車内の嫌な匂いを消す裏技！ドライブ中の嫌な臭い消しを徹底調査！

新車の時のかぐわしい匂いからなんでこんなに嫌な臭いになるのでしょう。

昔「匂いのもとを絶たなきゃダメダメ」なんてキャッチコピーがありましたが、車内の匂い消しにも同じことが言えるのでしょうか。

そんなあなたに車内の嫌な臭いを消す裏技や、ドライブ中に発生した嫌な臭いを消す手段を徹底調査してお届けします。

嫌な匂いランキング

気になる匂いを徹底チェック

①たばこの匂い

私は煙草を吸わないので、中古車を見て回るときにはすぐにわかります。

私が「この車、禁煙車ってなってますけど、煙草の匂いが結構しますよ。本当に禁煙車ですか。」と質問すると、担当の業者さんが「中古車だと売却者が本当のことを言わないこともあるんです。」なんて、もっともらしいことを言いますが、そんなことあるわけないじゃないですか。

そもそもそれが分からない業者から車を買おうなんて思わないので、その場からすぐに引き上げました。

煙草の匂いはニコチンが車の内装に付着するので簡単には落ちないのです。

以前、プリウスを見に行ったときにトヨタの中古車専門店で「このプリウスは内装を丸ごと洗ってあるのでかなり綺麗です。」なんて言っていたのですが「申し訳ないのですが、煙草の匂いしかしませんよ」と言ったことがあります。

気にしすぎなのかもしれませんが、私のように煙草の匂いに敏感な人もいるということです。

②エアコンの匂い

引用元：https://gazoo.com/article/daily/160201.html

車の使用年数が経過すればするほど、エアコンのフィルターは汚れてくるので、定期的に交換しないとかび臭い匂いや酸っぱい匂いがすることになります。

また、冷たいエアコンガスが通るエバポレーターという装置に風を送り込み、冷たい風を車内に送っているのがエアコンですが、そのエバポレーターが湿気にやられてカビなどが付着すると生臭い匂いがすることがあります。

エアコンのフィルターが原因の場合は、助手席のグローブボックスを取り外すとフィルターが出てくるのでそれを交換すれば改善されるはずです。

エバポレーターが原因の場合は、近くのイエローハットやオートバックスなどに行って、洗浄してもらえば改善されます。

③食べ物の匂い

ハンバーガーなどを購入すると、車内が一気にその匂いで充満しますよね。

さらに車の中でハンバーガーを食べようものならその度合いがさらに増します。

そして、子供たちと一緒に食べるとなると「ソースをこぼした」、「パンをこぼした」などと車内のあちこちに匂いの元がまき散らされてしまうわけです。

帰ったら掃除をしないといけないなどと考えていると、今度は「ジュースをこぼした」なんてこともあるわけです。

はっきり言って「もうどうにでもしてくれ」という感じです。

体験的に言わせていただくと、ハンバーガーの匂いは結構長く車内に籠ります。

外気導入などを使用して匂いを吹き飛ばすしかありません。

窓を開けて走行すればいいのですが、暑い夏、寒い冬にはなかなか勇気がいることだと思います。

④活動後の汗など

シートについた汗の匂いを取ることは至難の業で、本当に消えにくいです。

息子が小学校の時に野球のクラブチームに入っていて、試合のたびに会場まで送り迎えをしていたのですが、我が家の車に乗るのが息子だけでなく、他の子もいたので帰りはシートが汗だらけになってしまいます。

お互い様なので別に気にしていませんでしたが、小学校6年間も続けると放置しておくと大変なことになります。

3年生の時と6年生の時に1回ずつ業者に出して掃除をしてもらったら、白い洗浄剤が黒くなって出てきたのを覚えています。

⑤ペットの匂い

これも匂いに敏感な人はかなり気になるらしいです。

オークションで衣服を購入する際にも「我が家にはペットはいません」と記載している方がいますよね。

これは、ペットの毛や皮脂、唾液や排せつ物が匂いの元になっています。

車内の狭い空間にそれだけの匂いの元があれば、何も対策をしていなければ匂いも籠ってきますよね。

物置にたまたま猫が入ってしまって一夜をそこで明かした場合も獣臭い匂いがわかりますので芳香剤だけでは匂いを退治できるわけもありませんよね。

でも、ペットを家族同様に飼われている方にとっては深刻な問題かもしれません。

⑥その他

引用元：https://www.honda.co.jp/ACCESS/freed/interior/floorcarpetmat/

その他の匂いの元になるのは、フロアマットが汚れているとかきつい香水の匂いがシートに染みついて取れないとかですかね。

フロアマットには足元の雑菌がかなり多く付着しているので、こまめに掃除をしないと臭くなってしまうのは必定ですね。

雨上がりのフロアマットをそのままにしていると本当にかび臭いというか生臭いというか、あまり嗅ぎたくない匂いがします。

きつすぎる香水も考えものです。

エレベーターの中で香水の匂いがきつすぎて気持ち悪くなり、降りたことがあります。

本人は気が付いていないのでしょうか。

本当に勘弁してもらいたいです。

匂いを消す裏技をご紹介

匂いの元のばい菌を素早く退治する方法をご紹介

手っ取り早いのはやはり消臭スプレー

先日、テレビの情報番組で匂い消しは除菌しないことには、その場限りの対処になってしまって結局は無駄になるということでした。

いろいろな消臭スプレーがあると思いますが、匂いの上から匂いをかぶせてごまかす商品はお金の無駄遣いなんですね。

そう考えると、除菌タイプの消臭スプレー一択になると思います。

商品的には、ファブリーズ、ドクターデオなどになると思います。

アマゾンでそんなに高くない値段で販売されています。

消臭スプレーで気をつけなければならないのは、革製品に対応しているかどうかをしっかり確認することです。

対応していない商品を使用すると革に跡がついたり、変色したりと取り返しのつかないことになりますので注意をお願いします。

スチームタイプの消臭剤も効果的

引用元：http://www.carmate.co.jp/products/detail.php?product_id=368

スチームタイプの消臭剤は、安定化二酸化塩素を使用しています。

二酸化塩素は、強い消臭効果と殺菌力があるのですが、安全性や貯蔵の難しさから使用用途が限定されていました。

しかし、安定して使用できる方法が開発され、一般のユーザーにも使用ができるようになったという背景があります。

超強力な消臭効果と殺菌効果があることから、車内のウィルスや雑菌を99％やっつけてしまいます。

購入すべき商品及び使用方法は、取扱説明書をしっかり読んで行ってください。

私の知っている方で、自分の車が軽自動車なのにミニバン用の容量の消臭剤を購入し使用したところ、いつまでたっても塩素の匂いが消えず、目が染みるし苦労したと言っていました。

最悪の場合、エアコンのフィルターを交換しなければいけなくなる場合もあるそうです。

この除菌方法は、病院内でも使用しているところもあるくらいですからその効果はかなり期待できそうです。

エアコンを利用する

引用元：https://toyota.jp/vitz/interior/comfort/

外気導入にしてエアコンを利用すると結構簡単に車内の匂いが消えていきます。

ただし、根本原因を消し去ったわけではないので、一時的なものにすぎません。

手元に何もなく、サッと消臭したいときにとても有効な技として知っておいた方がいいかもしれませんね。

どうしても消えない匂いはプロに依頼

それでも納得のいく消臭ができない場合は、プロにお願いするしかありませんね。

大体25,000円くらいが相場だそうです。

車の大きさにもよると思いますが、シートの洗浄から車内の丸洗いクリーニングみたいなものなので素人が行う消臭とはわけが違います。

頻繁に行える方法ではないと思いますので費用対効果を十分に考えながら行うといいと思います。

子供が野球やサッカーなどのチームに所属しているお宅は、試合会場まで車で乗せて行ったり乗せて帰ったりしなければならないので、その際に付着する汗の成分が匂いの元になります。

さすがに自分でシートを洗うわけにはいかないので（中には自分で洗う人もいますが）プロに依頼する人も出てくるようです。

匂い消しの味方をご紹介

安く済むものから高価な匂い消しまでをご紹介

①重曹水

引用元：https://www.lionchemical.jp/products/senjo/jyuso_kuensan/pix_jyuusou.html

これ一番簡単で一番安価な消臭です。

重曹を適切な量の水で溶いて、霧吹きに入れて、シートにシュッと吹きかける。

その後、綺麗なタオルやシートを使用して拭いてあげれば出来上がり。

全て100均で手に入ります。

②オゾン消臭

引用元：https://gg-ability.tokyo/centrifugal_clubhouse/item23.html

匂いの元は、アセトアルデヒド、アンモニア、ホルムアルデヒドなど数種類の化学物質が混ざったものが原因なので科学的に消臭しようと考えると、やはりオゾン消臭なのではないかと思います。

それでも超強力な機械を購入すると20万円以上もするので積極的におすすめはできませんが、これは、専門業者さんも使用して効果が高いと言われているものなのでご紹介しておきます。

車内の匂いに超困っている人が購入するかもしれない一般市民向けのものがオースリークリア２（50,000円くらい）で専門業者さんが使用しているのがオゾンクラスター1400というオゾン消臭機（260,000円くらい）です。

試してみたい気持ちはありますが、さすがに先立つものがないと難しいですね。

ここは、参考程度にしておきます。

③定期的な掃除

引用元：https://gazoo.com/article/daily/180620.html

手間暇はかかりますが、確実な方法です。

新車のうちからこまめに清掃していれば、匂いの元がないのですからそう簡単に臭くはならないのではないでしょうか。

私の友人で車の掃除をすることが大好きな人がいるのですが、その人が言うには「自分の部屋と同じなのに掃除しない理由がない。」とのことです。

それができれば、消臭対策に頭を悩ます必要はないことはわかっているのですが、ずぼらな私にとっては、そうは簡単にいかないのです。

まとめ

皆さん、車内の消臭原因とその対策についてご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか。

やっぱり昔のキャッチコピーは間違っていませんでした。

今でも十分通用する科学的な証拠のあるコマーシャルだったのですね。

これから熱くなってくると菌が繁殖しやすくなり、車内の消臭が大変な季節になっていくと思いますが、今回の記事が車内菌撲滅の一助となれば幸いです。