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ホンダのNSXは約10年ぶりに新型が登場しました。
しかし旧型のNSXは今でも人気があります。
そんなNSXは1990年に販売開始になったホンダが誇るスーパースポーツカーです。
そこで今回はNSXの中でも旧型であるNA1型、NA2型のマフラーを車検対応でF1並みに高音がするパーツに取り換える方法についてご説明します。
ホンダNSXのマフラーについて
まずはNSX(NA1,NA2)の純正マフラー、社外品マフラーについて解説していきます。
純正装着のマフラーについて
引用:https://www.honda.co.jp/auto-archive/nsx/2005/special/nsx-r/gallery/photo01.html
NSXの純正装着のマフラーは非常に重量が重く、テールエンドの楕円形の形からあまり人気がありません。
しかしさすがは純正品と言える品質で、気持ち良く吹けあがる感じは非常に素晴らしいものがあります。
純正装着のマフラーは社外品のステンレス製やチタン製のマフラーと比較すると重量が2倍以上になってきます。
スポーツカーにとって重量は非常に重要で、『如何に軽くするか』で車の挙動も変わってきますし早く走ることが出来ます。
ですので、純正マフラーの最大の問題点は重量ですがそれと併せて音量が保安基準の関係上小さく設定されているのでそこに不満感をもつ場合が多々あります。
社外品のマフラーについて
引用:https://www.honda.co.jp/auto-archive/nsx/2005/style/sebringsilver-m/index.html
NSXには多数の社外品マフラーがあります。
車検に合格するもの・合格しないもの、ステンレス製のもの、チタン製のものなどと、各メーカーが知恵を絞って「どうしたらNSXが早く走ることが出来るか」を考えた製品があります。
車のライトチューンでは給排気チューンが良く行われますが、全体的なバランスが大切だと考えられます。
マフラーを交換して抜けすぎるとパワーが無くなりますし、抜け無さ過ぎてもいけません。
それに加えエアクリーナー側の吸入空気の量も関係してくるので実はなかなか難しいのです。
特に最近の車はエンジンコンピューターで制御されているので、そこを調整してあげないと給排気チューンをしても最大限の効果を得ることは難しいでしょう。
古い車は割と機械的なチューニングなので、エアクリーナーやマフラーを交換するだけで効果が感じられる事があります。
日本で乗る以上は公道を走るための基準があるので、競技専用部品などを装着して走らないようにしましょう。
NSXのマフラーで車検対応のもの
次に、販売されているマフラーの中でも車検に対応しているマフラーを販売している会社とマフラー品番とその特徴をご紹介します。
ルートKS/DK02
引用:https://www.honda.co.jp/auto-archive/nsx/2005/special/nsx-r/gallery/photo02.html
DK02マフラーは平成2年式~平成17年式までの全てのNSXに対応した左右2本出しマフラーです。
このマフラーのメリットは、重量が純正マフラーが21キロなのに対してステンレスモデルが10キロであること、チタンモデルが6.5キロとかなり軽量であることです。
車重が軽くなると加速感にも違いが出てくるので重量面ではお勧めの商品となっています。
あとは何と言ってもドリキンこと土屋圭市氏が装着していたということもあり人気がある商品です。
肝心の排気音に関しては甲高い高音ではないので注意が必要です。
TAITEC/GT106
引用:https://www.honda.co.jp/auto-archive/nsx/2005/special/nsx-r/gallery/photo03.html
GT106マフラーはTAITECから発売されているマフラーで人気のある商品です。
このマフラーの特徴は、左右2本出しで重量が8.8キロと非常に軽量です。
なんといっても嬉しいのが装着時にリア周りの加工なしで装着できる事です。
車検はインナーサイレンサーを装着することで適合となります。
専用インナーサイレンサーは値段据え置きで付いているので、安心して装着できるマフラーになっています。
気になるサウンドは、純正触媒と純正エキゾーストマニホールドにマッチするように仕上げていてうるさすぎないスポーツカーらしいサウンドを奏でます。
更に高音を求める場合はGT011エキゾーストマニホールドを同時装着することで実現することが可能です。
適合車種はNSXのNA1ですがNA2用アダプターを装着することでNA2にも取り付けることが可能です。
GT-ONE/N1マフラーVer.2
引用:https://www.honda.co.jp/auto-archive/nsx/2005/special/nsx-r/gallery/photo04.html
N1マフラーVer.2はGT-ONEから発売されているマフラーです。
NSXらしい排気音、外観を実現し同メーカーで大人気のF1サウンドマフラーの技術を投入した商品となっています。
このマフラーの特徴は開発に8カ月の期間を要していてステンレスモデル、チタンモデルが選択できます。
またステンレスモデルの重量が10.0キロ、フルチタンモデルの重量が6.5キロと非常に軽量であることです。
この商品はノーマル触媒の後ろを交換するタイプで保安基準に適合した商品です。
適合車種はNSXのNA1のみになります。
KSPエンジニアリング/オリジナルマフラー
引用:https://www.honda.co.jp/auto-archive/nsx/2005/special/nsx-r/gallery/photo05.html
NSX用オリジナルマフラーはKSPエンジニアリングから発売されているマフラーです。
このマフラーはNSX専用に制作されたもので、中間トルクをそのままに高回転にパワーを出しています。
アイドリング時の排気騒音は静かで、アクセルを踏むと気持ちいいサウンドを奏でるマフラーになっています。
使用されている素材はステンレスですが、通常のSUS304ではなくSUS442というものを採用し熱膨張を軽減することに成功しました。
取り付けに際しては多少の加工やパーツが必要になってきます。
適合車種としては、もともとはNA1用に作られたものですがNA1と同じ形状音触媒を使用する全てのNSXで仕様が可能となっています。
NSXの社外品マフラーでF1並みの高音がするマフラーについて
つぎにNSXの社外品マフラーの中でもF1並みに高音がするマフラーについてご紹介します。
GT-ONE/F1サウンドマフラー
引用:https://www.honda.co.jp/auto-archive/nsx/2005/photo-lib/photo16.html
GT-ONEのF1サウンドマフラーはとにかく高音サウンドの追求をしたNSX専用のマフラーです。
その名前の通り、F1のような高音を奏でるマフラーを制作するために長い年月をかけ研究をしてきた商品で現在Ver.7が最新モデルとなっています。
今までVer.4のサウンドが特に高音で人気がありましたが、その後総合的に評価の高かったVer.6がありました。
今回のVer.7はそんな2つの良いところをとった商品になっていてその変わった形状からは全く想像もつかないような音を奏でます。
使用されている素材はステンレスでありながら乾いた音を奏でるように設計されています。
さすがにチタン製には劣りますがそれでもF1並みの高音を再現しました。
F1さながらのNSX用マフラーと言えばこのマフラーと言えるでしょう。
TAITEC/FN-09マフラー
引用:https://www.honda.co.jp/auto-archive/nsx/2005/photo-lib/photo09.html
TAITECのFN-09マフラーは、F1サウンドマフラーよりは高音が劣りますがそれでもかなり高音の利いたマフラーです。
このマフラーの良いところはインナーサイレンサーを装着することで車検に対応することが出来るという点です。
このマフラーの仕様は2本出しマフラーで素材はステンレスです。
こちらの商品は完全受注生産になっていて納期は約45日となっています。
他の商品は爆音すぎて車検に合格しない事や、音が割れて汚く聞こえてしまうことも多いのですが、このマフラーは非常にきれいなサウンドで高音なのでかなりおススメです。
高音で車検に合格できるマフラーはこれで決まりでしょう。
NSXのマフラー交換で高音を引き出す方法について
引用:https://www.honda.co.jp/sportscar/spirit-sdw2/nsx-fiesta-2018/
最後にNSXのマフラー交換で高音を引き出す方法についてご説明します。
排気音の高音部分はマフラーの形状などで決まってきます。
給排気チューンに加えてエキゾーストマニホールドの交換が必要になってきます。
更に上を目指すならコンピューターの交換やセッティングをとることで性能、パフォーマンス、音の質も変わってきます。
高回転域で高音になるのはどのマフラーでも当然でしょうが音の質や高さはマフラーの性能に依存していると考えられます。
あとは、マフラーの素材ですがステンレス製またはチタン製が条件と言えるでしょう。
特に高額にはなりますがチタン製は乾いた音がして心地よくきれいなサウンドを奏でてくれるでしょう。
NSXおススメマフラー交換まとめ
引用:https://www.honda.co.jp/auto-archive/nsx/2005/photo-lib/photo11.html
いかがでしたでしょうか。
ここまでホンダNSXのマフラーを車検対応品でF1並みの高音がするパーツに取り換える方法についてまとめてきました。
どのメーカーもだいたいステンレス製とチタン製両方のラインナップを準備してくれているはずなので予算にあった方を選ぶと良いでしょう。
NSXのマフラー自体がかなり高価なものになるので、たびたびの交換は難しい事は念頭に置いておくべきです。
今回色々なマフラーを紹介してきましたが、車検にも合格してF1のような高音を奏でるマフラーはTAITECのFN-09マフラーです。
マフラーはサイレンサーによって音が大きくなったり小さくなったりするので、年数がたつと消音材が劣化して排気音が大きくなることがあります。
中古の部品を購入する際はそのあたりも注意して探しましょう。
皆様の車選びにおいて少しでも参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
アイキャッチ引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Honda_NSX-R_(24h_Nürburgring)_rear.jpg