新型タントの燃費情報！ 実燃費はどれぐらい？

近頃では年代、性別問わず人気がどんどん高くなっている軽自動車。

その中でも特に若者に人気のあるタント。

タントシリーズが累計販売台数200万突破したそうです。

今回はその新型タントの燃費情報についてご紹介していきたいと思います。

新型タントのカタログ燃費・実燃費

引用：https://www.photo-ac.com/

車を購入するうえで重要視する人も多い燃費。

自動車は日常の移動で使う人がほとんどですし、最近はガソリンの値段も上がってきているので少しでも燃費がいい車に乗りたい！という人は多いのではないでしょうか。

そこでまずは新型タントの燃費をエンジン,駆動に分けてご紹介していきます。

【自然吸気（NA）エンジン 2WD】

エンジン形式：直列3気筒660cc

エンジン出力：52PS/6.1kgm

JC08モード：28.0km/L

【自然吸気（NA）エンジン 4WD】

エンジン形式：直列3気筒660cc

エンジン出力：52PS/6.1kgm

JC08モード：27.0km/L

【ターボ（TC）エンジン 2WD】

エンジン形式：直列3気筒660cc

エンジン出力：64PS/9.4kgm

JC08モード：26.0km/L

【ターボ（TC）エンジン 4WD】

エンジン形式：直列3気筒660cc

エンジン出力：64PS/9.4kgm

JC08モード：24.6km/L

以上がエンジン、駆動別で見た燃費になります。

グレードにもよって若干差がありますが28.0～24.6km/Lという高燃費となっています。

やはりターボエンジンや4WDは自然吸気エンジン,2WDと比べ、動かしている機構が多いため燃費が悪くなってしまいます。

ですがその分パワーがあったり悪路に強かったりと利点はいろいろありますので自分の使い方に応じて選んでいただければと思います。

引用：https://www.photo-ac.com/

とはいうものの数値だけで見ても良い悪いのイメージがあまりわかない方が多いと思います。

そこで合わせて他社の軽自動車と燃費の比較してみます。

〇Honda N-BOX

【自然吸気（NA）エンジン2WD】

JC08モード：27.0km/L

〇Suzuki Spacia

【HYBRIDエンジン　2WD】

JC08モード：30.0km/L

〇Nissan DAYZ

【自然吸気（NA）エンジン 2WD】

JC08モード：29.8km/L

比較してみると競合他社が続々とフルモデルチェンジの新型を出してきている中モデル末期ともいえるタントが引けを取らない燃費を出しています。

ハイブリッド（エンジン＋モーター）のスペーシアにはさすがに負けてしまいますがそれでもよく健闘していると思います。

他にも軽自動車はたくさんありますので興味のある車の燃費を比較してみてください。

タントの低燃費の仕組み

新型タントには低燃費を実現するためのいくつかのシステムがあります。

それらのシステムをご紹介していきます。

・さらに進化したアイドリングストップシステム『ECO IDLE』

新型タントには従来のアイドリングストップシステムからさらに進化した『ECO IDLE』というアイドリングストップシステムがついています。

通常のアイドリングストップシステムは信号などで停車してブレーキを踏み続けた際に機能します。

それに比べ進化した『ECO IDLE』というアイドリングストップシステムは停車直前（9km/h以下）になり一定の条件を揃えると自動でアイドリングストップします。

この機構により従来に比べアイドリングストップ時間が格段に長くなる為低燃費につながっています。

・ドライバーへも燃費を意識させる『エコドライブ照明』

新型タントにはエコドライブアシスト照明というメーター照明がついています。

これは燃費の良い運転をし続けるとメーター照明がアンバーからグリーンに変わり、低燃費運転を教えてくれるシステムになります。

ドライバーが目で見て燃費運転を意識できるため、軽量化やエンジンなどの技術だけではなく、ドライバーにも燃費を常に意識させることが低燃費につながっているのではないでしょうか。

より低燃費を実現するには

より低燃費を実現するにはドライバーの努力で実現することがあります。

燃費の良い新型タントでさらに低燃費を実現する方法をいくつかご紹介します。

タントに限らずすべての自動車でも可能ですので明日から早速実践してみてください。

・『急』のつく運転をしない

引用：https://www.photo-ac.com/

どんな車でもそうですが急ブレーキ、急アクセルをすると必然と燃費が落ちます。

信号などで急ブレーキをするということは停車直前までアクセルを踏んでいることになります。

アクセルを踏んでいる時間が長くなればガソリンも消費されているため燃費の悪化につながってしまいます。

停車するときなどはあらかじめ予測してゆっくり減速することで低燃費につなげることができます。

急アクセルは車のパワーをフルに使って加速しようとするため燃料消費につながってしまいます。

人間も同じで同じ距離を全力ダッシュするのと歩いていくのでは体力の消耗が全然違いますよね。

低燃費を目指すのであれば『急』のつく運転をせずに丁寧な運転を心がけましょう。

・エンジンオイルをこまめに交換する

引用：https://www.photo-ac.com/

エンジンオイルとはエンジンを円滑に動作させるために必要不可欠なオイルです。

このエンジンオイルですが長い距離を走ったりすると劣化してきます。

劣化するとサラサラだった新品のオイルも次第にドロドロになってきてエンジン内で抵抗になってしまいエンジンを動かす力がより必要になってしまいます。

これも人間と同じでTシャツ一枚で走るのと陸上自衛隊の装備を着て走るのでは体力の消耗が全然違いますよね。

エンジンオイルはこまめに交換して低燃費につなげましょう。

一般的には5000km or 半年の交換といわれています。

・タイヤの空気圧をこまめにチェックする

引用：https://www.photo-ac.com/

車の中でも特に点検しやすいタイヤですが実はあまり見ている人がいないタイヤ。

学士のころガソリンスタンドでアルバイトをしていたことがあります。

お客さんの空気圧を確認する機会が職業柄多かったのですが、既定の空気圧より減っている車がほとんどだったりしました。

タイヤの空気圧が減っているとタイヤの転がり抵抗が増えてしまいます。

エンジンオイルと同じ考え方で走る際の抵抗が増えると必然的により大きなパワーを出さないといけないため燃料の消費につながってしまいます

空気圧の点検は簡単でガソリンスタンドに空気圧測定器がありますのでこまめにチェックするようにしましょう。

空気圧の規定値は車によって異なります。

だいたいの車は運転席を開けたBピラーの下あたりに書いてありますので探してみてください。

まとめ

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/03_exterior.htm

新型タントの燃費についていかがでしたでしょうか。

車を選ぶうえで燃費はかなりの重要項目となってくると思いますので是非購入検討の参考にしていただければと思います。

また車の性能だけではなくドライバーのちょっとした努力によっても低燃費につなげることができますので少し意識して運転してみてください。

また最近ではタントのフルモデルチェンジが噂になっています。

フルモデルチェンジではガソリンエンジンだけではなくハイブリッド（エンジン＋モーター）のグレードがあるとかないとか。

先ほどご紹介したSuzuki Spaciaでハイブリットエンジンが搭載されておりかなりの低燃費をたたき出していますのでタントがどこまで燃費性能を上げてくるか見ものです。

燃費を気にするのであれば要チェックな一台だと思いますので忘れずにチェックしましょう。