スペーシアとワゴンRを比較！維持費・燃費・乗り心地はどっちがいい！？

軽自動車のジャンルでは長年のベストセラーであるスズキワゴンRとスペーシアですが様々な面の比較が気になる方も多いと思います。

今回はワゴンRとスペーシアの乗り心地や大きさ、維持費と燃費などに焦点をおいて検証してみたいと思います。

スペーシアとワゴンRの乗り心地や大きさはどっち？

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/

軽自動車はコンパクトさがセールスポイントで各メーカーでいかに室内スペースを確保するかで改良を重ねています。

まずはワゴンRの大きさを調べてみました。

全長3395mm

全幅1475mm

全高1650mm

ホイールベース2460mm

室内長2450mm

室内幅1355mm

室内高1265mm

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_custom/

スペーシアの大きさを調べてみました。

全長3395mm

全幅1475mm

全高1785mm

ホイールベース2460mm

室内長2155mm

室内幅1345mm

室内高1410mm

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/

両車ともに軽自動車の規格ですから全長と全幅は全く同じ寸法で、全高はスペーシアが少し高くなっています。

ホイールベースも全く同じ寸法で室内長 はワゴンRの方が長くなっています。

大きな違いはスライドドアがあるかないかですね。

お子様がいる方やお年寄りを乗せる機会が多い場合は圧倒的にスライドドアがあるスペーシアが使いやすいです。

狭い駐車場に停めた時など通常のドアだと子供が開け閉めするだけでも神経を使ってしまいます。

スライドドアですとそういった気遣いから解放されるだけでなく、スイッチ１つでドアの開閉ができるという利点もありますから、できれば両側電動の装備が欲しいところです。

スペーシアは室内高も余裕がありますから車内で着替えをしたり、お子様の世話をしたりするのも楽ですね。

ワゴンRは室内の長さと幅といった広さではスペーシア以上で車内での居心地ではワゴンRに部があるでしょう。

スライドドアこそ装備されてはいませんが、ワゴンRはその分50kgほど軽量になっています。

スライドドアは便利なのですがどうしても車重が重くなってしまうという側面もあり、ドライブのパフォーマンスや燃費などに影響も出てきます。

どちらを重視するかですが乗り降りの利便性を省くならワゴンRは価格的にも有利になってきますね。

両車共に車高が高くコーナーは得意な分野ではありませんがもともとスポーツ走行を楽しむクルマではありませんからそこは期待を過大にしない方が良いでしょう。

コンパクトなサイズを生かして市街地の小回りが効く足がわりとしては、こんなに使い勝手の良い道具はありません。

レジャーを楽しむツールとしても豊富なオプションが用意されていますから様々な楽しみ方があります。

スペーシアとワゴンRで維持費はどっち？

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_custom/

ここまではスズキワゴンRとスペーシアの大きさや乗り心地についてお知らせさせて頂きました。

ここからはワゴンRとスペーシアの維持費について検証してみたいと思います。

クルマを維持するには様々な税金や燃料費などのランニングコストがかかりますが軽自動車は税制で優遇されていますね。

自動車税は新車購入時に月割りで納付し、翌年度からは毎年5月末までに納付するようになります。

重量税は購入時と車検ごとに納付します。

自動車所得税は購入時のみ納付します。

自動車税はグリーン化税制、重量税と自動車取得税はエコカー減税の対象となります。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/

ワゴンRの税金はどのようになっているのか調べてみました。

自動車税グリーン化税制減税後の翌年度納付額

FA  2WD  4WD 10,800円

HYBRID FX

2WD  5,400円

4WD  8,100円

HYBRID FZ

2WD  5,400円

4WD  8,100円

HYBRIDFXリミテッド

2WD 5,400円

4WD 8,100円

HYBRIDFZリミテッド

2WD 5,400円

4WD 8,100円

重量税は新車購入時3年分エコカー減税後の納付額

FA  2WD 4WD 5,600円

HYBRID FX

2WD 1,800円

4WD  3,700円

HYBRID FZ

2WD 1,800円

4WD 3,700円

HYBRIDFXリミテッド

2WD 1,800円

4WD 3,700円

HYBRIDFZリミテッド

2WD 1,800円

4WD 3,700円

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_custom/

スペーシアの税金はどのようになっているのか調べてみました。

自動車税グリーン化税制減税後の翌年度納付額

スペーシア

HYBRID G 2WD 4WD 8,100円

HYBRID X 2WD 4WD 8,100円

スペーシアカスタム

HYBRID GS 2WD 4WD 8,100円

HYBRID XS  2WD  4WD 8,100円

HYBRID XSターボ 10,800円

スペーシアギア

HYBRID XZターボ 2WD 4WD10,800円

HYBRID XZ 2WD 4WD 8,100円

軽自動車税は翌年度のみ減税された額を納付しますが翌々年度からは通常の軽自動車税を納付するようになっています。

エコカー減税は2019年3月までの新車登録か初回車検までのクルマが対象でそのから先は新税制が適用になるようです。

スペーシアとワゴンRの燃費はどっち？

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/

ここまでスズキワゴンRとスペーシアに関する大きさや乗り心地、維持費の情報をお知らせさせて頂きました。

ここからはワゴンRとスペーシアの燃費を含めた維持費の情報を検証してみたいと思います。

スペーシアのエコカー減税が適用された重量税納税額がどのようになっているのか調べてみました。

新車購入時の3年分納付額

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_gear/interior/

スペーシア

HYBRID G

2WD 1,800円

4WD 3,700円

HYBRID X 2WD 4WD 3,700円

スペーシアカスタム

HYBRID GS 2WD 4WD 3,700円

HYBRID XS 2WD  4WD 3,700円

HYBRID XSターボ 2WD  4WD 5,600円

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_gear/styling/

スペーシアギア

HYBRID XZターボ 2WD 4WD 5,600円

HYBRID XZ  2WD 4WD 3,700円

軽自動車では両車ともにグレードによる違いはありますがかなり経済的な税金の納付額になっています。

ガソリンなどの燃料費も気になるところですね。

1年間の走行距離が一万キロと想定した場合の1カ月あたりの燃料費を計算してみました。

ワゴンR0.66Lハイブリッドの実燃費は19.3km/Lで算出してみたいと思います。

10,000÷19.3=518×130=67,340×12=5,611円

1カ月あたりの燃料費は5,614円という結果になりました。

同様の計算でターボ車の実燃費を17.3km/Lとした場合の燃料費を算出してみます。

10,000÷17.3=578×130=75,140÷12=6,261円

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/

ワゴンRターボ車の1カ月あたりの燃料費は6,262円という結果になりました。

スペーシア0.66Lハイブリッドの実燃費を18.6km/Lとした場合の1カ月あたりの燃料費を算出してみたいと思います。

10,000÷18.6=537×130=73,569÷12=6,130円

スペーシアハイブリッド1カ月あたりの燃料費は6,130円という結果になりました。

同様にスペーシアターボ車の実燃費を14.7km/Lとした場合の1カ月あたりの燃料費を算出してみたいと思います。

10,000÷14.7=680×130=88,400÷12=7,366円

スペーシアターボの1カ月あたりの燃料費は7,360円という結果になりました。

やはりスペーシアの方が車重が重い分燃費では少し不利なようです。

アイキャッチ画像引用：http://www.suzuki.co.jp/car/spacia/styling/