パッソ・キューブ維持費と燃費どっちが経済的? 乗り心地はどっち

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人気のコンパクトカー、トヨタパッソと日産キューブについて、維持費と燃費を中心に比較していきます。

維持費については各種税金と、消耗品としてガソリン代、オイル代、タイヤ代についても比較します。

まずはパッソとキューブについてのおさらいをします。

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パッソ・キューブ維持費はどっちが経済的?

税金面から維持費を比較

今回比較する税金は、毎年春に支払う自動車税と、車検時に支払う自動車税、車検時に支払う自動車重量税について比較していきます。

引用 https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E8%87%AA%E…

・自動車税

自動車税は通常、一年分を春にまとめて支払うもので自動車の排気量(500cc毎)に応じて支払うものです。

以下にパッソとキューブの自動車税金額を記載します。

パッソ1000cc:29500円

キューブ1500cc:34500円

エンジンの小さいパッソの方が自動車税は5000円程安いですね。

また、パッソは燃費基準をクリアした減税対象車なので、2019年3月31日までの購入(登録)をすれば翌年の自動車税が半額になりお得です。

・自動車重量税

自動車重量税は通常車検の時に2年分をまとめて支払います。

車体重量500kg毎に4100円ずつ加算されていきます。

 

パッソ 990kg 8200円/年(2019年4月30日までに車検を迎えた場合2500円/年)

キューブ 1200kg 12300円(初年度のみ7500円/年)

 

車格がひと回り大きい、キューブの方が税金がワンランク上がるため、金額的にも増えていますね。

尚、車検時に自動車重量税と一緒に払う自賠責保険(2年分27840円)は同額となります。

よって車検時に支払われる税金は

パッソ  44240円

キューブ 62340円

維持費はパッソはキューブより2万弱差額がでてパッソに軍配があがりました。

実際はエコカー減税が適用されるので、パッソは更にお安くなります。

パッソが先代モデルよりも大型したといっても元々の車格がキューブの方が高いので税金面では不利なようです。

(車検業者によって車検にかかる費用は若干変わってきます)

 

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パッソ・キューブ燃費はどっちが経済的?

自動車に必要不可欠な消耗品の比較を行います。

消耗品としては、燃料、タイヤ、オイルの3点を比較しました。

まずは、一番のランニングコストとなる燃料、どちらとも指定燃料はレギュラーガソリン仕様となります。

そして気になる燃費(JC-08モード)は下記になります。

・実燃費

パッソ  28km/L 実燃費16kmm/L  (タンク容量:36L)

キューブ 19km/L 実燃費14km/L (タンク容量:45L)

 

カタログ値、実燃費共にパッソの方が上回っています。

仮に走行距離が月に1000km、年に12000kmとし、実燃費でレギュラーガソリン140円/Lで計算すると

パッソ  8750円/月 105000円/年

キューブ 10000円/月 120000円/年

 

実燃費計算だと差額は年間15000円となり、パッソが上回る結果となりました。

タンク容量から満タン時の最大航続距離は

パッソ  576km

キューブ 630km

最大航続距離は約50kmキューブの方がパッソよりも上回る結果となりました。

パッソは1000ccとキューブよりも非力なエンジンな為、高速や荷物を多く載せたり、夏場でACを回すと極端に燃費が落ちることからカタログ値の差がキューブよりも大きく差が開いているようです。

このことからパッソは街乗りが得意で、キューブは高速などのパッソよりもロングランに向いている事が読み取れます。

・タイヤ代

使い方にもよりますが、2~3万キロに一度交換するタイヤ。

使う人により頻度は大きく変わりますが、雪のある地域ではスタッドレスタイヤも用意する必要があり、一度に出ていく金額も大きいので無視できない消耗品です。

今回はブリジストンの標準タイヤネクストリーの販売価格を基準に比較しました。

パッソ:165/65R14 5000円〜

キューブ:175/65R15 6000円〜

結果は一本あたり約1000円の差があり、パッソの方が安く4本1セットで約4000円の差額となりました。

しかし、実際には廃タイヤ処理やタイヤの脱着工賃等がタイヤ入るので金額は業者にもよりますが、この価格の倍額と見ると差額は8000円となり大きな額となりました。

 

・オイル代

車検時や点検、推奨は約半年間に一度のオイル代について比較しました。

パッソ:0-20W 約3L

キューブ:0-20W 約3L

エンジン排気量に差があるもののオイル量に差はありませんでした。

トヨタと日産どちらのディーラー指定のオイルでも金額はおおよそ3000円程でフィルターと工賃をプラスしても1万円以内に収めることが可能です。

 

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パッソ・キューブ乗り心地はどっちがいい?                  

 

基本的な乗り心地はどちらも駆動方式がFFでボディタイプ、サスペンション形式も変わらないことから大きくは変わりません。

ですが、街乗りを主として作られたパッソに対してキューブの方がやや固い、しっかりとした乗り心地で街乗りだけでなく、ワインディングや高速道路など、幅広く対応できる仕様といえます。

引用 https://toyota.jp/passo/ 

・パッソ

(良い点)

乗り心地は今までのパッソより断然良くなっている。

シートのクッションの感じが良い

デコボコの下からの大きな振動が感じにくい

(悪い点)

シートのハード感

路面の段差やデコボコで細かい振動が気になる

引用 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/cube/   

・キューブ

(良い点)

シートが心地よくフカフカである

運転が疲れない

デコボコ道でのクッション性をあげる装置がついているので乗り心地がよい

(悪い点)

街中は大丈夫だが、高速道路を走った時の風切り音がすごい!

※乗り心地は、キューブの方が良く、悪いという口コミが少なかったです。

 

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パッソ・キューブどんな車?

 引用 https://toyota.jp/passo/

トヨタパッソ

2016年発売、現行モデルから3気筒の1000ccエンジンに統一し、全長3650mm×全幅1665mm×全高1525mmとコンパクトな5ナンバーとなっています。

エンジンは先代と同じ1KR-FE型を採用していますが、吸気ポートのデュアルポート化、インジェクターのデュアル化、噴霧の微粒化により燃焼効率を向上し、高タンブル化やピストンの形状変更により圧縮比を12.5に向上。

併せて、2代目は2WD車のみだったアイドリングストップ機構を4WD車にも拡大して装備したことで燃費を向上し、4WD車においても大幅な燃費の向上を果しました。

グレードはベースとなるXグレードに価格は118万~148万、運転支援機能スマートアシストがついたXSとオートエアコン、カラードミラー、サイドドアハンドルを備えたX-L package、最上位グレードとしてLEDヘッドランプ、本革巻きステアリング、アルミホイールを装備するX-G packageがラインアップされています。

引用 https://toyota.jp/passo/

プレミアムグレードしてMODAグレード(価格は154~170万)があり、エクステリアはシルバー塗装の大型グリルとサイドドアハンドル、専用のアルミホイールが用意され、インテリアではサイドレジスターリング、シート表皮などにマゼンタの専用アクセントカラーが施されています。

先代モデルからひと回り大きくなったボディとなりますが、車両重量は先代モデルよりも10kgの軽量化がなされており、最小回転半径は4.6mと先代と同等に小回りの利くパッケージングとなっています。

引用 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/cube/exteri…

日産 キューブ

2008年に発売、エンジンは直列4気筒のHR15DE型エンジンが搭載されます。

HR15DEエンジンは先代モデルと同じ物となりますが、吸・排気効率を高め、エクストロニックCVTにはオイルウォーマーを装着するなどして省燃費化対策も施されたことにより、10%程の低燃費化と出力の向上を果たしました。

グレードはベースとなるXとXVセレクション、Gの3つが用意され(162万~199万)、プレミアムモデルとして日産お馴染みのライダー(204万)が用意されています。

 

引用 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/cube/

ベースグレードのXにオートライト、オートエアコン、メッキサイドドアハンドル、4スピーカーオーディオシステムが装備されたX-Vセレクション、Vセレクションにキセノンヘッドライト、6スピーカーオーディオシステム、コンビニフック、16インチアルミホイール、SRSカーテンエアバックシステムが装備されたGがラインアップされています。

プレミアムモデルのライダーにはGグレードの装備を踏襲しながらも、インテリアに専用のシート、シルバーフィニッシャーがあしらわれています。

エクステリアには専用のフルエアロパーツとクロームグリル、16インチ光沢アルミホイール、スポーツマフラーが装備されており、通常のモデルとは内装の豪華さだけでなく、走行性能に関しても格段に向上しているパッケージとなっています。

 

 

パッソ・キューブ比較、どっちが経済的? 乗り心地はどっちのまとめ

維持費・燃費の面ではパッソ、乗り心地の面ではキューブとなりました。

モデル的にも新しいパッソの方が経済性は高いようです。

キューブは登場から10年以上経つのでロングセラーとはいえ装備がやや古いので、フルモデルチェンジが期待されます。

車はコストのかかるものですが、だからこそ自分の用途に合った悔いのない車選びをしていただきたいと思います。

今回はそんな皆さんの車選びのお手伝いに少しでもお役に立てれば幸いです。

 

アイキャッチ画像 https://toyota.jp/passo/ ・ https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/cube/  

この記事を書いた人キララ

家族で、車で出かけるのが大好きな専業主婦です。こんな車が欲しいと思ってくれる記事が書けるよう頑張ります。



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