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あなたはブーンというクルマを知っていますか?
ダイハツが生産するモデルですが、実はトヨタパッソと同じ車両です。
かつては両社による共同開発でしたが、現行モデルはダイハツが開発から生産を主導し、トヨタへOEM提供する方式をとっています。
そんなブーンってどんなクルマ? エンジンの排気量は? なぜ注目されるの? についてまとめてみました。
ダイハツ ブーンというクルマ
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/boon/
軽自動車のノウハウ満載!
それは、軽自動車の技術を最大限活用し、軽自動車よりも一回り大きなボディとエンジンを備えた、日本の道路にぴったりなコンパクトカーなのです。
軽自動車のノウハウにもとづき、短いボディの四隅ぎりぎりにタイヤを配置、全長3,650mmに対してホイールベースが2,490mmと、その占める割合は実に68%にも達するのです!
これが軽自動車並みと言われるゆえんで、一般的なコンパクトカーでこの数値に匹敵するモデルはほぼありません。
また、バンパーとドアの素材を樹脂にするなど軽自動車のクルマづくりのノウハウが存分に生かされた、大型軽自動車のようなモデルと言えますね。
可愛らしいおしゃれなデザイン
その最大の魅力は、女性にも似合う可愛いデザインではないでしょうか。
ブーンには、可愛いデザインの「STYLE」、ちょっと大人っぽい「CILQ」と、男性にも似合う「STANDARD」の3種類のデザインが用意されています。
ブーン STYLE
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/boon/03_exterior.htm
ブーン CILQ
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/boon/03_exterior.htm
ブーン STANDARD
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/boon/03_exterior.htm
ブーンのエンジンは?排気量は?
ブーンというクルマはハイパフォーマンスを主張するタイプのモデルではありませんが、そこはクルマですので気になるところですね。
コンパクトですが十分な室内を持つブーンのエンジンと、その排気量についてチェックしてみましょう。
ブーンのエンジンの排気量
引用:https://www.google.com/search?q=%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%83%84+%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%B3+%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwi8qYOWhvTgAhXuyosBHX0jBsUQ_AUIDigB&biw=1536&bih=682#imgrc=nlZ4c316WEHCHM:
ブーンのエンジンの排気量は996ccの3気筒エンジンです。
最高出力 69馬力と控えめですが、910kgと1トンに満たないコンパクトボディには十分な日常性能と言えるでしょう。
最近はダウンサイジングの波で3気筒エンジンが増えてきていますね。
バランスが悪いのでは?などと心配する人が多いようですが、現代の技術はそのデメリットをほぼ克服、むしろ部品点数が少ない・摩擦ロスが低い・エンジン本体がコンパクト等のメリットに注目するメーカーが増えているのが現状です。
そして、軽自動車の技術を応用して作られた「一回り大きい軽自動車」ともいえる1.0リッターの排気量を持つブーンは、軽自動車には物足りないユーザーにもきっと満足ですね。
経済性能は?
ブーンには2WD(FF)と4WDがありますが、FFモデルを例にとってみましょう。
カタログデータのJC08モード燃費はリッター28.0km/l と、ガソリンエンジンモデルとしては突出した燃費性能です。
そして実際の実燃費は、エアコンを入れるかどうかでけっこう差が出るようですが、おおよそ15-20km/l といったところ。
これはハイブリッドカーにも匹敵する燃費性能と言えるのではないでしょうか。
3気筒エンジンの効率の良さとともにエンジンのオートストップ機構もついていますので、無駄なガソリンはいっさい使わない設計なのです。2018年12月現在でガソリンエンジン登録者でナンバー1の燃費性能を誇っています。
巷の評判は?
4WDなので、平均燃費の13キロはとても満足しています。
通勤に使う際は往復50キロでリッター20キロに迫る燃費性能!
街中を快適に走るためのチューニングです。
ボディ剛性アップとサスペンションの改良で快適な乗り心地と操縦性が得られます。
69馬力は910kgのボディに対しても不足のない実力。
軽自動車の発展型ともいえるブーンですが、排気量アップの恩恵は大きいですね。
エンジンの余裕があるからこそ、ボディ剛性や数々の改良を施すゆとりが出来るんですね。
ブーンのライバル車種の排気量はどう?
コンパクトで軽量なボディに必要十分なエンジンの排気量を持つブーンですが、クルマ選びの際にはライバル車種はどうなのか気になるところですね。
ブーンを選ぶ際の参考に、ライバル車種と比較をしてみましょう!
ホンダ フィット ガソリンモデル
引用:https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/gasoline/
ホンダ フィットにはハイブリッドモデルもありますが、ここではガソリンエンジンモデル同士での比較をしてみましょう。
- サイズ:全長 3,990-4,045 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,525 mm
- 車両重量: 1,010 kg
- エンジン:1.3リッター4気筒 i-VTERC 最高出力 100馬力
- 燃費性能:JC08モード燃費 24.6km/l
エンジンはブーンよりも排気量が大きく、1.3リッターとなります。
車両重量も、モデルによりますがブーンより約100kg重くなるということから、燃費の点ではブーンの28.0km/l が勝っていますね。
ただし1.3リッターのフィットは100馬力と余裕のエンジンパワーで、運転は楽です。
やはり排気量の大きいクルマのほうが運転はしやすいと言えるでしょう。
また、車重はある程度あるほうが乗り心地の重厚感は増しますので、乗り心地ではこちらに軍配が上がるでしょう。
フィットは同価格帯のコンパクトカーと比べ、操縦安定性に優れるので、きびきびと走ってくれます。
高い操縦安定性を実現するため、その乗り心地は少し硬めの味付け。
それを乗り心地が良いと感じるか、悪いと感じるかは人それぞれ。
ヨーロッパのクルマのようなしっかり感を好むかどうかもあると思いますが、操縦性の良さが光るモデルと言えるでしょう。
トヨタ ヴィッツ 1.0F Mパッケージ
引用:https://toyota.jp/vitz/grade/gr_sport/?padid=ag341_from_vitz_ex_grsp
ヴィッツには4輪駆動やハイブリッドモデルもありますが、ここではベーシックな1.0F Mパッケージ を選んでみます。
- サイズ:全長 3,945-3,975 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,500-1,530 mm
- 車両重量: 970kg
- エンジン:1.0リッター3気筒 最高出力 69馬力
- 燃費性能:JC08モード燃費 21.6km/l
こちらはブーンと同じく1.0リッター3気筒のエンジン、最高出力も69馬力とブーンと同一です。
と、いうのも、エンジン自体はブーンと同じもの(1KR-FE型)を使っているからですね。
ヴィッツの車重はブーンよりも大人ひとり分重いくらいでしょうか。
大型車ではあまり差にはなりませんが、コンパクトカーでは無視できない重量差かもしれません。
エンジン音がめっちゃ静かでありながらしっかり加速してくれます。Sモードも使い勝手が良く、パワーが欲しいときに使っています。ワンランク上の静粛性も〇
なかなかの評価、ブーンと同じエンジンですが、パワーに不満は無いようですね。
日産 マーチ S
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/march.html
日産が誇る代表的なコンパクトカー「マーチ」。
マーチにはNISMOなどの特別なモデルがありますが、ここでは比較のためベーシックなFFモデルを選んでみました。
- サイズ:全長 3,825 mm x 全幅 1,665 mm x 全高 1,515 mm
- 車両重量: 940kg
- エンジン:1.2リッター3気筒 最高出力 79馬力
- 燃費性能:JC08モード燃費 21.4km/l
車重はブーンに近い940kgに収められ、エンジンは1.2リッターとブーンよりも余裕があります。
パワーも10馬力多いですが、やはり燃費性能ではブーンが勝るといって良いでしょう。
私が試乗したSグレードは8kmくらい自由に走らせた平均燃費が12km/l。他のレポートだと14~16km/lが実燃費の平均値です。1200ccとしてはまずまずの燃費か?
やはり燃費では1.0リッターの排気量のブーンにはかなわないようですね。
しかし、軽自動車の技術を生かして開発されたブーンに対して、日産はコンパクトカーから大型サルーン、スーパースポーツ(GT-R)までも開発する幅広いノウハウを持っています。
マーチNISMOという日産ワークスチームの名前を冠する、ハイパワーエンジン(116馬力)モデルを選べる点も魅力ですね。
スズキ スイフト RS
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/swift/styling/
コンパクトカーメーカーのもう一つの強者、スズキからはスイフトの登場です。
ハイブリッドやターボモデル、4WDなどを揃えますが、今回はノンターボFFのRSを選んでみました。
- サイズ:全長 3,840 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,500 mm
- 車両重量: 900kg
- エンジン:1.25リッター4気筒 最高出力 91馬力
- 燃費性能:JC08モード燃費 24.0km/l
車重はブーンよりも軽量ですが、これに対するエンジンは1.25リッター4気筒 91馬力を搭載します。
ブーンよりも車重÷馬力(パワーウェイトレシオ)で優れる(9.9kg/ps)スイフトですが、燃費の面でもフィッツに近く24km/l をたたき出しています。
スズキはダイハツ同様、軽自動車の開発技術を有する最大のライバルといっても良いでしょう。
走りだすと「軽い」感じはしない。
むしろ国産コンパクトにはなかなかない VWポロを思わせるような重厚感ある乗り味に支配される。
乗り心地は硬めながら洗練された硬さ、タッチを示してくれる。
段差などでボディに大きな入力を受けても、安っぽい振動、ショックは皆無に近い。
ボディ剛性、足回り剛性の高さがそう感じさせるのだろう。
スイフトの走りに関する評判が高いことを感じさせるコメントですね。
ライバルは全てのコンパクトカー
ブーンのライバルは何といっても全てのコンパクトカーといっても過言ではありません。
軽自動車づくりのノウハウを最大限に生かし、排気量を1リッターとした点で、パッケージングの良さで他を凌駕する点も多く備えるブーン。
ボディ全長がコンパクトなのにホイールベースが占める割合が68%と、他を寄せ付けない設計が広い室内空間を実現しています。
動力性能などではライバルの後塵を拝す部分もありますが、パッケージングと経済性が際立つブーンはある意味異色の存在かもしれませんね。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/boon/04_interior.htm