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小型車から高級セダンまでラインナップが年々充実しているなか、ミニバンもしっかりと抑えているのをご存知でしょうか?
ミニバンとは『3列シート、7人乗り』。
そして『スライドドア』があるのが基本です。
なぜスライドドアなのか?
それは、3列目シートからの乗り降りの際、ヒンジ付ドアだとフルオープンにする必要があるため。
今回ご紹介するVWの2台はミニバンですが、3列目シートを使う頻度でクルマ選びがはっきりわかるはずです。
シャランとトゥーランとはどんなクルマなのか?
↓顔つきを見れば、誰でもVWだとわかるシャラン。サイドビューだけみるとリヤエンドはホンダ ラグレイト(99〜2005年まで発売されたカナダ産のミニバン。全長5.1m)にそっくり。
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/5485
シャランとは、ペルシア語で「王族」を表す”Shah” という単語をもじりましたが、日本語にはない響きです。
7人がしっかり乗れるボディは4,885mmの全長、トヨタエスティマ(4,820mm)を少し大きくした堂々としたサイズです。
全長はトヨタ アルファード/ヴェルファイアをも凌ぐ1,910mm!アルヴェルよりも60mmも幅広く、室内のゆとりは満足レベル。
後席はドイツ車では稀少なスライドドア採用です。
シャラン断面図
ここで注目は、上からクルマを見た図。
2列目シートはドイツ車らしく、3席全てが独立して腰掛けるように設計されています。
ベンチシート型の日本車は”車中泊”もできるような考え方ですが、ドイツ車はあくまでも”シートは座るためのもの”という哲学。
引用:https://www.volkswagen.co.jp/
引用:https://www.volkswagen.co.jp/
トゥーラン断面図
トゥーランはシャランのダウンサイズ版。
パッと見は同じミニバンですが、こちらはあくまでも”ゴルフ トゥーラン”で、コックピットはゴルフと同じデザインを採用しています。
シャランよりも320mm全長が短く、3列シートの7人が乗るタイプ。
2列目シート幅はシャラン同様の400mm。
3列目シートは低座面で薄く、足元もとも狭いため、エマージェンシー用です。
引用:https://www.volkswagen.co.jp/content/dam/vw-ngw/
↓4,535mmに3列シート……3列目はあくまでも予備席と考えるのが正解。もうひとつ、このクルマは”スライドドア”が不採用。3列目シートへの乗降が多い人には不向き。ただ、このスタイルとおだやかな顔つきにファンになる人も少なくない!
引用:https://www.goodspress.jp/reports/25802/
大きさを比べてみよう
シャランとトゥーランのボディを比較
シャラン | トゥーラン | ||
全長(mm) | 4,855 | 4,535-40 | |
全幅(mm) | 1,910 | 1,830 | |
全高(mm) | 1,730-50 | 1,670 | |
最小回転半径(m) | 5.8 | 5.5 | |
車両重量(kg) | 1,820 | 1,560 | 1,630 |
燃料タンク(L) | 1.4L:ハイオク73 | 1.4L:ハイオク60 | 2.0L:軽油60 |
ボディサイズで言えば、トゥーランが扱いやすい!
プリウスαが4,630mm全長であることを考えれば、納得が行くでしょう。
ディーゼル車の設定もうれしいところです。
↓シャランの3列目シート。2列目よりも座面が高いので、開放感が味わえる。ドリンクホルダーなど、日本式おもてなしは残念ながらない。
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/5485
↓トゥーランの室内。サードシートは2分割、セカンドシートを前に倒して乗降するのがわかる。ドア全開でないと乗り降りできないため、駐車場には気を使うだろう。
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/39174#image-12
シャランとトゥーランのエンジン比較
シャラン | トゥーラン | ||
エンジン | 1.4Lターボ | 1.4Lターボ | 2.0Lターボディーゼル |
最高出力(PS) | 150 | 150 | 150 |
最大トルク(Nm) | 250 | 250 | 340 |
駆動 | FF | FF | FF |
1.8tのシャランが、1.4L…加速が必要になると、いきなりターボブーストの力を必要とするため。
サイズ感とエンジンフィールが合わないという面もあります。
その点、トゥーランは走りに振った”R”ももちろんラインナップ。
シャランよりも快適で低重心の走りが楽しめるでしょう。
燃費はどうか
シャラン | トゥーラン | ||
排気量(L) | 1.4Lターボ | 1.4Lターボ | 2.0Lターボディーゼル |
JC08燃費(km/L) | 15 | 18.5 | 19.3 |
実燃費(km/L) | 9 | 11.1 | 11.58 |
1.4Lターボ搭載の2台ですが、ボディサイズで言えばまずまずの低燃費と言えるでしょう。
TDIはマメなオイル補充さえしておけば、吹き上がりも快適です。
満タンでの走行距離は
シャラン | トゥーラン | ||
排気量(L) | 1.4Lターボ | 1.4Lターボ | 2.0Lターボディーゼル |
実燃費(km/L) | 9 | 11.1 | 11.58 |
走行距離(km) | 657 | 666 | 694.8 |
シャランとトゥーランの維持費を比べよう
引用:https://www.nerdwallet.com/blog/loans/student-loans/how-to-calculate-student-loan-interest/
ここでは、新車登録翌年度の年間維持費を比較します。
減税は”自動車税のエコカー減税部分”。
年間走行距離10,000kmを想定しています。
燃料代は、ハイオクガソリン=151円/ℓ、軽油=129円/ℓで計算。
シャラン | トゥーラン | ||
エンジン | 1.4Lターボ | 1.4Lターボ | 2.0Lターボディーゼル |
自動車税 | ¥34,500 | ¥34,500 | ¥39,500 |
減税▲ | – | ¥17,000 | ¥29,500 |
燃料代 | ¥167,777 | ¥136,036 | ¥111,206 |
実燃費 | 9km/L | 11.1km/L | 11.58km/L |
オイル交換 | ¥10,000 | ¥10,000 | ¥10,000 |
合計 | ¥206,866 | ¥163,536 | ¥131,206 |
オイル交換費用ですが、ドイツ車特有の”減った分を継ぎ足す”やり方ではなく。
完全なオイル交換費用(5,000km/毎に交換、年間2回)としています。
ディーラーでは継ぎ足しでOKというところもありますが、是非とも交換することをお勧めします。
※自動車税減税部分は、新車登録翌年度分のみです。
引用:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/sharan.html
引用:https://clicccar.com/2016/11/23/419127/20161006vw-touran_014/
乗り心地はどうか?
ここでは”みんカラ”の口コミを引用して、シャランとトゥーランの乗り心地を比べてみます。
引用:https://www.volkswagen.co.jp/ja/
シャラン:368〜479万円
●ちょっとした踏切の小上がりでもマジかと思うくらい進みませんが、30km/hを超えたあたりから、マジかと思うくらい急激な加速を楽しめます。
静寂性は非常に高いと思います。
さすがに高速道路ではロードノイズが気にはなりますが、それでも後部座席との会話は格段にしやすいです。
ストップ&ゴーは苦手なので渋滞の多い日本ではPHVのほうが向いているんでしょうね。
○走る・曲がる・止まるといった基本性能は非常に高く、ミニバンであることを忘れそうになります。
もう少々足回りが硬くても良いですね。
ブレーキの初期作動が甘い感じが…
●何せ1.8トンの車体に過給機付とはいえ1.4のエンジンなので、急加速が必要な時に期待した加速をしません。
最初っからわかってましたがホイルベースが2920ミリあるので市街地など狭い所での取り回しは厳しい。
それと車幅が1920ミリと結構デカくてコーナーポール付けないと見切りが悪いのでフロント擦りそう。
○スペック上,横幅はエルグランドよりもでかいのですが,室内はエルグランドよりも狭いです。
というのも,ドアの厚さが半端ではありません。
装甲車か?と思うぐらいに厚いです。
トゥーラン:293〜411万円
引用:https://www.volkswagen.co.jp/ja/
●18インチの45タイヤでもロードノイズが少なく静かです。
車の揺れが少ないので快適。
シートもしっかりしたサイズと固さで長距離乗っても疲れにくいと思います。
○日本の道路事情に合ったボディーサイズに大人5人ちゃんと乗れて、荷物がしっかり詰めるパッケージングが素晴らしいです。
日本車とは全く違う、欧州車の欧州車の高速での安定感やコーナーリングは、国産ミニバンでは味わえない楽しさが味わえます。
●吊り下げ式AXLペダル 足が疲れる。
足が疲れている際に辛い。
Dレンジで発進の際に気を付けて発進しないと。
クラッチの繋ぐショックが、かなり大きく心配なDSGの耐久性をさらに、心配しなければいけない。
Sモードなら穏やかに繋いでくれるのに。
○良く、TOURANはミニバンにしては硬め、と言われていますが、乗っていて、そうは思いません。
高速道路の継ぎ目なんかもうまくいなしてくれます。
決して柔らかい部類ではないですが、安心して乗れる良く動く足だと思います。
●硬すぎず柔らかすぎず、長距離運転の体への負担も低いです。
国産車のファミリーカーと比べると少し固めなっていると思います。
シャラン vs ゴルフトゥーラン 徹底比較!まとめ
シャランとゴルフ トゥーラン…どちらを選ぶべきか?
広さで言えば、両車ともそれほど変わりません。
ただ、3列シートを使うのならシャランがベストでしょう。
スライドドアもあり、使い勝手は高いのです。
トゥーランは”日本のミニバンにないシンプルさ”と硬めのシートや穏やかな走りを楽しむのにもってこい。
2列5人で普段使い、3列目シートは倒して使うか買い物袋を置くために背をたてておく…といった使い方がいいでしょう。
不便さも持ち合わせるドイツ車ミニバン。
ですが、クルマとしての作りは素晴らしいので、ぜひ試乗してみましょう!