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スズキの新型ハスラーの燃費はどうでしょうか?
新型ハスラーの燃費、実燃費などの情報をご紹介します。
新型ハスラーのカタログ燃費
現在では、ガソリンの値段は安定しつつありますが、少し前までガソリンの値段は高騰し続け、家計を圧迫し続けたことは記憶に新しいです。
特に軽自動車の購入を検討する人の中には、低燃費を希望する人が多いかもしれません。
新型ハスラーに限らず、燃費は、同じ車種であれば、シフトや駆動方式、ターボの有無などで影響される場合があります。
ここでは、シフトや駆動方式、ターボの有無を比較する条件に入れて、新型ハスラーのカタログ燃費をグレード別にご紹介しましょう。
5MT、FF、ターボなしという設定は、A、Gにあり、Aの燃費は24.8km/l、Gの燃費は26.4km/lとなっています。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/detail/index_g.html
5MT、フルタイム4WD、ターボなしという設定は、A、Gにあり、Aの燃費は24.2km/l、Gの燃費は25.6km/lとなっています。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/detail/index_g.html
5MT、ターボなしを購入しようと考えると、フルタイム4WDはFFに比べ若干ですが、燃費が悪くなることを考えなければならないでしょうね。
雪が降らない地域でお買い物に使う程度であればFFで十分かもしれません。
一方、CVT、FF、ターボなしという設定は、A、G、Xにあり、Aの燃費は26.6km/l、Gの燃費は32.0km/lとなっており、Xは32.0km/lとなっています。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/detail/index_g.html
CVT、フルタイム4WD、ターボなしという設定は、A、G、Xにあり、Aの燃費は25.6km/l、Gの燃費は30.4km/lとなっており、Xは30.4km/lとなっています。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/detail/index_g.html
注目して頂きたいのはこの設定では、Aに比べ、GやXが極端に燃費に良いことです。これは、S-エネチャージが搭載されているからと考えられます。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/performance_eco/
S-エネチャージはスズキならではのシステムで、ISG(モーター機能付発電機)によって蓄えられた電気を有効利用して、燃費を向上させるものです。
更に、CVT、FF、ターボありという設定は、Gターボ、Xターボにあり、Gターボの燃費は27.8km/lとなっており、Xターボは27.8km/lとなっています。
CVT、フルタイム4WD、ターボありという設定は、Gターボ、Xターボにあり、Gターボの燃費は26.2km/lとなっており、Xターボは26.2km/lとなっています。
この設定にもS-エネチャージは搭載されますが、一般的にターボなしに比べターボありはこう高出力な反面、燃費が悪くなる傾向にあり、S-エネチャージであっても燃費の悪化は避けられないようですね。
ただ、5MT、ターボなしと同等の燃費を実現していることは評価できますね。スズキの技術が光ります。
カタログ燃費
グレード名 | シフト | 駆動方式 | 燃費 |
A | 5MT | FF | 24.8km/l |
A | CVT | FF | 26.6km/l |
G | 5MT | FF | 26.4km/l |
A | 5MT | フルタイム4WD | 24.2km/l |
A | CVT | フルタイム4WD | 25.6km/l |
G | CVT | FF | 32.0km/l |
G | 5MT | フルタイム4WD | 25.6km/l |
Gターボ | CVT | FF | 27.8km/l |
G | CVT | フルタイム4WD | 30.4km/l |
X | CVT | FF | 32.0km/l |
Gターボ | CVT | フルタイム4WD | 26.2km/l |
Xターボ | CVT | FF | 27.8km/l |
X | CVT | フルタイム4WD | 30.4km/l |
Xターボ | CVT | フルタイム4WD | 26.2km/l |
新型ハスラーの実燃費
- ユーザーAさんのコメント
幹線道路をかなりのスピードで走行することが多いのですが、実燃費は25㎞/lという結果になり、大満足です。S-エネチャージのおかげでしょう(X 4WD)。
- ユーザーBさんのコメント
4WDなのである程度燃費が悪いのは覚悟していましたが、実燃費は一般道路では20㎞/l 、高速道路では17㎞/lとなりました(G 4WD)。
- ユーザーCさんのコメント
坂道を多く走行することが多いですが、それでも実燃費は18㎞/lをキープできているので大満足です(G 4WD)。
- ユーザーDさんのコメント
ターボ車でアイドルストップを解除して走行する機会が多いですが、実燃費はだいたい16㎞/lとなり、まあまあ良いほうだと思います(X ターボ)。
- ユーザーEさんのコメント
市街地、高速道路、幹線道路、山間道路など一通り走りましたが、実燃費は、だいたい19㎞/lでした(G)。
- ユーザーEさんのコメント
短距離だと14~15㎞/l、一般道路をある程度の距離を走ると23~24㎞/l、高速道路で100㎞/hで流すと20㎞/l前後かな(G)。
新型ハスラーの燃費向上の秘密
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/performance_eco/
30km/lを超える驚愕のカタログ燃費をたたき出す新型ハスラー。この素晴らしい燃費を実現したのは、S-エネチャージのおかげといってもいいかもしれません。
A以外のCVTに搭載するS-エネチャージは、ISG(モーター機能付発電機)と-エネチャージ車専用リチウムイオンバッテリー、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーで構成されます。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/performance_eco/
ISG(モーター機能付発電機)が優れもので、減速エネルギーを使って効率的に発電します。更にモーターとしての役割も担い、エンジンを再始動させる時や自動車を加速させる時に、アシストします。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/performance_eco/
例えば、ISGはアイドリングストップしているエンジンを再始動させることにより、通常のスターターで発生するであろうギヤの噛み込みによる異音の発生を防ぐことができます。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/performance_eco/
S-エネチャージ車専用リチウムイオンバッテリーは、モーターがアシストする際に大きな電流にも対応し、俊敏にアシストを手助けします。
S-エネチャージを使った走行パターンを紹介します。
車体が減速する際に、ISGが減速エネルギーを使って、電気を発生させ、エネチャージ車専用リチウムイオンバッテリー、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーに充電します。この際にメーターの照明がホワイトに輝きます。
ブレーキを踏んで、13㎞/h以下になると、エンジンは自動的に停止。ISGがエンジンを静かでスムーズに再始動させ、発進から約85㎞/hまで幅広くアシストして、燃料の消費を抑えます。
走行中は、燃費効率をよくするため、蓄えられた電気を電装品に使ったり、発電によって引き起こされるエンジンの負荷を極力抑えたりします。
燃費がよい運転状況になるとメーターの照明がブルーからグリーンに変化し輝きます。
ご紹介した運転状況は、メーター内に設置されたエネルギーフローインジケーターによって一目で確認できるので安心です。
メーターの照明がホワイト、ブルー、グリーンに輝くシステムをステータスインフォメーションランプと呼び、ドライバーのエコ運転を手助けします。
また、アイドリングストップしなかったり、エンジンが自動で再始動したりする訳を表示するアイドリングストップインフォメーションが、マルチインフォメーションディスプレイにて表示します。
アイドリングストップで、エンジンが止まるとエアコンが効かなくなり夏は室内が熱くなるかも?といった心配がありますが、心配ご無用。
凍る蓄冷材を使用した空調ユニットを採用していますので、アイドリングストップしても、冷たい風が出続けます。夏の渋滞中でも安心ですね。
まとめ
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/detail/index_g.html
驚愕の燃費を誇る新型ハスラーですが、その恩恵を得るためには、グレードなどを選ぶ必要があります。
燃費を考えるなら、GやXのCVT、燃費はそこそこで良いのでパワーが欲しいのであれば、Gターボ、Xターボでしょうか。
どちらにせよ、S-エネチャージの恩恵を受け、軽自動車の中でも、トップクラスの低燃費であることは確かです。
S-エネチャージが搭載されないターボなしのAと、Gターボ、Xターボを比較した場合、カタログ燃費ではありますが、ほぼ同等ということが、驚かされます。
スズキ自慢のS-エネチャージを体験するのも楽しいかもしれませんね。これから、新型ハスラーを購入する人の参考になれば幸いです。
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