ハイゼットトラック ホイールの失敗しない選び方や似合うデザインなどを紹介！

ハイゼットトラックでジムカーナをしたり、レースをしたりなど本来の使い方とは違う使い方をして、楽しんでいる人は非常に多いです。

もちろん、ドレスアップ目的でアルミホイールを取り付ける人も、意外に多かったりするのです。

このページでは、失敗しないハイゼットトラックに似合う、アルミホイールの選び方などを紹介していきます。

ハイゼットトラックの失敗しないホイール選びの方法

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/pack.htm

ハイゼットトラックはスポーティでもなければ高級感を感じるというわけでもない、ごく普通の農業用トラックで地味な鉄チンホイールを取り付けているイメージが、とても強い車でもあります。

もちろん、ハイゼットトラックにアルミホイールを取り付けても、何も問題はありません。

ただ、ハイゼットトラックでもインチアップをしたり、アルミホイールでもデザインが異なれば重量も異なります。

アルミホイールは軽量なので、色々なメリットが有るのは確かですが最近の車はインチ数が大きいので、必ずしもアルミホイールは軽いというわけではないのです。

ハイゼットトラックをかっこ良く燃費の良いクルマにしたい場合は、アルミホイールから改善していく必要があります。

さらに、バネ下重量が軽くなるということは、運動性能も向上する可能性があります。

ちなみに、バネ下というのはサスペンションよりも、下部に取り付けられる部品の重量が軽いかという重量を言う時に、「バネ下重量」という呼びをします。

例えば、重さ5kgの鉄下駄を履いて100mを走るのと、普通の運動靴で走るのとでは大きな違いがあります。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/pack.htm

しかも、どちらが早く走れるのかと言えば、普通の運動靴を履いたほうが走りやすいと言えます。

バネ下重量が1kg軽くなるとバネ上換算で、マイナス4kg軽くなると言う効果があると言われています。

バネ下には、ドライブシャフトやサスペンションアームなども含まれますが、一番手っ取り早く軽量化するにはタイヤとホイールなのです。

ハイゼットトラックもアルミホイール選びでは、デザインだけではなく重量にもこだわってみるとよいでしょう。

スチールホイールって本当に軽い？

引用：https://item.rakuten.co.jp/

アルミの特徴といえばスチールよりも軽いということですが、アルミで造ったホイールとスチールで造ったホイールは、同じデザインをしていても確実にアルミのほうが軽いと言えます。

比重としてはアルミニュウムが「2.7」であり、鉄は「7.8」ほどあります。

アルミと鉄で同じホイールを造っても、アルミは鉄の「1/3」で完成してしまいます。

「やっぱり、アルミって軽いんですよね」

そのように思われるかもしれませんが、問題は素材の強度にあるため軽量化だけに、こだわるわけには行かないのです。

アルミというのは非常に柔らかいので、もろに衝撃を受けるとすぐに変形してしまいます。

自動車で使われているアルミは複数の素材を組み合わせた、合金製となっています。

強度はスチールのほうが上ですが、いくら強度を上げるために合金にしてもスチールにはかなわないのです。

とくに、ホイールは強度というものが非常に重要で、1トン以上のボディを支えないといけないので、強度もそれなりにあったほうが良いのです。

ハイゼットトラックのタイヤサイズの見方

引用：https://item.rakuten.co.jp/

ハイゼットトラックのタイヤは「145R12-6PR」です。

初めて軽トラのタイヤサイズを見て、ビックリした人はいるかも知れません。

通常の軽自動車だと「155/65R14」と表示されますが、軽トラの場合は「145R12-6PR」と表示されます。

このタイヤサイズの意味を紹介していきます。

まず、最初の「145」というのはタイヤの幅を示していて、タイヤの幅は「14.5cm」あるという意味になります。

この数字が大きくなるほど、タイヤの幅が広くなります。

つぎに「R」はラジアル構造の、タイヤだという意味になります。

タイヤ選びでは必要としませんので、気にしなくても良いでしょう。

次に「12」はタイヤのインチ数を示していて、大きくなるほどインチアップしていきます。

最後に「6PR」は荷重指数を示している数字で、常用者で言うならロードインデックスあたりになります。

たとえば、「6PR」の場合は1本のタイヤが支えられる荷重は、「450kg」であるということになります。

ハイゼットトラックに似合うホイールとは？

引用：https://item.rakuten.co.jp/

ハイゼットトラックに意外に似合うホイールは、「スポークホイール」がとても似合うと感じます。

スポークタイプのホイールはスポーツカーがよく装着していて、とてもかっこ良く見えるホイールとなります。

スポークとはホイールの真ん中にある丸い部分から、放射線状に外側に続いている太い柱みたいなものを言います。

スポークタイプのホイールはブレーキパッドなどの放熱性にも優れていて、軽トラとは言えスポーティな印象を与えることができます。

ただ、軽トラ自体をカスタムしないと、違和感だけが残るのがデメリットです。

つまり、ホイールはカスタムをしてから、最後の味付けにホイールを変えるほうがしっくり来ると感じます。

スポークホイールはデザインによっては軽量なタイプがありますが、強度が弱いというデメリットもあります。

つまり、ハイゼットトラックには、スポークタイプのホイールが似合うということです。

ハイゼットトラックにインチアップタイヤを履かせることは可能？

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/pack.htm

ハイゼットトラックもインチアップが可能で、ネット通販でもインチアップしたホイールセットが販売されています。

インチアップのメリットデメリットに関しては、以下の通りとなります。

インチアップのメリット

引用：https://item.rakuten.co.jp/

インチアップをすると見た目が、とてもかっこ良く見えます。

インチアップをした時に車を真横から見たら、ホイールが大きく見えてタイヤの側面が薄くなるので、ハイゼットトラックでもかっこ良く見えるのです。

各サーキット場などで軽トラの雑誌主催のレースがありタイヤを、インチアップしているトラックも見たことがあります。

かなり昔の話で恐縮ですが、中山サーキットで軽トラのみのレースがあり、私は見に行ったことがあります。

駐車場にはレース仕様に改造されたハイゼットトラックや、他の軽トラもあったのを覚えています。

その中でもインチアップをしている車は、ほかよりもかっこ良く見えました。

インチアップをすると運動性能はもちろん高くなりますが、ハイゼットトラックも当然ですがインチアップをすると運動性能が上がるのです。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/pack.htm

多くのスポーツカーが純正タイプのホイールでも、最初からインチアップをしているのは運動性能が上がるというメリットを、手に入れるために行っています。

タイヤのインチ数が上がるとタイヤの側面は横から見ると、薄くなっていますがこのタイヤの側面部分は、車重を支えている部分でタイヤの撓み量が少なくなると、ハンドルがブレにくくなります。

インチアップをするとタイヤの幅も広くなるので、路面に設置する面積が広がります。

その結果、カーブでは踏ん張りやすいタイヤになりますし、タイヤの抵抗も増えるので制動距離も短くなります。

もちろん、インチアップは良いことばかりではなく、デメリットもちゃんとあります。

次はインチアップをした時の、デメリットを紹介していきます。

インチアップのデメリット

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/pack.htm

インチアップをするとタイヤの側面が薄くなるので、たわみ量が少なくなります。

その結果、路面からの衝撃を吸収してくれる「たわみ」が少ないので、衝撃をもろに受けることになるのです。

つまり、タイヤの側面の厚みが薄いので、ショックを吸収する効果が薄くなるということです。

路面の継ぎ目などをダイレクトに運転手に伝えてきますが、路面の状況を把握したいという人や車との一体感を楽しみたい方には、逆にメリットになってしまいます。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/pack.htm

インチアップをすると燃費が下がってしまいます。

タイヤの幅が広がり路面に設置する面積が増えるので、抵抗が増えてしまい燃費が悪化してしまうのです。

インチアップをするとだいたい「５％～３０％」ほど、燃費が悪くなったという話も聞いたことがあります。

まとめ

ハイゼットトラックのカスタマイズの最後の味付けに、ホイールを交換して見るのも良いですね。

ハイゼットトラックのホイールをアルミホイールに交換している車は、余り見かけないので個性を出したいという人は、アルミホイールを交換するだけでも問題はないかもしれません。