レクサスRCの馬力は凄いのか？グレ－ドやRCF、他車と比べてみた

レクサスRCの馬力は凄い！でもグレ－ドで差がある？

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上級クーペのレクサスRCは３種類のエンジンバリエーションが用意されています。

RC350　V型6気筒 3.5L エンジン

最上級のRC３５０は３リッターのV６エンジンを搭載しています。

ターボなしの自然吸気エンジンで最高出力は３１８馬力です。

このエンジンは以前からレクサスIS３５０などに搭載されてきたエンジンで、パワー感トルクともに申し分のないエンジンです。

RC３５０のようなスポーティ・ラグジュアリー・クーペにはピッタリのエンジンだと思います。

後輪駆動で８速ATが搭載されています。

RC300h　直列4気筒 2.5L エンジン
+ハイブリッドシステム

RCはハイブリッドモデルも用意しています。

２.５リッター自然吸気エンジン+ハイブリッドシステムが搭載されています。

フォレスター・アドバンスと同じですね。

２.５リッターエンジンの最高出力は１７８馬力+モーター１０５馬力になっています。

トランスミッションはこのグレードのみCVTになっています。

燃費はさすがハイブリッドだけに良く、RC３５０の約２倍の約２０km/lを達成しています。

こちらもフォレスター・アドバンスと同じく、街乗りでのモーターアシストがかなり有効で快適に走る事ができます。

ラグジュアリーカーらしく走るのなら、ハイブリッドもおすすめです。

RC300　直列4気筒 2.0L エンジン
+インタークーラー付ターボ

RC３００は２リッターの直列４気筒ターボエンジンで２４５馬力です。

シビックタイプRやWRX STIは３００馬力超えているので、こちらはかなり大人しいエンジンになっています。

それでも、このクーペには十分なエンジンでかなりの加速を見せます。

トルクもターボだけに高く、トップレンジのRC３５０と変わらないトルクを発生します。

トランスミッションは８ATになっています。

燃費もRC３５０とあまり変わらなく、こちらの方が少し良いという程度です。

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レクサスRCの馬力はRCFと比べて劣る？

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レクサスRC FはレクサスのFの名を冠した特別なモデルになります。

ライバルはドイツのBMW M4やM5、アウディのRSモデル、メルセデス AMGモデルなどになります。

Fの富士スピードウェイの名の通りに、開発は富士スピードウェイなどさまざまなサーキットで行われています。

その特徴は他のメーカーにはない、大排気量の５リッター 自然吸気V８エンジンにあります。

そのためレクサスRCはドイツのライバルのようにターボは搭載されていません。

このあたりは最大のマーケットであるアメリカを意識したのだと思います。

アメリカはアメリカンマッスルV８と呼ばれるエンジンがあり、シボレー・コルベットやフォード・マスタングなどがアメリカの象徴的なスポーツカーと見なされているからです。

普通のRCモデルと違い、RC Fはカーボンむき出しのボンネットやカーボン製のリヤスポイラーを装着することもでき、サーキットでの性能をアピールしています。

最新のレクサスRC Fの最高出力は４８１馬力で通常のRCのトップレンジであるRC３５０が３１８馬力ですから、１６３馬力アップになっています。

また、レクサスRC Fは軽量化も進んでおり、カーボンセラミックブレーキの採用なども合わせて、そのパフォーマンスはRC３５０とは桁違いです。

最高速度は２７０km/hでリミッターが作動します。

通常のレクサスRCがラグジュアリー・スポーツ・クーペだとするとこちらのRC Fはハイパフォーマンス・クーペといえるクルマです。

オプションを加えていくと価格的にも日産GT-Rのライバルとなり、日産GT-Rはターボ+ハイテク装備満載ですが、このレクサスRCは昔ながらの大排気量スポーツカーとして十分に対向できそうなクルマになっています。

レクサスRC Fはその音も他のクルマとはまったく違い、いかにもアメリカンな野太い自然吸気V8サウンドを奏でます。

それはフェラーリのエンジンとも他のターボエンジンとも違う、独自の魅力を持ったエンジンです。

日産GT-Rのターボエンジンの音は無味乾燥な感じがしますが、レクサスRC Fは雰囲気満点で街乗りからサーキットまでそのエンジンを存分に堪能することができます。

このエンジンがレクサスRC Fの一番の魅力になっています。

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レクサスRCの馬力は他車より速い？

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ライバルはBMW４シリーズや国産では日産フェアレディZくらいです。

メルセデスのSLやアウディA5などのクーペもライバルになります。

他のライバルがエレガントな外観をしているのに対して、レクサス RCはより抑揚に富んだデザインをしています。

ライバルのBMW４シリーズのトップモデル440iクーペは、３リッター直列６気筒ターボエンジンを搭載して最高出力３２６馬力を発揮します。

数値的にはレクサスRC３５０と互角で、レクサスは自然吸気エンジン、BMWはターボエンジンとRCとの差別化も図られています。

トップモデルとなるとBMWの方がかなり割高な価格設定になっており、レクサスはかなりお得と言えると思います。

スピードもBMWには劣るものの、それほどの違いはありません。

レクサスRCはレクサスISのボディを使っているように見えますが、実はクーペ専用に開発されたボディを使っています。

これは、レクサスRCが走りを重視したスポーツクーペの証でもありあす。

実際にBMW４シリーズと比べても、後席の広さは４シリーズに軍配が上がります。

レクサスRCの後席はあまりに狭く、２シーターとして割り切って使った方が良さそうです。

ただ、レクサスのこのV６ ３.５リッターエンジンは非常に長い間使われてきたエンジンで燃費性能が最新のBMW４シリーズには負けています。

ここは次期モデルを期待したいところです。

速さも最新のターボエンジンを備えたBMWには負けてしまいますが、レクサスRCはその運転感覚がスポーティで、BMWはもう少し快適寄りな印象です。

そう考えると、レクサスRCはトータルの速さでも現在もライバルと同等くらいの性能を持っているといえます。

このクルマに似た後輪駆動のクーペというと、トヨタの新型スープラも挙げられます。

同じグループのトヨタとレクサスですが、これらもライバルになってくるのだと思います。

高級感のある走りの良いクーペならレクサスRC、さらに本格的なスポーツ性能を求めるならトヨタスープラといった具合です。

そう考えると、レクサスRCは速さと快適性を併せ持っていて、決してライバルに負けていないクルマに仕上がっていると言えそうです。

価格もレクサスRCの方がお得で、コストパフォーマンスの高い一台になっています。

https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/4-series/coupe/2017/at-a-glance.html