下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では80万円になることも
多々あります。一括査定サイトを使うことで、
大手下取り会社の最大10社があなたの車の買取価格を
競ってくれるので、
結果的に値段が吊り上るのです。
スズキ・ランディと日産・NV200バネット、新車で買うならどっちが良いのか?と迷っていませんか。
今回は、両車を次の4つの項目で比較していきます。
- 維持費
- 燃費
- 乗り心地
- 走行性能
どちらが優れているのか、さっそく見比べてみましょう。
ランディvsNV200バネット維持費はどっち?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/landy/
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/nv200vanette.html
まずはスズキランディと日産・NV200バネットの年間維持費を比較します。
ミニバンは維持費が高そうなイメージがありますが、できるだけ安く済ませられる方を選びたいところでしょう。
今回比較する項目は「自動車税」「任意保険」「車検代」「ガソリン代」の4つです。
項目 | ランディ | NV200バネット |
自動車税 | 39,500円 | 39,500円 |
任意保険 | 65,000円 | 65,000円 |
車検代 | エコカー減税対象 89,440円エコカー減税対象外 95,840円 | 91,740円 |
ガソリン代 | 133,333円 | 156,429円 |
年間維持費合計 | エコカー減税対象 327,273円エコカー減税対象外 333,673円 | 352,669円 |
年間維持費はスズキ・ランディに軍配が上がります。
エコカー減税対象であってもそうでなくても、スズキ・ランディのほうが維持費は安くて済みます。
NV200バネットはエコカー減税対象ではないうえに、燃費が劣っているのが痛いですね。
各項目の詳細は以下で解説します。
自動車税
車種 | 排気量 | 自動車税 |
ランディ | 2,000cc | 39,500円 |
NV200バネット | 1,600cc | 39,500円 |
自動車税は車両の排気量ごとに税額が決まっています。
排気量が小さい方が税額負担は軽いですが、今回の2車は排気量に差があるものの自動車税は同じとなりました。
また、どちらも自動車税はグリーン化特例の条件を満たしていいないので自動車税の減税はありません。
任意保険
車種 | 任意保険料 |
ランディ | 65,000円 |
NV200バネット | 65,000円 |
任意保険は加入が任意となる自動車保険。
強制加入ではないうえに保険料が高めなので、加入をためらってしまう方は多いです。
加入しないほうが負担は軽いですが、自賠責保険の補償は決して手厚くないですからできることなら加入をおすすめします。
任意保険は、様々な条件により保険料が決まるので、ここでは全国平均で両車の任意保険料を算出しています。
そのため、任意保険料は同額となっています。
車検費用
車検費用の内訳は次の通り。
- 法定費用
- 車検基本費用
- 部品交換費用
以上の3つからなります。
法定費用は一定額を支払う必要があり、車種によって金額が変わるものがあります。
車検基本費用と部品交換費用、車検業者や車の状態によって費用が左右されます。
そのため、車検基本費用は全国平均で算出し、部品交換費用は含めないものとして計算しました。
車種 | 法定費用 | 車検基本費用 | 合計 |
ランディ | エコカー減税対象 37,640円エコカー減税対象外 44,040円 | 51,800円 | エコカー減税対象 89,440円エコカー減税対象外 95,840円 |
NV200バネット | 39,940円 | 51,800円 | 91,740円 |
法定費用に含まれるのは重量税・自賠責保険・印紙代の3つ。
自賠責保険は25,840円/2年、印紙代は1,800円、この2つは車種によって変わることはありません。
重量税は車の重さによって税額が決まります。
車種 | 車両重量 | 重量税 |
ランディ | 1,630kg | エコカー減税対象 10,000円エコカー減税対象外 16,400円 |
NV200バネット | 1,200kg | 12,300円 |
ランディはエコカー減税対象であればNV200バネットよりも自動車税は安くなります。
ガソリン代
車種 | 燃費 | ガソリン代 |
ランディ | 15.0km/L | 133,333円 |
NV200バネット | 12.8km/L | 156,429円 |
上記は、カタログ燃費を記載していますが、実際の燃費はこれの7割程度になります。
ガソリン代の計算条件は「年間10,000km走行」「レギュラーガソリン140円/L」とします。
- ランディ
10,000km÷(15.0km/L×70%)×140円=133,333円
- NV200バネット
10,000km÷(12.8km/L×70%)×140円=156,429円
当然、燃費が良いほうが年間のガソリン代は安く済みます。
ランディvsNV200バネット燃費対決
スズキ・ランディと日産・NV200バネットのカタログ燃費は以下の通り。
- スズキ・ランディ
カタログ燃費:15.0km/L
- 日産・NV200バネット
カタログ燃費:12.8km/L
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/nv200vanette.html
カタログ燃費と実燃費には大きな差があることがほとんど。
そこでユーザーレビューから両車の実燃費をまとめてみました。
- スズキ・ランディ
実燃費:11.2km/L
- 日産・NV200バネット
実燃費:9.8km/L
カタログ燃費も実燃費もスズキ・ランディの勝ちですね。
ランディvsNV200バネット乗り心地を比較
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/landy/
スズキ・ランディとNV200バネットの乗り心地、走行性能を比較してみましょう。
乗り心地
【ランディ】
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/landy/
- 雲にのっているみたいというと大げさかもしれませんが、それぐらいふわふわしてます。
- セダンからの乗り換えだから多少不満はあるけど、ファミリーカーならこんなものでしょう。
- 同価格帯のセダンやハッチバックには負けるね。そこまで乗り心地を求める車ではないから仕方ないですね。
- 路面の段差もうまく吸収して良い感じ。
- シートはちょっとお粗末かなと思う。
ランディの乗り心地は全体的に高評価でした。
不満がある方は、前車がセダンのような乗り心地の良い車に乗っていたという方が多かったです。
確かに、セダンと比べてしまうとミニバンの乗り心地は・・・と感じてしまうのは無理もないでしょう。
ただ、ふわふわとしていて同乗者からは安心できる乗り心地と評価は良いので、ファミリーカーとしては及第点でしょう。
【NV200バネット】
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/nv200vanette.html
- 運転席の乗り心地は特に問題ないかな。商用車だしね。
- 特に悪いわけではないけど、これといった特徴もないです。
- あくまで仕事用として割り切るなら問題ない。プライベートで使うとなると不満。
- 商用車としては割と快適だと思うけど、乗用車としては使えないかな。
- 運転する分には全然問題ないけど、助手席や後の席の乗り心地は良いものではないですね。
NV200バネットの乗り心地の口コミ評価は、ランディに比べてしまうと良くないです。
あくまでも商用車としては良いほうだけど、乗用車として使うとなると不満が残る乗り心地との意見がかなり多く見られました。
乗り心地はスズキ・ランディの勝ちでしょう。
走行性能
【ランディ】
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/landy/
- CVTだからもっさりかんは仕方ないかな。
- 着座位置が高いせいか大きめのカーブでは慎重な運転が要求されます。
- 特に発進に不満があります。もっさり感がなあ・・・。
- しょせんミニバンなんてこんなものという感じで乗ってます。
- ステップワゴンのほうが完全に上ですかね。
ランディは乗り心地こそ評価がなかなか高かったものの、走行性能は不満に思っている方が多かったです。
特に出だしの悪さが不満という意見が多く、CVTならではといった感じでしょう。
また、同クラスのミニバンと比較してもライバル車のほうが良かったとの声もあり、改良の余地ありといえるレベルで、決して満足できる走りではないですね。
【NV200バネット】
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/nv200vanette.html
- 直進走行性能は問題ないけど、カーブは結構ふらつくことがあって怖いです。
- 駐車する時に小回りがきかなく扱いにくい。カタログスペックよりも悪い。
- エンジン性能のバランスが悪く、本当に仕事用として割り切る覚悟が必要です。
- 雨が降るととにかく怖い。坂道発進時に前輪が空回りして危ないです。
- 排気量が小さいからトルクとのバランスが悪すぎます。
NV200バネットはランディ以上に走行性能の評価は低いです。
特にカーブ走行時と坂道発進が不安という意見が多く、安定性が低いこと、トルクが物足りないことが大きく影響しています。
走行性能はどちらも評価できるほどではないですが、スズキ・ランディのほうが上でしょう。
ランディvsNV200バネット比較まとめ
以上、スズキ・ランディと日産・NV200バネットの比較についてでした。
今回の比較結果をまとめると・・・
- 維持費:スズキ・ランディの勝ち
- 燃費:スズキ・ランディの勝ち
- 乗り心地:スズキ・ランディの勝ち
- 走行性能:スズキ・ランディの勝ち
というわけで、すべての点でスズキ・ランディが日産・NV200バネットを上回るという結果になりました。
日産・NV200バネットはあくまでも仕事用として購入される方が多く、日産としてもそういった方向けに開発した車です。
ファミリーカーとして使うには不向きなのは仕方ないでしょう。
スズキランディは日産セレナのOEM車なので、乗用に長けた車です。
ファミリーカーとして使うのに適しており、ミニバン本来の使い勝手の良さ、優れた燃費性能が魅力です。
一方、NV200バネットはプライベートで使うのには不向きですが、仕事用としての使い勝手の良さは見過ごせない部分でしょう。
あくまでも仕事用として使うことを考えれば、スズキランディよりもNV200バネットを選ぶほうが良いでしょうね。
アイキャッチ画像の引用:左 https://www.suzuki.co.jp/car/landy/styling/ 右 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/nv200vanette.html