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カー用品店に置いてあるエンジンオイルの種類と粘度の違いと、選び方。
軽自動車からスポーツカーまで乗り継いだ著者の、おすすめエンジンオイルをお伝えします。
また意外と知られていない、重要なエンジンオイルの役割と効果について解説します。
エンジンオイルのメーカー比較と選び方
ここでは実際に購入する際におすすめのメーカーはどのような種類があるのか比較してみます。
エンジンのオイルメーカーは、数多くあります。
しかしいくら良いと評判のオイルメーカーでも、一般的なカー用品店に置いていないメーカーもあります。
それらのオイルは、車の整備工場などでは取り扱いがあります。
ですから、一度使ってみて乗った感覚が自分に合っているオイルを探すのもいいかもしれません。
メーカーの種類は、ワコーズ(WAKO’S)、モービル(Mobil)、カストロール、モチュール(MOTUL)、シェル(SHELL)、エネオス(ENEOS)などがあります。
粘度で選ぶのはもちろんですが、各メーカーによってスポーツカーと相性のいいエンジン、NAと呼ばれるターボではないエンジンと合うメーカー、ターボエンジンが得意なメーカーがあります。
おすすめは、ワコーズ(WAKO’S)です。
オイルメーカーが外国勢多数な中、メイドインジャパンのオイルです。
難点は、あまりカー用品店に置いていないところです。
しかしその性能は折り紙つきです。
著者もスポーツカーに乗っていた頃、このオイルに変えて走ったことがあります。
オイルを変えただけで、エンジンの勢いが上がったように感じました。
特にターボエンジンの車にはおすすめです。
ハイブリッド車に合うエンジンオイルメーカーは、カストロールです。
カストロールはカストロール社の歴史は古く1899年にイギリスで創業のメーカーです。
ガソリンスタンドのモービルと同様に、一般のカー用品店にも流通しています。
よって比較的手に入りやすいオイルメーカーです。
ハイブリッド用に発売した低粘度のオイルがおすすめです。
もし自身でエンジンオイルを交換する際は、エンジンオイルと一緒に、フィルターの交換も必須です。
どれだけ綺麗なエンジンオイルを入れても、フィルターが汚れていては意味がありません。
エンジンオイルの種類と粘度
エンジンオイルには、大きく分けると2種類あります。
1つ目は、鉱物油です。
2つ目は、合成油です。
そのほかに一般用には使われていないレース用の植物油もあります。
ですがここでは、一般乗用車用として、鉱物油と合成油の2種類についてお伝えします。
鉱物油と合成油はそのバランスにより複数種類があり、半分合成・全合成など、どのくらいの割合で、鉱物油と合成油が配合されているかによって違いがあります。
どちらが優れていて、どちらが劣っているというわけではありません。
しかし鉱物油の方が比較的安価に作ることができるため、現在では鉱物油一般的です。
続いて、エンジンオイルのパッケージに書いてある、粘度表示についてその種類と役割をみていきます。
粘度はSAE粘度と呼ばれ、表記はこのように書かれています。(例 : 10w-30)
最初の数字(10w)が低ければ低いほど、低温時でもエンジンの始動性が高まります。
極端に言えば、北海道と沖縄など一年中で最低気温がどのくらいなのかによって、違いが出てくると考えるとわかりやすいかもしれません。
一般的な目安として、5wは、-35℃程度まで。
10wは-25℃程度まで、20wは、-10℃程度までという意味合いがあります。
そして右側の数字は、粘度を表しています。
つまりこの数字が高ければ高いほど粘り気のあるオイルであるということです。
レース車両など、エンジンの発熱量が多いものは、粘度50のエンジンオイルを使用するなどして、気密性を高めています。
ご参考:https://oft.jp/eco/aboutoil/
一般乗用車に当てはめると、小さい粘度であれば、オイルの粘り気が少ないため、粘性による抵抗が少なくなります。
そのためエンジンの回転における吹け上がりが良くなり燃費が良くなる傾向が見られます。
逆に粘度が大きいものは、エンジンの回転が上昇することによる高温の状況下でも気密性や潤滑性を維持できます。
さらに、緩衝性が大きくエンジンの金属部分の摩擦による音が少なくなるためエンジンの静粛性が向上します。
ただ、アクセルを踏んだ時のレスポンスが鈍くなることや、燃費の低下に影響します。
ご自身でエンジンオイルを交換する際は、基本的にメーカーが指定する粘度を大きく変えないことが重要です。
特に、指定よりも低い粘度だけは避けてください。
指定された粘度よりも低い粘度のオイルでは、エンジンの騒音が増えたり、本来のエンジン性能を損なう可能性があります。
エンジンオイルの役割と効果
エンジンオイルのイメージはいかがでしょうか?
エンジンの内部を流れているオイルというイメージは簡単に思い浮かぶと思います。
では実際にはどこの部分に流れていて、どのような効果をエンジンにもたらしているのでしょうか?
エンジンオイルには、大きく分けると3種類があります。
エンジンの内部機構の種類によって、2ストローク用オイル、4ストローク用オイル、ディーゼルエンジン用オイルと分けられます。
最近では、自動車排出ガス規制等で2ストロークエンジンが少なくなってきています。
そのためほとんど、ガソリンエンジンオイルとディーゼルエンジンオイルの2種類と考えていただいて大丈夫かと思います。
さてこのエンジンオイルですが、エンジンの内部を流れているものというは正解です。
しかしそれだけではなく、実際には様々な働きをエンジン内部で行ってくれています。
なので安いもので済ますのは本当に勿体無いです。
まずは、潤滑です。
これはほとんどの方のイメージ通りだと思います。
エンジンは金属の塊ですからエンジンオイルがエンジン全体に満ちることで各部品が滑らかに動くことができ、金属摩耗を防ぐことが出来ます。
重要な働きです。
出典:https://www.yamaha-motor.co.jp/parts-search/genuine/oilfilter/0001/index.html
次に、洗浄効果です。
エンジンが動くことで、燃焼した際にゴミが発生します。
これらのゴミは汚れなのですが、この汚れがエンジン内部に残ることでエンジンの消耗が激しくなります。
エンジンオイルによって取り除かれたこれらのゴミは、後に記載しますオイルフィルターに溜まっていきます。
そして気密性の確保です。
エンジンのパワーは内部の機密性が高い状態を保たれている場合とそうではない場合で、違いが出てきます。
後述するエンジンオイルの粘度の種類でも記載していますが、気密が高くエンジンのパワーが正常な状態を保つためには、エンジンオイルをこまめに変えることが必要です。
引用
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Internal_combustion_engine_pistons_of_partial_cross-sectional_view.jpg
Mj-bird [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], ウィキメディア・コモンズより
続いて錆・腐食の防止です。
エンジンで燃料が燃焼すると水が発生します。
この水が内部にとどまることでエンジン内部の錆や腐食の原因となります。
エンジンオイルの役割は、この内部の水分による錆・腐食の発生を防ぐ目的もあります。
そして最後に意外と知られていない効果として冷却があります。
エンジンオイルを交換するときに、エンジンの下からオイルを抜いています。
そのエンジンオイルは、エンジンの内部から直接抜くのではなく、オイルパンと呼ばれるエンジンオイルの溜まり場から抜いています。
このオイルパンは、エンジン内部で熱くなったエンジンオイルが一度オイルパンに戻った際に冷却する役割があります。
冷やされたエンジンオイルはもう一度オイルポンプという部品によってエンジンの内部へ送られます。
このように、エンジンオイルはエンジン内部を循環しながら、エンジンの内部で様々な働きを行っているのです。
タイヤのパンクのように目の前に明らかにわかる症状として現れることはありません。
しかし愛車を長く調子よく乗り続けるにはエンジンオイルの交換は必須項目です。
高速道路のガソリンスタンドで、「エンジンオイルのチェックをしませんか?」と提案されるのもこのような理由があります。
高速道路では街乗りよりもエンジンに負担がかかります。
そのためエンジンオイルの状態によって車の故障に繋がる可能性があるからです。
エンジンオイルと愛車との関係
軽自動車など、エンジンオイルには気を使わずに、車検の時にセットで交換するものという認識の方にこそ、エンジンオイルで変わる車の性能を体感していただけるはずです。
逆に言えばエンジンオイルを愛車の合うものに交換するだけで、その愛車が本来持っているエンジンの性能や燃費の性能を存分に発揮できるということです。
またエンジンオイル一つで、愛車の寿命を長くも短くもできます。
どれだけ有名なメーカーでも自身の車との相性がありますので、ぜひお気に入りのエンジンオイルを探して見てください。
そしてあなたの愛車と一緒に、あなた自身のカーライフも楽しく素敵なもができるだけ長く続くようにしてください。
この記事があなたのカーライフを、楽しく素敵なものにする一助になれば大変光栄です。