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昨年(2018年)12月に期間限定でおこなわれたプロジェクト(PROJECT-MOV)が話題を呼んでいます。
その第一弾として発表されたのが0円タクシーです。
今後も第二弾、第三弾の予定があるとのことですので、改めて第一弾の全貌を確認しておきましょう。
0円タクシーとは
流しのタクシーを待ったり、停留場にいるタクシーを探したりする時代から、iPhoneやスマホを使ってタクシーを呼ぶ(送迎)時代へ移り変わった背景には、タクシー業界がタクシー配車アプリの機能を積極的に取り入れたことが上げられます。
こちらの事業に参入したのが株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)であり、今回の0円タクシーの仕掛人でもあるのです。
当時は神奈川県限定でタクベルというアプリを展開していましたが、都内23区内までサービスを拡大したタイミングに併せて、アプリ名称をMOV(モブ)へ変更しました。
MOVは、ユーザーとタクシー会社を結んで送迎車を向かわせる仕組みとは違い、タクシー自体に専用のiphoneやスマホを装備させて、ユーザーと運転手が直接コミュニケーションをとる仕組みとなっています。
もちろん、タクシー会社からも無線でサポートしていますが、ユーザーと運転手がGPSを介して素早くマッチングさせることができ、ユーザーを待たせることなく迎えに行けることが最大のメリットとなっています。
引用:https://dena.com/jp/press/004417
MOVを新たに立ち上げたディー・エヌ・エーが大々的な発表として用意してきたのが、PROJECT-MOVであり、その第一弾が0円タクシーとなります。
概要としては以下のようになっています。
・対象車
0円タクシーby日清のどん兵衛(通称:どん兵衛タクシー)
・期間
2018年12月5日13:00~12月31日22:00(各日7:00~22:00)
・走行台数
50台
・配車可能エリア
渋谷区、新宿区、港区、中央区、千代田区付近
・運行可能エリア
東京23区全域
・配車方法
MOVアプリのタクシー会社をクリック、どん兵衛タクシーが範囲内を運行していることを確認、配車依頼を選択
引用:https://dena.com/jp/press/004417
0円タクシーのビジネスモデルについて確認していきます。
最近ではバスやタクシーの外装に広告をプリントして、乗車賃以外の副収入を取り入れているケースがよくあります。
MOV自体はアプリ課金によるビジネスを展開していますので、この広告収入の仕組みとMOVが持つ広告費用を利用して、乗車賃を利用ユーザーへ還元(無料)するモデルを考案したのです。
初回スポンサーは日清食品株式会社で、主力商品の日清のどん兵衛へフォーカスを当てて0円タクシーを実現させました。
外装のみならず、内装も商品イメージで統一されており、後部座席のモニターへはテレビでお馴染みのコマーシャルが流れています。
引用:https://dena.com/jp/press/004417
試供品の提供もあり、宣伝効果はかなり期待できるのではないでしょうか。
0円タクシーのアプリについて
MOVについて詳しく見ていくことにします。
MOVの入手方法ですが、他のアプリ同様お手持ちのiPhone(App-Store)やスマホ(Google-Play)からダウンロードすることになります。
アプリのメニュー構成はシンプルで、アカウント情報、クレジットカード、利用履歴、領収書発行、クーポン、タクシー会社、お気に入り、お知らせとなっています。
初回時にアカウント情報とクレジットカードを登録することで、以降はタクシーの配車を利用することができます。
なお、クレジット登録をしなくても現金支払いで可能ですが、降車時に現金の心配をしなくて済みますので、不測の時に備えてクレジット登録しておいた方がいいと思います。
引用:https://design.m-o-v.jp/
サービスの特徴には以下のようなものがあります。
・アプリでタクシーが来てくれます
乗車場所など煩わしい説明をする必要がなく、クリック一つでタクシーを呼びことができます。
・タクシー会社に限定されることなく一番近くのタクシーが来てくれます
MOVと契約しているタクシー会社は複数あるのですが、特定のタクシー会社から手配されるのではなく、一番近いタクシーが直接応対してくれます。
アプリ上の地図からどの位置にあるタクシーが向かってきてくれるのか分かるので、送迎料金も安く済みます。
・タクシーの到着時間や現在地がアプリで分かります
目的地に向けて自動追跡しているので、どの辺まで近づいているのか一目で分かります。
渋滞予測とも連動していますので、到着予定時間の誤差が少ないのも特徴です。
・クレジット決済機能によりお金の心配はいりません
クレジット機能がついていますので現金が足りないといった心配はありません。
金額を確認してOKボタンをクリックするだけの処理なので、すぐに降車することができます。
・現状では使えるエリアに上限があります
今後拡大予定とのことですが、今のところ東京都23区内と神奈川県の一部地域のみに限定されています。
引用:https://m-o-v.jp/
このような機能を実現させた背景には、MOVが独自に学習するプログラム(AIシステム)の存在が欠かせません。
ユーザーと運転手がMOVの所有するプラットフォームを介して、お互いにコミュニケーションを取り合うことになるのですが、そこにはGPS機能を利用した運行情報を絶えず収集しています。
引用:https://m-o-v.jp/
膨大なデータとユーザー情報や利用履歴等の付加価値を組み合わせることで、タクシーの周回ルートをサポートできるようになり、リアルタイムなマッチングの向上に繋げているのです。
0円タクシーの乗り方・呼び方
第一弾のキャンペーンを参考に、具体的な使い方についておさらいしておきます。
・アプリのダウンロード、初期設定
iphone(App-Store)やスマホ(Google-Play)からアプリを入手後に、アカウント情報やクレジットカードの基本設定を登録しておいて下さい。
引用:https://design.m-o-v.jp/
・タクシー会社の選択
タクシー会社を指定する機能から、0円タクシーby日清のどん兵衛を選択します。
(現在はキャンペーン終了となっていますので、こちらを選ぶことはできません)
タクシー会社を選択しないと、一番近くを巡回しているタクシーが来てしまいますので注意して下さい。
タクシーが選択できるとアプリの地図上に専用アイコンが出てくることを確認できます。
・乗車位置と降車位置の指定
乗る場所と、降りる場所を地図上にピンを立てて指定します。
それぞれ0円タクシーの活動領域は都内23区内(首都高速利用可)までとなっていますので注意して下さい。
最後にタクシーを呼ぶボタンをクリックして呼び方は完了となり、指定されたタクシーが乗車位置に向かって走り出すことになります。
引用:https://design.m-o-v.jp/
・タクシーの移動確認
アプリ上の地図を見ると、リアルタイムにタクシーが走っていることを確認できます。
移動距離や到着予定時間が分かりますので、こちらに併せて乗降する準備を進めます。
チャット形式でメッセージを送ることもできますので、不意な要件があった場合に利用することができます。
・乗車時にすること
アプリの地図上の乗車位置にアイコンが止まり、タクシーが着いたことを知らせてくれます。
乗り方は予約名としてアプリに登録したユーザー名を伝えると、運転手が本人確認と見なして出発してくれます。
引用:https://design.m-o-v.jp/
・走行中について
すでに降車位置は分かっており、カーナビでも最短ルートを指示していますので、特にすることはありません。
到着までゆっくりとくつろいで下さい。
・降車時にすること
0円タクシーでは送迎料金も乗車賃も全て無料となっていますので、試供品等の提供があればそれを受け取って降りるだけです。
0円タクシー以外で利用された場合は、クレジット決済をするか現金を支払うことになります。
引用:https://design.m-o-v.jp/
タクシー配車アプリの利便性に加えて、無料でタクシーを使うことができるサービスは今までにないもので、すでにプロジェクトの第二弾が進行しているとの噂もあり、今後のMOVに目が離せません。
MOVが独自に展開しているキャンペーンには、期間限定で初回無料(限定付き)や割引クーポンを発行してもらえることがありますので、是非一度ご利用してみてはいかがでしょうか。
タクシー配車アプリの利用がきっかけとなり、どん底だったタクシー業界全体の売り上げが少しずつ戻ってきていると言われています。
それでも空車率50%の壁はまだまだ厚く、真意を問われるのはこれからのようですので、0円タクシーが起爆剤となり業界全体が活気づくことを期待しています。
キャッチ画像:https://dena.com/jp/press/004417