超小型モビリティはバイクじゃない?超小型車?価格と最新情報を紹介!

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ん?バイクのようだけどハンドルがある?

え?小さなクルマ?

一部の地域では、もう既に走行している超小型モビリティを見かけます。

超小型モビリティの最新情報から価格について、紹介いたします。

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超小型モビリティ/最新情報は一人乗り?二人乗り?

引用:http://coms.toyotabody.jp/design/index.html

人が行きかう街では、バイクシェアリングと呼ばれる、スマホで簡単に登録できて、時間単位の料金で使用できる、便利な自転車シェアサービスがすでに展開されています。

でも、自転車に乗せられる荷物は限られてしまっていますし、人ごみでの自転車走行は、人と自転車が直接的に接触して、死亡事故と多額の損害賠償が発生した事例もあるように、危険なリスクにさらされていることを忘れてはなりません。

国土交通省が掲げる軽自動車未満原付以上という新しい乗り物の補助制度の支援を受けて、自転車やバイクよりも安全で、普通自動車や軽自動車よりも手軽な乗り物として、トヨタ、日産、ホンダなどの自動車メーカーが取り組んでいるのが、超小型モビリティという、新しい分野のクルマです。

では、各メーカーが取り組んでいる、現行の超小型モビリティを紹介いたしましょう。

トヨタ/COMS(コムス)

引用:http://coms.toyotabody.jp/mechanism/index.html

Chotto(ちょっと)、Odekake(おでかけ)、Machimade(まちまで)、Suisui(すいすい)。

それぞれの頭文字を並べて作った造語からなる名前、COMS(コムス)は、一人乗りの4輪車で、AC100V電源で充電が可能(満充電6時間)の100%電気自動車(EV)です。

COMSは、コンビニ大手のセブンイレブンをはじめ、各自治体や企業など、既に各地で実用化されている超小型モビリティで、1回の充電はわずか156円です(従量電灯B基準)。

そして、1回の充電で走行できる距離は、走り方によって変化しますが、スペックによれば57㎞(JC08)~102㎞(時速30㎞走行)と公開されていて、最高速度は時速60㎞のスペックです。

現状の法律では、運転には普通自動車免許が必要ですが、大きく分けて、個人を対象にしたP.COMと、デリバリーなどのビジネスを対象としたB.COMの、二つのグレードが用意されています。

気になる価格と燃費のコストパフォーマンスについては、後ほど説明致しましょう。

日産/ニューモビリティコンセプト

引用:https://www.nissan-global.com/JP/ZEROEMISSION/APPROACH/NEWMOBILITYCONCEPT/

前後に二人乗りという仕様で、最高速度は時速約80㎞、4時間の満充電で、航続距離は約100㎞と公開されていますが、家庭用には無い200V電源にしか対応していません。

現在は各地で実証段階とのことで、まだ販売には至っていない状況です。

ホンダ/MC-B

引用:https://www.honda.co.jp/mc-beta/saitama.html

日産の超小型モビリティと同じように、前後二人乗りの4輪車という仕様で、最高速度も同じく時速80㎞程度としています。

日産と異なるのが、家庭用100V電源にも対応している点ですが、満充電に7時間以下が必要とされています(200Vであれば3時間以下です)。

日産同様に販売には至っていませんが、埼玉、熊本、宮古島(沖縄)での実証実験を2016年3月に終えてから、今は沈黙を守っています。

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超小型モビリティ/価格と燃費

国内では唯一販売と実績でリードしている、トヨタのCOMSについて、グレードと価格を紹介しましょう。

COMS/個人向け(P.COM)

引用:http://coms.toyotabody.jp/style/index.html

P.COMのPはPersonal(個人)の頭文字を象徴していて、気になる販売価格は87万9,000円~ですが、雨の日の使用も考えると、サンドバイザー付きのキャンバスドア(オプション価格5万5,080円)は欲しいところです。

全長2,395mm、全幅1,095mm、全高1,500mmで、3ナンバーの普通車の全幅が2.50m以下ですから、そのおよそ半分よりも小さい大きさになります。

つまり、一般の駐車場には、単純にCOMSを2台がおけるサイズだと言えるでしょう。

COMS/商用向け(B.COM)

引用:http://coms.toyotabody.jp/style/index.html

B.COMのBは、Business(商用)のBです。

B.COMには、荷台部分が異なるベーシック(78万5,000円~)と、デッキ(85万9,000円~)のグレードが用意されていますが、雨の日は荷台がビショビショなりますので、デリバリー(90万3,000円~)が実用的でしょう。

またデリバリー仕様の全長は2,475mmで、P.COMよりも80mm長く設計されていますが、最大積載量はP.COMもB.COMも同じ30kgに設計されています。

またサンバイザー付きキャンバスドアのオプション価格は5万1,840円で、P.COMよりも3,240円安くなっています。

COMS/燃費

引用:http://coms.toyotabody.jp/design/interior.html

トヨタのCOMSは、1回およそ156円の満充電で、時速30㎞で走行すれば100㎞の距離を走行できるとしています。

また、JC08モードでも57㎞の距離を走行できるとしています。

JC08燃費から実燃費を1割ダウンと見込んだ場合、COMSの満充電時の見込み走行距離は、およそ50㎞の距離ですから、これを156円で換算すると、3.12円/㎞となります。

一方で、最近の原動付バイクは燃費が良いとの口コミを参考に、5Lのガソリンタンクで250㎞走行した場合、満タン725円(レギュラー、145円/L換算)だと仮定すると、2.90円/㎞ですから、COMSは原付バイクと同等程度の燃費性能と言えるでしょう。

ちなみにエコカーの代名詞とも言える、新型プリウスEグレードが、38Lガソリンタンクを搭載して、40.8㎞/L(JC08モード)の燃費性能ですから、1割ダウンの実燃費を考慮しても、同様に満タン5,510円で1390㎞を走行したとすると、3.96円/㎞ですから、COMSの燃費性能は、新型プリウス(しかもEグレード!)をも上回る!と言えるでしょう!

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超小型モビリティ/メリットとデメリット

国内では1歩も2歩も先を行って、他社の追随を許さないトヨタのCOMSについて、メリットとデメリットを見てみましょう。

トヨタのCOMS/メリット

引用:http://coms.toyotabody.jp/mechanism/index.html

トヨタのCOMSを、コンパクトなクルマとして考えるならば、総額でおよそ100万円の購入費用に加えて、車検不要、車庫証明不要、重量税不要、取得税不要で、充電は家庭用電源100Vというのは、維持費を抑える上では、かなりお得に思えます。

また、商用であれば、国土交通省から補助金制度が適用できる可能性がありますから、COMSをお考えの方であれば、確認してみるのも百聞は一見に如かずでしょう。

そして、普通乗用車のおよそ半分のスペースに収まるコンパクトさは嬉しいことで、考えようによっては、1つの駐車場に2台置けることになるのです(ただし、機械式立体駐車場に2台駐車は無理でしょう)。

トヨタのCOMS/デメリット

クルマとして考えた場合、最も気になるのが安全性能ではないでしょうか?

最高速度は時速60㎞とは言え、万が一にも衝突した場合には、ビルの5階から落下した衝撃に匹敵するという話もあります。

とは言え、自転車や原付よりは安心感は上がりますが、それでも原付扱いという任意保険は必ず付帯することをおススメします。

命のリスクを考えれば、備えあれば憂いなしに、間違いということは無いのです!

それでも、厳しい規制の中、超小型モビリティとして国土交通省が公道走行を許可したということは、かなり思い切ったことだと、思えるのですが、原動機付バイクを考えるのであれば、良いのかな?とも思います。

もうひとつ気になるのが、窓とサイドドアが無いことです。

オプションのキャンバスドアで上からの雨はしのげても、公道を走行すると、道路の水たまりや、他のトラックや自動車からのはね返りの雨や、強風の雨は避けようがないでしょう。

やはり、雨の日の走行にはカッパの装着が必要であったり、原付同様に危険な香りが否めませんから、オプションでフルカバーの窓やドアを用意するなら、是非ともエアコンの準備もお願いしたいところです。

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超小型モビリティ/まとめ、未来

引用:http://coms.toyotabody.jp/trials/

エネルギー資源と、超高齢化社会という点だけに着目すれば、超小型モビリティの機動力の良さと、優れた低燃費性能のクオリティを発揮する活躍の場に対する大きな期待に、ひょっとしたら反対する人は、一人もいないかも知れません。

でも、クルマとしての安全性を考えると、COMSは絶対ダメ!って言う人も、中にはきっと存在していると思います。

そもそも安全性という点にだけ着目すれば、今日の悲しい事故に見られるように、クルマの存在自体が危険なものとなってしまいます。

でも、一家に1台だったクルマが、2台や3台と増えていったように、一人1台の可能性も否定することも無いでしょう。

超小型モビリティが普及する上で、安全性に関して解決する手段があるとしたら、そもそも人間に運転させてはいけないというのが、極論なのでしょう。

となれば、今ある超小型モビリティに必要な要素は、今後進化し続けるAIによる完全なる自動運転と、車外と車内の双方のヒトを守るための、完全防備型スーパー衝撃吸収ボディの二つが必要不可欠で、そのコストを下げるための技術革新と普及のため、お国の補助金制度や法律が、この国の未来の鍵を握っていると創造できます。

規制の壁と技術革新で、中国の街に行きかう自転車の群れが、電動バイクの群れに様変わりしたように、クルマ社会も超小型化の波へと変化する未来があるかも知れません。

でも、エアコンだけは標準装備とすることを忘れないで欲しいと思うのです。

アイキャッチ画像引用:http://coms.toyotabody.jp/style/pcom.html

この記事を書いた人

yoshiaki1974.7
心はクルマ好き少年のまま、気付けばオジサンになってしまった40代エンジニアの語らう思いを届けましょう。



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