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欧州で鍛えた技術を投入し、様々なジャンルで人気車種を送り出しているスズキ。
今回はその中でも人気の XBEE とイグニスの比較を行いました。
同じ普通車のコンパクトカーとなりますが、この 2台を維持費・燃費・乗り心地の 3点で比較していきます。
※ お詫び申し上げます。
車両価格、メーカーオプション、純正オプション等10%対応しております。
購入時の税
取得税~環境性能割 / 未対応
消耗品(ガソリン代等)消費税 8%のままとなっております。
XBEEとイグニスの維持費で選ぶならどっち?
まず初めに税金と消耗品の維持費の比較を行いました。
必要維持費となる税金は、毎年春に支払う自動車税と、車検時に支払う自動車重量税についてを比較し、消耗品は車に必要であるオイル・タイヤから維持費を比較を行いました。
① XBEE
1,798,500円~
税金
自動車車税 1000cc
29,500円
重量税
8,200円/年
計
37,700円/年
消耗品
燃費
カタログ燃費: 22.0km/L(JC08モード)
実燃費: 15.3km/L よって
109,803円/年
オイル: 2.9L (純正指定オイル 5w-30)
3,240円/回
タイヤ: 175/60R16 ( 4本分)
68,000円
計
181,043円/年
XBEEの 3年間維持費は
約 660,000円
② イグニス
1,408,000 円~
税金
自動車車税 1300cc
34,500円/年
重量税
2,500円/年 ( 3年目以降は 5,000円/年)
計
37,000円/年
消耗品
燃費
カタログ燃費: 28.8km/L(JC08モード)
実燃費: 20.4km/L よって
82,352円/年
オイル: 2.9L (純正指定オイル5w-30)
3,240円/回
タイヤ:175/60R16 (4本分)
68,000円
計
153,592円/年
イグニスの 3年間維持費は
約 572,000円
※維持費の算出方法
・3年間維持費はオイル交換を半年に 1回で 6回、タイヤ交換を 1回とし、年間走行距離は 12000kmとして算出しました。
・燃費は実燃費を元に計算し、ガソリンはレギュラー 140円/Lとして算出しています。
・タイヤは純正指定の銘柄が異なるので、ブリジストンエコピアの定価で計算しました。
・オイルは純正指定オイルの金額を参考に算出しています。
維持費では以外にも排気量の大きいイグニスが有利な結果となりました。
エコカー減税による重量税の割引と何と言ってもその燃費が維持費を抑えている要因のようです。XBEEの燃費も悪くはないですが、イグニスの燃費は実燃費でも 20km/L越えを果たしているところは高評価ですね。
XBEEとイグニス、燃費がいいのはどっち?
維持をする上で大切な燃費、近年は原油価格の不安定さが目立っていますね。
車を選ぶ上でも見逃せないポイントのひとつとなっています。
そこで今回は生活の足となっているであろう2台の燃費をチェックしていきたいと思います。
① XBEE
1000ccガソリンターボエンジン+モーター
エンジン出力 99ps/5500rpm
トルク 15.3kgf/1700-4000rpm
+モーター 3.1ps/1000rpm、5.1kgf・m
燃費
2WDカタログ燃費 22.0km/L(JC08モード)
実燃費約 16.0km/L
4WDカタログ燃費 20.6km/L(JC08モード)
実燃費約 14.0km/L
車体重量約 1000kg
近年の車としてはごく普通の燃費であると思います。
低排気量ターボエンジンの苦手とする低速域をモーターのパワーとレスポンスでカバーし、高速域ではターボのパワーで力強く走る事のできる理想的なパワーユニットです。
そして、このクラスではありがちな高速域での燃費の低下が極力抑えられている所は大きなメリットと言えます。
車体も剛性を高めつつも軽量に作られており、車両重量も 1000kgと軽量です。
自動車における軽さはパワー・燃費・ハンドリングの全てを向上させるもので、メリットは大きいです。
スズキはコンパクトカーの軽量かつ剛性の高いボディに定評があり、車体に使用している高張力鋼板(ハイテン材)は他社のコンパクトカーの中でもトップクラスの強度を持っています。
② イグニス
1300ccガソリンターボエンジン+モーター
エンジン出力 91ps/6000rpm
トルク 12.0kgf/4400rpm
+モーター 3.1ps/1000rpm、5.1kgf・m
燃費
2WDカタログ燃費: 28.8km/L(JC08モード)
実燃費約 20.4km/L
4WDカタログ燃費: 25.4km/L(JC08モード)
実燃費約 17.0km/L
車体重量約 880kg
イグニスの燃費の秘訣はこの車体重量の軽さとハイブリッドシステムと組み合わされるエンジンにあります。
イグニスの車重を考えれば XBEE同様に 1000ccのガソリンターボ辺りが適正なエンジンサイズですが、それよりも 300cc程大きな(余裕のある)エンジンを搭載しているので、このコンパクトカークラスの苦手とする高速域でも燃費を落とさずに走る事のできる仕様となっているところがポイントです。
スズキはスイフトをはじめ、欧州で鍛えている事からそのノウハウが注入されている事がわかります。
搭載されているイグニスのハイブリッドシステムは XBEEに搭載されているものと同じで、ISG(モーター機能付き発電機)と専用のリチウムイオン電池を搭載し、アイドリングストップ、加速時のモーターアシストはもちろんの事、走行中の各種電装パーツの電力供給を行ってエンジンの負荷を減らしています。
充電は主に減速時に ISGにより行われ、専用のリチウムイオン電池と車両本体についている鉛バッテリーに充電されます。
ハイブリッドシステムの肝である発電機とバッテリーの小型化によってハイブリッド車であるにもかかわらず車重は 1トン以内に抑えられている点はスズキの技術が光ります。
XBEEとイグニスの乗り心地はどっちがいい?
① XBEE
乗り心地はやや硬めで、走る楽しさもあるパワフルなコンパクト SUV
XBEEはボディ剛性の強さを感じることができ、やや硬めな乗り心地と言えます。
硬めといってもスポーツカー的な硬さではなく、ボディのしっかり感からくる硬さなので乗り心地とハンドリングのバランスが取られた現代的な安定感のあるものとなっています。
設計段階で、オフロード等の悪路を走る事も想定されている事から、サスペンションのストロークが同クラスの車両よりも多めに取られているので、ふわふわせずにボディが硬くとも荒れた路面をいなすことが可能となっています。
HEARTECT(ハーテクト)というスズキ独自のプラットフォームによって不快な突き上げ等がなく、荒れた路面でもしなやかにいなして確実なハンドリングを与えてくれます。
② イグニス
プラットフォームは XBEEと同様に HEARTECTが採用され、ボディの剛性を感じることができます。XBEEよりも約 100mm低い全高と 100kg 軽い車重、300cc大きなエンジンのパワーの恩恵を受けて走りはシャープで、それでいて乗りやすいマイルドな特性を持っています。
設計段階で悪路を走る事も考慮されているものの、XBEEよりは上記の恩恵を受けてセダンのような乗り心地を実現しています。
エンジンパワーの余裕感から静粛性も高く、ロングドライブでも疲れにくい乗り心地を持っているところはコンパクトカーにおいては評価のポイントと言えます。
★ HEARTECTとは?
燃費面でも少し触れたスズキのボディプラットフォームの総称で、前後とフロアのボディフレームを滑らかな骨格構造とすることで、ボディ剛性のアップとパーツ点数の削減による軽量化を実現しています。
また、このボディプラットフォームはサスペンション部品もボディ骨格の一部として利用することでサスペンションの取り付け剛性のアップと共に乗り心地とハンドリングを向上させています。
XBEEとイグニスを比較!維持費、燃費、乗り心地はどっちがいい?まとめ
今回はスズキのコンパクト SUVである XBEEとイグニスの比較を行いました。
クラスと用途の違う 2台ですが、維持費・燃費・乗り心地の 3点ではイグニスが優位な結果となりました。
XBEEは室内空間というところがイグニス対してのアドバンテージがありますが、走りや燃費といった点では足枷(あしかせ)となり、イグニスのバランスの良さが光りました。
皆さんの生活スタイルにあった一台を選んでいただければ幸いです。
それでは皆さん良いカーライフを!
アイキャッチ画像 https://www.suzuki.co.jp
※ お詫び申し上げます。
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取得税~環境性能割 / 未対応
消耗品(ガソリン代等)消費税 8%のままとなっております。