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ホンダの基幹車種であるフィットがこの秋、生まれ変わります。
フィットといえば皆さんご存知の日本を代表する大衆車ですね。
フィットはモデルチェンジの度に新たな価値観を私たちにもたらしてくれました。
今回のモデルチェンジでも私たちをワクワクさせてくれそうな新しい機能が満載です。
今回はそんなフィットのフルモデルチェンジの最新情報と変更点について解説していきたいと思います。
フィットフルモデルチェンジのポイント
今回のフィットフルモデルチェンジでは主にパワーユニット、外観デザイン、進化した安全運転支援システムの3点の変更が予想されています。
それぞれの内容を見てみましょう。
パワーユニット
今回行われるフィットのフルモデルチェンジの注目ポイントは何と言っても新しくなったパワーユニットです。
ガソリンエンジン、ハイブリッドシステム、最新のテクノロジーを採用したものを搭載してきます。
それぞれのメリットや魅力について解説していきたいと思います。
VTECターボエンジン
引用:https://www.honda.co.jp/news/2013/4131119b.html
今回、新開発となる1.0L 3気筒VTECターボエンジン。
国内ではS660やN-BOXなどの軽自動車の660cc、CIVIC、ステップワゴン、JADEなどの1500ccなどでは高評価を受けていますがこの1,0Lモデルは初導入となります。
海外では既に欧州シビックに搭載されており1.8L4気筒NAエンジン並みの走行性能にもかかわらず20%以上の燃費向上と中低速トルク向上を図っています。
ターボというと一昔前はいわゆる「どっかんターボ」といって高回転での伸びが特徴でした。
ですが最近のターボは低回転域でのトルクの太さが特徴となっています。
本来1.5L以上の排気量を必要とするところをターボ化することにより軽量化と小排気量に貢献してます。
また自動車税軽減の恩恵を受けられるメリットがあり、「ダウンサイジングターボ」と呼ばれています。
ホンダが作るという事は単なるダウンサイジング、低燃費の為のエンジンではなく「走るの気持ちよさ」を狙っているのは言うまでもありません。
予想スペック
- 最高出力:129ps(95kw)/5500rpm
- 最大トルク:180Nm(18.4kgm)/1700-4500rpm
- 燃費:30km/L前後?
※いずれもAT
同型エンジンの欧州CIVICが28.06km/LですのでCIVICより軽いフィットは30km/Lを上回ってくると思われます。
i-MMD
引用:https://www.honda.co.jp/tech/auto/powertrains/immd.html
ホンダでは既にアコード、オデッセイ、ステップワゴン、インサイトに搭載されているいわゆる2モーター方式と呼ばれるハイブリッドエンジンです。
エンジンの排気量はインサイトにも使われている1.5L。
2モーター方式とは文字どおり2つのモーターを用い、一つは走行用、もう一つを発電用としています。
エンジンは動力としてはほとんど用いずに発電用に徹します。
しかし高速域での巡航などトルクを必要としないシチュエーションでは、クラッチをつなげて直結状態で動力にし燃費の向上を図っています。
モーター走行特有のなめらかな乗り味と静けさが特徴です。
予想スペック
- 最高出力:エンジン108ps/モーター125ps
- 最高トルク:エンジン13.9kgf.m/モーター26.0kgf.m
- 燃費:40.0km/L
エクステリアデザイン
新型フィット、全く魅力を感じない…🙅♀️ pic.twitter.com/0zpSh5HHQQ
— しおたろす@ずま&ふいっと (@shioponta0812) 2019年4月30日
エクステリアでまず印象的なのはフロントマスクのデザインです。
最近のホンダの顔とも言えるデザインでグリル部品を強調したものとなっています。
開発中のホンダ新型フィット
デザインはガラッと変わるようですねhttps://t.co/t4nLRJfVLX pic.twitter.com/3NoJ1RUcT2— くるま坂 (@eurocarinfo) 2019年3月28日
またボディのサイドラインは現行のようにエッジの効いたデザインではなく全体的にすっきりした印象を受けます。
サイドからリアにかけてはやや厚みを持たせリアコンビライトは現行のような縦長型から横長型へ変更となるようです。
安全運転支援システム
引用:https://www.honda.co.jp/hondasensing/
今や当たり前となりつつあるのが安全支援システムです。
ホンダでは「Honda SENSING」の名称で順次搭載車を拡大しています。
ほとんどの車種に標準装備されているHonda SENSIGですが実は車種によって微妙に搭載されている機能が異なります。
現行フィットにおいては「後方誤発進抑制機能」「オートハイビーム」、ACCにおける「渋滞追従機能」が未搭載となっていました。
ですが今回のモデルチェンジでは当然、その辺りも搭載されるものと思われます。
誤発進抑制機能
引用:https://www.honda.co.jp/hondasensing/
バックの際の障害物を感知してブレーキをかけてくれます。
これによりアクセルとブレーキの踏み間違えや見えない障害物への接触を抑制してくれます。
リアバンパーに搭載されているセンサーに反応したものに効果があります。
オートハイビーム
引用:https://www.honda.co.jp/hondasensing/
ヘッドライトのスイッチを「AUTO」にしておくことにより、自動でヘッドライトのON/OFFやハイビーム/ロービームを切り替えてくれます。
最近は道路交通法においてもハイビームを推奨しているようですので対向車に迷惑をかけない為にも嬉しい機能ですね。
ACC(渋滞追従機能付)
引用:https://www.honda.co.jp/hondasensing/
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)自体は現行型にも搭載されておりますが0km/hまでは対応していませんでした。
渋滞追従機能とは前走車が停止するとことまで対応し再度、発進したら再び自動で発進してくれる機能です。
フロントバンパーやグリルに搭載されたミリ波レーダーによって前走車との距離を計ります。
フィットの歴史
フィットは2001年6月にロゴの後継モデルとして登場しました。
軽自動車を除くホンダの乗用車の中では最も小型のサイズであり、抜群の燃費とセンタータンクレイアウトと呼ばれるプラットホームによる室内空間の広さで人気を集めました。
2002年には国内販売台数で33年間続いていたトヨタ・カローラを上回りトップに輝いています。
初代 GD1/2/3/4型(2001-2007年)
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Honda_Fit_W_1300_4WD.JPG
DY5W-sport [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)]
初のセンタータンクレイアウトとなる「グローバルスモールプラットホーム」が採用された記念すべきモデルです。
このプラットホームはモビリオシリーズやフィットシリーズ(フィットアリア、エアウェイブ)などにも拡大されていきます。
エンジンは「i-DSI」を新採用。
これは1つのシリンダーに2つの点火プラグを用いた方式でそれぞれの点火時期をずらして燃焼効率を上げ低回転域でのトルクの向上や低燃費、低排出ガス化が達成されました。
このエンジンで発売当初、10.15モードで23km/Lを達成しています。
2001-2002日本カー・オブ・ザ・イヤー及び、2002RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
2代目 GE6/7/8/9型(2007-2013年)
2007年10月に2代目へのフルモデルチェンジが発表されました。
基本的なコンセプトは踏襲しつつボディーサイズは一回り大きくなり全幅は5ナンバーサイズギリギリの1,695mmとなりました。
エンジンは初代と同じL13AおよびL15A型でありましたがi-VTEC仕様に改良されました。
これによりトランスミッションはFF仕様で引き続きCVTが採用されましたがクラッチ部にトルクコンバータを使用したタイプが採用され初代で良く見られたスタート時の「ジャダー」を改善したものになっています。
先代に続いてこのモデルで2007-2008日本カー・オブ・ザ・イヤー・を受賞しています。
また2010年にはHonda IMAシステムを搭載したハイブリッドモデルをデビューさせています。
3代目 GK3/4/5/6型、GP5/6型 (2013年-)
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Fit_RS%E3%83%BBHonda_SENSING_01.jpg
Maechan0360 [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)]
3代目は日本を含むグローバル市場におけるホンダの最量販車となることを目標として2013年に発売されました。
センタータンクレイアウトの基本コンセプトはそのままに更に軽量化、高剛性化を図った新開発プラットホームを採用した事により一クラス上の乗り心地となりました。
2代目に対して全長は40~50mm、ホイールベースは30mm延長されましたが全幅は同じ1,695mmで5ナンバーサイズを維持、デザインもグローバル市場を意識したものとなっています。
エンジンはそれまでのSOHCからDOHCへ変更しました。
アイドリングストップを採用することで26.0km/L(JC08モード)を達成しています。
ハイブリッドモデルも同時に発売され「SPORT HYBRID i-DCD」の採用で36.4km/Lを達成しています。
フィットのフルモデルチェンジ情報まとめ
いかがでしたか。
フィットのフルモデルチェンジの情報についてまとめてみました。
N-BOXがベストセラーになってはいるものの登録車の販売状況が今一つのホンダにとっては、まさに巻き返しを図るべき主力モデルのフィットのフルモデルチェンジには相当気合が入っているはずです。
群雄割拠のコンパクトカー市場においてその存在感は際立ったものになるでしょう。
コンパクトカーを検討される方にとって最有力候補にあがる事は間違いありません。