新型エスクァイア 納車時期情報！

トヨタの新型エスクァイアは納車までにどれぐらいかかるでしょうか？

新型エスクァイアの納車の時期などの情報をご紹介します。

納期に関する概要

トヨタの新型ミニバンエスクァイアは、ヴォクシーやノアと兄弟車で、ボディやプラットフォームを共有しています。つまり生産ラインが一緒なのです。ですから、エスクァイアの納期は、エスクァイアの受注台数だけでなく、ヴォクシー、ノア３兄弟のトータルの受注台数によって決まってきます。

新車を契約した後は、いつ新車が来るのかドキドキワクワクしながら待っていると思いますが、納車に数カ月もかかってしまうと興ざめです。

場合によっては他社のクルマにしておけばよかったなんてことにもなり兼ねません。ですから、エスクァイアの納期はどのくらいかかるのかを、あらかじめ知っておいて、契約をした方が良いのです。

エスクァイアの新車効果は既に落ち着いており納期遅れもなくなってきているようですが、契約から納車までいったいどのくらいかかるのでしょうか？詳しく説明していきましょう。

納期が長くなる理由

一口にエスクァイアといっても、多くのグレードがラインナップされているので、一概に納期がいつとは言い切れません。グレードや仕様、オプションなどによって納期が異なってくるのです。

通常、クルマの生産ラインでは、販売比率に従って造り分けをしており、どのグレードのクルマも同じリードタイムで流していますので納期はほぼ変わりません。

メーカーオプションを装備する場合でも、生産ラインでの生産順序とラインタクトは変えられませんので、多少手間がかかる仕様であっても、標準仕様とほぼ同じオフラインのタイミングになります。

では、なぜグレードや仕様、オプションによって納期が変わってきてしまうのでしょうか？

これは在庫がどれだけあるかと、オフライン後にどれだけ手間がかかるかということによって変わってくるためです。

トヨタの生産はカンバン方式といって、売れたモデルのクルマだけを順次追加生産していく方式なのですが、これは受注してからでないと情報がありません。

つまり発表発売前は、モデルミックスや受注量を予測して作り始めることになるのです。通常、車両で大体1か月、パワートレインであれば2ヶ月ほど先に造り溜めておくのです。つまり在庫にあるクルマは、あくまでもメーカー側の予測に従ったモデルミックスやカラーになっているのです。

しかも、新車の発表直後は新車効果があり、人気の高いクルマは、生産能力をはるかに超える受注をする場合がほとんどです。ですからすぐに在庫がなくなってしまい、納期が延びていくわけです。

また、特別仕様車は、ベース車と比べて納期は長くなります。特別仕様車というのは特装車扱いとなりますので、一度ベースとなるクルマをオフラインしてから、不要な装備を取り払い、特別仕様となる装備を取り付けるため、標準仕様のクルマよりも納期が長くなるのです。

納期に影響するのは工場での生産に要する時間だけではありません。ディーラーで取り付けるオプションによっても変わってきます。ディーラーオプションが多ければ多いほど、取付に掛かる時間を要しますので、納期は延びてしまうのです。

これで納期が延びる理由と、その仕組みをお分かりいただけたと思います。

エスクァイアの納期

ここまでは一般的なクルマの納期について説明してきましたが、具体的にエスクァイアの場合にどうなるのかを説明しましょう。

もう一度納期に影響する要因を整理しておくと、
標準仕様車か特別仕様車か？
メーカーが予測した売れ筋の仕様やカラーか？
ディーラーオプションはどのくらい付けたのか？
契約時点で新車効果があるのかどう？
この４つになります。

では具体的にエスクァイアのモデルに当てはめていきましょう。

標準仕様車といえばHYBRID Gi/Xi とガソリン仕様のGi/Xiになります。特別仕様車は、HYBRID Gi “Black-Tailored”やGi “Black-Tailored”になります。

通常受注からオフラインまでは1か月ほどかかりますので、標準仕様車は1か月程度の納期になります。特別仕様車である“Black-Tailored”の方が２週間程度納期が長くなります。

次に、メーカーが予測する売れ筋の仕様やカラーかという点ですが、これは前型モデルでのモデルミックスが参考になっています。

エスクァイアの場合、HYBRID Giの白（ホワイトパールクリスタルシャイン：特別塗装色）やシルバー（シルバーメタリック）、黒（ブラック、スパークリングブラックパールクリスタルシャイン：特別塗装色）などがこれにあたります。

シルバーメタリックやブラックは、売れ筋の色ですので、かなり高い比率で生産しています。また、白や黒の特別塗装色は、通常は受注生産なのですが、新型エスクァイアのイメージカラーとしていますので、初期には非常に多くのクルマを生産しています。

ですから在庫が多いので比較的納期が短くて済みます。逆にガソリン仕様のXiはあまり売れ筋と考えておらず、しかも好みがわかれるようなカラーであれば尚更生産量は少なく、在庫も少なくなります。納期の差は２週間ぐらいになります。

HYBRID Gi Black-Tailoredアイスチタニウムマイカメタリック

引用：http://t-esqu.com/mame/color.html

HYBRID Gi パールクリスタルシャイン

HYBRID Xi ボルドーマイカメタリック

Gi ダークバイオレットマイカメタリック

Xi シルバーメタリック

スパークリングブラックパールクリスタルシャイン

ブラック

オーシャンミントメタリック

引用：http://toyota.jp/esquire/style/

次にディーラーオプションによる影響ですが、配線が大変なオーディオ類や、取り付けに手間のかかるエアロパーツなどがあると、納期が伸びてしまいます。ディーラーの忙しさにもよりますが、それぞれで概ね１週間程度は掛かると思っておいた方が良いでしょう。

最後に新車効果の有無ですが、大体新車発表から半年程度はその時期と考えていいと思います。発表発売直後は生産能力を大幅に超えた受注をしてしまいますので、それを解消するまでに半年程度かかるわけです。その間の納期は大体２ヶ月程度です。

T-Connectナビ 10インチモデル

セーフティーモニター

引用：http://toyota.jp/esquire/interior/navi/

ここまで、エスクァイアの納期について説明してきましたが、標準で1か月程度、最も短い場合で大体2週間程度、最も長い場合で３．５か月程度になります。

ですから注文する際、納期を優先するなら、標準仕様の売れ筋のものを選ぶことになりますし、スペックを優先するなら長い期間待つことを覚悟しなければなりません。

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納期を短縮する裏技

新車だと説明した通り最長で3.5ヶ月ぐらいは納車にかかってしまいます。次の大型連休で使いたいのに納期が間に合わないなんて方もいるでしょう。そんな方には未使用車や低走行車をお薦めします。

ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回りますので、これがねらい目です。既にクルマは目の前にあります。そいかも既に登録済みのクルマです。

納車整備や名義変更に掛かるのはせいぜい２，３日ですので、２，３日後には納車されるのです。こういった情報はディーラーに問い合わせてみるとよいでしょう。何店舗かあたってみると、意外と自分が欲しいスペックのものがあるかもしれません。

また、キャンセルが出たクルマを買うのもありです。ディーラーオプション以外は付けることができませんが、自分が気に入ったクルマであれば、すぐに納車されます。キャンセル車ですから当然新車です。

キャンセル車があるかどうかは運任せにはなりますが、ディーラーやメーカーではそういう情報を持っていますので、ディーラーに一度確認してみるのもいいでしょう。