのタイヤサイズは205/55R16です。

＜ホイールサイズ＞
・16インチ×6.5J
・ホール数：5穴
・PCD：100
・インセツト：48

86のボディに16インチのホイールは、若干小さく見えますが、16インチにはメリットがあります。
・タイヤの費用が安い。
・乗り心地が柔らかめ。

経済性や乗り心地を重視するなら16インチの選択もアリです！

自分で車をカスタムしたい場合は、グレードGを購入してカスタム・チューニングしていく方法もいいです。
特に装備はなくてもいいから、86を低価格で楽しみたいなら「グレードG」がオススメ。

グレードGT

引用：https://toyota.jp/86/grade/grade2/

86の人気グレードは、「GT」です。
グレードGよりも快適装備がつていて、オートエアコンもついています。
GTには、リアスポイラーやフロントアンダーカバー、本革タイプのシートが装着され高級感があります。

86のグレードGTは17インチを装着しています。
GTのタイヤサイズは215/45R17です。

＜ホイールサイズ＞
17インチ×7J
ホール数：5穴
PCD：100
インセツト：48

グレードGTは、17インチを装着しており、見た目のバランスもいいです。
見た目も走りも楽しめて、車内も快適ななのがグレードGT。
86の中でも一番人気です。

86には最上級グレードには、オプションでブレンボのブレーキが装着されています。
ブレンボ製のブレーキは、通常のブレーキよりもより制動力が高くなっていますので、スポーツ走行にもバッチリ。

ただし、ブレンボのブレーキ装着車は、ホイールが専用なので注意が必要です。

引用：https://toyota.jp/86/performance/

GTリミテッド・ブラックパッケージは、ブラックホイールを装着。
ブレンボの対向４ポットブレーキがついているためホイール形状が違います。

ホイールサイズは、17×7½J
brembo専用アルミホイールです。

ブレンボ装着車は、ブレンボ専用アルミホイールになります。
ブレンボブレーキが付いていると、通常のホイールが装着できないため、ホイールを選ぶ際は注意が必要です。
（最上級グレード以外でも、ブレンボをオプション装着することも可能）

では、次はホイールを大きくした時のサイズを見ていきたいと思います。

86のインチアップサイズは？

引用：https://toyota.jp/86/

インチアップとは、車のホイール・タイヤサイズを大きくすることを言います。

インチアップを行なう目的は、車のタイヤの接地面積を増やして車を安定させること。

タイヤの厚み（偏平率）が変わり、タイヤが薄くなるため運動性能を高まりグリップ力・コーナーリング性能も向上します。

ホイールが大きくなることで、車の見た目のかっこよさを出すこともできます。

86のようなスポーツカーは、より車の走りを楽しむためインチアップをする方が多いです。

インチアップには走りや見た目をよくするメリットがありますが、やみくもに大きくすればいいというわけではありません。

タイヤ・ホイールサイズを変更するには、程度決まりがあります。
・車体からはみ出さない。
・タイヤ外形をかえない。
・荷重指数をキープする。

このような決まりがあり、タイヤやホイールは車検に関わる部分なので慎重に選ぶ必要があります。

では、「どのようにホイールを選べばいいのか？」という部分

まずどのサイズにするのかを決めるのがいいです。

86の場合は純正が16インチなので、大きくしても18インチぐらいまでです。

それ以上にすると走行性能が落ちますし、車に干渉したり、車からはみ出す可能性も高いです。

基本的に1インチアップ程度がいいです。
（例えば、16インチなら17インチへという具合に）

86の16インチ車を17インチにする場合のタイヤサイズは215/45R17です。

17インチを18インチにする場合のサイズは、225/40R18です。

このようなサイズで行うのが良いです。

トヨタのチューニングメーカーのTRDからは、86用の18インチが発売されています。

引用：https://toyota.jp/86/customize/trd/

TRD SF2という名前の軽量な鍛造ホイールです。
・ホイールサイズ：18×7.5J
・タイヤサイズ：225/40ZR18

タイヤは、ミシュランタイヤの「Pilot Super Sport」とのセットです。
価格は1台分 561,600円 （税込み）

86でサーキットを走行するならこのようなホイールの装着がいいです。
18インチですが軽量ホイールなので、ホイールの重さは軽めでハンドリングも楽しめます。

ホイーイルを大きくすると、ホイールが重くなるというデメリットも出てきますので、このような軽量ホイールを使用したインチアップがオススメです。

また、86にはトヨタがよりスポーティーに仕上げた86のGR / GR SPORTがあります。

GR / GR SPORTも17インチを装着していますが、GRはフロントとリアのサイズが異なります。

GRのように、前後で違うサイズを装着したい場合は、このようなホイールがあります。

引用：https://toyota.jp/86/grade/gr/

線の細い10本スポークのホイールです。

タイヤサイズはフロントタイヤが215/45R17。
リヤタイヤが235/45R17と、前後でタイヤサイズが異なります。

＜ホイールサイズ＞
・フロントが7½J。
・リヤが8½J。

専用鍛造軽量アルミホイールでRAYS製のホイールです。
カラーはグレーメタリック塗装。

このようにサイズを変えて、リアのグリップをよりあげるのもFR車には効果的です。

86のオススメのホイールは？

引用：https://toyota.jp/86/

86はスポーティな形状をしたボディをもちクーペデザインのかっこいい車です。

その86をさらにかっこよくするには、車のホイールを交換するのがいいです。

「おしゃれは足元から」という言葉もありますが、車も同じ。

車の足元となるタイヤ・ホイールを交換するのがオススメ！

車のホイールも、シューズと同じように、様々なデザインがあります。

どのようなデザイン形状のホイールを選ぶかで、車の印象が決まるので、ホイールは慎重に選ぶ必要があります。

ホイールは、大きく分けると４種類に分かれます。
・「スポーク系」
・「メッシュ系」
・「ディッシュ系」
・「フィン系」

どのデザインを選ぶのかは、好みになりますが、86をよりスポーティに仕上げたいなら、「スポーク形状」が良いです。

スポーク形状は、強度と放熱性がありスポーツ走行などでの使用に向いています。

逆に、86にあまり向かないのは、「ディッシュ形状」のホイールです。

放熱性がないのと、ホイールが重いため、86の武器のハンドリングの軽快感がなくなります。

車にとって重さは重要です。

ホイールの製法によっても重さが変わり、ホイールには「鍛造」と「鋳造」があります。

鋳造はコストが安くて、純正のホイールは通常、鋳造でつくられることが多いです。

チューニングパーツを作っているTRDにも86用のホイールセットがあります。

引用：https://toyota.jp/86/customize/trd/

「TRD TF6」という10本スポークのホイールです。

ホイールサイズは、18×7.5J
タイヤサイズは225/40R18のグッドイヤータイヤとのセット。
価格は1台分で302,400円(税込）

鋳造ホイールは重さはそれほど軽くはないですが、ホイールの軽さを求めるなら「鍛造ホイール」です。

鍛造ホイールは軽量で強度があり、レーシングカーなども使用する製法を使用したホイール。

剛性と軽さがあるホイールで、86用のホイールもあります。

引用：https://toyota.jp/86/customize/trd/

「TRD SF3」というTRDのホイール。

見るからに軽そうで、ホイールの開口部が大きくて、ブレーキの熱を逃がして、ブレーキを冷やしてくれそうなデザイン。

ホイールサイズは18×8.0J
価格は1台分 354,240円 （税込）

価格はホイールのみで35万円オーバー。
鍛造ホイールは、価格が高めなのがデメリットです。

しかし、車の走りを楽しむにはホイールに軽さは必要。
特に86のようなスポーツカーはホイールの軽さは大きな武器になり、軽いホイールの方が、車のハンドリングや走りをより楽しむことができます。

ホイールを軽くするだけで、車のハンドリングは体感できるほど変わり、動きがシャープになります。

86を自由自在に操るには、タイヤホイールをカスタムしていくのはオススメの方法です。

86は人気のスポーツカーで、車のパーツもたくさんあります。
好みのホイールを装着して、あなただけのオリジナルな86に仕上げてみてはいかがでしょうか？