下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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トヨタはハイエースにキャンピングカーとして利用できる専用グレードを用意しているわけではありません。
このため、あなたがどんな設備をどのように設置するのかを整理することが必要です。
まずは、あなたがハイエースにキャンピングカーとして求めるものに優先順位をつけて取捨選択ができるようにしていきましょう。
ハイエースのキャンピングカーに搭載したい便利な設備とは?
設備の必要性を感じるかどうかと、ハイエースに何を設置するかどうかは別の話です。
とはいえ、どちらも考慮しながらでは決めづらいと思いますので、まずは設備に必要性を感じるかどうかで判断しましょう。
物理的に収まりきらないとか、予算の都合が悪いので取捨選択するのは後で考えるのが効率的です。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/style/
ハイエースの純正装備やオプション装備、車内スペースをうまく活用するだけなら車中泊です。
また、キャンピングカーの装備を何も選ばないならキャンプをしに行くためにつかう乗用車でしょう。
FFヒーター
エンジンをかけていなくても使える暖房で、外が寒いところで車中泊するなら必須アイテムでしょう。
燃料タンクからFFヒーターに燃料のガソリン/軽油を中継する加工が必要になります。
別売りの操作パネルでエアコンのような温度調整、標高2200mまでに対応している高地モードへの切り替えなど、各種設定を変更することができます。
単体での設置依頼を、専門業者に依頼すると割高で20万前後、費用がかかってしまいます。
8時間動作で、燃料消費が1リットルほどなのでエンジンをかけ続けるよりも静粛性・低燃費の暖房装備です。
動作させるには電気も使用するので、バッテリー消費が気になる方はサブ電源(バッテリー)を準備すると安心できると思います。
冷凍庫(冷蔵庫)
クーラーボックスで代用できない冷凍保存は、旅行が長期間になるほど重宝します。
12/24Vでの動作に対応している車載用の冷蔵庫で、消費電力は24h動作で340Wです。
Webasto(べバスト)製の49Lサイズで価格が9万円弱なので、家庭用の同サイズと比べてしまうと高価な設備です。
24時間稼働になりますし、FFヒーターよりも電源確保が重要になってくると思います。
ベンチレーター
窓に設置するタイプもありますが、天井タイプの方が効率的に熱気を排出することができて天候に関係なく使えます。
カバーの開閉は手動式/リモコン式がありますが、リモコン式の方が若干高いです。
ベンチレーターとしては1~4万と価格帯に開きがあるので、カバーの有無や自然吸排気か電動ファン付きかなどの目的に応じて選ぶことになります。
天井の加工が必要になってくるので、業者に依頼する装備に含めてしまいましょう。
シェード
遮熱や遮像の目的でつかうマルチシェードと、網戸として使えるウィンドウバグネットがあります。
外から車内の様子が見られることもなく、寒い日も暑い日も外気温の影響を受けづらくなる便利なアイテムです。
フロント、フロントドアの窓用が10,000円(税別)、サイドからリアまでが19,000~26,000円(税別)です。
こちらはウィンドウバグネットとして販売されている、ハイエース専用の網戸です。
雨が降らないなら、夏場は網戸のままで虫が車内に入ってくることを気にせず過ごせるようになります。
運転席・助手席の窓用が10,000円(税別)、サイドからリアまでが6,000~18,000円(税別)です。
自作よりもハイエース専用に作られた網戸の方が、作りこみや見た目もきれいだと思います。
運転席のシート
長時間のドライブになると、快適なシートの方が運転による疲労を軽減できます。
疲労軽減と腰痛予防を重視したレカロのERGOMEDシリーズのシートです。
オートバックスに展示されているシートもありますので、設置したときの視線の違和感や座り心地をしっかり確認してから決めた方がいいと思います。
ERGOMED-Dのシート価格は104,000円(税別)で、別売りのレール22,000円(税別)も必要になります。
ハイエースのバンコンとは?
ハイエースがキャンピングカーのベース車両として人気があるのは、後方のスペースが広く使いやすいからです。
しかし、いくら広く使えるスペースがあるからと言っても、当然ながら物理的な限界があります。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/style/
ハイエースの設備で後悔したくないなら、バンコンで何の設備を選んでいるかが参考になるはずです。
バンコンユーザーのニーズから生まれたモデルが選べるビルダーなら、あなたが思い描いている利用目的に近いバンコンを選ぶことで大きな失敗にはならないでしょう。
ビルダーのバンコンとは?
ハイエースを本格的なキャンピングカーとして改造したものはバンコンと呼ばれています。
そして、あなたに代わって内装の加工・変更や設備の設置をする専門業者をビルダーと呼んでいます。
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— Sotobira by カーネル (@Sotobira_com) January 10, 2019
あなたがキャンピングカーの細かい部分について知らなくても、ビルダーの担当者に相談できればあなたのニーズに合うモデルや装備を選んでくれます。
物理的なスペースの関係から、あれこれ詰め込むことはできませんが、機能性よりは実用性を考えて選びましょう。
車内の雰囲気や質感については、素材や色でも変わってくるところです。
バンコンを自作する方もいらっしゃいますが、大抵の人ならビルダーに依頼することになると思います。
ハイエースの車両サイズ、グレードについて
バンコンを基準に考えるのであれば、どこまでを普段乗りのハイエースとして許容できるのか。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/style/
キャンピングカーとしてバランスがとれていると言えば聞こえはいいですが、器用貧乏やどっちつかずといった面が必ずあります。
外せない要件となる設備はどれなのか、優先度をつけてスパッと決断できるようにしましょう。
ハイエース(スーパーロングバン・ワイドボディー・ハイルーフ)
この最大サイズのハイエースでも設置できる設備や広さに不満があるなら、ハイエースをキャンピングカーとして使うのをあきらめた方がいいです。
乗用車のカスタマイズで、これ以上を求めるならハイエースではなくキャンピングカーの購入を検討するべきです。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/spec/
地方で生活している方であっても、普段の移動手段として使えるかどうかが微妙なラインに位置しているサイズだと思います。
車内で過ごすときの快適さを優先しているため、目的地までの移動や駐車場の確保には気をつけないといけません。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/spec/
逆に、移動や駐車の問題がクリアになるなら、ハイエースにキャンピングカーとして求める用途を選んでいけます。
このサイズを基準に設備が決められるなら、移動や駐車の対処として小さめのハイエースで何を優先するかも決まってくるでしょう。
主な乗車人数、目的地、車内での過ごし方などで、イメージが具体的になります。
ハイエース(ロングバン・ワイドボディー・ミドルルーフ)
アルファードやエルグランドといった大きいミニバンの運転に慣れているなら、スーパーロングバンのハイエースでは大きすぎると思った方でも違和感なく使えると思います。
また、全長だけでなく全高も懸念されるなら、このサイズのハイエースであれば普段の移動手段でも使いやすいと思います。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/spec/
コンセプトが違うため、比較することに意味がないのですが、走行性能の乗り心地や燃費・加速などを考えてしまうと迷走します。
ただしハイエースのグレード比較なら、DXよりもディーラーオプションが選びやすいスーパーGLをベース車両にできるのが特徴です。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/spec/
スーパーロングバンの全長が許容できないけど、このサイズの全高も低くて使いづらい。
そんな方には架装ハイルーフによって高さを確保しているハイエースがあります。
ハイエース(ロングバン・標準ボディー・ハイルーフ)
ノアやヴォクシー、セレナのように運転できるハイエースなら、ミドルサイズのミニバン感覚で街乗りできると思います。
このハイエースにおいても走行性能や快適さを同サイズのミニバンと比較しても意味がないので控えましょう。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/spec/
ミニバンと違って室内高がありますので、160cmくらいまでの方なら前かがみにならなくても移動できるようになります。
キャンピングカーとして使える空間が狭くなりますので、快適な車内を求めるなら2人用までが現実的だと思います。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/spec/
高さが気になるようであれば標準ルーフのハイエースがあります。
ただし、このサイズまでになるとキャンピングカーの設備をミドルサイズのミニバンに設置するようなものです。
ハイエースだから設置依頼ができる業者もありますが、標準ルーフでは車中泊として考えた方がいいかもしれません。
普段乗りのハイエースとして考えるためには?
ハイエースは車両重量だけで2.0t近くになるので、同乗者がいなくて荷物を積んでいなくても重いのです。
キャンピングカーとして、あれこれ設備を設置し長距離ドライブを想像してみてください。
最短ルートや最適ルートを決める際に、エンジン性能や駆動方式でやむなく選択するのって楽しめる旅行に思えるでしょうか?
高速道路や登坂路の走行を、目的地までのルートに含めて計画できた方がいいはずです。
今日は八方尾根だよー
すごい雪吹雪いてくれて最高!#ハイエース車中泊 #スキー #雪 #お正月だから言うけど今年こそ pic.twitter.com/o6qayTLlGa— きょうた (@5150_kyooPee) December 31, 2015
ハイエースの走行性能
駆動方式がFRの2WDに乗ったことがないとイメージしづらいかもしれませんが、冬の道路は運転するのに疲れてしまいます。
ディーゼルエンジンを搭載した4WDのハイエースが選べないなら、2700ccのガソリンエンジンを搭載した6速ATの4WDを選びたいところです。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/performance/
マイナーチェンジで6速ATとなったのは2015年以降のハイエースですので、中古車市場で流通している中から探そうとすると4速ATが多いです。
キャンピングカーとして利用するなら、2000ccの4速ATで駆動方式がFRのハイエースを選ばないようにしたいですね。
ハイエースの環境性能
6速ATの採用も関連していると思いますが、ディーゼルエンジンはパワーも燃費も改善されてきています。
乗用車での用途ならば、リッター10kmいくかどうかで判断すると思います。
キャンピングカーとして使う時には重量が増加していますので、荷物を載せるほど燃費も悪くなっていきます。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/performance/engine/
ディーゼルエンジンの6速ATを優先して選んで欲しかった理由として、ディーゼルエンジンのトルク特性があります。
ほぼアイドリング状態の1000回転から、常用域の3400回転までが使いやすい出力設計です。
旧型の4速ATでは、エンジン出力も不足がちな上に扱いづらいのです。
ハイエースを車両区分(ナンバー)から考える
ハイエースワゴンなら3ナンバーですが、ハイエースバンは4ナンバーか1ナンバーです。
8ナンバーの車両にしない範囲でキャンピングカーとして使えるように考えていくと、ボディサイズの大小よりも自由度がなくなってしまいます。
8ナンバーのハイエース
駐車スペースが問題にならないなら、スーパーロングバンのハイエースが最有力候補となります。
バンコンとしては予算が許される限り、カスタマイズの自由さもあります。
1ナンバーのハイエース
8ナンバーにしない範囲となると、1ナンバーのハイエースが有力候補です。
ハイエースの車両構造を変えずに、本格的なキャンピングカーを目指すのは無理があります。
3ナンバーのハイエース
国土交通省の法改正により、ハイエースの横向きシートが座席として扱われなくなりました。
2017/7/26以降に生産されたハイエースを3ナンバー車両のキャンピングカーとして使いたいなら、前向き座席で乗車人数を確保しないといけないということです。
ビルダーは8ナンバー車両にすることで、従来の3ナンバーモデルの居住性や使い勝手を実現しています。
現行の3ナンバー車両ではキャンピングカーとして致命的な状況です。
法改正前に生産されていた中古車を探すか、8ナンバー車両として乗ることを選べないのであれば、ほとんど設備変更ができないハイエースとなってしまうでしょう。
4ナンバーのハイエース
ハイエースとしてのサイズは一番小ぶりですが、街乗りシーンでは乗用車の扱いに一番近くなります。
キャンピングカーというよりは車中泊としての使い方になると思います。
ハイエースのキャンピングカーについてのまとめ
ここまで、いかがでしたでしょうか?
本格的なキャンピングカーに近づけようとすればするほど、どこかで妥協する部分があることを理解していただけたと思います。
シートや荷室をうまく活用して寝るスペースを確保するのが目的ではありませんよね?
キャンピングカーとして考えるからこそ、これまで想定しなかった迷いや悩みが出てきたのではないでしょうか?
https://twitter.com/roadcruise_fuku/status/984219227010879488
任意保険や高速道路の料金などの違いも出てくるので、実際に長距離ドライブとなると他にも検討しておかなければいけないことも出てくると思います。
なぜハイエースで、キャンピングカーのような環境を手に入れたいと思ったのか?
どこへ、誰と、どんな風に過ごしたいと思っているのか。
もし必要か不要かで迷った時には、ぜひ「動機が何だったのか」を思い返してみてください。
単にハイエースに乗りたいという動機だったのなら、ここまで悩むことはなかったはずですよ!
キャッチ画像引用:https://toyota.jp/hiacevan/style/