クラウンのバッテリー価格や相場を教えて！バックアップ電源は必要？

車のエンジンの調子が悪い、エンジン不調だと思ったら原因がバッテリーだったという体験はありませんか？意外と見落としがちな車のバッテリーですが、適時確認と取り替えを行うことで、車の調子が良くなることもあります。車のバッテリーには、容量や適合がありますし、値段も安いものから高いものまであります。

クラウンのバッテリー価格や相場を教えて！。

どれを選んだら良いのでしょうか？
今回は、クラウンの乗られている方向けにバッテリー価格と相場についてみていきたいと思います。

引用：https://www.furukawadenchi.co.jp/products/motor/motor_fb.htm

まずは、クラウンのバッテリー適合についてみていきましょう。

クラウンには、ロイヤル、アスリート、ハイブリッドとグレードがありますが、排気量とエンジン型式の違いもありますので、クラウンのエンジン型式と排気量とまずは確認しましょう。

排気量が分からないという方は、車のリアのエンブレム付近に数字が書いてありますので、それを確認して、2.5なら2.5リッター、3なら3リッターというように確認ができます。

もし、それもないということでしたら、お持ちの車検証を確認します。エンジンの型式と排気量を確認する欄は、車検証の、「型式」と「総排気量または定格出力」という欄で確認できます。

引用：http://www.md-battery.jp/fs/batteryichiba/c/gr2078

なぜ、エンジンの型式を確認する必要があるのかというと、車のエンジン型式によって、適合のバッテリーが違うからです。

エンジンの型式と排気量が確認できたら、次にお住いの地域が必要となります。車に寒冷地仕様があるように、バッテリーにも寒冷地仕様があるからです。

では、上記が確認できたら、適合バッテリーを確認していきましょう。

バッテリーには、数字とアルファベットで下記のような表示があります。

引用：https://panasonic.jp/car/battery/teach/te02.html

これは、標準のガソリンエンジン用のバッテリーの表示です。
クラウンには、ハイブリッドのグレードも設定がありますので、次にハイブリッド用のバッテリーの適合を載せます。

引用：https://panasonic.jp/car/battery/teach/te02.html

ハイブリッド用のバッテリーが標準のガソリン用と違うのは、最初の、<1>のみで、これは、このバッテリーが、制御弁式のバッテリーということを意味しています。このバッテリーの特徴は、内部圧力の規定値を超えた場合に、ガスを放出するための弁構造を備えていることです。このため、保水の必要がありません。以下は、標準のガソリンエンジン用の表記と同じです。

標準用バッテリーの<1>、ハイブリッド用バッテリーの<2>の欄にある、2桁の数字は、バッテリーの持つ性能のランクを表している数字です。この数字が高くなるほど始動する時の性能やバッテリーの容量が高性能となります。この数字は、50未満の場合は、2刻みで、50以上は、5刻みで表示されています。

続く、アルファベットの表示ですが、これは、バッテリーの短い側面のサイズを表しています。これはJIS規格で、端子を除く幅×箱の高さを表しています。アルファベット表示は、A～Hで表されており、アルファベットAから順に、サイズが大きくなります。

そのあとの数字は、長い面の横幅の長さの数字です。

この大きさがバッテリーを収納する場所よりも大きい場合は、購入しても入らないという事態が発生しますので、特に注意してください。

最後の、アルファベット表示は、「L」と『R」しかありません。これは端子の位置を表すもので、短い側面から見て、プラス端子がバッテリーの左側についているものは「L」表示、右側についているものは「R」表示となっています。

排気量、型式とバッテリーの適合がわかったところで、クラウンのバッテリーの適合と価格、相場についてお伝えします。

引用：https://we-love-car.com/?p=117

クラウンの、バッテリーの適合を見ていきましょう。

クラウンには、ロイヤル、アスリート、ハイブリッドがありますが、ハイブリッドのバッテリーは種類がなく、「S46B24L」のみです。2WD、4WDの違いもなく、寒冷地仕様と標準仕様に違いもありません。

ただし、ハイブリッド用のバッテリー交換は、通常の車のバッテリー交換と違って資格を持った整備士しか交換が許可されていませんので、購入したら、街中のカー用品店か整備工場へ持っていき交換を依頼してください。

続いて、ガソリンエンジン向けの仕様ですが、これは型式や、寒冷地仕様であるかの違いによって、適合が変わってきますが、エンジンの型式は、クラウンの180型から210型まで同じ型式ですので、現在ついているバッテリーを確認することで解決しますので、そちらを確認しましょう。

引用：http://vehicleperson.xyz/archives/2808

では、価格と相場について見ていきましょう。

通常、バッテリーはどのくらいの価格なのかを調べる機会がないと思います。ディーラーの点検にバッテリーのチェックもありますし、もし容量が減っていたら、交換されているので、その場合整備の一覧に入っていますので、価格はきちんと見なければ確認できません。

それでは、価格と相場を見ていきます。

2.4リットルのエンジンの型式は、「4GR-FSE」です。3リットルも、3.5リットルも、エンジンの型式は違いますが、バッテリーの適合はほぼ同じで、標準仕様の場合「85D23L」です。寒冷地仕様が、「95D26L」です。

安いもので、7,000円、高いものだと、35,000円です。大きく開きがありますが、これは日本製と海外製の違いもありますが、バッテリーの容量自体は同じでも、耐久性などの違いで価格に差があります。

寒冷地仕様の場合も価格帯は同じです。

参考にして見てください。

クラウンのバッテリー交換にバックアップ電源は必要？

次に、バッテリーを長期間交換していないため、交換が必要になった際の注意点について見ていきます。交換する時に注意すべき点を見ていきましょう。

引用：http://hovita.club/battery-exchange-2/

まず、バッテリーを交換する際に重要となる、バックアップ電源についてです。

エンジンを切ったとしても、最近の車はかなりコンピューター制御（電子制御）が多く、車の動きをいつもの動きから学習したり、車の特性へ反映させたりしていますし、カーナビの設定などもあるため、電気が流れています。

もしバッテリーを交換する時に、バックアップ電源をつないでいない場合、バッテリーを外すと全ての電気が切れてしまうため、車が学習してたことや、ナビゲーションの設定がリセットされる可能性があります。

リセットされてしまうことで起こってしまう不具合は、アクセルを踏み込んだ時のレスポンスが悪くなることや燃費の悪化が予想されます。

また、車が電子制御で乗り味をコントロールしている場合は、走行に合わせて車の動きを学習していますので、リセットされることで、車の動きにあった制御が失われてしまう危険性もあります。

これらを防ぐためにも、メモリーバックアップ用の予備電源が必要です。それがバックアップ電源です。

バックアップ電源を使用することで、一時的にバッテリーの代わりとして電源を供給しますので、全ての電気が切れることなく、バッテリーの交換をすることができます。

バックアップ電源の取り方でおすすめは、ケーブル端子を使ってとる方法です。もう一つ、車両のシガーソケットにつなぐ方法がありますが、システムに流れてる電流がもしもバックアップ電源よりも高い場合に、電流が逆流してパンクする可能性も有ります。

おすすめは、ケーブル端子を使う方法ですが、もしシガーソケットからバックアップ電源を取る場合は、バックアップ電源の製品取扱説明書をご覧いただくことをおすすめします。
ケーブル端子を使うバックアップ電源の機器は、金額的にも1000円程度で、乾電池を使うものが売っています。

バッテリーの交換自体にはそんなに時間を要しませんが、電池からの供給なので、もしも交換が長くなってしまうと、電力供給が切れてしまう可能性もありますので注意が必要です。

バッテリー交換を行う場合は、時間をかけずに一気に行いましょう。また、これらのツールは、コードが短いものもあります。置く場所によっては、ワニ口クリップが外れてしまうこともありますので、外れないように固定しておくと良いでしょう。

引用：https://www.diylabo.jp/column/column-606.html

クラウンのバッテリー交換の時の手順や注意点を教えて！。

では、実際に自分でクラウンのバッテリー交換をする際の手順を最後にお伝えします。

１）まずエンジンを止めて、キーを抜きます。ライト等、全てのスイッチは切りましょう。クラウンは電子制御系のスイッチがたくさんありますので、エアコン等のスイッチも切ります。またエンジンを止めてすぐに作業をするのは、まだ通電がある可能性がありますので、5分ほど時間を置いてから作業をするように注意してください。

２）バックアップ電源を繋ぎます。

３）マイナス側のケーブル端子を外します。

４）続いて、プラス側ケーブル端子を外します。

５）バッテリー取付金具を外します。

６）取り付け金具が外れたら、バッテリーを取り外します。
７）新しいバッテリーを取付台に置き、取付金具で確実に固定します。この時、バッテリーの取っ手、バンド等は外します。
８）プラス側ケーブル端子をバッテリーのプラス端子に取り付け、ナットを締め確実に固定してください。

９）マイナス側ケーブル端子をバッテリーのマイナス端子に取り付け、ナットを締め確実に固定してください。この時、ケーブル端子の金属部分の腐食を防止するために、錆止めグリースを塗ることをおすすめします。
１０）車両に端子カバーが付いている場合は、端子カバーを元どおりに取り付けてください。

以上で完成です。

あとは、バックアップ電源を外して下さい。

引用：https://toyota.jp/crown/?padid=ag341

アイキャッチ画像引用：https://www.auto-acp.com/crown/%E3%82%AF%E3%83%A9%