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「TOYOTA史上、最高に楽しいクルマ。」というキャッチのもと、2018年6月に登場した15代目クラウン。
トヨタの歴史を牽引し、トヨタの歴史を決定付けたこの一台について、燃費面から迫ってみたいと思います。
燃費的にみても楽しいクルマに仕上がっているのでしょうか。
クラウン新型の燃費
引用:https://toyota.jp
まずはクラウン新型の燃費カタログ値について調べてみます。
このクラウン、パワートレインは「3.5Lハイブリッド」「2.5Lハイブリッド」「2.0Lターボガソリン」の3タイプが設定されています。
それぞれに燃費値をチェックしてみます。
新型クラウンはしっかりとWLTCモードで計測されています。
このWLTCモードは2018年10月以降の発売される全ての車に対して計測と表示が義務付けられているもので、かなり実燃費に近いと言われています。
2.0Lガソリンターボ:12.4km/L(市街地8.7km/L、郊外12.6km/L、高速道路15.1km/L)
2.5Lハイブリッド2WD:20.0km/L(市街地17.2km/L、郊外20.8km/L、高速道路20.9km/L)
2.5Lハイブリッド4WD:18.2km/L(市街地14.9km/L、郊外19.2km/L、高速道路19.4km/L)
3.5Lハイブリッド:16.0km/L(市街地12.7km/L、郊外16.4km/L、高速道路17.7km/L)
引用:https://toyota.jp
何を重要視するかでしっかりとバリエーションがラインナップされています。
この中からグレードとして選べるのは楽しいですね。
個人的には2.5Lハイブリッドの燃費値はクラウンの居住空間性能とのバランスから考えてものすごく魅力だと思います。
クラウンの燃費をまとめます。
クラウン新型の実燃費は?
引用:https://toyota.jp
前章ではクラウンの燃費カタログ値についてまとめてみました。
ハイブリッドモデルもあるこのクラウンの実燃費はどうでしょうか?
実際にクラウンを愛用されているみなさんの声を元に調べてみたいと思います。
また、その燃費から燃料コストについても調べてみましょう。
クラウンの実燃費
引用:https://toyota.jp
まずはクラウンの実燃費から調べてみましょう。
まずはハイブリッドモデルから。
最低値が12km/Lから、最高値は20km/Lまで実燃費情報が分布しています。
そして、その平均値は15.13km/L。
すでに紹介したWLTCモードの燃費カタログ値とかなり近いですね。
また、もう一つ、2.0Lガソリンターボタイプもありますので、その実燃費もチェックしていきます。
こちらは最低値が10km/Lから最高値まで20km/Lまで分布しており、その平均値は13.16km/Lです。
いずれも燃料は無鉛プレミアムガソリン。
高級な車に高級な燃料を入れ、それなりに燃費実力もある。
非常に良い車だな〜ってのが率直な感想です。
ちなみにちょっと気になるのが、意外にレギュラーを入れてらっしゃる方が多いこと。
大丈夫みたいですが、できればハイオクで楽しみたいですね。
燃料コストを算出してみる
引用:https://toyota.jp
次に、クラウンの燃料費を計算してみましょう。
ガソリンターボ車とハイブリッド車と2タイプありますが、ここではハイブリッド車で計算してみます。
月間走行距離はリース会社などもその基準値としてよく利用する1500kmをベースにしてみます。
これは、毎日車に乗るかたが走る平均的な距離と言われています。
また、燃料単価はハイオクのため、160円/Lで計算します。
では実際に計算してみます。
1500km/15.13km/L×160円/L=15863円/月
これが月間の燃料コストとなります。
ですので、年間に換算すると、15863円/月×12ヶ月=190356円/年
一年間乗って燃料費が19万円ほど。
このクラスの車としては非常にコスパの高い仕上がりになっているのではないでしょうか。
このクラスの主な輸入車と比較してもまったく遜色のない燃費性能に仕上がっています。
クラウン新型の燃費をライバル車と比較
引用:https://toyota.jp
このコスパ高い燃費性能を発揮している新型クラウン。
この新型クラウンの燃費性能を主な国内ライバル車と比較してみたいと思います。
実際の比較となるともちろん燃費だけではないとは思いますが、燃費比較も重要な要素の一つにはなると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
日産スカイラインと比較
引用:https://www3.nissan.co.jp
まずは高級セダンとして、ガチンコライバル関係にある日産・スカイライン。
GT-Rが別ブランドになってから、より高級セダンとしての位置付けを明確にしているだけに非常に気になるところです。
スカイラインはJC08モードによる燃費計測となっていますので、ここはクラウンもJC08モードでの表示にさせていただきます。
WLTCモードと比べて1〜2割程度の乖離となります。
クラウン3.5Lハイブリッド:18.0km/L、クラウン2.0Lガソリンターボ:12.8km/L
スカイライン3.5Lハイブリッド:17.8km/L、スカイライン2.0L:13.0km/L
比較してみるとほぼほぼ同じような燃費結果となっています。
かなり互角の戦いをしているようですね。
ただ、ガソリンタイプはクラウンがターボ車なのに対してスカイラインはNAエンジンとなります。
ホンダ・レジェンドと比較
引用:https://www.honda.co.jp
次にホンダが誇る高級セダンハイブリッド車、レジェンドと比較してみます。
昔から、ホンダのセダン車の代名詞として販売されており、実は1985年からある歴史ある車です。
海外ではアキュラの名で親しまれていますね。
レジェンドは3.5L4WDハイブリッドのみの設定ですので、クラウンハイブリッドの3.5L2WDモデルと比較します。
また、こちらもJC08モードでの比較となりますので、WLTCモードでの計測に比べて1〜2割の乖離があります。
クラウン2WDハイブリッド:18.0km/L
レジェンド4WDハイブリッド:16.4km/L
こちらは若干、クラウンに軍配が上がるようです。
レジェンドは2015年以来現行モデルを販売しており、一方、クラウンは2018年からの現行モデルです。
クラウンはまだまだこれから熟成されていくでしょうし、レジェンドはしっかり熟成された車だと言えるでしょう。
昔からレジェンドは好きな車ですが、個人的にこの比較ではクラウンを選択するかなっていうのが率直な感想です。
クラウン新型の燃費を向上させる方法
引用:https://toyota.jp
では、最後にクラウンの燃費を向上させる方法についてまとめてみます。
基本はどんな車でも同様なんですが、次の3点になります。
<立ち上がりはゆっくりと>
急加速は燃費面からみると厳禁です。
とくにクラウンのような大きめの車は車両重量があるだけに、急加速をするとぐっと燃費が落ちます。
これを回避するためには静かなスタートが望ましいです。
ハイブリッドタイプの場合は立ち上がりをモーターの力でいくと本当に燃費は伸びます。
<等速運転を心がけよう>
等速運転は燃費を伸ばす一番のポイントです。
モーター力で加速したら、回転数を下げた状態で等速運転に入りましょう。
そのまま進めてあげれば本当に燃費は伸びますし、ハイブリッドの場合はびっくりするぐらい燃費が伸びます。
これもセダン系ハイブリッドでは特に効果的なポイントになります。
<信号等は早めの減速>
減速時にあまりブレーキを踏むと抵抗値があがって燃費上はマイナスとなります。
ですので、これも早めに静かにゆっくりと減速してあげることで無駄な燃料を使いません。
いずれにしても安全運転=燃費運転と言えますので、ぜひとも実践してください。
引用:https://toyota.jp
新型クラウンの燃費面についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
「TOYOTA史上、最高に楽しいクルマ。」をキャッチに登場したクラウン。
エンジン性能と燃費のバランスは非常に良いかなっていう印象があります。
これだけの車なので、あまり燃費性能にこだわりすぎて走りが楽しくないと残念ですので。
その意味では、走る楽しみをきっちりと持ちつつ、燃費性能を引き出しているクラウンはやっぱり楽しいクルマと言えるでしょう。
アイキャッチ画像URL:https://toyota.jp