下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では80万円になることも
多々あります。一括査定サイトを使うことで、
大手下取り会社の最大10社があなたの車の買取価格を
競ってくれるので、
結果的に値段が吊り上るのです。
メガーヌはフランスを代表する、ルノーがリリースするハッチバックタイプのクルマです。
一方のMINIはドイツを代表するBMWが立ち上げた自動車ブランドで、同じくハッチバックタイプのクルマがメインです。
メガーヌとMINIで、同じ価格帯のグレードをピックアップして、どっちが良いのか?維持費、燃費、乗り心地、そしてエンジンスペックについてを比べてみました!
それでは、メガーヌとMINIの比較対決のはじまり、はじまり(勝負の結果は最後の最後までお楽しみに!)
メガーヌ vs MINI/維持費対決
引用:https://www.renault.jp/car_lineup/megane/gps/index.html#gt_line
メガーヌ代表は、エントリーモデルで税込み価格269万円のGT-Line(5ドアハッチモデル)です。
一方のMINI代表は、同じく5ドアハッチモデルで、税込み価格271万円のMINI ONE(5 DOOR)です。
ちなみにミニクーパーという名前は、MINIのラインナップにあるグレードの一つを意味します。
引用:https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/new-mini-3-door-hatch.html
さて、メガーヌGT-LineとMINI ONE(5 DOOR)の税込み価格差は2万円ですが、両車ともにガソリンエンジンモデルで、値引きは考慮せず、諸費用は考慮したとすると、ともにおよそ300万円という購入予算額が見えてきます。
この300万円を、3%金利でボーナス払い無し、頭金も無しという条件で5年ローンを組んだ場合、ひと月およそ5万4,000円×60回払いというのが、両車の自動車ローン金額の目安となります。
では維持費に含まれる自動車税、重量税についても両車を比較してみましょう。
メガーヌGT-LineとMINI ONE 5 DOORの排気量は、両車ともに1.0L超えの1.5L以下で、車重も1.5t以下の区分にあてはまりますから、維持費(自動車税、重量税、自動車ローン)を見て頂くと一目瞭然ですが、両車とも同額であることがわかります。
ここまでの維持費を合計して月額に換算すると、
・クルマ購入費:5万4,000円/月(=諸費用を考慮した300万円を、金利3%で頭金なしのフルローン)
・自動車税:2,875円/月(=3万4,500円÷12か月)
・重量税:1,025円/月(=1万2,300円÷12か月)
合計5万7,900円/月が、何もしなくてもかかってくる金額で、年間では69万4,800円となります。
実際には、ここに燃料費(ガソリン)、オイル交換費(ヨーロッパ車の場合は30000㎞ごとに推奨)、消耗品のタイヤ代やブレーキパッド代、車検費用、そして安心してクルマを維持するための任意保険料がかかってきますが、これらを除く維持費からの両車のスタート勝負は、どちらとも引き分けという結果です。
次に、走行すればするほど増大する燃料に関わる、燃費性能について比較してみましょう。
メガーヌ vs MINI/燃費対決
引用:https://www.renault.jp/car_lineup/megane/features/performance.html
カタログではハイオクガソリンを指定燃料とする、メガーヌGT-Lineのカタログ燃費は公開されていませんが、ネットのみんからサイトによれば646個の燃費記録で、平均実燃費は10.59㎞/Lとあります。
同じく、ネットのみんからサイトでは、21,091個の燃費記録で、MINIのハイオク実燃費は平均12.02km/Lとあります。その差は約13.5%ですが、データの記録個数が大きく異なることから、もちろん誤差が含まれている可能性もあります。
ですが、メガーヌはカタログ燃費を公開していない以上、実際に前述のデータが正しい可能性も否定できませんから、ここでは前述の燃費データが正しいと仮定して、話を進めます。
引用:https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/new-mini-5-door-hatch.html
仮に年間12,000㎞走行した場合、前述のデータでは、MINIの燃料価格は年間で14万4,855円となります(ハイオク単価145円/L換算)。
メガーヌは、MINIの燃費よりも13.5%増大するのですから、年間16万4411円となりメガーヌの燃料費は年間でおよそ2万円高いことになります。
メガーヌ(GT-Line)とMINI(ONE 5 DOOR)の燃費対決は、MINIに軍配が上がりました。
メガーヌ vs MINI/乗り心地対決
メガーヌ(GT-Line)とMINI(ONE 5 DOOR)の乗り心地について、ネット情報から拾ってみました。
メガーヌの乗り心地
引用:https://www.renault.jp/car_lineup/megane/features/performance.html
・乗り心地の良さ=コーナリングでの安心感に現れます
・望外な乗り心地
・セミバケットシートのホールド性、座り心地も抜群
・GTと付くだけあって足はそれなりに硬め
メガーヌGT-Lineの乗り心地は、意外にも良いという印象ですが、ヨーロッパ車ならではの硬めな足で、突き上げ感はあるとの情報もありますので、硬さは人によってそれぞれ、好きな人は好き、嫌いな人は嫌いといった印象です。
MINIの乗り心地
引用:https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/new-mini-5-door-hatch.html
・マイルドな乗り心地
・程よく緩く程よくクイック、案外いい乗り心地
・ストローク感が印象的
・きびきび、サクサク動いてくれる
MINIというクルマに持つ印象は、小さいならではのハンドル操作に対するクイックな部分と、コーナーでもきちんとストロークする足回りに対しての期待が大きいようですが、ヨーロッパ車ならではの硬さに対する印象は、メガーヌ同様、好きか嫌いか?乗る人のフィーリングによるところが大きいようです。
メガーヌ(GT-Line)とMINI(ONE 5 DOOR)の乗り心地対決は、意外にも両車は良いという印象ですから、両車引き分けです。
メガーヌ vs MINI/パワーとトルクレンジ対決
引用:https://www.renault.jp/car_lineup/megane/features/performance.html
エンジンパワーとトルクの値と車重のスペックは、時にクルマの動力性能をあらわにしてしまいます。
では車重までを含めた、両車のパワーとトルクに関するスペックをご覧ください。
エンジンパワーとエンジントルク、そして車重の重さの関係から、本当にわずかですが、メガーヌGT-Lineの方が1kgあたりの最高馬力と最大トルクが、MINI ONE(5 DOOR)の性能を上回っていることがわかります。
両車はともにダウンサイジング型のターボエンジンを搭載したクルマですが、簡単に言ってしまえば、車重の割にメガーヌGT-Lineの方がパワーがあるということになりますから、パワーとトルクレンジ対決は、メガーヌに軍配があがりました。
メガーヌ vs MINI/比較対決まとめ
引用:https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/new-mini-5-door-hatch.html
メガーヌとMINIの比較対決の結果について、まとめてみましょう。
・維持費対決 → 引き分け
・燃費対決 → MINIの1勝
・乗り心地対決 → 引き分け
・パワーとトルクレンジ対決 → メガーヌの1勝
以上の結果から、メガーヌとMINIの両車は、それぞれ1勝1敗で、ともに引き分けとなりました。
両車ともハッチバックスタイルで、排気量1.5L以下の、ダウンサイジング型ガソリンターボですから、一見すると大きな差は見られません。
でも細かな点に着目すると、そうでもないことがわかります。
引用:https://www.mini.jp/ja_JP/home/mini-60-years.html?cid=prelaunch
ハイオクガソリン燃費性能で年間に12,000㎞を走行した場合に、年間でおよそ2万円安くなるMINI ONE(5 DOOR)に軍配が上がるだけではありません。
純正タイヤサイズについて着目すると、メガーヌGT-Lineが205/50R17で、MINI ONE 5 DOORが175/65R15ですから、ブリジストンのレグノGRXⅡで比較した場合、メガーヌがタイヤ1本およそ1万9,000円、MINIがタイヤ1本およそ1万円ですから、1回のタイヤ新規履き替え4本で、トータルでおよそ3万6,000円もの差が出ることになります。
17インチタイヤが普及したとはいえ、17インチ扁平タイヤと15インチタイヤとでは、価格差は大きいと言えるでしょう。
さらに冬のスタッドレスタイヤまで考慮すると、タイヤ価格の差はさらに拡大するでしょう。
さらにMINIには3 DOORハッチバックのグレードが用意されていて、MT車であれば33万円安い税込み価格238万円からのラインナップ、AT車でも税込み価格256万円からが揃っています。
つまり、独断と偏見で見てしまえば、メガーヌのエントリーモデルと同価格帯MINIの対決比較では、MINIの圧勝というのが私の結論となります。
とは言え、どちらも優れた欧州ハッチバックモデルなのですから、好きなスタイルを選択して、大いにカーライフを楽しみましょう。
アイキャッチ画像引用:https://www.renault.jp/car_lineup/megane/features/performance.html