ハコスカを生んだ日産プリンスとその歴史現在の中古価格を調べてみた

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「うーん・・・やっぱりハコスカの、フロント部分ってかっこいいよなぁ・・・でも、昭和の車だし、もう手に入らないかな?いくらぐらいだろう?」

今回は、そんなハコスカが気になる方のために調べてみました!

ハコスカと呼ばれ愛される理由

「そもそもハコスカって、どんな車なの?」

はい!と言うわけで、まずは、ハコスカがどんな車なの?なんで愛されてるの?というところからお話していきます。

 

そもそも、ハコスカと言う車種は存在しません。

箱(ハコ)のような形をしている、スカイラインだから「ハコスカ」なんです!

つまり、車種は、スカイライン。

そのなかでも、1968年〜1972年の間生産されていたのがこの「ハコスカ」にあたります。

 

実はもともと「ハコスカ」とは呼ばれていなかったのですが、4代目スカイラインのデザインと区別をするために愛好家の方々が、3代目を「ハコスカ」4代目を「ケンメリ」と言うように区別したのが、はじまりと言われています。

では、この「ハコスカ」は、何故未だに多くのクラッシクカー愛好家の皆様に愛されているのでしょうか?

 

その1!

とにかくドライバーに優しくない、わがままさん

「えー、乗りづらいということ?」

はい。そのとおりです。

クラシックカー全般に言えることでもありますが、ダブルクラッチ・重いステアリング・ブレーキが効きづらいなど、理由を挙げ続けたらキリがないくらいです!

しかし、裏を返せばそれほどまでにドライバーさんの操作技術が試されている、とも言えますよね。

手がかかるほど愛着が湧くとは良く言ったもので、ハコスカを乗りこなすことの喜びも同様の達成感をドライバーさんにもたらしてくれることでしょう!

 

その2!

こだわりのエンジン

 

「エンジンは、さすがにわからない。。。」

そうですよねー。私も調べている時は、エンジンとは、これいかに?と思いましたが、納得の理由がありました!

 

ハコスカには、「L型エンジン」「S20エンジン」の2種類が採用されています。

「S20エンジン」は、ハコスカGT-Rに搭載されており、レースなど競技性の高い利用シーンを想定したエンジンのため、さながらサラブレットのようなエンジン!

「L型エンジン」は、歪みにくい剛性が高いエンジンとなっています。

また、「L型エンジン」は、国内の流通量が多いためパーツも集めやすいというのが、メリットの1つなんです。

 

日産プリンスの歴史


さて、「ハコスカ」が愛される理由について理解を深めたところで、もっと「ハコスカ」を愛してもらうための歴史について、ご紹介していきます。

「ハコスカ」を生み出した自動車メーカー「日産プリンス」は、元々「日産」と「プリンス」と言う別々の企業だったことはご存知でしたか?

 

「流石に知ってる!日産が、プリンスを吸収合併したんでしょ?」

そう!そのとおりです。

スカイラインと言えば、日産。

という方も少なくはない時代になってはしまいましたが、元々スカイラインはプリンスと言う自動車メーカーが生み出した車なんです。

プリンスは、昭和のカーレースシーンに、スカイラインをはじめグロリアなどの名車を生み出した会社なんです!

小規模メーカーながらも、高い技術力を持ったプリンスは、スカイラインの開発チームの技術者 桜井眞一郎氏をはじめとした、優秀な技術者に支えられていました。

日産に吸収後も、桜井眞一郎氏を含めた旧プリンス社の技術力はずば抜けていて、プリンス社のあった荻窪にちなんで「荻窪派」という通り名で呼ばれる程の存在感があったようです。

実は、今でも旧プリンス社の跡地には、日産ディーラーが営業しているのはご存知でしたか?店舗の看板には、今でも日産プリンス東京と書かれているんです。

 

日本の名車厳選3車種と愛される理由

 

「名車と呼ばれる車には、歴史があるんだなぁ。。。他にはどんな車が日本の名車なんだろう?」

 

はい!よくぞ言ってくれました!日本の名車って、実は意外と知られていないですよね?

そんな方に、もっと日本の技術力を愛してもらいたい、日本車を好きになってほしい、と思ったので、ご紹介させていただきます!

 

今回ご紹介するのは、ハコスカのご紹介にちなんで、日産のスカイライン、フェアレディー、シーマの3車種です!

 

・スカイライン

引用元:https://matome.response.jp

1957年に誕生した、国産セダン車種のなかでも特に中高年層に熱いファンが多い車種です。

「山並みと青空を区切る稜線」に由来する、その名前は、先程紹介したプリンス自動車の桜井眞一郎氏が名付け親です!

剛性が強く、パワフルなエンジンが魅力のスカイラインは、ドラマ「西部警察」の登場をきっかけに、日本中の自動車ファンに愛されるようになりました。

間もなく行われる明仁親王が、過去に乗車したことでも知られる車種でもあります!

・フェアレディZ

引用元:https://matome.response.jp

通称「ゼット」の愛称で親しまれている、日本が世界に誇るスポーツカーの1つですね!

初代フェアレディZの発売当時には「欧州製スポーツカーの3分の1の値段という事で大人気であった」というコメントが残されているほど、安価で高性能なスポーツカーだったことが、愛される理由だったのでしょう!

・シーマ

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/日産・シーマ#/media/File:Nissan_Cima_FPY31_001.JPG

1988年に初登場したシーマは、日産車のなかでも特にダイナミックなボディと、心地よい走行性能が愛される理由の車種です。

初代から、時代の先進技術を取り入れ続けているシーマは、最新車種でも世界初となる高速走行のステアリング操作をアシストするレーンキープサポートシステム(直線路車線維持支援装置)を採用したことでも知られていますね!

 


ハコスカの中古
価格に驚いた

「うーん・・・やっぱり、国産の名車ともなると歴史も深い。中古でもやっぱり高いんだろうな」

2019年現在では・・・ずばり、100万円から1000万円までピンキリです!

価格差の理由は、やはりメンテナンスやパーツ不足の問題が大きいようです。

中古車とは言っても、クラッシクカーに分類される歴史のある車種です。

また、「ハコスカ」は愛好家の多い車種でもあるので、カスタムが施されているものは“ASK”などの個別商談になるような価格帯のものまでありますね!

愛好家の多い車種でもありますので、専門店やディーラーも高額の費用でレストアをするお店も多いんです。

パーツ単体の入手というのは、国内のディーラーでも非常に難しいと言われているので、私達のような一般の人達には、夢のまた夢とも言えますよね・・・

しかし、「ハコスカ」最大の魅力は、現代のスカイラインには無い特徴的なデザインとパワフルでチューニングの楽しめるエンジン!

高額な金額を払っても、ハコスカに乗りたい!と思わせてくれるような魅力がハコスカには、たくさん詰まっていると言えるのではないでしょうか?

 

ハコスカオーナーの口コミや評判(自慢)

値段がピンキリとは言え、ハコスカは、クラシックカーです。

安いものもありますが、レストアは必須ですよね!

となれば、やはりお財布が・・・と思う方もいらっしゃることでしょう!

そこで、最後にハコスオーナーさん達の口コミや評判を集めたものを、ご紹介していきたいと思います!

 

  • 「文句なしにカッコイイ。当時のチューニングカー特有の、アウトローっぽい空気感が最高に良い」
  • 「やっぱりスカイラインGTR神話が忘れられない。日本グランプリでドイツの車を抜いた歴史のある車。日本の誇り」
  • 「ハコスカの、角々しいあのボディがたまらない。皆が好きな丸みのあるスカイラインも悪くないけど、日本人の無骨な感じが、あのボディから伝わる」

 

いかがでしたか?

ハコスカの魅力は調べれば調べるほど、あの角々したデザインとパワフルなエンジンが、武士を思わせるような無骨さを彷彿とさせるのが、愛されてやまない理由のようです。

中古車とは言え、その価格の高さにも納得の1台ですね!

お近くのかたは、週末のお休みに一度、旧プリンス自動車の跡地を見に行ってみてはいかがでしょうか?

 

アイキャッチ画像:https://ja.wikipedia.org/wiki//media/File:Skyline2000gt-x.jpg

 

この記事を書いた人

ブルスカ
車のことはあまり詳しくはないのですが、次の車購入の参考になればと思い、勉強を兼ねて
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