ダイハツトールの納車まで期間はどれくらい？気になる納期を紹介！

ダイハツトールを購入したいけれど、納車までどれくらいかかるのか気になっていませんか？

あまりに遅いとなると購入をためらってしまいますが、実際のところはどうなのでしょうか。

この記事では、トールの納車までにかかる期間をご紹介します。

ダイハツトールはいつまで納車待ちが必要？

コンパクトなのに広々乗れるのが自慢のダイハツトール。

2019年1月のトールの登録台数は売れ行きは好調です。

2018年11月にはマイナーチェンジが発表されました。

引用元URL：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/thor/03_exterior.htm

大きな変更点は、スマートアシストⅢが標準装備になったことです。

これは、車や歩行者との衝突を察知して、警告や緊急ブレーキによって被害を軽減させてくれる機能です。

より安全な運転ができるよう、車からもサポートしてくれるのです。

トールの納車までは、1か月から3か月程度かかります。

2019年1月、2月に契約した人の中には、1か月程度で納車されたと報告している人もいます。

3月、9月の決算時期は契約が増えるため、納車も遅れる可能性があります。

引用元：https://www.photo-ac.com/main/detail/1820931?title=%E9%81%8B%E8%BB%A2%E6%89%8B

契約から納車までの間に何が行なわれているのでしょうか。

まず考えつくのは車両が製造されディーラー販売店、ひいては購入者の手元に届けられることです。

トールは大阪府池田市にあるダイハツの工場で製造されています。

できあがった車は各地ディーラーのサービス工場に出荷され、検品やディーラーオプションの取付が行われます。

すべて完了すると個々のディーラー販売店に送られ、購入者のもとへ納車されます。

このとき、受注が多いと工場での製造が追いつかず、納期が遅れます。

またオプションを取り付ける場合も、部品の取り寄せが必要な場合は余分な日数がかかることがあります。

車両の製造のほかに、ディーラーではナンバープレートの取得手続きも行っています。

まず警察署に車両の保管場所を届け出て、車庫証明を発行してもらいます。

届出から車庫証明の発行までは約1週間かかります。

発行された車庫証明と申請書類を陸運局に提出することで、ナンバープレートが手に入ります。

ダイハツトールの納車はライバル車より早い？

トールとライバル車とで納期が違うのかも気になるところです。

早く納車してもらえる車種を選びたい、と考える人もいるでしょう。

ライバル車との納期を比べてみましょう。

引用元：http://www.suzuki.co.jp/car/solio/detail/?data=b

トールのライバル車としては、まずスズキのソリオがあげられます。

2016年にトールが登場するまで、背の高いコンパクトカーならソリオ一択の状況が続いていました。

現在も人気の高い車種ではありますが、以前と比較すれば生産は落ち着いてきています。

納期は1か月から2か月程度ですので、トールと大きくは変わりません。

それからトールの兄弟車にあたるのが、トヨタのルーミー、タンクとスバルのジャスティです。

これらはすべてダイハツにて開発・製造された同じ車種です。

外観だけは少しずつ違いますが、中身はすべて同じ作りです。

販売会社によって、ダイハツならトール、トヨタならルーミーやタンク、スズキならジャスティと看板を付け替えて販売しています。

引用元：https://toyota.jp/roomy/grade/

また、車両の製造を実施しているのもすべて同じダイハツの工場です。

トヨタのルーミー、タンクは、公式サイトにて2019年2月1日時点での工場出荷時期目処は注文後1か月程度となっています。

トールの工場出荷時期も同じ程度だと予想されます。

製造をダイハツで実施する関係上、むしろ本家であるトールのほうが兄弟車よりもスムーズに発注できると考えられます。

どうしてほぼ同じ車が3社から発売されているのでしょうか。

トヨタとスバルは自社で軽自動車の生産ラインを持っていません。

ダイハツとはグループの関係にあるとはいえ、わざわざ他社で製造された車を販売する必要はないようにも思えます。

ところが、そうまでしても軽自動車を販売するほうがメリットが大きいのです。

例えば、トヨタ車ユーザーの家族が新しく車を買おうと思ったら、まずは付き合いのあるトヨタディーラーに相談を持ちかけるでしょう。

ですが、もし購入する家族本人が軽自動車を希望していたらどうでしょうか。

トヨタで軽自動車の取り扱いがなければ、最初から他社ディーラーを訪れるでしょう。

その家族は今後他社ディーラーと付き合い続ける可能性が高くなります。

その後に普通車へ買い替えようと思っても、まずは付き合いのあるディーラーへ相談するでしょう。

これは、トヨタとしては見込み客の取り逃がしになってしまいます。

そんなことにならないよう、ディーラーとしては自社で製造していなくても幅広いラインナップを揃えておきたいのです。

また、車本体を安く販売して利益がほとんど出なかったとしても、その後の点検やメンテナンスで収入を得ることができます。

そのために、トヨタやスズキはダイハツで製造された車を仕入れてでも軽自動車を販売しているのです。

ダイハツトールの納車期間を早める方法

購入した新車は一日でも早く納車してほしいところです。

こちらではトールの納車期間を早める方法をご紹介します。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/thor/index.htm

まず、グレードやカラーは人気のものを選ぶことをおすすめします。

本来であれば、ディーラーが受注した後に工場へ製造を依頼するのが流れですが、これだと効率が落ちてしまいます。

工場としても製造の計画が立てづらいですし、毎回依頼を受けて製造するのでは余計に時間がかかります。

そのため、人気のグレード、カラーの車種は、売れることを見越してディーラーが事前に生産を発注しているのです。

そのため、新しく受注しても、元からの製造予定分を割り当てれば良いためスムーズに進みやすいです。

あまり数が出ないグレード、カラーは受注してから製造を依頼する流れになるため、元から決まっているものと比べると出荷は遅くなります。

人気のグレード、カラーは地域によっても差があるので、ディーラーに状況を確認すると間違いないでしょう。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/thor/index.htm

オプションも、物によっては納期を遅らせる原因になります。

グレードやカラーと同様に、人気があるものはあらかじめ準備がされているので納期にはそう影響しません。

しかし、あまり出ないオプションの場合は在庫がない可能性もあります。

取り寄せが必要だったりすると、その分納車も遅くなります。

必要のないオプションはつけない、後から追加できるものは後でつける、などの工夫で納車を早めることができます。

とにかく早く納車してほしい場合は、登録済未使用車（新古車）を狙う方法もあります。

登録済未使用車とは、ディーラーが自社でナンバープレートを登録した車です。

なぜ登録済未使用車が生まれるのでしょうか？

車の登録台数は毎月公表されて、売れ行きなどの客観的な指標になっています。

そのため、他業種でいう売上ノルマのように、ディーラーには登録台数のノルマがあります。

純粋な受注で達成できれば良いですが、それができなかった場合は自社で登録することでノルマを達成します。

そのため、登録されただけで実際はほとんど走行されていないのが登録済未使用車です。

ナンバープレートの登録まで既に終わっているので、納期も早いです。

カラーやグレードが選べないという欠点はあるものの、新車より値引きしてもらいやすいため、希望に合うものがあればお得です。

受注が多い時期でない限り、トールの納期はそれほど心配する必要はないでしょう。

選び方次第で、さらに早く納車してもらうことも可能です。

新しい車を迎えて、安全で快適なカーライフを楽しんでください。