新型ムーヴキャンバスの エコカー減税やその他税金情報！

ダイハツの新型ムーヴキャンバスのエコカー減税はどれぐらいでしょうか？

新型ムーヴキャンバスのエコカー減税に加え、自動車税などの税金の情報をご紹介します。

1.新型ムーヴキャンバスのエコカー減税・豆知識

引用：https:/dport.daihatsu.co.jp/car/canbus/color_variation/index.html

近年は、その車両価格の安さだけでなく、維持費が安く済むという点からも、軽自動車が積極的に選ばれるようになってきました。

みなさんにとって一番身近なクルマの税金といえば、毎年納付している「自動車税・軽自動車税」でしょうか。実は、このほかにも、「自動車取得税」「自動車重量税」というものがあります。

ここでは、これらクルマの税金や、これらの税金の減税制度について、ちょっとだけ説明したいと思います。

引用：https:/www.google.co.jp/search?hl=ja&site=imghp&tbm=isch&source=hp&biw=1024&bih=715&q=%E4%BA%88%E7%AE%97&oq=%E4%BA%88%E7%AE%97&gs_l=img.3..0l10.2254.7401.0.9682.22.15.6.1.0.0.210.1535.7j5j1.13.0….0…1ac.1j4.64.img..3.16.1400.0..0i4k1j0i30k1j0i4i24k1.dfunkIrZK6s#imgrc=DyiurjCeDsie0M:

「自動車税」

毎年４月１日現在の登録されている普通自動車の所有者が納付します。

エンジンの排気量や用途などによって課税される金額が違います。こちらは都道府県税として、毎年５月（自治体によって異なる）に、４月から翌年３月までの１年分を支払います。

年度途中で新車を購入したときは、登録月の翌月から年度末の３月分までを支払うことになります。

「軽自動車税」

毎年４月１日現在の登録されている軽自動車等の所有者が納付します。

こちらは市町村税として、１０，８００円課税されます（自家用の軽自動車の場合。商用車等は金額が異なります）。

毎年５月（自治体によって異なる）に、４月から翌年３月までの１年分を支払います。

普通自動車とは違い、新車を購入した当該年度の軽自動車税は支払う必要がありません（４月２日～翌年３月３１日までに登録された場合）。

不運にも「４月１日」に登録されてしまうと、その年度の軽自動車税がかかってきますので注意してください（笑）。

「自動車取得税」

クルマを買ったときに払う税金で、こちらはクルマを取得したときにかかる都道府県税です。税率は軽自動車の場合、取得価格の約２％です（課税対象額は、本体価格の約９０％）。

消費税が１０％に上がる際には、この自動車取得税は廃止され、新たに「環境性能割税」というものが導入される予定となっています。

「自動車重量税」

クルマを買ったときと、車検を受ける時に払います。

こちらは車両の重量に応じてかかる国税です。新車の場合は、登録するときに、次の車検までの３年間分（乗用車の場合）を支払います。

以降は、車検のたびに２年間分を支払います。

「エコカー減税」と「グリーン化特例」

上で紹介した税金は、国土交通省が実施する「エコカー減税」や「グリーン化特例」という自動車の税金に関する制度のおかげで、環境に配慮したクルマを購入することで、免税または減税されます。

まず、「エコカー減税」制度では、上記の税金のうち「自動車取得税」「自動車重量税」が減税の対象となります。

減税率は、そのクルマの燃費基準の達成率よって区分されており、もっとも大きい減税率は「免税（非課税）」となります。

＜自動車取得税＞

引用：http://www.daihatsu.co.jp/learning/tax/green/whats_tax.htm

＜自動車重量税＞

引用：http://www.daihatsu.co.jp/learning/tax/green/whats_tax.htm

そして、毎年みなさんが納付している「自動車税・軽自動車税」は、「グリーン化特例」によって軽減されます。軽自動車の場合、翌年度の軽自動車税が、５０％減税、もしくは２５％軽減されます。

＜自動車税＞

引用：http://www.daihatsu.co.jp/learning/tax/green/whats_tax.htm

＜軽自動車税＞

引用：http://www.daihatsu.co.jp/learning/tax/green/whats_tax.htm

 2.新型ムーヴキャンバス・エコカー減税対象車

低燃費技術「イーステクノロジー」により、ダイハツの軽自動車は環境に配慮したクルマが多くラインナップされていますが、さて、新型ムーヴキャンバスでは、このエコカー減税の恩恵をどのように受けることができるのでしょうか。

引用：https:/www.daihatsu.co.jp/lineup/move_canbus/03_exterior.htm

なんと、２ＷＤの場合だと、全てのグレードにおいて、自動車取得税、自動車重量税ともに「免税（１００％軽減）」、そして、軽自動車税は「５０％軽減」となり、現在の減税制度においてはもっとも恩恵を受けている車種ということになります。

新型ムーヴキャンバスの場合、グレードによる車重の違いにあまり差がないため、自動車重量税は２ＷＤ車の全グレードで７，５００円となります（ダイハツのＨＰより）。購入時にはこれを本来納付しなければならないのですが、エコカー減税のおかげでまるっと納付する必要が無くなるのです。

自動車取得税は、もともとの車両価格によって税額が上下しますので、たとえば最上級グレードのＧ“メイクアップ ＳＡ Ⅱ”だと、税額は２５，７００円となります（ダイハツのＨＰより）。自動車重量税と同様、こちらも本来は購入時に納付する必要があるのですが、エコカー減税のおかげで払わなくてもすむのです。

また、軽自動車税は一律で税額１０，８００円のため、翌年度に支払う軽自動車税は半分の５，４００円ですみます。

減税効果としては、軽減税額を合計すると、上の例で３８，６００円となります。

引用：https:/dport.daihatsu.co.jp/car/canbus/color_variation/index.html

一方、４ＷＤ車では、２ＷＤ車ほどの減税効果を受けることができません。

全てのグレードにおいて、自動車取得税は「８０％軽減」、自動車重量税は「７５％軽減」、そして、軽自動車税は「２５％軽減」となります。

新型ムーヴキャンバスは、４ＷＤ車でもグレードによる車重の差があまりないため、自動車重量税は全グレードで７，６００円となります（ダイハツのＨＰより）。ここから７５％、つまり５，７００円が軽減されますので、実際に納付する金額は、７，６００円－５，７００円＝１，９００円ですみます。

自動車取得税は、こちらも最上級グレードのＧ“メイクアップ ＳＡ Ⅱ”でみてみると、本来の税額が２７，８７５円となるようですので（ダイハツのＨＰより）、ここから８０％、つまり２２，３００円が軽減され、実際に納付する金額は、２７，８７５円－２２，３００円＝５，５７５円ですむわけです。

また、軽自動車税については、２５％、つまり２，７００円が軽減され、翌年度に支払う金額は８，１００円となります。

減税効果という観点でみると、２ＷＤ車ほどの恩恵は受けられていないというのが実情です。

引用：https:/www.daihatsu.co.jp/lineup/move_canbus/05_driving.htm

それでもですよ？

上の４ＷＤの例で、軽減税額を合計すると３０，７００円にもなるわけですから、やっぱりエコカー減税を受けられるかどうかっていうのは、ユーザーにとってはものすごく大きな問題ですよね。

また、これらの減税が受けられるということは、ある意味で「新型ムーヴキャンバスは環境にとても配慮したエコカーである」という国からのお墨付きをもらったとも言えるのではないでしょうか。
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3.まとめ

引用：https:/dport.daihatsu.co.jp/car/canbus/diy/

エコカー減税やグリーン化特例といった税金に関する制度は、そのときの政府の思惑によって、内容がガラッと変更されてしまったりもします。

自動車メーカーは、その都度、新しい基準に合った環境性能をクリアしなければいけなくなりますし、販売ディーラーも、お客さんへの説明を間違えるわけにはいかないので、正直大変ですよね（笑）。

これらの減税制度がこの先どうなるのかは分かりませんが、少なくとも、わたしたちユーザーは、かしこくクルマを購入するためにも、しっかり勉強する必要があると言えそうです。

新型ムーヴキャンバスの購入を考えている方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。