レネゲードvsコンパス徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は?

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SUVは日本はもとより世界中で人気の車種となっています。

今回比較するのはレネゲードとコンパスです。

どちらも北米のジープが製造・販売している車ですが、よく比較される車同士です。

今回は、レネゲードとコンパスのどっちが買い?なのかについて、両者の価格、グレード、維持費、燃費、乗り心地について徹底比較したいと思います。

 

レネゲードvsコンパス比較!どっちが買い? 価格・グレード比較

さっそくレネゲードとコンパスについて比較したいと思います。

両車ともクライスラーがジープブランドとして主に北米市場及び欧米市場を中心に販売している車種ですが、販路拡大のため日本市場にも進出してきました。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

ジープ・レネゲードはコンパクトサイズのクロスオーバーSUVで、2015年に日本で販売が開始されました。

レネゲードは、ジープの兄弟車であるフィアット500Xと同じく、GMと共同開発した「GM FIATスモールプラットフォーム」を発展させた「スモールワイド4×4アーキテクチャー」を採用しています。

また、外観も非常に個性的なので、街で見かけると際立つ存在感のある車となっています。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

対するジープ・コンパスは、ジープではスモールのレネゲードとミドルのチェロキーの中間に位置するサイズで、北米ではコンパクトSUVですが、日本では大型車の感覚です。

日本市場では初代(MK型)が2012年に販売開始され、2017年より2代目(MP型)が販売されました。

日本ではまだ馴染みがないコンパスですが、グランドチェロキーを思わせる外観が特徴的で、国産車にはない本場アメリカのSUV車の独特の雰囲気があります。

なお、今回の比較する両車については、日本で販売されている日本仕様車を対象とします。

では両車の価格比較から比較していきます。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

レネゲードの新車価格

レネゲードはガソリン車のみの販売で、排気量は1.3ℓ マルチエア直列4気筒ターボエンジンとなっています。

グレードはLongitude、Limited、Trailhawkの3つありましたが、2019年からは整理されLimitedのみとなっています。

今回の比較ではLimited(FF)を対象に比較したいと思います。

・Limited:3,550,000円

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

コンパスの新車価格

コンパスはガソリン車のみの販売で、排気量は2.4Lでエンジンは直列4気筒マルチエア16バブルエンジン搭載となっています。

グレードはSPORT、LONGITUDE、LIMITEDの3種類となっています。

・SPORT:3,230,000円

・LONGITUDE:3,690,000円

・LIMITED:4,190,000円

価格帯は3,230,300円~4,190,000円となっています。

グレードにもよりますが、価格帯はほぼ同じでした。

では、性能面の違いはどうなんでしょうか。

 

この表はレネゲードとコンパスのパワートレインの違いを示しています。

レネゲードは1.3L直列4気筒マルチエア16バブルインタークーラー付ターボエンジンが搭載されています。

トランスミッションは6速乾式DTC、駆動方式はFFのみとなっています。

コンパスは直列4気筒マルチエア16バブルエンジンが搭載されています。

トランスミッションは6速ATと9速AT(LIMTEDのみ)で、駆動方式はFFと4WD(LIMITEDのみ)となっています。

総排気量、出力、トルクの数値からもわかるように、パワートレインはコンパスがレネゲードより圧倒的に上回っています。

燃料については、両者とも外車なのでハイオクガソリンとなります。

以上より、パワートレインはコンパスの勝ちとなります。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

次に安全性について比較してみます。

レネゲードの安全装備として、強靭なボディ、7つのエアバック、LEDライト、LaneSense車線逸脱警報プラスが全車標準装備されています。

車体は高張力スチール使用率約70%の強固なボディとシート全体をカバーする7つのエアバックを搭載しているので、万が一の衝突時でも乗る人の安全を守る装備となっています。

対するコンパスも安全装備は充実しています。

車体を360℃全方位サポートを目指したセイフティ&セキュリティシステムが搭載されています。

前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)、アダプティブ クルーズ コントロール(STOP & GO機能付)、LaneSense™車線逸脱警報プラス、ブラインドスポットモニター / リアクロスパスディテクション、Parkview™リアバックアップカメラ等で360℃全方位からの危険に備えます。

また高張力スチール使用率約70%の強固なボディや6つのエアバックを装備しているので、乗る人に安心感を与えます。

シープで製造している両車とも事故を未然に回避するとともに、万が一の事故の際にも備えた安全装備が充実しています。

以上より、両車の安全性比較は互角となりました。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

続いて両車の大きさや外観についても比較していきます。

 

 

車体の大きさについて、コンパスがやや全長が長く、レネゲードがやや全高が高いです。

ただホイールベースの数値は両車ともほぼ同じですので、車体の大きさはあまり変わりませんでした。

乗車定員は両車とも5人乗りの2列シートとなっています。

外観ついて、レネゲードはジープブランドらしく力強いまさにオフロード車という外観ですが、街乗りでも違和感のない雰囲気に魅力を感じさせます。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

対するコンパスは、7本のスリット状グリルや角ばったフェンダーアーチなど伝統的なジープのデザインを残しつつも、ジープブランドの中ではより都会的でスタイリッシュなデザインとなっています。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

外観については人により好みが違いますが、両者ともジープの力強さが感じられます。

ここまでの両車の比較では、価格・安全性・外観は互角で、パワートレインはコンパスの勝ちとなりました。

 

レネゲードvsコンパス 維持費比較

車を購入してからもかかる費用が車両の維持費です。

意外と維持費が気になる!という人も多いと思います。

レネゲードとコンパスでは、どっちの維持費が安いのでしょうか?

両車とも外車なので国産車と比較して維持費が高いイメージがありますが、実際のところはどうなんでしょうか。

アウトランダーとコンパスの主な維持費について、表でまとめてみましたのでご覧ください。

◎レネゲードの維持費

 

 

◎コンパスの維持費

 

レネゲードとコンパスの主な維持費についてまとめてみました。

年間の維持費で比較するとレネゲードが28,000円ほど安いことがわかりました。

自動車税は毎年かかる税金で、排気量によって額が変わりますので、コンパスが1万円ほど高かったです。

ガソリン代はレネゲードが燃費の差で約25,000円ほど安かったのですが、両車との外車でハイオクガソリン使用のため、国産車より割高感があります。

車検代は新車購入のあと3年後、以降は2年ごとにかかる費用です。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

また両車ともエコカー減税の対象車となっていないため、自動車取得税・自動車重量税とも100%課税されます。

駐車場代については、地域差が大きいですし、持ち家の方はかからない場合もありますから、あくまで参考となります。

自動車保険や車検代については、任意保険や年齢やオプション等で大きく金額の変わってきますので、こちらも参考です。

これらの以外の維持費として、通勤等で高速道路を使用する方は高速代金がかかってきます。

以上より、両車の燃費比較はレネゲードの勝ちとなりました。

 

レネゲードvsコンパス 燃費比較

レネゲードとコンパスの燃費比較です。

毎日運転する方や長距離ドライバーとって燃費が気になる!という方も多いのではないでしょうか。

まずはレネゲードとコンパスのカタログ燃費から比較します。

レネゲードのカタログ燃費

・WLTCモード:13.5km/L

・市街地モード:9.7km/L

・郊外モード:14.0km/L

・高速道路モード:15.8km/L

レネゲードの燃費比較の対象をWLTCモードとします。

コンパスのカタログ燃費

・2WD:11.9km/L

・4WD:11.8km/L

コンパスの燃費比較の対象を2WDとします。

カタログ燃費比較ではレネゲードがコンパスを1.6km/L上回っていました。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

では、実燃費比較ではどうなんでしょうか?

実燃費に関しては、有名燃費サイト、実際のユーザーからの口コミなどをもとに算出しました。

レネゲードの実燃費

・WLTCモード:10.2km/L

コンパスの実燃費

・2WD:8.8km/L

・4WD:8.8km/L

両車ともカタログ燃費からは数値が落ちましたが、実燃費での比較でもレネゲードがコンパスを1.4km/L上回っていました。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

燃費の面については、両者とも外車のためガソリンがハイオク仕様になるので、どうしても費用が掛かってしまいます。

これらの点からも、両車とも国産者のSUVと比較しても、燃費があまり良くありません。

ただ燃費の良さにこだわるなら、そもそもジープのレネゲードやコンパスを買う対象車には当てはまらないのではないでしょうか。

ジープの両車の魅力は、オフロードでの力強い走りなので、燃費は二の次という人も多いと思います。

以上より、両車の燃費比較はレネゲードの勝ちでした。

レネゲードvsコンパス 乗り心地比較

レネゲードとコンパスの乗り心地を比較します。

車を買うときに乗り心地を最重視するという人も多いのではないでしょうか。

乗り心地を左右するのはタイヤやホイールのサイズなどの足回りです。

足回りがしっかりしている車ほど乗り心地が良くなります。

今回の乗り心地にあたって、レネゲードとコンパスの乗り心地の口コミを集めてみました。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

レネゲードの乗り心地の良い口コミ

・足回りは硬めだが、ちょうど良い乗り心地。

・シートの硬さが硬めで、長距離走行してもまったく腰が痛くならない。

・決して乗り心地が良いとは言えないが、ふらついた感じのない足回りだった。

・ドアのゴムパッキンなど、遮音に気を使っているので、静粛性が高い。

・四駆らしい乗り心地の中に適度な高級感があるので、オンロード・オフロードどちらも面白い。

・ワインディング走行はボディ剛性が高いのか、非常に良い乗り心地。

・黒の本革シートは、艶消しとパンチングレザーでカッコいい。

レネゲードの乗り心地の悪い口コミ

・後部荷物のスペースが小さいので、収納力が低い。

・後部座席のシートアングルが立ち気味なので、若干座りにくい。

・エアコンの効きが悪いと言うか、設定温度に対する感覚が国産車と違いすぎなので、違和感がある。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

レネゲードの乗り心地の口コミを見ていきましたが、良い口コミが多数を占めていました。

足回りが硬めだが、乗り心地が良く、走行性能が高いのでどんな路面も快適に運転できるといった意見が多かったです。

ジープらしいパワフル走行に満足している人も多かったです。

乗り心地の悪口込みがは、後部荷物スペースが小さいので収納力があまりないといった意見が散見されました。

ではコンパスの乗り心地の口コミも見てみましょう。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

コンパスの乗り心地の良い口コミ

・大きくゆったり走っている感覚で、乗り心地が良い。

・アメリカ車らしく、ゆったりした座り心地で、サポート感も満足できる。

・2.4Lのエンジンかつ車体重量もわりと軽いため、動き出しがスムーズ。

・カーブもロールが少なく、段差など楽に乗り上げるので、パワフル走行が可能。

・ちょっとした段差などものともしないジープに乗り心地の良さを感じる。

・大きな車体、剛性が高いボディで安心感がある。

・標準装備のレザーシートの質感が良くて満足。

・車内空間が広く、後席にも十分に荷物を置くスペースが確保されている。

コンパスの乗り心地の悪い口コミ

・インテリアがわりと質素で、シフトレバーやタッチパネルの配色に統一感がない。

・運転席や助手席付近の収納が少なすぎる。

・カーナビの性能が良くない。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

コンパスの乗り心地の口コミを見ていきましたが、こちらもおおむね良い口コミでした。

大きな車体なのでジープらしさが感じられ、走行もスムーズで乗り心地が良いという意見が多数を占めていました。

悪い口コミの件数自体は少なかったですが、国産車と比較し運転席周辺の収納が少なさやインテリアに豪華さがないという意見がありました。

ただ両車の乗り心地の口コミから見てわかるように、乗り心地には満足しているというユーザーが多数を占めていました。

以上より、両者の乗り心地比較は互角といえそうです。

レネゲードvsコンパス 徹底比較まとめ

今回はレネゲードとコンパスの価格、グレード、維持費、燃費、乗り心地にについて比較しました。

維持費、燃費はレネゲードの勝ちでした。

パワートレインはコンパスの勝ちでした。

価格、安全性、乗り心地は両車互角でした。

以上の項目比較からレネゲードとコンパスはどっちが買い?なのでしょうか。

足回りが良くどんな路面でもパワフルに走行でき、ジープらしい力強く特徴的な外観が魅力のレネゲード。

ジープらしい力強いさと洗練された都会的な雰囲気もあわせ持ち、パワフルな走りや乗り心地の良さが楽しめるコンパス。

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv.html

どちらも魅力的なジープ車で、非常に難しい選択となりますが、私個人的にはレネゲードを選びます。

両車とも甲乙つけがたいのですが、一番の決め手になったのは外観でした。

レネゲードのジープらしい力強く個性的な外観がコンパスより魅力的に感じたからです。

また、燃費や維持費などもコンパスをやや上回っていたこともレネゲードを選択した要因に挙げられます。

引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

対してコンパスはパワートレインに優れていますので、走行性の高さではレネゲードを上回っていますし、街乗りにもなじむ都会的な外観は魅力的です。

両車とも本場北米のSUVなので、国産車にはない雰囲気や魅力があります。

最終的には購入者の基準や優先順位に基づいて決めていただければと思いますが、今回の記事が少しでも車選びの参考になれば幸いです。

今回はレネゲードとコンパスの比較記事でした。

アイキャッチ画像引用:https://www.jeep-japan.com/compass.html

この記事を書いた人

ナガクラヤマ
田舎暮らしのアラフォー男。のんびりドライブしながら美味いものを食べるのが好き。

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