ルノー・トゥインゴ 中古車情報！相場価格や販売状況は？

TWINGO（トゥインゴ）はフランスの国民的ブランドRENAULTが発売するコンパクトハッチです。

初代から数えて3代目になった現行モデルは、RR（リヤエンジンリヤドライブ）というかなり珍しい駆動方式を採用した注目のモデルです。

また、現在発売から2年以上が経過し、フランスではマイナーチェンジモデルが発表されました。

現行モデルが型落ちするため、トゥインゴの中古車に対する注目もさらに高まりを見せています。

フランス車の中古車はお買い得と言いますが、本当にそうなのでしょうか。

今回は、ルノー　トゥインゴの中古車を検討している方に向けて、トゥインゴの中古車が人気の理由、中古車の価格相場や購入する際の注意点についてご紹介します。

引用：　https://www.renault.jp/car_lineup/twingo/index.html

ルノー　トゥインゴの人気の理由

まず初めに、ルノー　トゥインゴがどうして人気なのか。

その理由からご紹介します。

ルノー　トゥインゴはデザインが人気

ルノートゥインゴの人気の一端を担っている要素としておしゃれなデザインがあります。

芸術の国と呼ばれるフランスのトップスラスのデザイナーが担当しているので、日本の車とは一線を画すかわいらしさとユニークさがありますね。

テールランプ周りも大変こだわったデザインをしていて、トランクのドアは全面ガラスというアヴァンギャルドな素材使いをしています。

また、外装だけではなく、内装のこだわりが強いのも特徴ですね。

ボディの色によって、シートやトリムの色もバリエーションを持たせています。

引用：https://www.renault.jp/car_lineup/twingo/features/02.html

ルノー　トゥインゴは走行性能がいい

ルノー　トゥインゴは女性だけではなく、男性にも人気のモデルです。

なぜなら、ルノー　トゥインゴは走行性能が同じサイズの車と比べて良いと評判だからです。

冒頭でも述べたように、トゥインゴはRR（リヤエンジンリヤドライブ）という珍しい機構を持っています。

上の画像をご覧いただくとわかる通り、エンジンが後ろに配置されているので、タイヤがよく切れて小回りがきく、日本の道路事情にもマッチした特徴を持っているのです。

引用：https://www.renault.jp/car_lineup/twingo/features/02.html

ルノー　トゥインゴの中古車情報

◆ルノー　トゥインゴの中古車台数、価格

ルノー　トゥインゴは、2019年3月現在、日本全国に101台の中古車が出回っています。

これは、同じ車格のフォルクスワーゲン　UP!と比べて5分の１程度と、かなり少ないのがお分かりかと思います。
（因みに日本車だと差がありすぎて比較にならなかったのですがトヨタのパッソやスズキのイグニスと同じAセグメントと言われる車格に位置しています。）

また、価格は20万円～213万円まであり、一番安価なモデルは2009年式で11万キロの2代目トゥインゴでした。

新車価格177万円と安価なため中古車はそんなに安くないのでは？と思われがちですが、実は、この177万円はMTのモデルなので、あまり一般的ではないですよね。（好きな方にはお得ですが…）

オートマチック変速車だと194万円からGTモデル（エンジンチューンが施されて性能や専用装備が追加されたもの）で239万円という価格設定のため、現在はかなりお買い得になっていると言えるでしょう。

フランス車は故障の心配もありますが、2代目トゥインゴあたりからは日産と業務提携を行ったおかげで耐久性も向上が見られ、10万キロ以上走っている中古車もちらほら出回っています。

ルノー　トゥインゴの中古車を買う場合の注意点

実際にトゥインゴを中古車で購入する際には、どんな点に注意する必要があるのでしょうか。

多くの中古車の中から程度の良い中古車に出会うためにやるべきことを調べてみました。

程度の言い中古車とは

まず、程度の良い車選びのポイントとして、年式と走行距離が挙げられます。

ルノーは日産と提携したことにより、飛躍的に部品の信頼性を向上させることに成功しました。

ルノーと日産が業務提携をしたのが1999年です。

車両が企画から発売まで約10年の開発期間がかかることから、実際に日産と部品が共用になったのはその約10年後から。

つまり、2010年より前の年式の車両は故障リスクが高いことを覚悟しなければなりません。

また、年式の割に多くの距離を走っている、もしくは全く走っていないのも気を付けなければなりません。

目安としては、年間1.2万キロ以上の過走行、年間2000キロ以下の低走行車がこれに該当します。

過走行の場合は、通常よりも部品の劣化が激しいなど部品故障のリスクがあります。

また、低走行の場合は長期間動かさないため、ガソリンやオイルが循環されずに車内で劣化をしてパイプにつまりが生じやすくなる可能性があります。

可能な場合は整備記録簿を確認し、ある程度走っていて尚且つしっかりとメンテナンスを行っているモデルを選ぶようにしましょう。

ルノー　トゥインゴの中古車の種類

中古車には、いわゆる町の中古車屋さんが販売する中古車と、正規ディーラーが販売する認定中古車の2種類に分かれます。

前者は、保証がない分取得の際にかかる費用が割安になるという利点があります。

認定中古車は、正規ディーラーが保守点検を行って納車されますので、認定中古車保証が付帯できます。

（モデルや年式により、ディーラー販売でも認定中古車の保証が付帯していないものもあります。）

安心の代わりに、価格が高い傾向にあるのはデメリットと言えます。

お得な中古車－登録済み車－

認定中古車のなかで、最もお得なのが登録済み車などの新古車と呼ばれるものです。

これは、ディーラーが月のノルマを達成するために販売会社名義で登録をしたもので、車の状態は新車とほぼ変わりがありません。

しかし、車は登録したとたんに何割か価値が下がるものなので新車を購入するより割安で同程度の車両が購入できるということです。

新車の保証が多く残っているのもメリットですね。

中には、長期在庫車もありますので、購入の際には確認が必要です。

お得な中古車－試乗車－

少々走ったものでよければ、試乗車という選択肢も存在します。

試乗車は、購入を検討しているお客様のために用意しているもので、主に試乗コースを走ったり、自宅の駐車場に入れてみることによってサイズ感を確認するためのデモンストレーション車両のことを言います。

ディーラーで管理されているので、一般的には走行距離が少ないお買い得なモデルが多い印象です。

また、ナビやETC、ドライブレコーダーなどの後付けオプションが予め取り付けられていることも多いので、その分の購入費用も抑えられるといったメリットがあります。

また試乗車には人気の色やグレードが多いので、数少ないフランス車の中古車の中でも色やグレードにこだわりたいと思っている方には最適な選択となるでしょう。

これらの認定中古車はディーラーに入るとすぐに売り切れてしまうので、これを狙う際はディーラーの営業マンなどに予め相談しておくといいでしょう。

めぼしい車両があったら連絡をもらうようにしておけば、タイミングを逃さずに購入できる可能性が飛躍的に向上します。

お得にフランス車を乗ろう

従来、フランス車は壊れやすいがために「中古車はハードルが高い」と言われていました。しかしそれは昔の話になりつつあります。

年式や走行距離をしっかり確認すれば、あなたにピッタリな1台を失敗なく選ぶことが可能です。

この記事をもとに、ぜひあなたの車選びにフランス車を加えてください。

他にはない個性的なデザインと走行性能は、きっとあなたのカーライフに彩を添えてくれるでしょう。