動物注意の標識の種類ってどんなのがあるの?見たことがない標識があるかも?

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ドライブ中に見かける黄色いひし形の交通標識、スリップ注意や落石注意など皆さんも学習したかと思いますが、ちょっと変わったものでは、動物のイラストが描かれたものを見た人もいるのではないでしょうか。

全国には、津々浦々に様々な動物をモチーフにした標識があります。

えっ!と驚くものもありますので、是非ご一読下さい。

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動物注意の標識は種類が豊富!

まずは動物の種類からです。

後ほど説明しますが、動物注意を呼びかけている標識は地域性が色濃く表現されていますので、正確な種類を把握しているわけではありません。

もし、こちら以外に見つけることができましたら、レアな標識だと思いますので、是非確認してみて下さい。

シカ、サル、タヌキ、キツネ、イノシシ

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こちらは全国に生息されている動物で、見かけた方も多いのではないでしょうか。

特にシカの標識に関しては、国土交通省が管轄している道路で、「警戒標識」として統一しているものなので、よく目にするものだと思います。

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引用:http://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/keikoku/47warning.htm

昼夜問わず行動しているだけに、どんな時でも道路を渡ってくることが予測できますので、細心の注意が必要です。

クマ、カモシカ、ヤマネコ

少し地域性が出てきた部類ですが、深い山奥に生息しているだけに山道などで見かける標識です。

 

山道はカーブが続き、視界も悪くなっていますので慎重に運転するよう心がけて下さい。

ウサギ、リス

野生で見るケースはほとんどないと思いますので、こちらも地域性が濃い部類に該当します。

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警戒心が強く、道路を横切ることはほとんどないと思われますが、何かの拍子に飛び出してくることがありますので、いつもより先の方を注視して運転して下さい。

ウシ、ウマ、ヤギ

牧場近くの道路で見かけることがよくあるのですが、放し飼いや放牧などの理由で道路に出てしまったことを想定して、標識を置くケースが多々あります。

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広大な平野などに目を奪われがちですが、わき見運転には十分に気を付けて下さい。

トリ

さすがに道路に降り立つことはしないのでは?と考えている方もいらっしゃると思いますが、それでお事例があるからには標識化されるケースがあります。

https://twitter.com/1275Hiro/status/982483157038452737

何が起こるか分からないのが交通事故なので、標識を確認した以上は注意しなければなりません。

カメ、ヤドカリ、カニ、イモリ

こちらの甲殻類や爬虫類も対象となっています。

特定地域で大量発生することがあるのですが、道路及びその周辺を、その生き物で埋め尽くされてしまう現象が起き、まともに車を動かすことができない事態となります。

こちらで数え上げただけでも18種類にも上っておりますが、まだまだ存在すると言われております。

地域によって、同じ動物をモチーフにした警戒標識でも異なったイラストを見ることがありますが、標識を設置する道路によっては、各地域の都道府県や市区町村が管轄となり、イラストも自由にできるようになっているのです。

 

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動物注意の標識は警戒標識!そもそも警戒標識って何?

 

警戒標識について説明したいと思います。

国土交通省が管理する、黄色いひし形で囲まれた標識のことを指すのですが、全部で27種類あります。

※定義:定義道路上で警戒すべきことや危険を知らせ、注意深い運転を促す

こちらの中に、「動物が飛び出すおそれあり」とシカをモチーフにした標識があるのですが、これが動物注意と呼ばれる警戒標識で、国土交通省で取り上げているのは、シカのみ一種類となっています。

なお、警戒標識は道路管理者が設置しているのですが、直轄国道の管轄のみ国土交通省が担当しています。

その他の道路(補助国道・主要地方道・一般県道)は、都道府県もしくは市区町村(政令指定都市)が設置しています。

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引用:http://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/keikoku/warning-sign.htm

つまり、直轄国道には指定されたシカのマークのみが設置されており、その他の道路に関しては各地域の管理者による適宜な動物のイラストが描かれていることになります。

※サル・タヌキ・ウサギ:国土交通省より標準的なイラストを任意で配布しています

したがって、動物注意の標識は警戒標識の1つとなります。

黄色いひし形以外で注意勧告をしている標識は、基本的に違う意味を持つことになるのですが、例えば、赤枠で囲まれた丸形や三角は、規制標識と呼ばれており、禁止事項や制限事項を意味しており、ペットの散歩などに進入禁止の意味で使われていることがよくあります。

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では、標識化される基準にはどのようなものがあるのでしょうか。

生息地

林道や山道の建設にあたり、動物の消息を確認するのですが、研究機関からの報告からどのような動物がいるのか確認して、もっとも出やすいと推測できる動物の標識を設置します。

出没実績

実際に遭遇した情報をもとに、その正誤性を検証してから標識を設置します。

たとえ、生息地でなかったとしても、その動物の行動範囲であることが分かった時点で標識化することが可能となります。

事故事例

生息地や出没事例があったからと言って、必ずしも標識を設置するとは限らず、実際に交通事故が起こってから動き出すこともあります。

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人身事故と違って、大きな処罰を受けるようなことはありませんが、それでも不注意による事故として処理されてしまい、車への損害も決して小さなものではありません。

警戒標識を確認したら、いつも以上に注意深く周りを確認して運転するよう心がけて下さい。

もし、不運にも動物と接触して道路の妨げになるようであれば、そこを通る車のことを考えて、必ず警察へ連絡して指示を受けて下さい。

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動物注意の標識は海外でも種類は豊富

海外の警戒標識について見ましょう。

野生動物の宝庫として人気の高い観光地オーストラリアでは、日本では滅多にお目にかかれない固有動物の標識を立てています。

日本と違って、オーストラリアでは動物保護を目的に、様々な動物のイラストが描かれた標識があり、さながら動物園を思わせる感覚があります。

しかし、車との衝突事故も多発しており、ドライバーへの注意を強く呼びかけているのも事実なのです。

カンガルー

ご存知、オーストラリアを代表する動物ですが、2足歩行(というよりも跳躍)で跳ね回る姿が特徴的です。

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時速40km/hを誇るそのスピードは、車にも追いついてしまうほどです。

凶暴で力強い一面も持っており、近づくのは警戒が必要と言われておりますので、遭遇しても、車を緩めずその場から離れるようにして下さい。

ヒクイドリ

オーストラリア北東部に生息する鳥で、全体的に黒いものの、青い長い首すじが特徴的です。

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地球上では2番目に重い鳥類とされており、最大体重は85kg、全長は180cmに及ぶ大型も記録されています。

こちらも走る速度は50km/hと早く、しかも世界一危険な鳥と言われております。

スパイクのような鋭い爪を使って攻撃してくるのですが、車のボンネットに穴をあける程の力もあるそうです。

タスマニアデビル

体長は50cm程度しかありませんが、オオカミの血を引く肉食動物です。

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絶滅危惧種と認定されているだけに、政府は最新の注意を呼びかけています。

夜行性ですが、視界が弱く、車の前を通り過ぎることがよくあるようです。

今はタスマニア島にのみ生息しているそうなので、そちらへお出かけの際にはご注意下さい。

この他にも、コアラやラクダ、カモノハシと警鐘を鳴らす標識がいくつもあり、日本よりも動物に遭遇する機会が多いようです。

 

海外で車を運転する方もいらっしゃると思いますが、それぞれの動物の特性を理解することで、安全運転につなげる準備をお願いしたいと思います。

大自然を大事にするがゆえに、どう車社会と動物が共存していくか、オーストラリアでは日本よりも一歩先を行っている感じがします。

安全性能が高まっている現代の自動車革命、その新たな方向性として野生動物への配慮も、今後の課題として取り上げていくことも重要なのではないでしょうか。

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キャッチ画像引用:https://www.photo-ac.com

この記事を書いた人

にわとりぃ
誰かの為になる記事を書くことを意識して日々精進しています。
この記事があなたの参考になれば幸いです。



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