BMW 1シリーズ 故障事例一覧とその対処法

BMW1シリーズはBMWから販売されている中でも電気自動車のi3を除けば、ガソリン車の中でももっともコンパクトな車になります。

お手軽にBMWに乗れるシリーズとして人気ですが、気になるのが「故障」という面です。

その辺りを落とし込んで見てみましょう。

BMW 1シリーズとは

まず最初にBMWの特徴を挙げていきます。

BMWの1シリーズはメインカーとしての人気もあり、BMWフリークの人のセカンドカーとしても使える車となっています。

サイズ感やラゲッジスペース居住スペースなどもちょうどよく、日本の道にちょうど良い車となっています。

では見ていきましょう。

BMW1シリーズの走りは？

BMWの1シリーズはコンパクトながらもしっかりとBMWのDNAを注ぎ込んだ車となっており、コンパクトな車ながらもBMWらしい前はどんどん斬りこむようなハンドリングを行い、後輪からグイグイと押してくれるような走りを提供してくれます。

BMWはスポーツ、という言葉を企業理念として掲げているほどで、「駆けぬける喜び」はしっかりと1シリーズにも注ぎ込んでいるわけです。

その理由は、BMWは「シリーズ」という言葉を使って車の分類をしていますが、シリーズを日本語に訳せば、一つの事柄のまとまり、という意味なので、どのシリーズもBMWの考えが注ぎ込まれた「シリーズ」ということです。

なので、BMW走りの走りを1シリーズでもしっかりと楽しむことができます。

BMW1シリーズの燃費は？

BMW1シリーズは毎日乗れる車ですから、気になるのはその燃費です。

最近の車に求められる機能として燃費が重要になっています。

燃費の良さは環境に配慮しているという考えのものとで、車の燃費の良さは非常に重要なベンチマークとなっています。

それまではメーカー自身が性能の良い車や、環境の良い車を作るという自発的なものでしたが、その環境の配慮が世界中で取り上げられるようになり、国がメーカーに対して燃費の性能を高めるようにしました。

それがエコカー減税などで、税金が少しでも安くなるのであれば、のちらの方に購買意欲が湧きますから、燃費の良さが大事になっているわけです。

BMW 118i(1,498cc)：18.1km/L(JC08モード)

BMW 120i(1,998cc)：15.9km/L(JC08モード)

このようになっています。

毎日乗れるサイズの車こそ、燃費の良さが大事になってきます。

走りを追求しているメーカーでもしっかりと燃費の良さを出しているあたりが、機能的なことを作ることが得意なドイツらしい車なのです。

BMW 1シリーズの故障は？

では、BMW1シリーズの故障をいていきましょう。

実はBMW1シリーズの故障は少ないと言われています。

その理由は、後に説明しますが、日本の環境は車にとってはかなり辛い環境なのですが、各メーカーが日本の梅雨や夏の時期に車のテストを行うようになったので、壊れにくくなりました。

しかし故障が起きないわけではないので、BMWによくある故障とBMW以外に関わらずの故障を挙げていきます。

また先に述べておきますが、全てがこのパターンに当てはまるわけではないので、ご了承ください。

あくまで多い、と言われている故障なので、車の使用環境や使い方でその故障は変わってくるので、参考という形に留めておいてください。

オルタネーターの故障

オルタネーターは自動車の電気の充電を担うための発電機のようなもので、このオルタネーターが壊れてしまうと、停車中であればエンジンが掛からなくなりますし、走行中ではパワステやエアバッグなど、また点火プラグなどもつかなくなるので、最終的には車が止まってしまう故障になります。

実はこのオルタネーターの故障は読めないというのがあり、いつ故障するかわからないという面があります。

それはなんの前触れもなく、突然起きるので正直なところ予防線を張ることができないので、起きた時にその対処を考えるしかありません。

しかしこのオルタネーターの故障が起きた際には止まっている場合はレッカーを呼んでもらい、走行中の場合ではバッテリーの警告灯が出て、電装系の警告灯が次々つくので、そうなった場合は速やかに安全なところに車を止めましょう。

そしてもう一つ大事なことは、この故障はどのメーカーも突然起きることで有名で、BMWに限らず、国内の車も同じように起きます。

なので、このオルタネーターの故障はどのメーカーも平等に起きると言える故障なので、この記事にも載せました。

内外装の電装系の故障

BMW全般にある故障の一つで、LEDなどの電気全般の故障になります。

この故障の原因はこの題の最初にも触れましたが、日本の環境が原因と言われ、日本の高温多湿な環境によって、基盤を守る材質が溶けたり湿気によってゴムの劣化などが原因と言われています。

メーカーに問い合わせても原因がわかりませんということもあるので、ドイツにはない環境ということなので原因がわからないという答えになっていると考えられます。

この電装系の故障は、例えば外装であればLEDという高寿命なのに、2~3ヶ月で切れたり、右のLEDテールランプだけがよく切れるなどの故障が起きたりします。

また内装であれば、突然ナビゲーションがブラックアウトしたり、メーターパネルのディスプレイが消える故障などが起きています。

BMW iDriveというインターフェイスを採用しており、ナビゲーションのシステム以外にも車を管理やオーディオ関連や、車を後退させる時のバックモニターなどの際にも使われます。

この内装の電装系の故障は非常に困る部分で、ナビゲーション以外にも窓が開かなくなったり、逆に閉まらなくなったりとあります。

その多くの原因はやはり、日本の高温多湿な環境で特に夏場は車にとってはかなり過酷な状況ですので、日本の車ではあまりない故障ですが、海外のメーカーではかなり辛い環境なので、BMW以外のメーカーでも日本では電装系の故障が多い理由です。

しかし先ほども少し触れましたが、最近では日本での車のテストをしているので、その耐久度が上がっているので、徐々に壊れにくくなってきたのです。

BMW 1シリーズのメンテナンス情報

では最後にBMWのメンテナンスに関する情報を載せていきます。

この題でも同じですが、BMWに限らず、どのメーカーでも言えるメンテナンス方法なので、参考にしてみください。

定期的に車のメンテナンスをする

人間は機械を裏切るけど、機械は人を裏切らないという言葉がありますが、定期的に車をメンテナンスすることで、BMW1シリーズ の故障を減らすことができます。

定期的に車のメンテナンスというと半年に一回でもいいので、ディーラーなどに車を持っていき車を診てもらうことです。

車の内側は専門的な知識がない限り、わからないことだらけですからプロに見てもらうのが一番確実ですし、何より車を長持ちさせることができます。

またBMW1シリーズもそうですが、ドイツ車は定期的にメンテナンスをして乗る車でもあります。

どうしても日本車の感覚でメンテナンスをしないで乗ってしまいがちですが、日本車ほど頑丈には作られていません。

語弊のある言い方かもしれませんが、日本の環境に耐えられる耐えられる環境の車を作っている、日本の車の質が高ずぎるというのもありますが、ドイツの車も世界的に見ればかなり質の高い車になります。

日本車にしろドイツ車にしろ質は高いのですが、機械なのでいつかは壊れてしまいます。

しかしそれでも定期的にメンテナンスをすれば故障を未然に防ぐことができます。

取扱説明書を読む

実はあまり知られていないことですが、取扱説明書を読むのも大事なことです。

BMW1シリーズに限らず、取扱説明書には車を長持ちさせることに大事なことが書いてあります。

例えば新車で購入した際には500kmまでは慣らし運転でエンジンの回転数を3,000rpm以内にしてください、ということが書かれていたりしますが、このことを読まずにエンジンいきなり回して、エンジンを痛めてしまい、エンジンの故障をしてしまう、ということもあります。

正しく車を使えば車は長持ちしますし、その情報をあらかじめ知っておくことや、調べておくことは非常に重要なので、是非調べてみてください。