ロールスロイスの新車価格・値段は？ファントム・ゴースト・レイスなど現行モデルを比較！

ロールスロイスの新車価格・値段はどれくらいするのでしょうか。

「ロールスロイス」と聞くとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか？

多くの方は、きっと「お金持ちの乗る車」とか「運転する車ではなく、後席でゆったりと寛ぐVIPカー」といったイメージを真っ先に思い描くのではないでしょうか。

1906年に、英国で創業者のチャールズ･スチュアート･ロールズ＆フレデリック･ヘンリー･ロイスの名前から社名の付けられた「ロールス・ロイス」は、多くの人々のパブリックイメージに違うこと無く、現在世界中で、自動車のハイブランドの頂点に君臨するといっても過言ではありません。

そのロールスロイスの新車価格・値段についてまとめてみました。

ロールスロイスの新車価格・値段・現行モデル

引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/about-us/

「ラグジュアリーブランド」としては最高峰のロールスロイス

ロールスロイスのシンボルでもあり、ボンネット先端で翼を広げる勝利の女神ニケを象った『スピリット・オブ・エクスタシー』に、神殿を象った独特のラジエターグリルである『パルテノングリル』は、唯一無二の高貴かつ圧倒的な存在感とオーラを示します。

引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/media/1006/aurora_interior_purple.jpg?anchor=center&mode=crop&width=760&height=532&rnd=131769069040000000&quality=75&format=jpg

ロールスロイスの新車価格・値段：全車種一覧

「自動車業界のエルメスもしくはルイ・ヴィトン」ともいえる最高級ハイブランドロールスロイスは、各車種とも、それに相応しい新車販売価格帯になっています。

ロールスロイスの全車種は、イギリス南部・グッドウッドにある本社工場で製造されていますが、そのすべての工程は「手作業」であり、超一流の自動車職人たちの手によって丁寧に手間暇かけて製造されているので1台1台にかかる生産コストは当然お高いわけです。

ロールスロイス各車種の新車販売価格帯は以下の通りです。

ファントム　5460～6540万円
ゴースト　3275～3875万円
カリナン　3894万円
レイス　3490～3999万円
ドーン　3740万円

このように基本の販売価格はありますが、オーナー層にあわせて手作りで作られるフレキシビリティの非常に高い服で言えばオートクチュールのような車がロールスロイスでもあります。

そのため、上記の値段はあくまでも個別のオプションや注文を入れない価格であることは言うまでもありません。

ロールスロイスの現行モデルの車種別サイズやスペックを紹介

フラッグシップ最高級サルーン・ファントムのサイズとスペック

引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/media/1004/aurora_silver_side_open.jpg?anchor=center&mode=crop&width=760&height=532&rnd=131769072590000000&quality=75&format=jpg

『Phantom（ファントム）』はその名の通り「まぼろし」や「実体のない亡霊」のように静かなところから命名されたロールスロイスのフラッグシップ車です。

またの名を「世界一静粛性の高い車」とも呼ばれます。

まさに世界で最も富裕な一握りの階層の乗り物という車種ですが、通常のモデルに加えて、ホイールベースを更に延ばしたエクステンデッドホイールベースモデルも販売されていて、ボディ剛性の三割増し＆軽量化を見事に両立しています。

ロールスロイス ファントムのサイズスペックは以下の通りです。

全長(mm)×全幅(mm)×全高(mm)：5,770(mm)×2,010(mm)×1,640(mm)
車両重量(kg)：2,700(kg)
乗車定員（人）：5（人）

ロールスロイス ファントムの動力系および駆動系スペック

排気量：6.7L
エンジン種類：V型12気筒エンジン
最高出力：420［571］/5,000（kW[PS]/rpm）
最大トルク：900［91.8］/1,700（N･m[kgf･m]/rpm）
トランスミッション：電子制御8速AT
駆動方式：FR
仕様燃料：ハイオク

「ベビー・ロールスロイス」・ゴーストの実力

引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/media/1048/carousel-1-ghost-03.jpg?anchor=center&mode=crop&width=760&height=532&rnd=131769073230000000&quality=75&format=jpg

幽霊やオバケという意味を持つ『Ghost（ゴースト）』も、驚くほど静かな走りをするところからネーミングされました。

ファントムと比べると一回り小さいことから「ベビー・ロールスロイス」とも呼ばれますが、随分とラグジュアリーな赤ちゃんといえるでしょう。

ファントム同様に、ホイールベースを延長した「エクステンデッドホイールベース」が用意されています。

ファントムの最上の質感で、後席のみならず、「意のままに操る」ドライバビリティを手に入れた車でもあるのです。

ロールスロイス ゴーストのサイズスペックは以下の通りです。

全長(mm)×全幅(mm)×全高(mm)：5,400(mm)×1,950(mm)×1,550(mm)
車両重量(kg)：2,580(kg)
乗車定員（人）：5（人）
ロールスロイス ゴーストの動力系および駆動系スペック

排気量：6.5L
エンジン種類：V型12気筒エンジン
最高出力：420［570］/5,250（kW[PS]/rpm）
最大トルク：820［83.6］/1,500～5,000（N･m[kgf･m]/rpm）
トランスミッション：電子制御8速AT
駆動方式：FR
仕様燃料：ハイオク

「魔法の絨毯の乗り心地」を持つ超高級SUV・カリナンとは？

引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/media/1041/travelling-shot.jpg?anchor=center&mode=crop&width=1440&height=576&rnd=131769080070000000&quality=75&format=jpg

世界最大のダイヤモンド原石という名前を持つ『Cullinan（カリナン）』は、ロールスロイスの作る世界一ラグジュアリーなSUVモデルです。

未舗装の山岳地帯から道なき砂漠といったあらゆる悪路にに対応する優れた走破性を持ちつつロールスロイスの生命線でもある「魔法の絨毯の乗り心地」も両立しているというまさにこれまでの常識を破ったオフロード車と言えるでしょう。

エブリウェアと名付けられたオフロード・モードは、どのような路面でも随時全輪駆動が最適で快適でラグジュアリーな走りの実現を叶えてくれます。

ロールスロイス カリナンのサイズスペックは以下の通りです。

全長(mm)×全幅(mm)×全高(mm)：5,340(mm)×2,000(mm)×1,835(mm)
車両重量(kg)：2,660(kg)
乗車定員（人）：5（人）

ロールスロイス カリナンの動力系および駆動系スペック

排気量：6.7L
エンジン種類：V型12気筒エンジン
最高出力：420［571］/5,000（kW[PS]/rpm）
最大トルク：900［91.8］/1,700（N･m[kgf･m]/rpm）
トランスミッション：電子制御8速AT
駆動方式：FR(4WD)
仕様燃料：ハイオク

スポーティ＆スタイリッシュなロールスロイスのクーペ・レイスのスペック

引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/media/1016/make-a-statement.jpg?anchor=center&mode=crop&width=760&height=532&rnd=131769073200000000&quality=75&format=jpg

人間の死の直前に現れると言われる生霊という意味を持つ『Wraith（レイス）』と名付けられたこの車は、ロールスロイス全ラインナップの中でも、最もパワフルなパワートレインのスペックを持つスタイリッシュなクーペモデルです。

ロールスロイスの真骨頂であるラグジュアリーで静粛性の非常に高い乗り心地はそのままに、なんと632馬力！という異次元のパワーを発揮します。

気品溢れる中にもキリリと精悍さの漂うエクステリアとともにスポーティな走りを楽しみたいロールスロイスユーザーにはうってつけのモデルです。

ロールスロイス レイスのサイズスペックは以下の通りです。

全長(mm)×全幅(mm)×全高(mm)：5,280(mm)×1,945(mm)×1,505(mm)
車両重量(kg)：2,430(kg)
乗車定員（人）：4（人）

ロールスロイス レイスの動力系および駆動系スペック

排気量：6.6L
エンジン種類：V型12気筒エンジン
最高出力：465［632］/5,600（kW[PS]/rpm）
最大トルク：820［83.6］/1,500～5,500（N･m[kgf･m]/rpm）
トランスミッション：電子制御8速AT
駆動方式：FR
仕様燃料：ハイオク

ラグジュアリーな最高級オープンモデル・ドーンのスペックに隠された魅力

引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/media/1010/new-dawn_front_three_quarters.jpg?anchor=center&mode=crop&width=760&height=532&rnd=131769077840000000&quality=75&format=jpg

「夜明け」という意味を持つ『Dawn（ドーン）』は、ロールスロイスらしくあくまでもラグシュアリーなライフビークルに拘った4シーターのオープンモデルです。

流線型で優美なエクステリアと、ドアを開ければ思わず乗り込みたくなる衝動に駆られる質感の高いインテリアの空間は、楽しい旅へと誘います。

驚くべきは、オープンモデルでありながら、その遮音性と静粛性の高さです。

このあたりは、さすがロールスロイスのオープンモデルと唸らずにはいられないでしょう。

ロールスロイス ドーンのサイズスペックは以下の通りです。

全長(mm)×全幅(mm)×全高(mm)：5,295(mm)×1,945(mm)×1,500(mm)
車両重量(kg)：2,640(kg)
乗車定員（人）：4（人）

ロールスロイス ドーンの動力系および駆動系スペック

排気量：6.6L
エンジン種類：V型12気筒エンジン
最高出力：420［570］/5,250（kW[PS]/rpm）
最大トルク：820［83.6］/1,600～4,750（N･m[kgf･m]/rpm）
トランスミッション：電子制御8速AT
駆動方式：FR
仕様燃料：ハイオク

ロールスロイス『ブラック・バッジ』設定のある車種とその新車価格・値段

引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/cars/ghost-model/ghost-black-badge/

光あるところに闇がある－。

眩いばかりの高貴でブリリアントな光彩を放ち続けるロールスロイスに新たにダークな魅力を盛り込んだエディションが『ブラック・バッジ』です。

『ブラック・バッジ』設定の経緯と意義

『ブラック・バッジ』エディションが正式にラインナップに加わったのは2016年のことでした。

このエディションの投入に至った経緯には、それ以前より世界中のロールスロイス愛好家の間で、クロームパーツの部分を黒くしたり、エンジンをパワーアップしたチューニングを施したりといった事が頻繁に行われていた潜在需要によるものが大きいのです。

それなら正式にメーカーが追加エディションとして販売してしまおうということで、ロールスロイスの違う魅力を持った新しい『ブラック・バッジ』が誕生しました。

このエディションの特徴としては、まずエクステリアのスピリット・オブ・エクスタシーやパルテノングリルをはじめとするシルバーメッキ部分をブラッククロームメッキに変えて、ダークな魅力に溢れた外観に変えています。

更に、V12型エンジン（6.6L）のチューンナップにより、よりパワフルなパワートレインとなっています。

『ブラック・バッジ』設定の車種別詳細スペックと価格

引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/media/1023/wraithbbfront.png?center=0.293333333333333,0.496666666666667&mode=crop&width=760&height=532&rnd=131769081110000000&quality=75&format=

『ブラック・バッジ』エディションのある車種は、ゴースト・レイス・ドーンの3車種になります。

それぞれの価格設定とパワートレインスペックは以下の通りです。

ロールスロイス・ゴーストブラック・バッジ
価格：3,970万円（税込）
最高出力：450［612］/5,250（kW[PS]/rpm）
最大トルク：840［85.7］/1,650～5,000（N･m[kgf･m]/rpm）

ロールスロイス・レイスブラック・バッジ
価格：4,190万円（税込）
最高出力：465［632］/5,600（kW[PS]/rpm）
最大トルク：870［88.7］/1,700～4,500（N･m[kgf･m]/rpm）

ロールスロイス・ドーンブラック・バッジ
価格：4,460万円（税込）
最高出力：422［593］/5,250（kW[PS]/rpm）
最大トルク：840［85.7］/1,500（N･m[kgf･m]/rpm）

ロールスロイスの新車価格・値段：現行モデルの車種グレードのまとめ

引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/media/1043/carousel-2-g_ewb-02.jpg?anchor=center&mode=crop&width=760&height=532&rnd=131769074780000000&quality=75&format=jpg

Chauffeur（お抱え運転手）が運転して要人やVIPが後席に乗るといったショーファードリブンカーの中でも最高峰に君臨するブランドがロールスロイスです。

ここで見てきたようにファントムなどはまさにその代表格でしょう。

しかし近年のロールスロイスは、ショーファードリブンカーのみではなく、自分で運転を楽しめるドライバーズカーとしての車造りにも注力しているのが、レイスやドーン、カリナンなどの車種を見ればよくわかりますよね。

こんな素敵な車を一度でも所有してみたいですね。

アイキャッチ画像引用：http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp