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フォレスターが2018年7月にフルモデルチェンジされました。
5代目フォレスターの誕生となりましたが、新型と旧型でサイズはどのように変わったのでしょうか。
この記事では新型フォレスターのボディー・荷室サイズを旧型と比較し、タイヤ・ホイールサイズを紹介しています。
フォレスターのボディーサイズを新型と旧型で比較
初代フォレスターが登場したのが1997年、デビューしてから約20年が経ちました。
これまでフォレスターはモデルチェンジの度に大きな進化を遂げており、今では国内外で注目の人気車種へと成長しています。
フォレスターは一体どのように進化してきたのでしょうか。
まずはボディーサイズから見ていきましょう。
新型フォレスターのボディーサイズ
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/grade/grade.html#grade3
グレード | X-BREAK |
全長 | 4625mm |
全幅 | 1815mm |
全高 | 1730mm |
ホイールベース | 2670mm |
ルーフレールを標準装備しているX-BREAKのみ全高が1730mmとなっており、メーカー装着オプションとなる、Touring、Premium、Advanceの全高は1715mmとなります。
旧型(4代目)フォレスターと比べ、新型フォレスターはエクステリアの変化がほとんど感じられず、期待外れだという意見もあります。
確かに旧型と新型を比較してみると、あまり違いが感じられない印象でした。
しかし、じっくり観察することで印象は随分変わりました。
フロントグリルの押し出し感やボンネットの段差など、細部の質感が向上しており、ボリューム感が増してボディーが大きく見える印象です。
実際、ボディーサイズは4代目フォレスター(全長4595mm×全幅1795mm×1695mm)に比べて大きくなりましたが、その差は2~3cm程度で、サイズはほとんど変わっていません。
ボディーのデザイン一つでボリューム感って結構変わるものなんだと感心しました。
ボディーサイズが大きくなっていても、最小回転半径は5.4mと、取り回しの良さが損なわれていないのも新型フォレスターの魅力ですね。
私は新型フォレスターを所有しているわけではありませんが、同じスバル車を所有しています。
ボディーサイズは、全長4775mm×全幅1780mm×全高1535mmの車種です。
余程狭い路地に入らない限り、このボディサイズでも取り回しで苦労することはほぼありません。
前車が小型普通車で、このサイズの車に乗り換えるのはかなり抵抗がありましたが、結局は慣れなんですよね。
今では狭い駐車場でも楽にこなしています。
狭い路地や車庫入れが不安という方には、以下のアクセサリーも新型フォレスターに用意されているので安心ですよ。
フェンダーコントロール マニュアル 20,520円
https://www.subaru.jp/accessory/forester/driveassist/
フェンダーコントロールマニュアルは、私のように小型車から新型フォレスターのような大きなサイズの車に乗り換えた方にとても有効です。
私は小型車から大きなサイズの車に乗り換え当初、ボディサイズの感覚がつかめず、車庫入れや狭い路地の運転はかなりおっかなびっくりで運転していました。
このアクセサリーを付けていたら随分楽だったのではと思いますが、見た目重視で取り付けを断念しました。
見た目に拘らない方ならとてもおすすめできるアクセサリーです。
リヤビューカメラ(C-MOS) 39,960円
大きなサイズの車に乗り換えると車庫入れや駐車時にとても苦労します。
しかし、リアビューカメラがあれば全て解決です。
このアクセサリー一つで車庫入れ等の苦手意識は吹っ飛びますよ。
少々値段は張りますがなるべく純正のしっかりしたものを購入することをおすすめします。
私は純正の高いリアビューカメラを敬遠し、1万円台の安物でも十分だろうと安易な考えで社外品を購入しました。
結果、画質が最悪で1年もたたないうちに壊れてしまう粗悪品をつかんでしまいました。
安物買いの銭失いを地で行ってしまうほろ苦い経験をしてしまいました(汗)
アクセサリーを購入するときは値段よりも品質重視で検討してくださいね。
新型・旧型フォレスターのボディーサイズ比較
旧型(初代)フォレスターから新型(5代目)フォレスターまで、ボディーサイズはどのように変化してきたのでしょうか。
初代フォレスターから順に見ていきましょう。
旧型(初代)フォレスターのボディーサイズ
引用:https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/FORESTER/4501797/
グレード | S/tb |
全長 | 4450mm |
全幅 | 1735mm |
全高 | 1580mm |
ホイールベース | 2525mm |
初代フォレスター(SF系)が発売されたのは1997年2月です。
新型(5代目)フォレスターに比べて二回りほど小さいボディーサイズですね。
実はこの初代フォレスター、初代インプレッサのプラットフォームをベースとして開発され、街乗りからオフロードまで、高い走行性能を可能とするクロスオーバーSUVとして人気を博しました。
直線を基調とした独特なエクステリアが初代フォレスターの持ち味でもあります。
私は街中で初代フォレスターを見かけた時は衝撃をうけました。
「かっこいい!」の一言です。
ホワイトカラーのターボモデルでしたが街中でもとても映えるボディーラインでした。
「次の乗り換え時はフォレスターにしたいっ!」
しかし、当時乗っていた車はトヨタの小型車でしたのでボディサイズの面で躊躇しました。
引用:https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/17/700101005330180426001.html
ボディーサイズは、全長3790mm×全幅1530mm×全高1310mmです。
フォレスターとはボディーサイズが比較にならないくらい違いますね(汗)
当時は結局、フォレスターは高嶺の花状態で指を加えて見ている日々でした。
旧型(2代目)フォレスターのボディーサイズ
引用:https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/FORESTER/4502592/
グレード | XT |
全長 | 4450mm |
全幅 | 1735mm |
全高 | 1585mm |
ホイールベース | 2525mm |
2代目フォレスター(SG系)が発売されたのは2002年2月です。
フロント部分を中心に少し丸みを帯びたデザインになりました。
キーコンセプトは初代フォレスターからほぼそのまま引き継いでいます。
ボディーサイズもほとんど変化無く、街中での取り回しの良さは健在です。
マイナーチェンジでラインナップされたクロススポーツは全高を1550mmへとダウンサイズして、立体駐車場対応にするなど利便性の向上がなされました。
私は初代フォレスターの直線的なデザインが気に入っていましたので、丸みを帯びたことで少し興味が薄れた感じでした。
今思うとこれも良いデザインなんですよね。
旧型(3代目)フォレスターのボディーサイズ
引用:https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/FORESTER/10071601/
グレード | 2.0X |
全長 | 4560mm |
全幅 | 1780mm |
全高 | 1675mm |
ホイールベース | 2615mm |
3代目フォレスター(SH系)が発売されたのは2007年12月です。
デザインが2代目に比べ、一層丸みを帯びた感じになりました。
注目すべきはボディーサイズの大型化です。
初代、2代目フォレスターに比べ一回りサイズが大きくなり、これまでのステーションワゴン寄りだったスタイルから、生粋のクロスオーバーSUVへと進化しました。
このボディサイズの大型化は北米で高い評価を受け、フォレスターは全世界で人気のクロスオーバーSUVとなりました。
皮肉なことに開発元の日本では、狭い道路・駐車場事情からか、大型化には否定的な意見もよく見られました。
私も狭い道路でのすれ違いなどを苦にして、大型化された車は当時敬遠していた口です。
より一層丸みを帯びたことによりますますフォレスターから興味が薄れていった記憶があります。
今思うと3代目フォレスターも良いデザインです。
当時の私の感性はいったいどうなっていたのでしょう(汗)
旧型(4代目)フォレスターのボディーサイズ
引用:https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/FORESTER/10079764/
グレード | 2.0i-L |
全長 | 4595mm |
全幅 | 1795mm |
全高 | 1695mm |
ホイールベース | 2640mm |
4代目フォレスター(SJ系)が発売されたのは2012年11月です。
3代目フォレスターに比べ、数センチほどサイズアップしています。
4代目でほぼフォレスターのデザインがほぼ完成された印象で、新型(5代目)フォレスターと比べても見劣りしない洗練されたデザインになっています。
フォレスターは初代発売当初から注目していましたが、このように改めて振り返ってみると、ボディーサイズやデザインが時代の変化に合わせて柔軟に対応・進化していて、とても面白いですね。
このように、初代フォスターに憧れ続けた?私ですが、結局アイサイト実装時の30万円引きキャンペーンに釣られて、他のスバル車乗りになってしまいました。
乗り続けて8年以上になりますがこれもとても良い車です。
2台所有がかなうなら新型フォレスターも是非購入したい車です。
フォレスターの荷室サイズを新型と旧型で比較
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/special/photo.html
アウトドアでの利用やたくさん荷物が積めるからという理由でフォレスターを選ぶ方も多いと思います。
フォレスターはルーフレールが似合うので、ルーフボックスを載せて荷物を積み込むのもおすすめですが、やはり荷室サイズが気になりますよね。
新型と旧型フォレスターで荷室サイズがどのように変化したのか比較してみましょう。
新型フォレスターの荷室サイズ
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/utility/utility.html
4代目フォレスターの荷室開口部最大幅1166mmに対し、新型フォレスターは1300mmに拡張されています。
ゴルフバックやスキー・スノーボードの板など、大きな荷物の積み下ろしも楽に出来そうです。
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/utility/utility.html
新型フォレスター | |
荷室高 | 884mm |
荷室開口部最大幅 | 1300mm |
荷室フロア最大幅 | 1585mm |
荷室フロア幅 | 1100mm |
荷室容量 | 520L(※) |
※Advanceグレードは509L
新型フォレスターの荷室サイズは5名乗車時でも520Lという大容量で、先代から15Lサイズアップしています。
後部座席を倒せばフルフラットになり、荷室フロア長が約1547mmへと拡張され、さらに大きな荷室フロアの出来上がりです。
荷室開口部が拡張されたこともあり、写真のように自転車を分解しなくても楽に積めますし、重ね置きを許容すれば自転車2台積み込むことも可能です。
この場合、内装に自転車が当たって傷が入る恐れがあるので、シートやマットを敷くなどして、しっかり内装を保護してから載せてくださいね。
また、この荷室サイズなら、よほど大柄な方でなければ車中泊も問題ないでしょう。
こういった利便性の高さが新型フォレスターの魅力をより一層引き立てています。
私は同じスバル車で頻繁に車中泊をしています。
身長は170cm程ですが余裕で足を伸ばして寝ることができます。
新型フォレスターの荷室長からすると、長身の方は斜めに寝たり、後部座席足元にクッション等を積めて荷室フロア長を延長するなど工夫が必要になりそうです。
大人2名であれば、快適な車中泊が出来る荷室サイズだと思いますよ。
このように、新型フォレスターはアウトドアで使い倒すのに最適の車です。
旧型(4代目)フォレスターの荷室サイズ
引用:https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/15/965018121000203879007.html
4代目フォレスター | |
荷室高 | 884mm |
荷室開口部最大幅 | 1166mm |
荷室フロア最大幅 | 1583mm |
荷室フロア幅 | 1073mm |
荷室容量 | 505L |
新型フォレスターに比べて、荷室サイズが15L小さくなりますが、それでも十分な容量があります。
また、荷室最大開口部が約14cm小さくなりますが、写真で新型・旧型の比較すると違いがよくわかります。
旧型の荷室開口部はボディーのフレームが少し出っ張っていて、大きな荷物の積み下ろしでは当たってしまいそうです。
荷室開口部に対する要望が多かったのでしょうか、新型フォレスターは開口部最大幅が拡張され、長尺物の積み下ろしの利便性が格段にアップしています。
こうして新型と旧型の荷室サイズを比較してみても、新型フォレスターは確実に進化しているのがわかりますね。
フォレスターのタイヤ・ホイールサイズ比較
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/grade/grade.html#grade4
グレード | タイヤ | ホイール |
Touring | 225/60R17 | 17インチ |
Premium | 225/55R18 | 18インチ |
X-BREAK | 225/60R17 | 17インチ |
Advance | 225/55R18 | 18インチ |
新型フォレスターは、Touring(スタンダードモデル)、X-BREAK(スポーティーモデル)で17インチタイヤ・ホイール、Premium(ハイグレードモデル)、Advance(『e-BOXER』搭載モデル)で18インチタイヤ・ホイールを採用しています。
Touring
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/grade/grade.html#grade1
雪の結晶のように見えて個性的なデザインですよね。
入り組んでいてホイールの掃除をするときにちょっと大変そうですが。
Premium
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/grade/grade.html#grade2
一般的なスポークタイプのホイールですね。
私の一番好みのホイールになります。
掃除も楽々ですよ。
X-BREAK
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/grade/grade.html#grade3
Touringグレードのガンメタバージョンのホイールですね。
X-BREAKのブラックカラーとの調和がやばいです。
Advance
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/grade/grade.html#grade4
これもスポークタイプですが、Premiumと比べて少なめの5本スポークです。
1本あたりの太さは増しますが、このホイールもスタイリッシュでカッコいいですね。
初代フォレスターの標準タイヤサイズは215/60R16でホイールは16インチでした。
新型フォレスターではボディーサイズが大型化しているため、タイヤ・ホイールサイズも1~2インチアップしています。
純正ホイールと言えば、「カッコ悪いので社外ホイールに交換!」という口コミもよく見かけますが、新型フォレスターの純正ホイールはどのグレードも個性的でカッコいいですね。
17インチ、18インチの大口径ホイールが新型フォレスターを足元から素敵にドレスアップしています。
勿論、好みの問題もありますので、気に入らない場合はSTI や社外アルミホイールに変えるという選択肢もあります。
STIアルミホイール
引用:https://www.subaru.jp/accessory/forester/sti/
- 17インチ(シルバー):183,600円
- 18インチ(ガンメタ・ブラック):196,560円
少々値が張りますが、高性能に仕上がっているSTIアルミホイールは新型フォレスターにもよく似合います。
STI 仕様車はスバル車ユーザーにとって憧れの存在ですが、残念ながら新型フォレスターには今の所、STI特別仕様のグレードはありません。
STIホイールを装着して、その特別な雰囲気に触れてみるのも良いかもしれませんね。
フォレスターのサイズ比較のまとめ
フォレスターのサイズについて、新型・旧型それぞれを比較してきましたがいかがだったでしょうか。
モデルチェンジを重ねる度に徐々に各所サイズアップしていますが、時代のニーズに合わせて柔軟に変化を続けてきた結果です。
フォレスターは約20年をかけてしっかりと、そして着実に進化して、世界中で注目される人気車種となりました。
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アイキャッチ画像引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/special/photo.html
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