下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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自動車保険の保険料は、月払いと一括払いが選べるということをご存知ですか?
いくら任意であるとはいえ、車を所有して乗り続ける限り、万が一のことを考えて自動車保険には入っておくのが安心ですよね。
では、自動車保険の保険料を支払うとき、月払いと一括払い、どちらがお得なの?という疑問を解決していきます。
自動車保険は一括払いの方がお得だった!
自動車保険の支払いは、月払いと一括払いのどちらがお得か…、それは「一括払い」がお得です。
実際にどれほどの金額が違うのかと言うと、約4%~8%も合計金額に差があるんだとか。
例えば、一括で支払えば80,000円で終わるところを、月払いにすると83,200円~86,400円となり、大体3,200円~6,400円の負担が増えてしまいます。
とはいえ、免許証の色や等級、年齢制限など、保険の内容によって保険料が変わるため、もっと高額な料金になっている人もいますよね。
そんな人は、例え月払いの方が支払った合計金額や高いとはいえ、その都度支払う方が安心で楽だと感じる人もいます。
では、一括払いと月払いのデメリットをそれぞれあげていきましょう。
【一括払いのデメリット】
・一度に多くのお金を払わなければいけない
・中途解約では解約払戻金の返金率が少なく、損をすることがある
【月払いのデメリット】
・トータルの保険料払込額が高い
・支払方法の選択肢が一括払いに比べて少ない
・未納が続くと解約され、今までの等級を引き継げなくなる
一括払いでの中途解約では月割りで返金する保険会社もありますが、ほとんどの保険会社では、短期率にそって払戻金の額が決まります。
自動車保険に加入して半年後に解約することになったからといって、支払った半分の額が返って来るわけではないのです。
自分の入っている保険会社の仕組みは、最初にしっかり確認しておきましょう。
自動車保険を解約すると、解約払戻金が入る!
自動車保険を解約すると解約払戻金が入る、そう先ほど触れましたが、これは一括払いをした場合のみ。
毎月その都度支払っていくのとは違い、一括払いだと12ヶ月分の自動車保険の保険料を支払うことになるため、中途で解約すると、残りの数ヶ月分は多く支払うことになりますよね。
そのための返金措置となります。
とはいえ、これも先ほど少し説明した通り、保険料を12ヶ月で割って残りの月数分を返金する月割りではなく、「短期率」という一括払いをした際の解約までの保険料率に基づいて返金額が決まります。
下記の表は、保険期間ごとの短期率を表したものです。
期間 | 短期率 |
7日まで | 10% |
15日まで | 15% |
1ヶ月まで | 25% |
2ヶ月まで | 35% |
3ヶ月まで | 45% |
4ヶ月まで | 55% |
5ヶ月まで | 65% |
6ヶ月まで | 70% |
7ヵ月まで | 75% |
8ヶ月まで | 80% |
9ヶ月まで | 85% |
10ヶ月まで | 90% |
11ヶ月まで | 95% |
12ヶ月まで | 100% |
解約払戻金は、この短期率を使って計算します。
計算式は「保険証×(100%-短期率)」です。
例えば、「60,000円の保険料で3ヶ月後に解約」した場合、
60,000円×(100%-45%)=33,000円
これが、解約払戻金の金額となります。
たった3ヶ月だけの契約期間なのに、約半分の保険金しか戻ってきませんね。
また、「60,000円の保険料で5ヶ月と10日で解約」した場合だと、
60,000円×(100%-70%)=18,000円
半年も契約していなかったのに、解約払戻金はかなり少額となってしまいました。
解約するタイミングはしっかり見極めることが大切です。
中途解約で他社に乗り換える場合は等級UPが遅れる
現在の保険会社からの解約払戻金が入り、さらに他社の保険料が安いとなれば、お得感はUP!
すぐに解約へ進みたくなりますよね。
保険会社を他社へ乗り換えるとなっても、現在の等級はそのまま移行させることができます。
しかし、中途解約からの他社への乗り換えは、等級UPが遅れてしまうんです。
詳しく見ていきましょう。
例えば、平成29年3月4日~平成30年3月4日が保険期間で、現在の等級は11等級であったとします。
しかし、平成29年8月20日で他社に乗り換えるために解約をすると、他社での保険開始日は平成29年8月20日~平成30年8月20日までとなってしまいます。
そうすると、本来であれば解約した保険会社にて平成30年3月4日に満期を迎え、等級も12等級になっていたはず。
それが、乗り換えた保険会社の満期が平成30年8日20日になったことで、約5ヶ月の間、11等級での保険料の支払いとなってしまうのです。
たった5ヶ月とはいえ、その分の保険料が数%だけの違いでも、もったいないですよね。
そこで、「保険期間通算特則」という制度の出番。
この制度は、条件を満たしている場合にのみ、中途解約で保険会社を他社へ乗り換えたとしても、今までと同じ平成30年3月4日に満期を迎え、等級をUPすることができるんです。
どういう仕組みなのか、説明していきます。
まず、現在契約中の保険会社に「平成30年8月20日に解約したい」という旨を伝えます。
そして、新しく契約する保険会社に「平成30年8月20日を保険期間開始日にする」と伝えるのです。
現保険の解約日と新保険の開始日は同じ日にするというのが、保険期間通算特則を利用するための条件。
そして、新保険会社とは、平成30年8月20日~平成30年3月4日までの契約を結びます。
すると、平成30年3月4日の満期で11等級が終わり、次の平成30年3月4日~平成31年3月4日の保険を12等級として更新することができます。
中途解約で保険会社は変わるけど、乗り換え前の更新日のまま続いていくというわけですね。
ときどき、解約しようと思っても保険屋さんが対応してくれないという話も聞きます。
トラブル防止のためにも、乗り換える保険屋さんから連絡を入れてもらうという手もありますよ。
また、確実に解約してもらえるよう、解約手続きをしたことを証明するものを発行してもらうと安心です。
自動車保険は「中断」することもできる
自動車保険の中途解約は、新しい保険会社に変更する以外にも、「中断証明書」を発行することで等級はそのまま、10年間保存しておくことも可能です。
もし何らかの理由で車を手放すことがあればとりあえず中断しておけば、10年以内に保険を再開することで当時の等級から再開できますよ。
もし中断証明書を出さずに普通に解約してしまったら…、また初めからの等級から始まるので保険料が高額になってしまいます。
中断証明書を発行するには、
・廃車や譲渡などが理由で手元に車がない
・盗難にあった
・車検証の期限が切れている など、
車を乗れる状況ではないことが大前提。
また、中断している状態から自動車保険を再契約する際に、7等級以上であることも、中断証明書を発行するための条件に当てはまります。
また、これらの条件は保険会社によって若干違う場合があります。
保存年数や中断証明書発行条件など、加入している保険会社に前もって確認しておきましょう。
自動車保険は月払いだと高いの?一括払いと比較、お得なのはどっち?まとめ
自動車保険は月払いよりも一括払いがお得。
それはどこの保険会社も同じです。
もし一度のお金を出すのが難しいと感じたら、一括払いの金額を12ヶ月で割り、月ごとに積み立てしておきましょう。
そうすることが出来れば、毎月の支払額も抑えることができ、一度に大金を支払うことをせずに済みますよ。
また、保険会社の乗り換えは「保険期間通算特則」を、しばらく車を手放すときには「中断証明書」を発行してもらって、上手に保険料を節約しましょう。
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