レストアという方法。旧車を使った自分だけのビンテージカーはいかが?

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レストアという言葉を車の好きな人は聞いたことがありますよね。

でも、この言葉を知らない人も結構いるんです。

そこで今回はこの「レストア」に焦点を当ててお話しします。

あなたの1台を見つけることができるかもしれません。

 

レストアってなに?クラシックカーも修理できるの?

「レストア」という言葉ですが、これは英語で restore と書きます。

意味は「元に戻す」という意味で、「車をレストアする」ということは「車を修理して元の状態に戻す」ことなのです。

 

「元の状態に戻す=修理」・・・・

「最近ディーラーに車の調子が悪いんでレストアしよう」とか

「あ〜〜、ぶつけられちゃんですか、レストアしなくちゃいけませんね」

 

なんて言いませんよね。

こんな時は「修理」という言葉が一般的です。

 

「じゃあ、なんだよ、レストアって‼︎ 修理じゃないんだったらなに!?」

 

はい、車業界でいう「レストア」とはニュアンスがちょっと違うかもしれません。

レストアとは、確かに修理なのですが、もう一つ重要なことがあるんです。

それは・・・・・

もう動かなくなった旧車を修理して、そこに「魂」を入れて生き還らせる。

つまり旧車を生き還らせることを「レストア」というようです。

 

そう、大切なことは、一度死んだ旧車を生き還らせることを「レストア」と言います。

 

「なんだか、ゾンビ みたいな話だね。」

そうそう、ゾンビをイメージしてください。

 

でも、あんなに腐りきった状態で生き返らせるわけではなく、中も外も綺麗にして現代の車にも見劣りしない状態に修理していく技術です。

「でもさっきから旧車、旧車っていうけど、どいうのを旧車っていうの?」

 

いい質問ですねぇ〜。

これは人それぞれですが、一般的に言うのは製造された年から四半世紀経ったものを旧車と呼ぶようです。

 

私なんか旧車(旧者)どころかスクラップに近いですけど。。。。。(涙)

ジョークは置いといて、レストアはこのようなスクラップにしてもいいような、エンジンも動かない外装もボロボロの状態にある旧車を手間と時間とお金をかけて、新たな命を吹き込み蘇らせることで、これを車の「王道」とか「究極の趣味」と呼んでいます。

 

レストアとプチレストアの比較

簡単に言うとレストアとは全く動かない車をエンジンから外装・内装に至るまでをしっかりと修理して蘇らせることですが、プチレストアとは現在ちゃんと動いている状態のものに分解して清掃したり傷んだ部分の交換や修理をするなど、レストアに比べ比較的にお金をあまりかけることなく実施する修理・改造などを言います。

 

レストアは素人では手が出せない部分が数多くあります。

例えばエンジンの分解・修理やボディの板金・塗装、シートの張り替えなどプロの手を借りなくては出来ない作業が非常に多く、当然ですがそれなりにお金がかかってしまいます。

反面、プチレストアは素人でもできる範囲のところを極力プロの手を借りずに行いますので、費用の面でもレストアほど高額にはなりません。

 

ただ、多少なりとも車の知識が必要です。

車の知識がないのにレストアやプチレストアしようなんていうのは、医師の免許を持たずに手術をするのと同じくらい無謀なことです。

これは私の経験ですが、プチレストアなんていうレベルじゃなく修理のレベルなんですが、昔、愛車を当て逃げされたことがあったんです。

ロジャースに買い物に行った時のことですが、車を駐車場に止め買い物から帰ってくると、何と右前方のヘッドライトとバンパーが破損していました。

 

よく見るとボディー部分はヘッドライトが割れただけで、ボデイには大きな損傷はなく、板金が必要な状態ではありません。

 

しかし、バンパーはボディーから5cm程度出っ張っていたので破損していました。

私の愛車、実は限定車でして、当時バンパーの交換だけで20万円弱の見積もりが出ました。

バンパーの形状も特殊、塗装色も特殊ということなのです。

結局バンパーを新規に作成し直すということなのです。

そこで私は自分で修理することに・・・・。

車の整備の資格も持っていましたので何とかできるだろうと思い、バンパー修理用の材料を購入し実際に自分で修理しました。

が・・・・・・・・・

 

穴を埋めるためメッシュシートを貼り、その上にグラスファイバーを塗り固め、その後紙ペーパーや水ペーパーで整形していたのですが、できない!

納得いくようにできない!

試行錯誤した結果、修理工場に持ち込むことにしました。

 

結論から言うと新しいバンパーを作ってもらって交換したのですが・・・・

最初から素直にそうしておけばよかったと後悔しました。

 

このような経験から素直にプロにお任せすることをお勧めします。

 

レストアの費用はどのくらいかかるの?

そこで気になるのが、レストアにかかる費用ですね。

この費用は正直言って「まるまる万円です」とはっきり言えません。

なぜか!?

 

それはどの車をレストアするかによって大きく変わります。

 

つまり、レストアするクルマ選びから始まります。

あなたが乗りたい車は何かによってまず車の取得費に大きな差が出ますよね。

例えば、「スバル360をレストアしたい」という人と、「ポルシェをレストアしたい」という人では既にベース車の取得価格に大きな差が出ます。

また、車の種類だけではなくレストアするには、その車のコンディションも必要です。

ここでレストアする際のクルマ選びのポイントをお話ししますね。

このポイントは3つあります 

 

  • レストアするベースの車
  • 修理がしやすいかどうか
  • コンディションはどうか

 

は絶対に外せないポイントなんです。

この中で特に注意が必要なのは、修理がしやすいかどうか。

修理するには部品がどうしても必要になります。

しかし、あまり人気のなかった車やセールス期間の短い車などは、部品を揃えづらく時間と費用がかかりすぎます。

 

逆に言えば人気のあった車やセールス期間の長い車などはリプロダクションなどの部品は揃えやすい傾向にあります。

 

部品がない場合には旋盤などで部品を作らなくてはいけません。

こうなると1つの部品が数万円にもなります。

また、コンデションについても外装がサビだらけ、穴だらけですとそれだけ手間がかかり予想もできないほどの金額がかかってしまいます。

 

そういう意味では、時間もさることながら莫大な金額がかかるでしょう。

だから最初にお話をしましたが、レストアは「究極の趣味」と言われる所以でしょうね。

 

ややもすると、現在のリッターカーのエコカーを購入する価格よりもかかることも十分に考えられます。

 

でも、お金をかけた割には現代の車のようなオートクルーズコントロールシステムや、誤発進制御システムなどは当然ありませんし、選んだ車によってはパワーウインドウすらありません。

 

窓を開けようと思ったら、な、な、なんと手動のものもあります。

 

エ!? エアコンですか?

 

1950年代の車にはそんなものはついてなんかいませんよ。

三角窓から外気を取り入れるのが関の山。

ついていてもヒーター(暖房)ぐらいです・・・・・・本当に!

 

ただ、正直言ってお金や装備を気にするのならばレストアはやめましょう。

レストアは男の子供心を擽るおもちゃ作りのようなものです。

そこに性能だの燃費だの全く関係はありません。

 

あるのはただ一つ・・・・・憧れと自己満足です。

 

レストアであなただけの1台

いかがでしたか?

レストアの概要はつかめたと思います。

 

レストアすることで得られるのは

 

  • 自己満足
  • 他人からの注目

 

だと私は思います。

 

なぜあえて古い車をレストアして乗るのか?

 

簡単な話です。

 

「なんだあれ〜、なんていう車?」

「カワイイ〜〜〜おしゃれーーー」

「おっ!懐かしいね〜〜あの車、まだ動いてるんだ」

「個性的だね、あの人」

とまあ、こんな言葉を言われると、

 

「やったゼェ〜〜」

 

みたいな気持ちで訳のわからない優越感を感じられますよね。

 

私も実はレストアしたい車があるんです。

それは・・・・・・・

日産のセドリック・グロリアをベースにした「IMPUL630R」です。

これは私が以前乗っていた車ですが、今から25年前に手放しまして、ものすごく後悔をしています。

 

できることならもう一度乗りたい車です。

 

だって、こんな車は今誰も乗っていませんよ。

これ乗ってたらチョーーーー目立つでしょ。

 

レストアしてまで乗るということはつまりは自分だけの1台を作り上げることなんです。

完全にセミオーダーなんですよね。

 

だからこそ愛着も湧くし大切に乗り続けられるんでしょうね。

現在の車はどれも皆同じような型の車ばかりで個性があまりありません。

個性を前面に主張したいなら「レストア」しかありませんね、きっと!

 

そうそう、もう一つ方法があります。

それは光岡自動車で車を購入することです。

ここではきっと「あなただけの1台」に出会えるはずです。

 

どうぞあなただけの1台を見つけてください。

この記事を書いた人

ブルスカ
車のことはあまり詳しくはないのですが、次の車購入の参考になればと思い、勉強を兼ねて
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