ハイラックスの維持費は?気になる税金・燃費・メンテナンスがまるわかり!

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個性的なフォルムで巨大なボディが魅力的なハイラックス。

かっこいいけどSUVで大きいハイラックスの維持費って税金や燃費、メンテナンス代が高いと思っている人もいるでしょう。

そんな方のためにハイラックスの年間維持費を具体的に検証します!

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ハイラックスの年間維持費、税金や燃費は?

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引用元:http://kakaku.com

まずは、気になる年間維持費はいったいいくらになるのかというと、

ハイラックスの年間維持費は約338,420円!

もちろん生活環境によって年間維持費は変わりますが平均的に計算するとこのぐらいになるでしょう。

まとめるとこんな感じになっています。

自動車税16,000円
自動車重量税12,300円
自賠責保険25,520円
印紙代1,800円
燃料代105,000円
駐車場代120,000円
メンテナンス代57,800円

※任意保険を除く

ハイラックスは2.4Lディーゼルエンジンを搭載していて、燃費は11.8km/Lを実現しています。

実燃費は大体9.50km/Lですが、SUVの中では燃費は抑えられますね。

自動車税・自動車重量税も少し安く見えるのも特徴。

では、どのような内訳になっているのか具体的に解説します。

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ハイラックスは1ナンバー車種!ここが違う

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まずはじめに、ハイラックスというのはハリヤーやランクルのような自家用乗用車と違うのをご存知ですか?

ハイラックスは、【1ナンバー】といって、「普通貨物自動車」に属した車種になります。

ちなみに、自家用乗用車は3ナンバーで、これが一番の違いです!

では、簡単に1ナンバーであることのメリット・デメリットをご紹介します。

1ナンバーのメリット

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メリットはズバリ

  • 自動車税が安い
  • 重量税が安い

が大きなメリットになります。

つまり税金が優遇されているのが大きなメリットです。具体的な金額は後ほどご説明します。

1ナンバーのデメリット

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しかし、メリットばかりではありません。

1ナンバーにもデメリットもあり、注意が必要です。

  • 車検が毎年
  • 高速料金が普通車より高い
  • 保険料が普通車より高い

これらの事を踏まえていくと、ハイラックスの維持費がよくわかります。

では、気になる自家用乗用車と比べてどう違うのかもチェックしながら早速見ていきましょう。

ハイラックスの自動車税

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引用元:https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010500/kenzei/jidousha/jidousha.html

上記の表が普通自動車の自動車税の表となりますが、自動車税は毎年3月31日にかけられる税金で、毎年5月末ぐらいには支払い義務があります。

自動車税は、エコカー減税などの減税対象外で、グリーン化税制という優遇措置もハイラックスには残念ながら適用しません。

自家用車の場合は排気量で税額が決まりますので、ハイラックスの排気量は2.4Lなので、自動車税は45,000円となります。

しかし、ハイラックスは、先ほどお話したとおり1ナンバーの「貨客兼用自動車(トラックのうち最大乗車定員4人以上のもの)」に分類されます。

その自動車税はこちらになります。

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引用元:https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010500/kenzei/jidousha/jidousha_hijouyou_zeigaku.html

ハイラックスは最大乗車定員が5名、最大積載量500kg、ディーゼルエンジン2.4L搭載で、自家用となります。

上の表から、自動車税は16,000円です。

もし、ハイラックスが1ナンバーじゃなく普通乗用車の場合と比べると29,000円も差額が発生するので、自動車税はハイラックスの方がお得です!

ハイラックスの車検代(自動車重量税など)

続いて、自動車重量税が含まれる車検代です。車検代には、「重量税」「自賠責保険」「印紙代」の3種類がかかります。

ここにも普通車と違う所があるので、ちゃんと説明したいと思います。

自動車重量税について

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引用元:https://www.webcartop.jp

自動車重量税はそもそも毎年払うものですが、車検と一緒に払うので、2年分(新車時は3年)をまとめて支払っています。

例えば、ハイラックスが自家用乗用車だった場合、500kg毎に4100円/年かかるので、2,060kg~2,080kgのハイラックスは、20,500円/年の2年分で41,000円を車検毎に払っていることになります。

これはあくまで自家用乗用車の場合です。

もちろん、ここでもハイラックスの1ナンバーが登場、1ナンバー(普通貨物)の場合は、車両総重量で計算し、車両総重量2.8tのハイラックスは車両総重量8t未満に該当します。

車両総重量8t未満の自動車重量税
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普通乗用車では車検と重量税は2年毎に発生しますが、ハイラックスは1ナンバーで1年毎(新車時は2年)に発生します。

重量税は12,300円/年です。これも1ナンバーはお得です!

自賠責保険・印紙代について

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次に車検について解説していきましょう。

自家用乗用車の場合は、25ヶ月で26,680円ですが、ここでデメリットが登場します。

ハイラックスの自賠責保険は普通貨物(最大積載量2t以下)となり、新車購入時は2年なのですが、3年目以降は1年毎の車検でしたね。

すると、13ヶ月で25,520円となり、自家用乗用車の13,340円(26,680円の半分)よりも、年間12,180円高い結果になります。

さらに、印紙代は1800円です。これも1年毎なのでわずかですが倍かかることになります。

ハイラックスは1年に1回車検ということは

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そうなんです。

自分で車検をする人はいいのですが、代行手数料も一年に一度必要になります。

ディーラーやカー販売店で車検代行を頼むとブレーキパットやエアクリーナー、エコンフィルターの交換を進められると思いますが、これは、費用を抑えるのであれば車検を通すために必要最低限のメンテナンスで良いと、しっかり意思表示しましょう。

最低限のメンテナンスでも車検代行費と部品交換を含めると約2,0000円です。

ハイラックスのデメリットの一つは、自賠責保険分の12,180円高い、そして代行手数料が2倍になる結果となること。

ちなみに、任意保険も1ナンバーは保険料が高くなる傾向があるので注意しましょう

人気車種の場合は盗難保険なんかも付けられないこともあるので注意が必要です。

ハイラックスの燃費

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引用元:https://www.flexnet.co.jp

年間の燃費代の計算方法は年間の予測走行距離、実燃費や燃料価額がわかれば予測を立てるごとかできるでしょう。

ハイラックスは仕事やレジャーで使う場面が多いので走行距離は伸びる傾向があります。

今回はわかりやすく自動車業界で言われている年間の平均走行距離約10,000kmを想定。

ハイラックスはディーゼルエンジン搭載でカタログ燃費は11.8km/L、実燃費は約9.50km/Lです。

燃料は軽油なので、約100円/Lと考えてみます。

年間平均走行距離10,000km÷実燃費9.50km/L×100円/L=105,263円です。

レギュラー130円で計算すると、136,842円なので、約年間36,000円安くなります。

駐車場代

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駐車場代は自宅に駐車スペースがあればかからない場合もありますが、今回はかかる想定で計算します。

日本全国の駐車場平均相場が約月額10,000円なので年間は120,000円かかります。

ハイラックスのサイズは全長5,3m 全幅1,8m 全高1,8mあるので大きい車体です。

中々駐車場が見つからない可能性があり相場より高くなる可能性はありますね。

そもそもハイラックスは逆輸入車なので、全長がやたら長く取り回しが大変です。

ハイラックスのメンテナンス代

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車両のメンテナンス代といえば「オイル交換」「タイヤ交換」だと思います。

ハイラックスの場合は「アドブルー補充」が確実に必要です。

オイル交換は1年に1回、タイヤ交換は3年に1回のペースで仮定して計算します。

(オイル交換は1回は車検の際にするので、メンテナンスでは1回)

メンテナンス費は約57,800円かかるはずです。

それぞれどの程度の予算で考えるか解説します。

オイル交換

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ハイラックスのオイルはディーゼル車用のオイル7リットル使います。

ディーラーやカー用品店に頼むと1回7,000円ぐらいですね。

ハイラックスの車高が高く自分でオイル交換してもいいと思います!

タイヤ交換

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ハイラックスの標準タイヤは『265/65R17』なので、夏タイヤはオールラウンドタイプSUV用の『GRANDTREK AT3 265/65R17 112S』を選び、価額.comを参考にすると4本セットで約56,000円。

冬タイヤはSUV用の『BLIZZAK DM-V2 265/65R17 112Q』を選び、価格.com参考価額では4本セットで約90,400円。

(夏タイヤ56,000円+冬タイヤ90,400円)÷3=48,800円

3年に1回のペースで交換すると、年間で約48,800円かかる計算になります。

アドブルー補充

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http://www.idemitsu.co.jp/apolloretailing/car/adblue.html

忘れちゃいけないのがこれ。

ハイラックスはディーゼルエンジンの『2GD-FTV』を搭載しているので、アドブルー補充が必要です。

トヨタの次世代クリーンディーゼルエンジンではアドブルーが無くなるとエンジンがかからなくなります。

中身は尿素水なので自分で補充することも可能です。(手荒れには注意!)

約2000円で購入できるのでメンテナンス時は補充しましょう。

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ハイラックスのエコカー減税って

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これまでは、エコカー減税の話は出していなかったのですが、燃費が悪そうなハイラックスもエコカー減税対象です。

ですので、自動車重量税は7,500円/年となりますし、新車購入時はエコカー減税適用車は、初回の重量税と自動車所得税が優遇されます。

つまり、ハイラックスの場合は自動車取得税約93,500円となるので、2年分の重量税15,000円と合わせてカットされるので、約108,500円も優遇!

これは、新車購入時はお得になりますね。

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ハイラックスの高速代は

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1ナンバーは中型車扱いになるため、ハイラックスも高速代が高くなります。

例えば、

(八王子〜浦安)
普通車1810円
中型車1980円
(大泉〜青森中央)
普通車14410円
中型車17220円

この程度の差があるので、多少の金額ではありますが、長ければながいほど、回数も多ければその差は開きます。

あまり乗らない人は気にしなくても良さそうです。

ハイラックスの維持費は安め!

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今回は逆輸入車として日本に帰ってきたトヨタハイラックスの年間維持費やメンテナンスについて検証しました。

確かに車検が年に1回、高速代がちょっと高い、AdBlueが必要、など良いことばかりではありませんが、なんと言っても税金が安い!

ハイラックスの年間維持費は約359,570円で税金面や燃費は同じSUVに比べると安めです。

1ナンバー(普通貨物)なので、普通乗用車と比べると自動車税が29,000円、重量税は8,000円も安くなります

フォルムはエコカー減税とは無縁に見えますが、しっかりとエコカー減税基準もクリアしているので自動車重量税や自動車所得税も優遇です。

さらにディーゼルエンジン搭載のため燃料が軽油で済むため節約できますね。

しかし、日本で運転するには全長5.3mは大きいので試乗してから購入を検討するのがおすすめです!

この記事を書いた人

ゴーヤマン
新人のディーラーにそそのかされ、外車に手を出し痛い目(数百万が水の泡・・・)に合うも、プロの中古車を扱う友人に助けられた経験を持つ男

アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/hilux/accessories/?padid=ag341_from_hilux_in_accessories



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