ランドクルーザーとランクルプラド比較!どっちがおすすめ?維持費や燃費、乗り心地に違いは?

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SUVが好きでランドクルーザーを購入しようか、ランクルプラドを購入しようかと悩んでいるという方も少なくはないですよね。

しかしランドクルーザーは金額が高いからランクルプラドを購入しようかなと安易にプラドを選ぶと後々公開する事になってしまうかもしれません。

そこで今回はランドクルーザーとランクルプラドの違いを徹底的に比較していきましょう。

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ランドクルーザーとランクルプラドの金額の差はなぜ?

https://toyota.jp/landcruiser/grade/

ランドクルーザーとランクルプラドと聞いてまず皆さんが思い浮かべる両車の違いとはどのような物でしょうか?

それはまず金額ではないでしょうか。

では、どうしてそもそもこのような金額の違いがなぜあるのでしょうか?

それは、ランドクルーザーとランクルプラドにはしっかりとした車のコンセプトが違い、その違いが両車の金額の違いを生んでいるのです。

ですから、ランクルの方が高い=高級とだけ考えてしまうのは、ちょっとだけ違います。

ではどのようなコンセプトの違いがあるのでしょうか。

ランクルとプラドのコンセプトの違いは歴史にあり

引用:https://toyota.jp/landcruiser/gallery/

そもそもランクルプラドはランドクルーザーの小型ランクルとして登場した物が原型なのです。

その原型だったのがランクル70系のライト系なのですが、見た目としては今でいうところのジムニーとでもいいましょうか。

現行のランクルプラドとは少し違ったタイプの車だったのです。

そもそもランクルプラドは200系のランドクルーザーよりも小さい作りですが、大型のSUVですよね。

オフロード性能に関しても現在はランドクルーザーに劣らないほどの性能で、ランクルプラドだからといって悪いという事は無いようです。

しかし、そもそものランドクルーザーはトヨタジープという警察に導入されたモデルが原型だと言われており、トヨタの世界戦略として誕生しました。

その為、当初はランクルプラドよりも優れた走破性を持っており、ランクルプラドはどちらかと言うとジープではなくSUVとしてスタートしたのが始まりなのです。

今でこそランクルプラドはランドクルーザーの小型版とは言えないほどに大型化していますが、当初はしっかりとした違いがあったのです。

現在の両車の違いは、フロントマスクの違いが大きいですよね。

ランドクルーザーは落ち着いた雰囲気のフロントマスクという印象があると思いますが、ランクルプラドは遠目からでもランクルプラドだとわかるほどに威圧的な存在感のフロントマスクになっています。

最近では、乗り心地や走破性、大きさも似てきましたので圧倒的な違いはこのフロントマスクくらいではないでしょうか。

さきほど性能差は悪いということはないのですが、性能差はあります。

ランドクルーザーの登坂能力は45度、ランクルプラドの登坂能力は42度と登坂能力の差は歴然と言ったところで、やはり悪路での走破性はランドクルーザーの方が圧倒的に良いと言えます。

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ランドクルーザーとランクルプラドは価格の差が明確!

ランドクルーザーとランクルプラドには搭乗時の違いやコンセプトの違いがあったとお話しましたが、やはり大きな違いが簡単にわかるのは金額的な部分ですよね。

ランクルプラドとランドクルーザーの金額が違うという事は知っているけれど、どれくらい違うのかという事までは知らない人もいます。

すろと、トヨタに実際に行って金額の違いに驚くという方も多いようです。

ランクルプラドのベース車が354万円程度なのに比べて、ランドクルーザーのベース車は473万円となんと100万円以上の差があります。

上級グレードになるとランクルプラドが536万円、ランドクルーザーが683万円とその違いは150万円ほどになり、かなりの金額の違いが出てしまうのです。

この違いは4WD性能の違いもあるようで、ランドクルーザーには5モード切替可能なマルチテレインセレクトや悪路でのアクセルやブレーキ無しで極低速走行ができるクロールコントロールなどが標準装備となっています。

このような性能の違いがランドクルーザーとランクルプラドの金額の差に直接結びついていると言っても過言ではありません。

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ランドクルーザーとランクルプラドは大きさは変わらない?

引用:https://global.toyota/jp/detail/17831166

現在ランクルプラドも大きくなっている為、ランドクルーザーと比べるとその大きさはほぼほぼ変わらないのではと思っている方も多いでしょうが、実際はランクルプラドの方が一回り小さくなっています。

と言葉だけで言ってもよくわかりませんよね。

そこで両車のボディサイズのスペックを見てみましょう。

サイズランクルランクルプラド
全長4,950mm4,825mm
全幅1,980mm1,885mm
全高1,870~1,880mm1,835~1,850mm

またホイールベースもランドクルーザーは2,850mmに対しランクルプラドは2,790mmと60mmも短く設定されているのです。

実はこのサイズの違いが、走破性に大きく差を生む結果になっており、やはり一回り大きなランドクルーザーの方が走破性は良いと言えるのです。

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ランドクルーザーとランクルプラドは燃費にも大きな差!?

走破性の良いランドクルーザーの方が良いような気のしている方も少ないかもしれませんが、最近は燃費を気にしている方も多いですよね。

そもそもランクルやランクルプラドのような大きさの車に乗るのに燃費を気にするのが判らないという方も多いかもしれませんが、この二つの車にはどれくらいの燃費の差があるでしょうか。

ランドクルーザーは4.6LのV8ガソリンエンジンを搭載しています。

その為高出力、高トルクを実現していますがその燃費は6.7~6.9㎞/ℓとなっております。

それに比べてランクルプラドは2.8L直4ディーゼルターボエンジンと2.7L直4ガソリンエンジンを搭載しています。

その為ランドクルーザーには少々パワーで劣りますが、燃費の面では9.0~11.8㎞/ℓとなっています。

この燃費はいずれもJC08モードでの燃費ですので、明らかにランドクルーザーよりもランクルプラドの方が燃費が良く、燃費志向の我々には嬉しい車ではないでしょうか。

維持費に違いはあるのでしょうか?

走りや走破性に優れたランドクルーザーと燃費に優れたランクルプラドですが、両車の維持費は違いがあるのでしょうか。

まずランドクルーザーは4.6Lですので2.7Lのランクルプラドと比べると年間の自動車税が明らかに違う事がお分かりいただけます。

2.7Lも2.8Lも共に年間の税金は5万1千円になります。

それに比べてランドクルーザーは4.6Lですので、8万8千円の自動車税が年間に掛かるのです。

一年間に3万円以上の税金の違いがありますし、勿論ランドクルーザーの方が大きく車重がありますので、車検時の重量税も変わってきます。

更に日常で乗るのであれば燃費の良いランクルプラドの方が燃料代もかかりませんので、維持費はランクルプラドの方がはるかに良いのです。

乗り心地に違いはあるのか?

引用:https://toyota.jp/landcruiser/performance/drivability/

あるサイトの乗り心地の満足度が高い自動車としてのランキングがあるのですが、その結果だと、ランドクルーザープラドは、わずかながらランドクルーザよりも上回っています。

ランドクルーザーランドクルーザープラド
4.334.42

もちろん、クロカン走破性という面ではどちらも高いのですが、乗り心地にも色んな意見があります。

ランドクルーザープラドは、

  • 他人を乗せた際に、「これ、見た目より乗り心地良いね」と言われる。
  • クロカンの4WDとは思えないくらい静か
  • 長距離走行でも疲れずらく良い
  • 家族に「走っている時に静かでと安定感があっていいね」と褒められる事が多い

一方、ランクルは、

  • 最高級とまではいかないが、外のエンジン音を聞くと車内はとても静か
  • 道の凹凸もしっかり拾い、ハンドルが取れられ揺れも大きいが不快感は意外に少ない
  • 後部座席 爆睡(笑)
  • 予想外に不快な振動も無く良かった。

といったコメントがあります。

どちらにも言えるのは、やはりクロカンという車種なので、音については静かだけど最新の普通車と比べてしまうと気になるという感じです。

そして、長距離走行・高速域の安定性はかなり高く、乗り心地は良くなっています。

乗り心地という点ではあまり違いはあまり無かったのですが、値段も高価なランクルの方が厳しい目で見られている傾向があります。

人気度はどっちが高いの?

走破性や走行性能でやや勝るランドクルーザーと維持費や燃費で勝るランクルプラドではどちらが人気度が高いのでしょうか。

基本的にランドクルーザーは悪路走行をする方向けの車ですので、最近はランドクルーザーよりも値段が安く維持費も安いランクルプラドの方が人気のようです。

更にランドクルーザーもランクルプラドもしっかりとしたブランド力がある為、値下がりがし難く下取りや買い取りといった分野でも、しっかりと値段が付く傾向にあるようです。

どちらがおすすめ?と思う方も多いでしょうが、日ごろ舗装道路をメインで乗るような方には、維持費や燃費で勝るランクルプラドの方がおすすめです。

理由としては、強力な走破性は必要ありませんしランクルプラドで走れない舗装道路は基本ありませんので、大きなパワーが無駄になってしまう可能性があるからです。

余裕があってどうしてもランドクルーザーが欲しいという方以外はランクルプラドの方が日常生活にマッチするのではないでしょうか。

この記事を書いた人

ゴーヤマン
新人のディーラーにそそのかされ、外車に手を出し痛い目(数百万が水の泡・・・)に合うも、プロの中古車を扱う友人に助けられた経験を持つ男

キャッチ画像引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/customize/trd/



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