下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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アメリカに本社を構えるGM(ゼネラルモーターズ )社は自動車メーカーとして歴史のある会社ですが、GM社製の中型クロスオーバーSUVタイプと言えば、シボレーキャプティバが有名です。
日本での正規輸入が発表されてから、街中でよく見かけるようになりましたが、購入するとなるとどれくらいの予算を用意しなければならないのか、値引きを踏まえて考えてみたいと思います。
キャプティバの値引き相場はどれくらい?
まずはキャプティバについて知っておきましょう。
2006年から製造を開始したのですが、販売は欧州市場からスタートしました。
その後、北米市場やアジア市場と広げ、日本では2011年に正規輸入が決まり、韓国GM製が日本市場へ出回っています。
モデルチェンジは2011年と2013年に2回行われており、前期、中期、後期の3段階に分かれています。
- 前期:新型車として発売
- 中期:エンジン性能の見直しとともに、外観もフロントグリルを大幅に変更
- 後期:外観はフォグランプ等のデザイン変更程度、充実感をコンセプトとした内装へ改善
エンジンは2400CCの4気筒を搭載しており、7人乗りタイプとなっています。
新車価格は379万円~414万円となっており、SUV車の中では比較的安い設定と言えます。
シボレー正規ディラーの他、サテライト店やヤナセ等の販売協力店で取り扱っています。
引用:https://sapporo.gmj-dealer.jp/aboutus/
新車の値引きについて相場観を確認しましょう。
値幅としてよく耳のするのが、20万円~25万円といったところでしょうか。
輸入車の割には渋い感じがありますが、車両価格を低く設定していることと、外国でも人気のあるSUV車となっていますので、カーディラーとしてもこの辺が限界と見なしているようです。
また、輸入車の特徴に、純正オプションを細かく設定せずに車両価格にセットして売る傾向があるので、オプション値引きを期待するのは難しいと言われています。
つまり、如何にして車両価格から値下げ交渉を進めるかがカギとなってくるのです。
ポイントは後で解説しますが、国産車と違って在庫処分をしたい傾向にある外国車(輸入販売)ですので、カーディラーの本心を探りながら駆け引きする必要があります。
引用:https://www.chevroletjapan.com/cars/captiva/model-overview.html
参考に中古車事情も見てみましょう。
日本に輸入されているキャプティバは、生産期間に分けると4代目となります。
2011年07月~2013年04月、2013年05月~2014年03月、2014年04月~2015年12月、2016年01月~現在
価格帯は、115万円から300万円となっており、中期と後期のモデルを合わせても30台くらいしか中古市場に出回っておりません。
販売台数による理由もありますが、中古車で状態の良いものを見つけるのは難しいと言わざるを得ません。
引用:https://www.chevroletjapan.com/cars/captiva/model-overview.html
唯一の狙いは、試乗車や展示車となりますが、こちらも正規販売店の数が33店舗と少ないため、あまり期待しない方がいいと思います。
キャプティバを値引きする方法
値引きするための方法やコツについて紹介していきたいと思います。
新規顧客として購入するケースと、下取りを前提に車を乗り換えるケースの2つが考えられますが、国産車を購入するときとは勝手が違い、下取り車があることを前提に商談した方が断然有利となることを覚えておいて下さい。
背景として、長期間に渡り性能を維持できる傾向の国産車は、海外では高値で取り引きされることがあるからです。
国内において、外国車を販売するカーディラーの目的の1つに、国産車の売却によって得る利益は魅力の1つだと言われています。
つまり、人気の高い国産車、しかも状態が良いものを下取りに出すということは、カーディラーからすれば最高の商談条件に合致することになるのです。
そのためにも、事前に所有している車の価値を知っておくことが大事です。
インターネット上で査定やオークション情報から相場を確認すること、中古車専門店で見積もりを取ることで簡単に分かることができます。
こちらを持って、キャプティバの値引きに臨むと、営業担当は利益を多く確保したいがために、大抵は下取り価格を低く抑えてきます。
当然、それに応じる必要はなく、むしろ正当な下取りを主張することで、相手も適正な判断をしてくるようになり、結果、車両価格の値引きにも応じることに繋がります。
最大のカードは、こちら側にあると自負することが大事だと言えるのです。
国産車との比較に効果はあるのでしょうか。
中型SUV(全長:4,690mm、全幅:1,850mm、全高:1,790mm)というタイプの市場には、国産車にも魅力的な車がありますので、それらと比較することは悪いことではありません。
いくつか紹介しておきますので、各販売店へ行って見積りをしてもらいましょう。
・トヨタ ランドクルーザープラド
ランドクルーザーをコンパクトにした形状によりお値打ちで購入することができます。
- 参考価格4,047,840円~4,822,200円
- 全長:4,760mm、全幅:1,885mm、全高:1,850mm
引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/grade/txl/?padid=ag341_from_prado_top_rec_grade_txl_thumb
・三菱 アウトランダー
PHEV(プラグインハイブリッド)搭載車の燃費性能に注目が集まっています。
- 参考価格 24G Plus Package 4WD 3,356,100 円
- 全長:4,695mm、全幅:1,870mm、全高:1,710mm
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_gasoline/grade/g_plus_package.html
・日産 エクストレイル
クロスオーバーSUVの代名詞との呼び名もあり人気の高い車です。
- 参考価格 エクストレイル 20X [3列](4WD)2,931,120 円
- 全長:4,670mm、全幅:1,820mm、全高:1,715mm
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/simulation.html#configure/BABMk/AlEEnj/exterior-colour
どちらのメーカーもSUVタイプの市場へはかなり力を入れていることが分かります。
キャプティバもこちらに負けないくらいの魅力があるだけに、ライバル視している車種との比較には熱の入りようが違うと思います。
この比較を通して、キャプティバへ乗りたい想いを営業担当へぜひ語ってみて下さい。
キャプティバの値引き限度額の予想
値引き限度額について現実的な数字を考えてみたいと思います。
輸入車、特にアメリカに本社を持つメーカーでは昔ながらの生産方式を取ることが多いのですが、日本のような受注生産方式とは違い、ある程度売り上げを見込んで生産を開始します。
要するに、在庫を抱えながらカーディラーは販売することになるのです。
ここで注目したいのは、カーディラーは為替を考えながら販売するのですが、海外から車を仕入れる際に為替相場により、仕入れ価格が変わってしまうリスクを持っています。
決算期が近づくと、キャンペーン等をおこないリスク回避することが考えられますので、値引き交渉に応じやすくなると言われております。
- 値引き相場:30万円
- 値引き限界額:40万円
- 値引き範囲:25万円~40万円
こちらが考えられる限度予想となりますので、35万円~40万円の間で交渉できれば成功と考えて下さい。
なお、こちらは相場観よりかなり金額が大きくなっています。
それだけ余剰在庫と為替相場には敏感になっているということですので、キャンペーンには十分に目を光らせておくことが大事だと思います。
値引き交渉に向けた流れをまとめていきます。
まずは準備段階です。
・競合車のチェック
どの車と迷っているか相談しながら話すことになりますので、競合車を決めておいて下さい。
先ほどご紹介した車はどれも効果的だと思いますので、この中から選ぶのがいいでしょう。
・販売店のチェック
競合車がどこで販売されているか、最寄りのカーディラーをマーキングしておいて下さい。
具体的な話、「〇〇店ではこのように言っていました」というのは現実味を高めていくと思います。
・下取り車のチェック
自分の車にどれほどの価値があるのか、しっかりと把握しておいて下さい。
続いて商談です。
・試乗、展示車の確認
試乗車があれば予約をして、キャプティバの乗り心地を体感して下さい。
引用:https://www.chevroletjapan.com/cars/captiva/model-overview.html
展示車もエンジンをかけなければ自由に触れることができますので、営業担当の説明を聞きながら特性を掴んで下さい。
・見積書の作成
国産車と違って見積書は1もしくは2つくらいまでしか作成できないと思います。
・下取りの査定
事前に用意していた数字と照らし合わせて、自分の条件に近づける交渉を進めて下さい。
・値引きの交渉
購入意欲のある方であっても、最後の最後まで値引き限界値を隠してくると思います。
競合車との比較や下取り車の魅力を存分に話していただき、キャプティバへの乗り換えを強く主張して下さい。
最終的には、「在庫があるなら…それでも構わない」と言ってもいいかもしれません。
「そこまでしてほしいなら…」と思わせることが大事ではないでしょうか。
国産車の購入と違い、外国車は外資系企業が扱っているだけに値引き交渉する文化が色濃く出てきます。
裏を返せば、値引き交渉を楽しむことは当たり前だとして、たとえ日本人同士の話し合いだからといって、遠慮は要らないと考えたほうがいいかもしれません。
こちらを参考に、自分なりの交渉術をぜひ身につけて下さい。
キャッチ画像引用:https://www.chevroletjapan.com/cars/captiva/model-overview.html