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車に乗る人も乗らない人も、必ず目にしたことがある道路標識。
アレ、じっくり見たことがありますか? 今回は、道路標識の意外なヒミツをご紹介します。
「道路標識を設置する時のルール」
通行者のルールを教える道路標識ですが、道路標識自体にもルールが決められています。
道路法、および道路交通法により道路標識の区分、設置場所などが定められており、
設置する際 には「道路標識・区画線及び道路標識の関する命令(通称標識令)」に則り設置します。
まずは大型の道路標識の大きさ。
県、市町村などの境界、道の行き先を案内する大きくて青い道路標識、
名前は「案内標識」と言 います。
案内標識は、青いパネルの下端から地面までの高さが5.0mになるよう設置されます。
青いパネル自体の大きさは地域ごとに異なりますが、
一般道にある案内標識の文字の大きさは 30cm程度。
近くで見る機会はありませんが、かなり大きいですね。
続いて小型標識です。
道路の状況や運転上の危険、
注意すべき状態を予告する黄色の「警戒標識」、道路交通上の禁止、
制限または指定を行う赤色と青色の「規制標識」、
交通上必要な地点などの指示を行い、
規制を 予告する青色の「指示標識」などの道路標識の大きさ。
こちらもパネルの下端から2.5mまたは1.8mで設置するのが一般的です。
なぜ高さが二種類あるのかというと、
人が頭をぶつけないよう配慮してのこと。
歩行者が通る場所は2.5m、人が歩かない場所は1.8mで設置するそうです。
ちなみに高速道路では2.0mに設置するようです。
大型標識は一般道も高速道路も5.0mだそうです。
また、警戒標識、規制標識、指示標識のパネルの寸法もきっちり定められています。
警戒標識の基本寸法は、一辺が45cm。
規制標識は直径が60cm、指示標識は一辺60cmになっています。
ただし、いずれも道路形状や交通量により、寸法を大きくする場合もあります。
(その場合の寸法は警戒標識で一辺58.5cm、72cm、90cm、指示標識で一辺90cm、120cm)
「道路標識って買える?お値段は?」
実は、道路標識は我々一般人も買うことができます。
(案内標識を除きます、あと買っても道に設 置しちゃダメ) しかもネットで手軽に購入でき、
パネル自体は一万円出せばお釣りがくるようなものがほとんど。
しかしそれはあくまでパネル自体の話です。
もし車に乗っていて事故を起こし、
例えば規制標識にぶつかって、支柱部分からぐにゃっと曲げ てしまったとしましょう。
するとあなたが払う弁償額は、だいたい20万から40万円。
(もちろん事故の度合いによりまちま ちですが)
パネル以外に支柱や地面の中にある基礎、
もちろん設置する業者さんの人件費もあります。
安全運転を心がけるに越したことはありませんね。
「道路標識は何で作られている?」
車のヘッドライトなどで反射して光って見える「反射式標識板」。
一般的に使われている素材はアルミニウム。
アルミニウムは強くて軽く、また加工するのが簡単です。
またサビにも強く、野外に置かれる道路標識にぴったりです。
アルミニウムのパネルの裏に補強材をつけ、
反射シートを貼って真空加熱圧着して作られています。
反射シートにはガラスビーズなどを利用しているそうです。
「道路標識にも歴史があります」
記録が残っている中で最も古い道路標識は1672年(寛文12年)、兵庫県川西市にあるもの。
江戸時代は第4代将軍徳川家綱さんの時代ですね。
ただしこの時代は「道路標識」ではなく「道標」と呼ばれ、
分かれ道などに石や木材などを利用 し、
行き先を書いただけの簡素な作りのものでした。
1922年(大正11年)になると、
日本で最初に統一されたデザインの道路標識が登場します。
馬車や自動車が普及し、整備を目的として行き先のほか、
注意を記した看板が設置されます。
1934年(昭和9年)には現代と同じように、
「禁止」、「制限」、「指導」といった標識も追加さ れていきます。
しかし太平洋戦争中は金属類回収令が出され、
金属でできた道路標識は回収されてしまいます。
敗戦後、日本はアメリカにより統治されますが、
道路標識にまでその影響は及びます。
日本語で書かれた文字の下に英字も書かれた道路標識が設置されます。
(しかし1952年にはそれらは廃止されています、しかし再び英字表記も見直されています)
1950年(昭和25年)、各道路標識は大幅に見直され、
現在の道路標識に通じる基礎的な構成が確立 されます。
戦前に制定されていた道路標識令が改正されたためです。
この改正により、全国でバラバラだった標識の統一が進められていきます。
1960年(昭和35年)、「道路標識令」が廃止され、
現在の「道路標識、区画線及び道路標示に関す る命令」(通称標識令)が施行されます。
その後様々な改正がなされますが、
現在のデザイン「青地に白文字」になったのは1971年(昭和46 年)のことでした。
それまでは白地に黒文字だったそうです。
そして時代は進み、その場所の道路標識を読み込み、教えてくれるカーナビが登場。
速度制限や一時停止などを画面上と音声案内で教えてくれるそうです。
「日本の”止まれ”の形、世界とズレている問題」
よく目にする”止まれ”の道路標識、赤い逆三角形ですよね。
皆さんも普段から必ず見ている標識だと思います。
実はこの”止まれ”、国際基準の形は八角形なんです。
ヨーロッパやお隣韓国でも、アメリカでも赤い八角形なんですね。
でも1963年に逆三角形に変更するまでは、日本も八角形の形をしていました。
ではなぜ日本は逆三角形になったのでしょうか。
これはドイツの”止まれ”の形を採用してのことです。
重要度が特に高いので、視認性が高い、
あえて頂点が下に向いた不安定な形にすることで、
他の 道路標識と区別することが目的です。
でも、ドイツも1971年には国際基準である八角形の”止まれ”に変えているんです。
日本でも最近、東京オリンピックを機に国際基準にしようという動きもあったようですが、
結局 は広く認知されている逆三角形のままで、
英字で「STOP」と追加表記するだけになったそうです。
逆三角形を全て八角形に変えていたら時間も膨大なお金もかかりますしね。
ちなみに日本の”止まれ”は全国でおよそ100万枚あると言われ、
「STOP」と追加表記するだけで 10年ほどかけるそうです。
「実はすごい道路標識が登場していた」
引用:https://gazoo.com/article/daily/180410.html
車に乗っていて案内標識などを見る時、逆光により見えにくい、
という経験をしたことがありま すか?
でも、最近「見えにくい」と思うことがなくなっていっていることにお気づきでしょうか。
実は近年、逆光の対策として、
視認性を高めた道路標識が増えています。
具体的には、文字の部分に小さな穴を開けています。
こうすることでパネルの裏側からの光が通過し、
逆光でも文字の部分だけは読むことができるよ うになります。
道路標識も時代とともに進化していっているんですね!
「世界の道路標識」
国が違えば交通ルールも違い、日本では考えられない道路標識が世界には存在します。
今回はその一部をご紹介します。
例えばニュージーランド。
ニュージーランドといえば、国鳥のキウイが有名ですが、
それにまつわる道路標識があります。
“キウイ注意” 夜行性で車にひかれると大変ですし、
絶滅危惧種なので大切にされているのでしょうね。
一方タイには、出くわしたら本当に注意な標識があります。
“ゾウ注意”
ドイツの凍結注意の標識です。
日本は文字で書かれていたり、車がスリップしているイラストのことが多いですね。
他にも色々なびっくり標識があります。