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NSXには1990年に発売開始された旧タイプと2017年に発売開始された新タイプがあり、古いタイプの場合だと400万円台で取引されていますが、新しいタイプだと2000万円を超えるものもあります。
引用:https://www.goo-net.com/
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NSXの初代は本田技研工業がF1に参戦したのをきっかけとして世界に通用する顔を持ちたいとの願いから開発されました。
日本ではバブル景気が絶頂期にあった1989年に発表されています。
1990年9月14日に販売が開始され、2006年1月末まで16年間にわたってフルモデルチェンジを行うことなく製造されることになりました。
ただしフルモデルチェンジに相当する改良は何度も行なわれています。
引用:https://www.goo-net.com/
販売は2005年12月まで行なわれました。
販売当初は1グレードのみで新車価格はマニュアル仕様が800万円、オートマ仕様が860万円です。
その後改良や装備の追加などが行なわれ価格は徐々に上昇し、900万円から1300万円台となっています。
中古市場でも450万円から1100万円の間で取引される車体が多く見られます。
初代のNSXは15年間販売されていましたが、その間の新車価格は日本のスポーツカーの中では最高額でした。
販売開始から生産終了まで本田技研工業のフラッグシップモデルでしたが、生産終了後はレジェンドにその座を譲りました。
2代目のNSXは2016年8月25日に発表され、2017年2月27日から販売が開始されています。
スポーツカーですが、エンジンにハイブリッドシステムを搭載しているのが大きな特徴です。
F1のエンジンメーカーであるコスワースと共同開発した3.5LV型6気筒ガソリンエンジンが、初代と同じくミッドシップに配置されています。
引用:https://www.goo-net.com/
さらにハイブリッドシステムが採用されており、リチウムイオン電池72個とモーター3基が搭載されました。
出力はエンジンが507PSでドライブモーターが48PSです。
システムの最高出力は581PSになります。
ボディサイズは全長が4490mmで全幅が1940mm、高さは1215mmとなっています。
初代モデルと比較すると全長が40mm、全幅が130mm拡大されました。
高さも45mm大きくなっています。
また初代モデルはエンジンが横置きでしたが、新モデルは縦置きになりました。
新車価格は2370万円となっており、日本製の車両の中では最高額です。
人気があるため中古市場でも2000万円以上の高値で取引が行なわれています。
NSX 中古の維持費が気になるあなたへ!
中古のNSXには旧型と新型があり、それぞれ維持費に違いが存在します。
初代モデルに搭載されていたC30A型V6エンジンのカタログ燃費は5MTだとハイオクガソリンが1リッターあたり8.3km、4ATの場合は7.1kmです。
実燃費は最高で1リッターあたり12kmほどとされますが、6kmから8kmが一般的な数値とされています。
年間で5000km走行する場合に必要なハイオクガソリンは600リッターほどになります。
1リッターのハイオクガソリンが140円と考えた場合、燃費の総額はおよそ84000円です。
引用:https://www.goo-net.com/
新型モデルはハイブリッド車なので、初代と比較すると燃費が良くなっています。
JC08モード燃費でハイオクガソリン1リッターあたり12.4kmです。
年間に5000kmを走行すると仮定すると、400リッターほどのハイオクガソリンが必要です。
引用:https://www.goo-net.com/
1リッターあたり140円で計算すると、年間の燃費は56000円ほどになります。
新型モデルの方が燃費が抑えられるので経済的です。
自動車を維持するためには自動車税や自動車重量税を支払う必要があります。
初代モデルの総排気量は2977ccなので自動車税は基本的に年間51000円です。
さらに初年度登録から13年以上が経過しているため重加算され、東京都の場合は7650円高くなります。
自動車重量税は車体重量が1.5トン以下で2年乗用、継続車検で最初の登録から18年以上が経過していると37800円とされます。
自賠責保険は25か月で26680円です。
古いモデルでも自賠責保険額に違いはありません。
新型NSXの自動車税は排気量が3500ccなので年間58000円とされています。
ハイブリッド車ですがエコカー減税の対象にはなっていません。
自動車重量税は49200円とされます。
自賠責保険は25か月で26680円です。
2年に1回車検を受ける費用はモデルに関わらず10万円ほどで、自賠責保険も26680円必要になります。
1年に換算するとおよそ65000円ほどです。
初代モデルは燃費と自動車税、自動車重量税を合わせておよそ18万円になります。
さらに車検や自賠責を加えると総額は24万円から25万円ほどです。
また任意保険にも加入するのが一般的なのでさらに費用が必要になります。
新型モデルの場合は燃費や税金、車検費用などを合算すると基本的に20万円ほどの維持費が必要です。
任意保険については保険会社によって価格に違いが存在します。
保険の内容と金額を鑑みて自分にあった保険を契約しましょう。
NSX 中古のリフレッシュ最新情報!
中古NSXは初代モデルの販売開始から長い年月が経過していますが、現在でも人気があり高値で取引が行なわれています。
現在でも初代モデルを愛用するオーナーは多く、新車当時のパフォーマンスを取り戻すために本田技研工業が自らリプロダクトを行うリフレッシュプランが存在します。
引用:https://www.honda.co.jp/
販売が開始された頃の初代モデルはオールアルミのモノコックボディが採用されたミッドシップレイアウトが特徴的で、日本製の自動車の中で唯一のスーパーカーであると評価されていました。
価格も800万円台で当時の日本車の中では最高額です、開発にはF1ドライバーが関わっており、多くの人々から支持を集めました。
現在でも初代モデルの人気は非常に高いため開始されたこのプランは栃木県の高根沢町にあるリフレッシュセンターで行なわれます。
センターは以前NSXの生産拠点であった工場を転用したものです。
オールアルミボディは耐久性が非常に高いという特徴があります。
当時の本田技研工業はNSXのボディが35年は維持可能というコンセプトを発表しています。
そのため同社は2040年まで初代モデルのリフレッシュプランを継続する方針です。
引用:https://www.goo-net.com/
このプランは初代モデルを新車の状態に戻すサービスで、壊れたものを修理するのとは異なります。
足回りの性能を復活させるためにブッシュやダンパーを新たに組み立てるなどの作業を実施します。
長い時間が経過することで失われた性能を復活させ、新車時の走りを取り戻すことができます。
作業を担当するメカニックは、発売当時の製造担当者から技術やノウハウを継承しています。
プランには様々なメニューが存在します。
申込の基本料金は税抜き13万円です。
車両総点検や診断の他にも計測や調整、テストコースでの走行検査などが行なわれます。
ドア周りの部品交換と調整は37万円から48万円です。
エンジンのオーバーホール料金はおよそ200万となっており車体からエンジンを降ろして部品の交換や清掃、内部点検が行なわれます。
足回りのオーバーホールは220万円から253万円ほどです。
サスペンション関連部品を全て交換します。
引用:https://www.honda.co.jp/
外装をホワイトボディ状態に分解した上で全塗装する場合は、348万円から373万円ほど必要になります。
引用:https://www.honda.co.jp/
内装関連部品の交換や表皮張替は203万円から243万円で行うことができます。
リフレッシュプランは1台ずつ熟練工による手作業で行なわれるため人気があります。
ですので中古車を購入してすぐにリフレッシュを行うのは非常に良いアイデアと言えるでしょう。
それにリフレッシュを行ったという履歴があれば売却時の査定時にも高い評価を受けること間違いないでしょう。
お値段は少々お高いのですが、せっかくNSXという名車を手に入れて乗ろうというのであれば、新車時のフィーリングを感じることが出来るこのプランを導入することをお勧めします。
アイキャッチ引用:https://www.honda.co.jp/
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