マツダ(Mazda) RX-8の歴史についてまとめてみた。 中古車はあるの?価格は?

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マツダ・RX-8は2003年3月に登場し、2008年3月のマイナーチェンジされました。

その後、2012年6月まで生産されていた最後のロータリーエンジン搭載車です。

そんなRX-8のイマをまとめていきます。

引用:https://www.mazda.com/ja/?_ga=2.82006294.1033519169.1555123011-1588766091.1555123011

マツダRX-8の歴史について

マツダの「魂」とも言えるロータリーエンジンを搭載したスポーツカー「RX-8」。

2002年にピュアスポーツカー、RX-7(FD3S型)が生産終了となって以降、一時的ではあるがマツダからロータリー・エンジンを搭載したモデルが消滅しました。

その後NAのロータリーエンジンで超軽量ピュアスポーツの試作を開始したマツダであったが、バブル景気時の経営判断を誤って身の丈を超えた事業拡張からの経営破綻という危機にあり、1996年にフォードの傘下に入ります。

そして経営再編のため、フォード側からは別の新型スポーツカーの開発を支持されました。

当時の北米ではドアが4枚ついていれば保険が安価になるため、4ドア車が絶対の条件とされました。

RX-8は「ファミリーでも使えるスポーツカー」というコンセプトで走行性能と居住性、乗降性にこだわり、ボディをコンパクトに抑える理由からもセンターピラーを持たない現代ではめずらしい観音開きとなる「フリースタイルドア」を採用しました。

しかしフォード側からは「コストが高すぎる」そしてもともとのマツダ社員側からの「4ドア・4シートなんてスポーツカーじゃない」など、数々の反対を押し切って、技術陣が2003年に世に送り出したRX-8は、発売が開始されました。

引用:https://www.mazda.com/ja/?_ga=2.82006294.1033519169.1555123011-1588766091.1555123011

惜しまれつつ販売が終了した3ドアクーペボディの先代RX-7から一転して、ボディタイプを4ドアクーペにすることで、家族で使える4人乗りFRスポーツカーとして生まれ変わり、さまざまな困難を乗り越えて生まれた同車は売れに売れ、一躍人気のクルマになったのです。

「観音開きのドア」を採用した変わったクーペスタイルで“コンパクトボディでも乗り降りが楽”と、ファミリーユースも獲得しました。

何より大人4人が乗れる4ドアクーペで尚且つ、世界唯一のロータリーエンジンを搭載する新型モデルとして大きな話題となり、「2003年度グッドデザイン賞」と「2004 RJCカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

また、同時に搭載される新世代のロータリーエンジンも「2004 RJCテクノロジー・オブ・ザ・イヤー」に輝きました。

引用:https://www.mazda.com/ja/innovation/stories/rotary/newfrontier/

2003年4月の発売以来、北米やイギリスなどのヨーロッパをはじめとする海外でも販売され、2012年3月末までに約19万台の累計生産台数を誇るなど、販売終了まで高い人気を維持したモデルです。

ちなみに、この「RX-8」は「RX-7」の後継車と思われがちですが、そうではありません。

「RX-7」はクーペ(2ドア)なのですが、「RX-8」は4ドアとして開発されているからです。

引用:https://www.mazda.com/ja/?_ga=2.82006294.1033519169.1555123011-1588766091.1555123011

RX-8は2008年に一度マイナーチェンジを行いますが、フルモデルチェンジは実施していません。

マツダRX-8の中古車はまだあるの?価格の相場は?

RX-8の中古車平均価格は、平均価格75.3万円でスポーツ系のクルマのなかでは手頃な価格帯になっています。価格レンジは32万円から299万円となっています。

高いモデルは特別仕様限定車のものが多く、一般のモデルですと、「RX-7」と比較して安価に手に入れられるようです。

2018年12月に中古車情報メディア「カーセンサー」が発表した「カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー2018」では約7500モデルの中から2年連続1位に選ばれるほどの人気を博しています。

その秘訣は、人も荷物もスポーティなクルマのなかではたくさん乗せることができ、コンディションやコストパフォーマンスが非常に良いクルマです。

また、後部座席がすごくゆったりとしており、4人乗車時も圧倒的に座り心地がいい点が支持されており、比較的在庫が流通しています。今後は、コンディションがよく走行距離が短いRX-8の価格は上がっていくと思います。

マツダRX-8のスポーツカーとしての価値

スポーツカーとしてRX-7と比べるとターボチャージャーで過給するRX-7に対し、自然吸気のRX-8では、加速力、特にジムカーナの様な低速のカテゴリに於いてトルクの低さが目立っています。

マツダがかなり工夫したとは言え、大人4人が十分に座れる空間を持たせ、ボディサイズもコンパクトとは言えず、長いホイールベースと相まって、1350kgを超える車重などピュアスポーツとして存在していたRX-7と比べるには聊か厳しい部分もあります。

またスポーツ性能では本来格下のはずであるシビック、ロードスターにさえ苦戦を強いられるなど、ジムカーナでは不利な車と言うレッテルを貼られる事となる。

だた、速度域の高くなるサーキットなどでの評判はそんなに悪くはないです。

実際にスーパーGTやD1にも参戦しており、RX-7よりもシャシー性能は良いとも言われています。

それほどまでにRX-8はマツダが丹精込めて作っただけのことはあり、作りにこだわりのある車です。

その一例が重量配分50:50と理想的なフロントミッドシップとなっています。

また、足回りはフロントダブルフィッシュボーン、リアマルチリンクと運動性能を最大限出し切る足周りとなっています。

また手頃に、手軽に扱えるロータリーと言う位置付けで、人気はいまだに高く、尚且つ時代と考えるとFRレイアウトのスポーツカーとしてカスタムカーのベースとしても素晴らしいポテンシャルを秘めていることも人気の秘訣です。

マツダRX-8のロータリーエンジンとはどんなエンジンなの?

RX-8の特徴であるロータリーエンジンの基本的な構造についてまとめてみます。

レシプロエンジンでは、シリンダー内をピストンが上下することにより、4サイクル、つまり「吸気、圧縮、燃焼、排気」の工程を行っています。しかし、ロータリーエンジンはこの動作をシリンダーに該当するローターハウジングと呼ばれる場所で、独特な形をしたローターが回転し、同様の工程を行うのが特徴です。

ローターハウジングの中をローターがグルグル回り、4サイクルを行っています。

しかし、正三角形を単純に中心の軸でグルグルと回していると、ただの円しか描きません。

そこで、独特の動きをさせるため、ローターの中心にはレシプロエンジンのクランクシャフトにあたる「エキセントリックシャフト」と呼ばれるパーツがあります。

エキセントリックシャフトはローターの中央部分にあり、ローターの中心部分には、エキセントリックシャフトよりも大きな穴が開いています。

この穴とエキセントリックシャフトにはそれぞれ歯車のように噛み合うようになっていて、これらがグルグルと回ることで、この独特な軌跡を作り出しているのです。

この二つは、ローターが1回転するとエキセントリックシャフトは3回転動くように調整されていて、これによってタイミングよく4つのサイクルを行います。

ロータリーエンジンがRX-7で長く使われていたのは、レシプロエンジンと比較した際のメリットがあったからでしょう。ここでは、その代表的なメリットについていくつか見ていくことにします。

(1)軽量でコンパクトな設計
(2)騒音、振動が少ない
(3)出力が高くなる
(4)ガソリンの燃焼温度が低い

もちろん、ロータリーエンジンはレシプロエンジンと比較すると問題点もありました。

どちらのエンジンにも良い点、改善が必要な点があり、それをしっかりと把握する必要があります。

デメリットとして次の点が挙げられます。

(1)燃費が悪い
(2)エンジンオイルが燃焼するため、使用量が多くなる

などです。

さてこんなロータリーエンジンをマツダはRX-8用に新型13B-MSP「RENESIS」として復活させました。

13Bといってもほとんど新設計のため、RX-7の最終モデルに搭載されていた13B-REWがシーケンシャル・ツインターボを装着していたのに対して、こちらは自然吸気、つまりはノンターボでした。

そして8,500回転もの高回転で250馬力を発生させました。

引用:https://www.mazda.com/ja/?_ga=2.82006294.1033519169.1555123011-1588766091.1555123011

従来のペリフェラル排気からサイド排気(吸気もサイド)へと変更され、吸排気タイミングでのオーバーラップを解消し燃焼効率がアップしました。

さらに排気ポートは従来の約2倍、吸気ポートは30%それぞれ拡大され、最高出力はハイパワーモデルで250馬力、スタンダードモデルでも210馬力を絞り出しています。

引用:https://www.mazda.com/ja/innovation/stories/rotary/newfrontier/

レシプロエンジンと異なり、バルブなどの構造を持たない事でメカニカルノイズが少なく、澄んだサウンド、また、ローターの回転によって生じる吸排気の脈動で、生き物の呼吸の様な波のある特徴的な音がロータリーサウンドと呼ばれ、今なお多くのファンを魅了しています。

アイキャッチ画像引用:https://www2.mazda.co.jp/purchase/ucar/detail.html?no=252890310159@2528&dc=2528

この記事を書いた人

マッチャマン
車好きなアラフィフのおっさんです。
若かりし頃はS13シルビアで峠を攻めていましたが、
子供ができてからは専らファミリーカーで大人しくしていました。
子育ても終盤に差し掛かり、スポーツカーへの返り咲きを
画策している今日この頃です。

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