レクサスGS vs レクサスIS 徹底比較！どっちが買い？維持費・燃費・乗り心地は？

今回は日本が誇る高級サルーン、レクサスのGSとISをご紹介していきます！

レクサスのラインナップの中で、どちらも４ドアセダンですが、若干GSの方が価格が高くサイズも大きくなっています。

いったいどれくらいの違いがあるのでしょうか？

という事で、この記事では、GSとISの車のサイズや燃費や維持費、乗り心地などを比較検証して、どっちがおすすめか、皆様に知っていただこうと思います。

比較車両はそれぞれのオススメの人気グレード、

GS：300h Fスポーツ

IS：300h Fスポーツ

まずは、GS、ISの簡単な紹介から。

GS、ISってどんな車？

・GS

https://lexus.jp/models/gs/gallery/

GSは、レクサスブランドのラインナップの中で、真ん中くらいの価格帯のセダンです。

真ん中とは言っても、６００万円弱から８００万円超の価格になりますので十分に高級車ですよね。

GSは、Grandtouring Sedanの略で、GS初代が販売当時、同じ車体のトヨタのアリストにはターボモデルがあったのに対して、GSは3000ccのモデルのみだったようです。

この頃からGSのコンセプトが、スポーツモデルよりもツアラーとしてもキャラクターを持っていたことがわかりますね。

現在では、ガソリンモデルとハイブリッドモデルのパワートレーンを選択することが出来ますし、エンジンにも2000cc、2500cc、3500ccと用意されていて、3500ccのガソリンモデルには４WDの設定もあります。

また、スポーツ走行に特化したGS Fというモデルも別に存在しています。

・IS

https://lexus.jp/models/is/gallery/

ISは、レクサスブランドのラインナップの中で、入門車とも言える価格帯のセダンです。

価格帯は、４７０万円から６４０万円くらいの価格になりますので、トヨタ車よりもアッパーグレードといった感じでしょうか。

ISは、Intelligent Sport Sedanの略で、トヨタのアルテッツァが発売された翌年にレクサスブランドとして北米やヨーロッパで販売が開始されました。

アリストが直列４気筒モデルをラインナップしていたのに対して、ISには６気筒モデルのみのパワートレーンで、スポーツモデルの中でもより上質なキャラクターをイメージさせる仕様になっていたようです。

現在では、GSと同じく、ガソリンモデルとハイブリッドモデルのパワートレーンを選択することが出来て、エンジンには2000cc、2500cc、3500ccと用意されています。

2500ccのハイブリッドモデルのみ、４WDの設定があります。

また、ISにも過去にスポーツ走行に特化したIS Fというモデルが存在していましたが、２０１４年を最後にその姿を消してしまい、現在では中古車で手に入れるしか方法がありません。

GS、ISのサイズを比較！

それでは２台のサイズや気になるスペックから比較してみましょう。

やはり、ISに比べてワンサイズGSの方が大きくなっていますね。

全長・ホイールベース：全長で20cm、ホイールベースで50mmですが、GSの数値の方が大きくなっていますよね、この差が後席の足元の広さの違いになっています。

最小回転半径：全長もそうですが、最小回転半径がISの方が小さくなっていますので、駐車場や狭い道での取り回しはGSよりもISの方が楽に出来そうですね。

タイヤサイズ：どちらも高級FRセダンらしく、前後輪が違うサイズのタイヤになっています。ISの方が１インチ小さいサイズになっていますので、タイヤ交換の際の費用がGSに比べて若干安くで済むでしょう。

GS、ISの燃費で比較、どっちがいいの？

それではまず、２台の燃費性能から比べてみたいと思います。

https://lexus.jp/models/gs/gallery/

・GS300h Fスポーツ

• カタログ燃費：23.2km/L
• 実燃費参考値：14.2km/L

となっています。

実燃費参考値計算で、年間走行距離が15,000kmで、レギュラー燃料が140円/Lだと仮定して計算をすると、年間の燃料代は以下のようになります。

15,000km÷14.2km/L×140円/L=年間の燃料代約148,000円

https://lexus.jp/models/is/gallery/

・IS300h Fスポーツ

• カタログ燃費：23.2km/L
• 実燃費参考値：15.2km/L

となっています。

実燃費の参考値で、ISの燃費を良くしたのは、車両重量とタイヤサイズからくる燃費の違いを反映させたものです。

実燃費参考値計算で、年間走行距離が15,000kmで、レギュラー燃料が140円/Lだと仮定して計算をすると、年間の燃料代は以下のようになります。

15,000km÷15.2km/L×140円/L=年間の燃料代約138,000円

となります。

年間の差額が、約10,000円になり、それくらいの金額大した事ないと思われる方もいるかも知れませんが、仮に５年間乗り続けたとすると、単純に×５になりますので、５年間で約50,000円の差にもなるのです。

美味しいディナーでも充分に行けそうな金額ですよね！

GS、ISの維持費で比較、どっちが安い？

それでは、今度は燃費や車両価格などを含めた維持費の面で計算してみたいと思います。

車両の維持費は、車両新車価格から５年後の査定予想金額（リセールバリュー）を差し引き、１年毎の費用にしてみました。

https://lexus.jp/models/gs/gallery/

GS300h Fスポーツ：（新車価格6,993,000円ー５年後2,090,000円）÷５年＝年間約980,000円

https://lexus.jp/models/is/gallery/

IS300h Fスポーツ：（新車価格5,694,000円ー５年後2,790,000円）÷５年＝年間約580,000円

で算出に含めていきます。

なお、現在の中古車市場価格からの予想金額になりますので、常に変動する数字であることを了承ください。

実燃費や車両代からリセールバリューを差し引いた実際に出来るだけ近い条件で参考値を出してみましたが、思われていた数字と比べてどうでしょうか？

私も、正直言ってあんまり変わらないんじゃないかなぁ…、と考えていたのですが、思ったよりも５年後のリセールバリューに差があるため、車両の価格も相まってISの方がかなり安い維持費で管理できそうですね！

セダンカテゴリーの中でもかなり人気のあるISが中古車市場でも大変人気があるためこういう結果になったのだと思います。

そこでISの査定価格をさらに上げるポイントをご紹介しておきますので、少しでも得したい方は必ず見ておいて下さい。

１：ボディカラーはパールor黒

２：３年から５年で乗り換える場合はサンルーフもつけておく

３：エアロパーツは付けない（付けるとマイナス査定です）

４：距離を沢山乗るならハイブリッド、あまり乗らないならガソリン車！※ガソリン車でも残価率はあまり変わらないため

維持費がどっちが安いか、答えは圧倒的にISですね！

GS、ISの乗り心地を比較！

どちらもとっても乗り心地の良い国産のセダンらしいキャラクターなのですが、ほどよく固めの足回りで高速走行の安定性も確保されています。

どっちかというと、ISの方がキビキビとした走り心地で、GSはゆったりと走れるサルーンという感覚でしょうか。

車両重量の差や、ホイールベースの差、またホイールのインチサイズの差もありますが、より落ち着いた上質な乗り心地を好まれる方はGSがおすすめです。

個人的には走って楽しいISを勝ちとします！

GS、ISの燃費、維持費、乗り心地比較のまとめ

いかがでしたでしょうか？

トヨタが生み出した日本の高級ブランドレクサスのセダン対決。

GSとISは、車格に上下は有りますが、クルマを選ぶ人の優先順位でその価値は逆転する事もあります。

https://lexus.jp/models/is/gallery/

燃費や維持費、乗り心地から判断した結果の私のおススメは、

• 車両はIS
• 300h Fスポーツor300 Fスポーツ
• 色はパールか黒

で、ほぼ間違いないクルマ選びが出来ますよ！