下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では80万円になることも
多々あります。一括査定サイトを使うことで、
大手下取り会社の最大10社があなたの車の買取価格を
競ってくれるので、
結果的に値段が吊り上るのです。
ハイブリッドのバッテリー交換って何十万ってするんでしょう?
そんな心配をしている人もいるのではないでしょうか。
ハイブリッド車が持つ12個のデメリットを3つに分類し紹介し、そのバッテリーに対する不安も、実は都市伝説のようなものだったことがわかります。
是非、迷っている人は参考にしてみてください。
車体に対する4つのデメリット
まずは、車体に対するデメリットから。
バッテリー寿命に注意
まずは、やはり気になるのはバッテリー寿命ではないでしょうか。
車を所有している方はご存知だと思いますが、バッテリーは消耗品となり使用状況により、寿命は約2年~4年と言われています。
ハイブリッド車には、駆動用に大型バッテリーを積んでいるのですがこれも同様です。
そして、その交換には数十万必要だと言われています。
しかし、ここで確認して欲しいのは、バッテリーの保証期間です。
参考にトヨタの公式サイトでは、メインバッテリーの保証期間は
とされています。ギリギリには設定されてはいないため、約10万km以上はもつように設計されています。
さらに、最近の発表では、乗用車の平均使用年数は約8.5年で、10年未満で買い換える方がほとんどです。(自動車検査登録情報協会発表データ)
10年で10万km程度の使用頻度であれば、この辺は意識しなくていいと個人的には考えています。
故障リスクは高くなる?
ハイブリッドには、モーターとエンジンを組みわせて走る複雑なシステムを持っています。
基本的な部分はこれまでのガソリン車と変わらないのですが、インバーター付きコンバータなど特有の部品もあり、もちろんこのような特有の電気系統の故障が発生する場合もあります。
しかし、新車でその故障が多いのかというと一概にはそう言えません。
日本自動車耐久品質調査の資料から故障率が発表されているのをご存知ですか?
新車購入から3~5年経過したユーザーを対象に直近1年間の不具合経験を調査(20,835人が回答)しているもので、2018年に発表された資料がこちらです。
メーカー | 不具合 指摘件数 |
---|---|
レクサス | 51 |
トヨタ | 61 |
スバル | 77 |
日産 | 78 |
ホンダ | 79 |
三菱 | 82 |
マツダ | 102 |
数値の内容的に、外装や内装、続いてエンジン・トランスミッション系、そしてBluetoothやナビが不具合が多いとあり、この4項目で約70%を占めています。
ハイブリッド特有ではないことがわかります。しかも、外車と比較すると国産車が低いこともよくわかります。
メーカー | 不具合 指摘件数 |
---|---|
業界平均 | 75 |
BMW | 92 |
ベンツ | 103 |
アウディ | 104 |
MINI | 111 |
フォルクスワーゲン | 127 |
ボルボ | 128 |
ハイブリッドだから故障のリスクが高いというのはこの結果から断定はできません。
ただし、これはガソリン車も同様ですが、走行距離が高い中古車購入時は要注意です。
車体重量が重くなる
バッテリーは重い!
車種 | ハイブリッド車 | ガソリン車 |
---|---|---|
ステップワゴン (SPADA) | 1,790kg | 1,680kg |
セレナ (X) | 1,730kg | 1,650kg |
ノート (X) | 1,220kg | 1,040kg |
ハリアー (ELEGANCE) | 1,770kg | 1,660kg |
ヴォクシー (X) | 1,610kg | 1,570kg |
車種によってバラツキはあるものの、約50~150kgの違いがあります。
重さによって税金が高くなる重量税に影響する微妙なラインの車種は上記の表にはありませんが、コーナリングなど運転のしやすさは多少変わってきます。
重量によりハンドルが重くなることもあるので、女性は是非試乗してみることをおすすめします。
車内スペースが狭くなる影響も
ハイブリッド車はどうしても大容量バッテリーを搭載しなければいけないので、どこかのスペースに影響が出てしまいます。
例えば、センターコンソール付近にあれば便利な収納はなくなり、後部座席付近にあればサイドスルーできなくなったりするので、デメリットになります。
最近の新型は、そういった点も考慮されているものも登場してあるので、購入を考えて試乗した時などには位置を確認するのも大事です。
費用に対する3つのデメリット
費用に関してもハイブリッド特有のデメリットがあるのでご紹介します。
車体価格が高い
車体価格が高い!
これは多くの方も感じている事で、この差額を長期的に維持費として回収出来るのか気になるポイントです。
ちなみに、下記のようなハイブリッドとガソリン車ではその差額(車体価格の差)があるのがわかります。
サイズ | ハイブリッド車 | ガソリン車 |
---|---|---|
ステップワゴン (SPADA) | 3,350,160 | 2,852,280 |
セレナ (X) | 2,968,920 | 2,504,520 |
ノート (X) | 2,021,760 | 1,523,880 |
ハリアー (ELEGANCE) | 3,774,600 | 2,949,480 |
ヴォクシー (X) | 3,003,480 | 2,540,160 |
その差額、平均すると約50万円ほど。
さすがに減税といえど、この金額は埋めることが出来ないので、ガソリン代は抑えられますが、初期費用が高くなる点がデメリットとなります。
補助バッテリーが高い
ハイブリッド車には補助バッテリーがあります。
ガソリン車のエンジン始動と同じで、ハイブリッドシステムの始動や、電装品などの電源供給するために使われるバッテリーです。
ガソリン車のバッテリーであれば、交換するのにも約1万円ほどで可能だとおもいますが、ハイブリッドカーのバッテリー交換費は約4~5万円前後とされています。
高速燃費は良くない
実は意外にハイブリッドの高速での燃費が悪いと聞いたこともあるのではないでしょうか。
そもそもハイブリッドを簡単に説明すると、ハイブリッドは低速はモーターで、ある程度の速度になるとエンジンが始動し、ガソリンを使ったエネルギーが余れば充電へ。
といった感じで効率よくエンジン・モーターを使用します。
※メーカーによって違いはあります。
ハイブリッド車(プリウスなど)は、エンジンは同じ排気量でもパワーが低いものが採用されていることがあります。
そして、高速道路では速度が80km以上で走るためほぼエンジンのみとなり、ガソリン車よりも燃費が悪くなる傾向があるということです。
・車両重量が重い
・エンジンのパワーが低い
・空気抵抗
速度を抑えて走ることで、このデメリットをある程度抑えることも可能ですが、重さよりもエンジンの性能が影響を与えている場合もあります。
ハイブリッド特有の5つのデメリット
ハイブリッドにはガソリン車ではなかった特有のクセがあります。
騒音が少なすぎる
後ろからハイブリッド車が近づいていた事に気がつかないなんてことありますよね。
やはり、歩行者に気がついてもらえないといきなり目の前に子供や老人が出てきてしまうなんてことも!
ただし、2018年3月以降の販売車には「車両接近通報装置」という人工音で接近していることを伝える装置の搭載が義務化されました。
こんな音です。
耳が遠い人にはちょっと厳しいのかも知れませんが、以前よりはかなり改善です。
アクセルワークに困惑する
今までガソリン車を運転していて、初めてハイブリッド車を運転する人の多くが困惑するのが、このアクセルとブレーキの違いです。
ハイブリッドは、エンジンがかかっている状態で加速時にモーターがアシストするもの(マイルドハイブリッド)と、エンジンとモーターが独立して駆動し、エンジンのみ、モーターのみ、そしてエンジン+モーターという3パターンで動くもの(ストロングハイブリッド)があります。
中でも、回生ブレーキというものは、アクセルを離したときにブレーキがかかる感覚があります。
これは、減速しながら発電する仕組みがあるからなのですが、今までどおりのアクセルワークでは、減速してしまう事が多くなってしまいます。
燃費に対しても影響するため、ハイブリッド特有のアクセルワークで運転するほうがいいということになります。
点検場所が限定されてしまう
ハイブリッドカーは、先程話したように普通のガソリン車とは違い、電気系統の部品が複雑になっています。
そのため、メンテナンスして貰う場合もしっかり依頼先には気を付けたほうがいいです。
へたな所でやってしまい後々故障に繋がるのはシャレになりません。
ディーラーはもちろん、知識や設備が整った工場などでの点検場所が重要になってくるので、安い所でどこでもいいとはいきません。
自分で整備するのは大変危険
大型バッテリーを搭載し、通常のバッテリーと比べても電流の量も多いというのはわかると思います。
そのため、整備の際は感電防止のためしっかりした手順が指示されています。
また、コンピュータなども多く複雑なので整備となると注意が必要です。
ただ、オイル、エレメント、フィルターなどの交換などの簡単なメンテナンスであれば、そう恐れる必要はありません。
漏電の可能性
事故を起こしてしまった場合や、水害などで浸水してしまった場合などに高電圧システムから漏電している可能性があります。
つまり、事故現場に居合わせても、安易に近づかず、レスキュー隊が来るまで車に近づかないようにするということになります。
引火した車ではすぐに危険だとわかりますが、漏電は目に見にくいこともあるので注意しましょう。
下記はトヨタ公式レスキューの説明文です。
ハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)には、144V以上、最大650Vの高電圧システムを使用しています。高電圧システムは、車両の停止後、最大で約10分程度電圧を保持しています。高電圧システムが停止状態になっていないと高電圧による重度のやけどおよび感電により、重大な障害につながり、最悪の場合、死亡に至る可能性があります。
引用:トヨタ 公式レスキュー時の取扱い」より
この通り、事故時には、ドライバーに対しても危険が潜んでいる事を覚えておきましょう。
ハイブリッド車に向いている人というのは
ところで、ハイブリッドとガソリン車でも悩まれる方も多いと思うので、ハイブリッドに向いている人ってどんな人かまとめておきたいと思います。
デメリットだけお伝えしていますが、加速はいいし、街乗りでの燃費は格段に上です。
- 街乗りがメインの人
- 5年以内に乗り換え
- ガソリンを減らしたい人
街乗りがメインの人
普段遣いがメインであまり高速に乗らない人には向いています。低速時は、モーターで加速し、その後停止時の回生ブレーキにより電気を蓄えます。
ストップ&ゴーを繰り返す運転の人にとってはおすすめです。
5年以内でよく乗り換える人
10年、15年と長く乗る人よりも、約5年以内に乗り換える人に向いています。
なぜなら、あまり古いハイブリッド車は懸念されますが、5年以内に乗り換え、型番が新しい、かつ走行距離もそれほどいっていない車であれば人気のハイブリッドは買取価格が高くなります。
ガソリンを減らしたい人
どうしてもガソリンスタンドに行く回数を減らしたい、維持費としてかかる燃料費を抑えたい人にはやはりハイブリッドはおすすめです。
さらに燃料を抑えるのであれば、ハイブリッド特有のアクセルワークも身につけるといいかもしれません。
ハイブリッド車のデメリットをまとめると
大人気のハイブリッドにもデメリットがいくつもありましたね。
- 車体に対するデメリット
- 価格に対するデメリット
- 特有のデメリット
そのため、ハイブリッドに向いた人もいれば、逆に向かない人もいます。
もし迷っているのであれば、ハイブリッドの時代の流れだけ左右されず自分にあったライフスタイルに合わせて選択した方が、よいカーライフを送れるのではないでしょうか。