【ハリアー】VS【ベンツGLA】比較するとどっちがお得?維持費・燃費・乗り心地

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トヨタが誇る高級SUVトヨタ・ハリアーとメルセデスの伝統が生んだ初めてのコンパクトSUVであるベンツGLA。

同じSUVのカテゴリーながら、そのサイズや個性の方向性は違っています。

今回はハリアーとベンツGLAの維持費や燃費、乗り心地の項目でそれぞれを比較してみたいと思います。

 

ハリアーとベンツGLAを徹底比較!維持費はどちらがお得?

 

ハリアーとベンツGLAの維持費について、年間にどのくらいのお金がかかるのか調べてみました。

ハリアーの維持費

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引用:https://toyota.jp/harrier/exterior/

ハリアーには2.0Lガソリンエンジンと2.0Lガソリンターボエンジン、2.5Lハイブリッドシステムの設定があります。

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上の表を見ると、年間の維持費ではハイブリッド車が一番安くなっていますが、ガソリン車とは思ったほどの差が見られませんでした。

ガソリン車とハイブリッド車の最廉価グレード同士を比べると、新車価格で80万円くらいの差があるので年間維持費だけでこの価格差を埋めることはまず無理でしょう。

 

また、ハイブリッド車とターボ車では年間のガソリン代で大きな差が開いています。

ターボ車はハイブリッド車に比べると燃費が悪く、さらに使用燃料が無鉛プレミアム(ハイオク)となっているためにガソリン代が高くなってしまいます。

 

ベンツGLAの維持費

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引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/gla/gla-suv/explore/design.module.html

ベンツGLAには4グレードの設定がありますが、その内の1.6Lガソリンターボを積む「GLA 180」と2.0Lガソリンターボを搭載する「GLA 220 4MATIC」で算出しています。

他の2グレードは2.0Lターボ車のハイパフォーマンスモデルとなっています。

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やはり維持費の中で一番高額になるのはガソリン代のようで、上記の計算では半分くらいの割合を占めています。

年間走行距離の短い方なら、維持費はもっと安くなりそうです。

 

 

ハリアーとベンツGLAの維持費比較まとめ

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引用:https://toyota.jp/harrier/exterior/

2台を比較すると、年間維持費で一番お得なのはハリアーのハイブリッド車ということになります。

さすがはトヨタのハイブリッドシステムといったところでしょうか。

各項目の中でガソリン代が一番大きな違いになりそうです。

排気量の違いにより、自動車税はハリアーのハイブリッド車が一番高くなりますが、ガソリン代を含めたランニングコストではお得になるようです。

 

しかし、ベンツの「GLA 180」とハリアーのハイブリッド車の年間維持費の違いは、今回の計算では1万5千円ほどしかないので、普段の走行距離が少ない使い方ならほぼ同じくらいになるかもしれません。

 

あと、任意保険の金額がベンツGLAの方が安くなっていますが、今回見積もりを出した通販型の保険会社ではこのように算出されました。

 

今回の計算をする上でのそれぞれの項目の条件などを以下に示しておきます。

また、維持費だけの比較としているので、車両の購入費用は考えていません。

 

自動車税

そのクルマの所有者に課される税金で、4月1日の所有者に対して課税され、税額は排気量などによって異なる仕組みとなっています。

 

自動車重量税

購入するクルマの重さによって税額が変わる税金で、車検証の有効期限分(2~3年分)をまとめて支払う形をとります。

自家用乗用車は車両の重さ0.5トンごとに税額が変わるようになっていて、12年経過するまでは0.5トンごとに4,100円/年になります。

ハリアーの車両重量は1,580~1810kgなので、年間の税額は16,400円となります。

ベンツGLAの車両重量は1,480~1,650kgとなっていて、年間の税額は12,300円か16,400円となります。

 

自賠責保険

保険には強制的に入らされる「自賠責保険」と「任意保険」があります。

自賠責保険は車検時に、車検費用の中に含まれていることがほとんどなのであまり気にされる方はいないのかもしれません。

2018年度の自賠責保険料は、12ヶ月(年間)で15,520円となっています。

 

任意保険

任意保険は大手通販型で見積もりをしてみましたが、条件は以下の通りです。

年齢制限なし、17等級、ゴールド免許、年間走行距離11000km以内、運転者限定なし、対人・対物無制限、車両保険なし

 

車検費用

車検費用には、税金などの法定費用と車検手数料、部品などの修理交換費用が含まれます。

法定費用に大きな差はないと思いますが、手数料は依頼する店舗により異なってくると思います。

ここでは、車検代は2年おきにかかる費用として10万円と仮定し、年間では5万円としています。

 

ガソリン代

ガソリン価格はレギュラーが1Lあたり140円、ハイオクが1Lあたり150円、軽油が1Lあたり120円とし、走行距離は月間1,000kmで年間12,000kmと仮定しています。

ハリアーの実燃費をガソリン車は11.5km/L、ターボ車は9.5km/L(ハイオク)、ハイブリッド車は15km/Lとして計算しています。

対してベンツGLAは実燃費を「180」が11.5km/L(ハイオク)、「220 4MATIC」が9km/L(ハイオク)としています。

 

駐車場代

駐車場は場所によって料金が異なると思いますが、ここでは月に1万円、年間12万円としています。

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ハリアーとベンツGLAを徹底比較!続いて低燃費なのは?

 

続いては、2車種の燃費について見ていこうと思います。

燃費には、メーカー公表のカタログ燃費と実際に使用した場合の実燃費の2パターンがありますが、特にユーザーにとって重要なのは実燃費のほうになります。

「カタログ燃費は良いはずなのに、実際に乗ってみたら燃費が伸びなかった」などの残念な口コミを目にすることがありますが、カタログ燃費との乖離率の高い車種はあるようです。

 

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引用:https://toyota.jp/harrier/exterior/

ハリアーの燃費は?

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ハリアーのカタログ燃費(JC08モード)は、2.0Lエンジンが14.8~16.0km/L、2.0Lターボエンジンが12.8~13.0km/L、ハイブリッド車が21.4km/Lとなっています。

ハイブリッドシステムのカタログ燃費は素晴らしいの一言です。

実燃費の口コミを見ると平均で15~16km/Lくらいになりそうですが、思ったほどハイブリッド車の燃費が伸びないと感じられている方もいるので、乗り方次第かもしれません。

 

ガソリン車のほうは、このクラスからすると普通くらいの燃費でしょうか。

実燃費を見ると11~12km/Lくらいのようです。

 

また、ハリアーのターボエンジンは、低回転から高回転まで高トルクを確保するツインストロークターボチャージャーを採用し、胸をすくような気持のよい加速フィールを味わうことができます。

しかし、実燃費は10km/Lを切るあたりになりそうなのと使用燃料はハイオクとなっているので、ガソリン代は覚悟した方が良いかもしれません。

 

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引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/gla/gla-suv/explore/design.module.html

ベンツGLAの燃費は?

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ベンツ「GLA 180」のカタログ燃費は、1.6Lターボエンジンが16.4km/Lとなっていて、「GLA 220 4MATIC」の2.0Lターボエンジンが13.1km/Lとなっています。

実燃費の口コミを見ると、1.6Lエンジンが市街地で11~12km/L、高速走行では15~18km/Lくらいになるようです。

思ったよりも燃費が良いと感じている方もいるようです。

 

また、2.0Lエンジンは街乗りで10km/Lを切るくらい、高速道では平均して15km/Lくらいのようです。

「GLA 220 4MATIC」は、排気量が2.0Lに拡大していて、さらに4輪駆動となっているために燃費はあまり望めないかもしれません。

 

また、ベンツGLAの使用燃料は無鉛プレミアム(ハイオク)となっています。

 

ハリアーとベンツGLAの燃費比較まとめ

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引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/gla/gla-suv/explore/vehicle-highlights.module.html

カタログ燃費、実燃費ともにハリアーハイブリッドに軍配が上がります。

使用燃料がレギュラーガソリンで低燃費のハリアーハイブリッドはおすすめになります。

 

しかし、ハリアーのターボ車とベンツGLAのターボ車は、優れた加速やパワーを感じることができるようなので、燃費を気にせず走りを楽しみたい方にはおすすめのエンジンです。

 

補足になりますが、クルマのカタログに記載されている燃費表記は、現在、多くが「JC08モード燃費」となっていますが、2018年10月からは新たに「WLTCWモード燃費」が導入されています。

このWLTCWモード燃費とは、3つの走行モード「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」で構成された、燃費を測る国際的な試験方法のことです。

今までのJC08モード燃費に比べて、実際に使用するときの燃費に近い内容になっているので、今後はカタログ燃費に比べてあまりに実燃費が悪いということは少なくなるかもしれません。

 

ハリアーとベンツGLAを徹底比較!最後に乗り心地が良いのは?

 

最後は乗り心地について比べてみたいと思います。

ただ、乗り心地の感じ方は個人によって異なってくるので、みなさんが同じ感想を抱くかは難しいところですが、レビューや口コミなどから評価をしてみたいと思います。

 

ハリアーの乗り心地

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引用:https://toyota.jp/harrier/interior/

  • ふわふわとした乗り心地がする。
  • 長時間走行でも疲れませんが、段差での突き上げ音は大きめです。
  • 車内環境は過ごしやすく、長距離ドライブでもストレスを感じにくいです。
  • シートの座り心地、走行の安定性など、長距離ドライブにはもってこいです。
  • 乗り心地はどっしりとした重厚感があります。
  • アイドリングストップからエンジンが再始動するときに、音が大きいのが少し気になります。
  • 乗り心地は柔らかく静粛性も抜群であり、良く言えば雲の上を走っている感じです。
  • 18インチタイヤは、路面の継ぎ目などのショックが車内にかなり伝わってくる。
  • ハイブリッド車では、走り出しがスムーズで乗り心地も滑らか。
  • 17インチタイヤは、乗り心地がマイルドです。突き上げ感は無く、かといってフワフワしているわけでもないちょうどよい柔らかさです。

 

みなさんの口コミは参考になったでしょうか。

乗り心地のフワフワ感を挙げられている口コミが目につきましたが、これは好みの問題かもしれません。

前車にどんなクルマを乗っていたかによっても感じ方が違ってくると思います。

セダンや他の高級車と呼ばれるクルマから乗り換えをされている方は、フワフワとする乗り心地が気になるのかもしれません。

 

また、静粛性は高いようですが、その中でもアイドリングストップからの再始動時の音が気になる方がいるようです。

 

参考までに、ハリアーのカタログではサスペンションについて以下のような記載があります。

サイドメンバー前後端にパフォーマンスダンパーを搭載してボディ剛性を高めることで、高速走行時の直進安定性や操縦安定性を確保し、上質でスポーティな走りを実現しています。

道路や走行状況に合わせて、サスペンションの動きが変化するFAD(振動数感応)ショックアブソーバーを装備しています。

それにより、大きくゆったりした動きや小さく速い動きに合わせた減衰力とすることで、優れた操縦安定性や快適な乗り心地を実現しています。

 

ベンツGLAの乗り心地

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引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/gla/gla-suv/explore/model-year-update2.module.html

  • 乗り心地は硬めではあるが悪くはない。
  • 小気味よい硬さで、車が跳ねても収束が早い。
  • ステアリングを握って走り始めた時の直進安定性がすばらしい。
  • 安定感が高く、乗っていて安心感がある。
  • 路面の凸凹を拾ってゴツゴツする感じがする。
  • 乗り心地は硬いが良好です。硬いから悪いというわけではない。
  • Aクラスがベースということもあり、後部座席の室内空間はお世辞にも広いとは言えない。
  • ランフラットタイヤのせいもあるのか、車内に入るロードノイズは若干大きめに感じる。

 

さすがはアウトバーンで鍛えられた欧州車と言ったところでしょうか。

ドイツ車によく見られる硬めのフラットな乗り心地になっているようです。

しかし、その硬さに慣れないようなら、柔らかな乗り心地との評価が多いハリアーの方が合っているかもしれません。

 

静粛性に関してはあまり良いとは言えないようで、ロードノイズなどが車内に入ってくるようです。

 

カタログを見ると、しっかりと路面をとらえるサスペンションを装備することで、通常はしなやかで快適な乗り心地を発揮し、コーナリング時などにはきちんとふんばることで、正確なハンドリングと高い安定性を実現するとあります。

 

ハリアーとベンツGLAの比較をまとめると

 

今回は維持費と燃費、乗り心地の3点で比較してみました。

維持費のところでは、ハリアーハイブリッドが最もお得になっていました。

やはりランニングコストに占めるガソリン代のウェイトは大きいようで、ガソリン代を節約できるハイブリッド車はトータルでも安くなります。

 

燃費に関しても、ハリアーハイブリッドの勝利と言えます。

使用燃料もレギュラーガソリンなので、ハイオクを使用するハリアーのターボ車やベンツGLAよりもお得感は高いように思います。

 

乗り心地に関しては、購入者の好みになるかもしれません。

柔らかな乗り心地をお望みならハリアーを、硬めの乗り心地を好むのであればベンツGLAを、といった感じになると思います。

 

今回の維持費、燃費、乗り心地の3項目のうち、維持費と燃費の2項目ではハリアーハイブリッドが最も優れていましたが、どれがお得と考えるかは、みなさんが一番重要視する要素によって異なってくると思います。

アイキャッチ画像引用URL:https://toyota.jp/harrier/exterior/ーhttps://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/gla/gla-suv/explore/design.module.html

この記事を書いた人

北のおかん
北海道在住で3人の息子が車関連の仕事をしているので影響を受けて車が大好きなおかんです。

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