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車の足元であるタイヤホイール。
外観でも目立つ所だけにデザインや性能にこだわりたいところですよね。
スバルフォレスターにはどのようなホイールが用意されているのかご紹介します。
フォレスターのホイールのサイズと種類は?
スバルフォレスターにはグレード別に純正でアルミホイールが標準装備で用意されています。
各グレード別のホイールサイズと種類は以下の通りです。
●Touring:17インチ/ダークメタリック塗装+切削光輝
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/
●Premium:18インチ/ダークメタリック塗装+切削光輝
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/
●X-BREAK:17インチ/ガンメタリック塗装
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/
●Advance:18インチ/ダークメタリック塗装+切削光輝
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/
ガンメタリック塗装の色目はマットブラックに近い色合いです。
またダークメタリック塗装の方はシルバーに近い色合いになっていますね。
ホイールはどうしてもデザインに目が行ってしまいますが、そもそもホイールの役目とはいったい何なのでしょう?
引用:https://www.subaru.jp/faq/forester/
●ホイールの役目
ホイールとは自動車のタイヤに歯車軸の回転を伝えるためのものです。
材質はおもなものでスチール製やアルミ合金製があります。
その種類はリム部とディスク部が一体化したワンピースホイール、リム部とディスク部を組み合わせ構成されたツーピースホイール、ディスク部を2枚のリム(外側のアウターリムとインナーリム)で挟んで構成されたスリーピースホイールがあります。
引用:https://www.tokyo-subaru.co.jp/service/onepoint/service1210.html
ワンピースホイールは価格が安く、ほとんどのメーカーの純正ホイールがこのタイプになります。
ツーピースホイールはディスクの位置の調整をミリ単位で調整が可能になります。
スリーピースホイールは3つそれぞれのパーツを違った素材でセットできますからデザイン性重視の場合にはいろんな組み合わせが可能で、機能性も高くすることができます。
価格的には安い方から順番にワンピースホイール → ツーピースホイール → スリーピースホイールとなります。
引用:https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/base/inchup.html
リム幅とはホイール幅のことを言います。
インセット、アウトセットはリム幅の中心からホイールの取付面との差を言います。
もう少しわかりやすく言いますと、ホイール(タイヤ)が車体の内側に入り込むのか、車体の外側に出るのかということです。
つまり、
・インセット:通常よりホイール(タイヤ)が車体の内側に入り込む
・アウトセット:通常よりホイール(タイヤ)が車体の外側に出る
ということです。
これはホイールがタイヤに装着されている面のリム幅の中心線を基準にすると、車体とのナットで止める取付位置の面が外側にある場合をインセットと言い、内側にある場合をアウトセットと言います。(下図参照)
引用:https://www.tokyo-subaru.co.jp/service/onepoint/service1210.html
純正のホイールであればそのままで問題ありませんが、他のホイールを取り付ける場合はこのようなサイズや種類を把握した上で選ばなければなりません。
フォレスターのアルミホイールとスチールホイール
一口にホイールと言っても、その材質によって性能にはちがいがあります。
デザインのちがいはもちろんですが、その性能の面でも重要な役割を担っています。
ホイールの材質には、おもにアルミホイールとスチールホイールの2種類があります。
材質がちがうと、その性能にもそれぞれの個性が出てきますので比べてみましょう。
【アルミホイールの場合】
・重量が軽量である
・デザインが豊富
・放熱性が高い
・高価格になりがち
・サビに強い
【スチールホイールの場合】
・強度が高い
・デザインが限られる
・放熱性が低い
・価格が安め
といったように、それぞれの特徴があります。
アルミホイールの場合、価格は張りますが、それだけに機能性は高くなります。
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/
さらにはデザインが豊富なので、フォレスターの足元をカッコよくドレスアップさせたいのであれば、アルミホイールを選択する方が良いでしょう。
なんといってもアルミホイールはデザインのカッコよさだけでなく、放熱性性も高くサビにも強いわけですからね。
タイヤ自体はゴム製ですから、ブレーキをかけたときには摩擦熱が生じます。
その摩擦熱を逃す役目を果たしてくれるのがホイールの役目なのですから重要な機能を持ち合わせているのです。
放熱性の機能がなぜ重要な機能なのかと言いますと、放熱性が高いということは熱を効率的に逃してくれることですので、ブレーキの性能が落ちにくくなります。
反対に放熱性能が低いと熱が効率よく逃げきれないので、ブレーキの効きが落ちるという恐れがあるわけです。
そういった意味では、フォレスターはすべてのグレードでアルミホイールを装備していますので、この放熱性能に関しては安心していいでしょう。
フォレスターのホイールの交換の仕方
もし純正以外のホイールに交換したい場合は、まずフォレスターに合うホイールを選択しなければなりません。
しかし、それを厳密に行うには車体をジャッキで持ち上げて、タイヤを取り外し、ホイール取り付け面からフェンダーまでの距離を正確に測らなければなりません。
これを素人が行うにはなかなか難しいのではないかと思われます。
ホイール(タイヤ)の幅の2分の1の数値からホイールの取り付け面からフェンダーまでの長さを差し引くことでその車に合うホイールのサイズがわかりますが、計算上それが合うからと言って必ずしもピッタリ合うかというと、そこはやはり専門家の方でなければ難しいところです。
たとえば、アウトセットの際に数値が大き過ぎれば、車体のフェンダーから外側へとタイヤ(ホイール)が出過ぎてしまいます。
またインセットの際に数値が大き過ぎれば、タイヤ(ホイール)は車体の内側へと入り過ぎてしまいます。
自分でやったがために、車検に通らなかったり、法令違反の改造車扱いされてしまっては元も子もありません。
さらには安全な走行ができなくなっては大変なことになります。
やはりそこはお金を払って専門家の技術者へお願いするのが得策だと思います。
しかし知識もあり技量もあるので「自分でやれる!」という方は、以下のような手順でホイールの交換をすることはできます。
あくまで一例ですので、ムリせずに行ってください。
1.タイヤ(ホイール)交換に必要な工具類
まず必要なものとしてはタイヤとホイール、軍手、ジャッキ、輪止め、マイナスドライバー、十字レンチなどになります。
2.既存のタイヤのホイールナットを緩める
初めに輪止めをしておきます。
スチールホイールを装着した車の場合は、マイナスドライバーを使用して、まずセンターキャップ(下図のホイール中心の墨塗りの部分)のツメを番号順に取り外してください。
キズが付くのを防ぐために、マイナスドライバーの先端に布などを巻き付けて保護して行ってください。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
3.十字レンチでナットを対角線上に緩める
緩める際は軽く緩める(約1回転)までにとどめてください。
ここでナットを緩め過ぎると、あとでジャッキアップするときにタイヤが外れて非常に危険ですので注意しましょう。
また、順番を反対にジャッキアップしてからナットを緩めようとすると、今度はナットを緩めにくくなり、力任せになって車体がぐらつくなど非常に危険を伴いますので、かならず先にナットを緩めるようにしましょう。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
4.ジャッキをジャッキセット位置にセットする
ジャッキのA部分を手で回して、ジャッキ溝をジャッキセット位置にしっかりかけます。
ジャッキアップポイント部分には車体の横側下部に切り欠きしてあるのでわかりやすいでしょう。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
5.タイヤが地面から少し離れる程度に車体を持ち上げる
スクリューを回すと車体が徐々に持ち上がっていきますので、地面から少し離れたときにボディがグラつかないか、軽くジャッキアップした際に問題ないかどうか確認しておいてください。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
6.タイヤを取り外す
ナットすべて緩めて取り外し、さらにタイヤを取り外します。
取り外したタイヤを直接地面に置く場合は、ホイールの意匠面にキズがつかないように意匠面を上にして置きましょう。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
7.新しく取り付けるタイヤホイールの接触面の汚れをキレイに拭く
新しいホイールの接触面が汚れていると、走行中にナットが緩んで最悪の場合タイヤが外れたりする恐れがあるので、接触面をキレイに拭いておきます。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
8.タイヤを取り付けてガタつかないくらいまで手でナットを仮締めしておく
ボルト位置をよく確かめ、きちんとホイール穴に取り付けます。
新しく取り付けるホイールがスチールホイールの場合は、ナットのテーパー部分がホイールのシート部に軽くあたるまで回します。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
新しく取り付けるホイールがアルミホイールの場合は、ナットのテーパー部分がホイールに軽くあたるまで回します。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
このとき、ナットを外したときと同じように対角線上にナットを締めます。
この時点で本締めはをしてはいけません。
まだジャッキアップしているときに本締めをしようとすると、車体がグラついて非常に危険だからです。
9.ジャッキのスクリューを回して車体をゆっくり下ろす
車体を地面に付くまでジャッキのスクリューを回してゆっくりと車体を下ろします。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
10.ナットの本締めする
図の番号順でナットを対角線の順に2、3度しっかり締め付けていきます。
参考締め付けトルク:120 N・m (1224 kgf・cm)
そしてジャッキを取り外して交換完了です。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
11.スチールホイールを取り付けた場合のセンターキャップの取り付け方
新たに取り付けたホイールがスチールホイールの場合は、下図のようにAをナットに取り付けたあとに、マイナスドライバーを使って図の番号順にセンターキャップのツメを押し込んでいきます。
キズが付くのを防ぐために、マイナスドライバーの先端に布などを巻き付けて保護して行ってください。
引用:https://www.subaru.jp/afterservice/tnst/pdf_brz/1/4.pdf
交換の際の注意点としては、アスファルトかコンクリートなど水平で固い地面上で行ってください。
地面が土のような柔らかい場所だったり、傾斜があると非常に危険ですので、必ずアスファルトやコンクリートで水平な場所で行ってください。
アイキャッチ画像引用:https://www.photo-ac.com/
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