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最近のSUVブームに押されひっそりとその身を隠しているセダンクラスで、よく比較されるのがトヨタ・クラウンと日産・スカイライン。
車両の販売価格も近く、両車種ともに歴史のあるモデルで何かと比較されることの多い車両です。
今回は、そんなクラウンとスカイラインの維持費、燃費、乗り心地の観点から比較していきたいと思います。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline/exterior_interior.html
引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_navi_design
走行性能、スペックでの比較
まず、初めは走行性能、スペックで比較していきたいと思います。
今回の比較モデルは、クラウンの3.5Lハイブリッド仕様のRS ADVANCEグレードとスカイラインの200GT-tグレードで比較したいと思います。
排気量は、クラウンは3.546L、スカイラインは、3.498Lとなっています。
最高出力は、クラウンは299PS/6,600rpm、スカイラインは、306PS/6,800rpm。
最大トルクは、クラウンで356N・m/5,100rpm、スカイラインは、350N・m/5,000rpm。
走行性能を比較する重要なファクターである排気量、最大出力、最大トルクでの比較は、排気量、最大トルクでクラウンに軍配が上がりました。
最高出力ではスカイラインが優勢という結果になりました。
走行性能のスペックから見てもほとんど差がなく、両車ともに優秀なエンジンを積んでおり、とても良く似ていることがわかります。
続いて、車のサイズ感を比較してみましょう。
クラウンの全長4,910mm、全幅1,800mm、全高1,455mmとなっております。
対してスカイラインは、全長4,815mm、全幅1,820mm、全高1,440mmとなっています。
両車ともに、全幅、全高は10~20mm程度の違いでしたが全長に関してみると、クラウンが100mmも長く、存在感が高いことがわかります。
また、直進安定性を測る数値としてホイールベースが挙げられますが、クラウンは2,920mm、スカイラインは2,850mmとなっており、全長も長いクラウンのほうが安定性は高いように見受けられます。
車両重量では、クラウンは1,870kg、スカイラインは1,810kgとなっており、クラウンのほうが60kgほど重量が重いことになります。
車両重量が重いことで高速走行時などの安定性は増しますが、後述する燃費にとっては悪影響を及ぼしますので、燃費での差が気になりますね。
次に小回りの観点から、最小回転半径を比較して行きましょう。
最小回転半径はクラウンは5.5m、スカイラインは5.6mとなっており、車両の全長が長いにも関わらず、一般的な乗用車や、SUVと遜色ない小回り性能であることがわかります。
以上のことから、若干の差ではありますが走行性能、スペックで比較した場合は、クラウンに軍配が上がりました。
走行性能や、サイズ感を見た場合、乗り手の好みにもよりますが、一回り小さいものが好みの方にはスカイライン、街中での存在感を出したい方はクラウンといった選び方もできそうですね。
引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_navi_design
燃費での比較
次に最も身近で、目に見える性能の一つであります、燃費について比較していきたいと思います。
維持費の中でもガソリン代は大きな割合を占め、維持費に大きな影響を与えます。
クラウンの燃費は、カタログ値で18.0km/lとなっておりました。
スカイラインの燃費は、カタログ値で17.8km/lとなっています。
タンク容量は、クラウンが66L、スカイラインが70Lとなっています。
航続距離を計算すると、クラウンは、1,188km、スカイラインは、1,246kmとなりました。
カタログ値の燃費ですので実際はもう少し航続距離は落ちると思いますが、100km以上もスカイラインのほうが航続距離が長いというのはすごい結果です。
航続距離で見た場合はスカイラインですが、燃費に関しての比較では、車両重量の重かったクラウンの方が燃費性能は良いようです。
引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_navi_design
年間維持費での比較
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline/exterior_interior.html
続いては、年間の維持費で比較していきたいと思います。
今回の比較する維持費は以下の5つの項目で比較したいと思います。
自動車税、重量税、自賠責保険料、ガソリン代、任意保険料の5項目です。
実際は、他にもメンテナンス料金、駐車料金等もあるかと思いますが、お住いの地域や持ち家など状況は様々ですので、今回は省きました。
・自動車税(エコカー減税は適用しない場合)
自動車税は排気量で決まりますので、クラウンの排気量は3.546Lで、66,500円、スカイラインの排気量は、3.498Lで58,000円です。
・重量税
重量税は、クラウンが車体重量1,870kg、スカイラインの車体重量は1,810kgで両車ともに2,000kg以下の分類なので、32,800円です。
・自賠責保険料
自賠責保険料は、両車とも保険期間を24か月とし、25,830円としました。
・ガソリン代
クラウンとスカイラインはガソリン仕様車での比較とし、年間10,000km走った場合の比較を行います。
クラウンの燃費は、カタログ値で18.0km/l、スカイラインの燃費はカタログ値で、17.8km/lですので、レギュラーガソリンの価格を130円、スカイラインはハイオク仕様なのでハイオクガソリンを140円として試算しました。
クラウンのガソリン代は年間72,223円、スカイラインのガソリン代は、年間78,652円となりました。
・任意保険料
任意保険料は、走行距離や保険会社によって大きく変わるため、35歳以上で、ゴールド免許、スタンダードコース、年間約10000km走る設定で大手ネット自動車保険に加入した場合を検討します。
クラウンの場合もスカイラインの場合も、約70,000円ほどという結果になりました。
以上の5項目を合わせるとクラウンの年間維持費は、267,353円。
スカイラインの年間維持費は、265,282円という結果になりました。
よって、維持費の観点から見ると、これも開きが2000円しかないので僅差と言えますが、スカイラインのほうが維持費はかからない結果となりました。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline/exterior_interior.html
乗り心地での比較
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline/exterior_interior.html
最後は、乗り心地、快適性で比較していきたいと思います。
空調機器では、クラウン、スカイライン共に、最近主流になっているフルオートエアコンが装備されています。
フルオートエアコンの独立温度調整機能により、運転席、助手席で独立して温度調整が可能なので、車内での快適性をさらに増すことができます。
両車の差は、主に特徴的なシート周りに表れています。
スカイラインの運転席はスパイナルサポート機能を採用しており、すっぽりと体を収めることができるシートとなっています。
乗り手によっては窮屈に感じてしまうかもしれませんが、クラウンにはそういった機能はなく、余裕のあるシート周りとなっています。
また、クラウンの特徴としては異様に大きなアームレストが挙げられると思います。
通常の運転では、干渉したりぶつかったりはなさそうですが、アームレストに寄りかかって運転するユーザーの意見を取り込んだそうで、これはスカイラインにはない特徴といえるでしょう。
スカイラインは、コックピット感が否めなく、運転を楽しむ人には十分な性能であることがわかりますが、乗り心地のよさ、リラックスできるという観点から比較するとクラウンが優勢のようでした。
引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_navi_design
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の評価基準ですと、走行性能、燃費性能、乗り心地の面ではクラウンが、維持費に関しては、スカイラインのほうが優れているという結果になりました。
両車ともに、どの評価項目でも僅差となっており甲乙つけがたい性能であることはお判りいただけたと思います。
なお、今回の比較はカタログ値での比較となっていますので、実際の乗り口、フィーリングに勝るものはありません。
本記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひこの機会に試乗してみてはいかがでしょうか。
引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_navi_design
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline/exterior_interior.html