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釣り好きの方の中には夜釣りが好きな方は多く、車中泊をして楽しむ方もいると思います。
しかし、夜釣りをする際にはどのような車で車中泊をしたら良いか分からない方もおられるでしょう。
そんな方におすすめなのが、大型バンのハイエースです。
今回は、夜釣りをする際にハイエースのどのタイプがおすすめなのか、またハイエースで釣り泊をする際に車内をどのようにカスタムしたら良いか、釣り泊をする際の注意点などをまとめてみました。
ハイエースで釣り泊!車中泊に適したタイプはどれ?
まず、ハイエースで釣り泊をする際にどのようなハイエースが適しているかについて知っておく必要があります。
そもそもハイエースには以下の2種類のタイプがあります。
・ハイエース:ワゴンタイプ
・ハイエース:バンタイプ
引用:https://toyota.jp/hiacevan/
ハイエースのワゴンタイプとバンタイプの違いとは
結論から先にご紹介すると、ハイエースの「ワゴン」と「バン」の違いは運搬できる物の違いによって区分されています。
・ワゴン:人間(10人以下)
・バン:貨物
このように「ワゴン」は主に人を乗せるためのハイエースで、「バン」は主に荷物や貨物を乗せるためのハイエースだと考えて頂ければ分かりやすいと思います。
そして、ハイエースに乗せる目的が異なるためナンバープレートの区分も変わってきます。
・ワゴン:2ナンバーor3ナンバー
・バン:1ナンバーor4ナンバー
と言った違いも出て来ます。
ですので釣り泊をする際には、多くの釣り道具や荷物などを載せるため「バン」タイプのハイエースが適しているということになります。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/
釣り泊におすすめのハイエースのグレードとは
釣り泊には、ハイエースの「バン」タイプがおすすめなのですが、その「バン」タイプの中でも特におすすめなグレードが2種類あります。
・MTR(マルチロールトランスポーター)
・Relaxbase(リラクベース)
それぞれのグレードには、荷室の床のオプションによって、床仕様のTypeⅠと床+トリム仕様のTypeⅡに分かれています。
今回は釣り泊に最適のTypeⅡに絞ってみていきたいと思います。
・MTR(マルチロールトランスポーター)
まず MTR(マルチロールトランスポーター)の特徴ですが、フラットフロアを中心に荷室スペースを備えたコンプリートカーとなっています。
そのため、趣味から仕事まで幅広く使えることが出来る使い勝手の良さが特徴です。
引用:https://www.modellista.co.jp/product/hiace/special/utility/hilights.html
MTR(マルチロールトランスポーター)TypeⅡの価格ですが、標準ボディとワイドボディのそれぞれに2WDと4WDが有り、ガソリン車とディーゼル車で金額が異なります。
標準ボディ
・2WD 2800ディーゼル 3,814,560円(税込)
・2WD 2000ガソリン 3,225,960円(税込)
・4WD 2800ディーゼル 4,119,120円(税込)
ワイドボディ
・2WD 2800ディーゼル 3,964,680円(税込)
・2WD 2700ガソリン 3,494,880円(税込)
・4WD 2700ガソリン 3,789,720円(税込)
やはり、ガソリン車の方が安いですね。
しかし、後々のガソリン代を考えるとディーゼル車も捨てがたいです。
・Relaxbase(リラクベース)
続いての Relaxbase(リラクベース)は、カーライフに「彩り」と「楽しさ」を合わせたお洒落な外観や様々なレジャーに対応できる作りになっているのが特徴です。
ボディカラー等の見た目からも、遊び心が感じられます。
引用:https://www.modellista.co.jp/product/hiace/relaxbase/
Relaxbase(リラクベース)TypeⅡの価格も見てみましょう。
こちらはボディサイズは1種類のみです。
・2WD 2800ディーゼル 4,170,960円(税込)
・2WD 2000ガソリン 3,582,360円(税込)
・4WD 2800ディーゼル 4,475,520円(税込)
車のサイズはMTR(マルチロールトランスポーター)の標準と同等ですので、値段は40万くらい高い感じですね。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/
MTR(マルチロールトランスポーター)も、Relaxbase(リラクベース)も室内空間に関しては、ダブルベットサイズの1950㎜(縦)×1400㎜(横)の広さは確保出来ます。
広さやオプション的には2種類とも釣り泊に向いているグレードにはなりますが、個人的におすすめなのは Relaxbase(リラクベース)です。
せっかくのお休みには思いっきり遊びたいですから、釣り泊だけでなくサーフィンやキャンプなど様々な可能性を視野に入れておきたいです。
Relaxbase(リラクベース)は、サーフィンボードなどアクティビティアイテムも余裕で積載出来ますし、自分なりのキャンプ仕様にしたりと幅広いレジャーユースに対応できます。
4WDを選べば、山道や悪路でも目的地に向かって躊躇なく進んでいけます。
家族での夜釣りやキャンプに、より一層の楽しみを増やしてくれるでしょう。
ハイエースで釣り泊!車内を夜釣り仕様にカスタムしよう
ここでは、ハイエースで釣り泊をする際に車内を夜釣り仕様にカスタムする場合、どのようなカスタムがおすすめなのかをご紹介したいと思います。
【おすすめオプション①:ベッドキット】
引用:https://toyota.jp/hiacevan/customize/relaxbase/
ベッドキットは、ハイエースで釣り泊をするなら是非ともおすすめしたいオプションです。
ベッドキットを使うことにより荷室スペースを二段に区切ることが出来ます。
ですので、下段に釣り竿やバケツ・クーラーボックスなどの道具を入れることが出来て上段に寝るためのスペースを確保することが出来ます。
また、ベッドキットと一緒にエアスリープマットも純正オプションとして購入することも出来ますし、通販で寝袋だけ購入するのもおすすめです。
【おすすめオプション②:ラゲージユーティリティフレーム(ラゲッジフレーム)】
引用:https://toyota.jp/hiacevan/customize/m_selection/
ラゲッジフレームも釣り泊をするなら、選びたいオプションの一つです。
画像のように、衣服を掛けることが出来たり荷物を固定することが出来たりと使い勝手がとても良いのが分かります。
そして、衣服を掛けたり荷物を固定するだけでもスペースが広くなりますし、荷物が倒れてくる心配などもないので荷物の多い釣り泊ではとても重宝すると思います。
【おすすめオプション③:カーゴレール】
引用:https://toyota.jp/hiacevan/customize/m_selection/
このカーゴレールは、先に紹介したラゲージユーティリティフレーム専用のオプションになります。
ラゲージユーティリティフレームとカーゴレールはセットで取り付けている方も多く、上で紹介したように荷物を固定するには重宝するカスタムです。
【おすすめオプション④:補助バッテリー】
引用:https://toyota.jp/hiacevan/customize/relaxbase/
補助バッテリーがオプションとして用意されているのもハイエースの特徴です。
但しこの補助バッテリーは、TypeⅡ専用のオプションになっています。
価格は、少しお高めの205,200円(税込)です。
こちらの補助バッテリーは、運転している間に自動充電をしてくれます。
エンジンを止めた後に補助バッテリーのスイッチをONにすれば、車内で100VもDC12Vも使えます。
カーインバーターなどを使わなくても家電を車内で使うことが出来るためかなりおすすめです。
しかし、どのくらいの時間使えるかは気になるところですね。
そこで例を挙げて稼働可能時間を調べてみました。
夏場に必需品の飲み物やちょっとした食べ物を冷やしておける10L小型冷蔵庫でしたら、AC電源を使っても12時間は稼働可能です。
DC12Vですと、もっと長くなります。
また、車中で使用できるDC12V 4W程度のミニ扇風機でしたら、何日も使い続けなければ、時間を気にせずに付けていても大丈夫です。
個体の電気容量によっては、数時間のずれは有りますし、複数で使う時は稼働可能時間が短くなりますので注意が必要です。
夜には、ラジオやCDで音楽を聞きながら車中泊を楽しみたいという方もおられるでしょう。
一般的なCDラジカセでしたら、1日以上稼働可能ですので、ゆっくり車内の夜を楽しめます。
でも、夜釣りをしている時には、音楽はやめておきましょう。
お魚がびっくりして逃げて行ってしまいますからね。
こんなにお勧めの補助バッテリーですが、注意点もあります。
補助バッテリーへの充電は、走行中に自動充電してくれますが、そのままでは外部充電は出来ないようです。
要するに家庭用のコンセントからの充電が出来ないとの事です。
補助バッテリーの保証期間が過ぎてから、専門家に相談をして、外部電源の装備を検討されると良いと思います。
【おすすめアイテム:イオン消臭スプレー「ヌーラ」】
こちらはオプションではありませんが、ご紹介します。
釣り泊をする際に気になるのが車内に残る魚臭です。
このイオン消臭スプレー「ヌーラ」は、出掛ける前と釣った魚を車内に持ち込む前にスプレーしておくと、車内の魚臭さを軽減してくれる効果がある優秀なスプレーです。
釣りをしている人なら車内の魚臭さに悩まされている方は多いと思います。
そんな時にこのスプレーが1本あるだけで、全然車内の匂いが変わるのでかなりおすすめです。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/cp/style3/?padid=ag341_from_hiacevan_top_cp_style3
ここで紹介したハイエースで釣り泊をする際におすすめのオプションと商品をまとめると以下のようになります。
・ベッドキット
・ラゲージユーティリティフレーム(ラゲッジフレーム)
・カーゴレール
・補助バッテリー
・イオン消臭スプレー「ヌーラ」
これら4つのアイテムは出来るだけ準備しておいた方が、より快適な釣り泊が出来ると思います。
ハイエースで釣り泊!釣り場車中泊の注意点は?
ここでは、ハイエースで釣り泊をする際の注意点をご紹介したいと思います。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/cp/style3/?padid=ag341_from_hiacevan_top_cp_style3
まず釣り泊をするベストシーズンは「春~秋」の間です。
しかし、「春~秋」の季節は気候的に暑さとの闘いにもなるので、熱中症にならないように涼しく過ごせるアイテムを準備しておくのがおすすめです。
また、虫も活発に活動する時期でもあるので「虫よけスプレー」などは必需品だと思います。
他にも、住み慣れていない土地の場合は土地勘などもないので、必ずトイレやコンビニの場所は確認していた方が良いです。
そして、一番大切なのが車中泊をする際に車を停車させるスペースですが、時間帯によっては駐車禁止の時間を設けている地域や立ち入り禁止になっている駐車スペースもあると思います。
ですので、事前に駐車できるスペースがあるか・24時間車を停車させることが出来るのかどうかは事前に下調べをしておいた方が良いと思います。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/cp/style3/?padid=ag341_from_hiacevan_top_cp_style3
以上の内容から釣り泊をする際の注意点をまとめると以下のようになります。
・熱中症対策をきちんとすること
・虫よけスプレーを準備しておくこと
・近隣にトイレやコンビニがあるかを確認しておくこと
・車中泊が可能な駐車スペースがあるかを確認しておくこと
これら4つの準備と下調べをきちんとしておけば、快適な釣り泊が出来ると思います。
ハイエースで釣り泊!のまとめ
今回は、ハイエースで釣り泊をする場合に「どのようなハイエースがおすすめなのか」・「釣り泊におすすめのオプション」や注意点などをご紹介してきました。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/cp/style3/?padid=ag341_from_hiacevan_top_cp_style3
釣り泊が一般的な車中泊と異なる点は、釣りをするという目的の上での車中泊になります。
ですので、出来るだけ釣りのポイントの近くで車中泊が出来るのが一番良いのですが、個人的におすすめしたいのが「RVパーク」と呼ばれる車中泊の聖地です。
電源・トイレ・お風呂など最低限の設備が整っているため、釣りのスポットの近くに「RVパーク」のある場所だと快適に車中泊をすることも可能だと思います。
ただ全国的にまだまだ設置されている場所が少ないのがデメリットではあります。
しかし、今後どんどん拡大する予定なので釣り泊を考えている方は「RVパーク」から近い釣りスポットを探すもの良いかもしれません。
アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/hiacevan/
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