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現行4代目となるアクティートラックは販売開始から30年が経過するロングセラーモデルです。
初代からその性能の良さや故障率の低さで人気の高い軽トラックですが、現場仕事などで活躍する傍らで、最近ではカスタマイズのベースモデルとして注目されています。
アクティートラックの素性を見ますと、その特徴は性能の良いエンジンをアンダーフロアでミッドシップに搭載しており、走行性能としての素性はスポーツカーとして認識されるS660とバランスは変わらないほど良いのだそうですね。
こんな潜在的なポテンシャルを持つアクティートラックのカスタマイズに迫ります。
アクティートラックを改造・カスタムする魅力
引用:https://www.honda.co.jp/ACTYTRUCK/webcatalog/type/gasoline/
ホンダの4輪事業として始まった軽トラックであるT360 は、日本車初のDOHCエンジンを搭載したことで注目され話題を呼び、ホンダの4輪事業を定着化させたホンダの偉大なモデルで、このアクティートラックはT360の後継モデルとして1977年に販売が始まりました。
引用:https://www.honda.co.jp/ACTYTRUCK/webcatalog/performance/driving/
現行で4代目となるアクティートラックですが、他社メーカーが販売する軽トラックでは一般的にFRやRR駆動方式が多い中、アクティートラックは初代からアンダーパネル下にエンジンを搭載するMR方式が採用され、荷台が空車時でも走行性能に差が出ないよう工夫されています。
アクティートラックに限らず、軽トラックは農業や漁業、林業などの現場仕事を支える働くクルマとして実用性を重視したクルマですが、このアクティートラックの持つエンジンレイアウトやモータースポーツで活躍するホンダとしてのイメージブランドなどもあり、スポーティーなスタイルへカスタマイズを施すユーザーは少なくありません。
最近では車中泊などにもその広い荷台が注目され、ラグジュアリー指向へのカスタマイズも行われるようになり、ベースモデルとして素性の良さからカスタマイズにより変幻自在に方向性を変えることが出来るモデルとして大きく注目を集めています。
ホンダが見せたカスタムモデル
引用:https://www.honda.co.jp/ACTYTRUCK/webcatalog/styling/spiritcolor/
2018年にアクティートラックに特別仕様車として「スピリット・カラースタイル」の販売が始まりました、ブルーを基調とした往年のT360を模したカラーリングモデルと、情熱のレッドとブラックを合わせた2つのモデルとなっています。
アクティートラックのTOWNをベースに作られたスピリットカラースタイルですが、変更点としてはボディーカラーを2トーンカラーを採用し、基本コンポーネントに変更はありません一部でホイールをブラック塗装しているくらいのものですが、それでも大きくアクティートラックのイメージが変わっています。
引用:https://www.honda.co.jp/ACTYTRUCK/webcatalog/styling/spiritcolor/
ホンダがメーカーとして出すモデルですから、極端な指向性を持ったカスタマイズではありませんが、それでもメーカー純正モデルとしては、カラーでここまでイメージが変わることを見せた1つの答えがこの「カラースピリットモデル」ではないでしょうか。
アクティートラックの改造・カスタム
引用:https://www.honda.co.jp/ACCESS/actytruck/
ここ近年の軽トラックでは、かつてのホワイトやシルバーと言った単調なボディーカラー以外にも多彩なカラーを用意しており、アクティートラックでも特別仕様車専用カラーを含めると6色のボディーカラーが用意されています。
カスタマイズを前途に考えるなら、やはりボディーカラーもそれなりのカラーを最初にオーダーすべきで、中古車をベースにする場合は選択肢は薄いでしょうが、ボディーカラーは是非とも考えたいところですね。
またカスタマイズも手軽な純正オプションで進めたいところですが、アクティートラックに用意される豊富な純正オプションは仕事の効率アップを組み入れた用品が多く用意されており、スポーティー性やラグジュアリー性の高い純正オプションは残念ながら用意が無く、必然的に社外品で揃える必要があります。
アルミホイール
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クルマのカスタマイズを考えた場合、最初に行うのがアルミホイールの交換ではないでしょうか、最近ではノーマルでもアルミホイールを装備してるモデルが増え、また純正オプションでもお洒落なホイールが登場していますが、アクティートラックは見ての通り、昔ながらのスチールホイールを装備しています。
実用性を考えるとスチールホイールでも良いのですが、アクティートラックをお洒落にカッコ良くカスタマイズするにはアルミホイールは外せません、しかしアクティートラックは純正オプションにもアルミホイールの用意が無いので社外品から探す必要があります。
アクティートラックのホイールサイズは幸いにもアフターマーケットにおいて、豊富に用意があるのでその選択には迷うほどです、純正サイズでも良いですしインチアップも可能で、インチアップするとタイヤが薄くなり見た目もレーシーでカッコイイですね。
しかし、アクティートラックは貨物自動車なので別名プライタイヤと呼ばれる貨物車用のタイヤの装着が義務付けられ、積載重量に応じた規定がありアクティートラックの場合は「6PR」の強度を持つタイヤが必要で、一般タイヤにおいても同じ強度を持つタイヤであれば問題なく装着が可能ですが、強度が基準に満たない場合は車検に通りませんので注意が必要です。
※タイヤ交換をすること自体が違反ではありませんので、一般タイヤでも走行に問題ありません。
マフラー
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カスタマイズの定番であるマフラー交換も手軽なカスタムの1つで、マフラー交換によって迫力のある重低音が響く排気音や見た目がカッコ良くなるなど、やはり最初に行いたいカスタマイズの1つで、アルミホイールとマフラーを交換するだけで既に単なる軽トラックと言う雰囲気は脱却しているでしょう。
注意したいのは、マフラーにも音量規制がありますので車検対応など規制を通過しているマフラーを選び、正しく装着しましょう。
足回り(サスペンション)
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足回りの交換もカスタマイズでは定番で、社外品に交換することで走行性能をアップしたり車高を下げたりすることが可能になり、アクティートラックにも車高調整式サスペンションがアフターパーツで用意されています。
ただ、サスペンションの種類によっては積載荷重が変更となり荷物が積めないようなモデルもあるので注意が必要ですが、ここまでするとかなりカスタマイズによってイメージが変わります。
エアロパーツ
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アクティートラックのイメージを大きく変えるパーツにエアロパーツがあります、これらを装着することで大きく外装のデザインが変わりますから、カスタマイズを大きく進めたい場合はとても有効になります。
デザインによっては既にアクティートラックの面影が薄くなるほどレーシーなデザインであったり、驚くほどラグジュアリーなデザインであったり、またはレトロなトラックをイメージする物など多種多様に揃っていますので、お好みのエアロで決めるのも良いでしょう。
インテリアのカスタマイズ
引用:https://www.honda.co.jp/ACTYTRUCK/webcatalog/interior/cabin/
アクティートラックのエクステリアがバッチリ決まったところで、やはり次はインテリアのカスタマイズを考えたいところですね、アクティートラックではグレードによって室内装備に差があり最上級グレードとなるTOWNなどは装備が揃っており、不自由はありません。
しかし内装は軽トラックと言う内装そのままなので、もう少しラグジュアリー性やスポーティー性などのカスタマイズを施したいところですが、アフターパーツにはインテリアパーツも豊富に用意されているので、かなりオリジナリティーあるカスタマイズが可能と思います。
例えば、ダッシュボードを木目調やカーボン調にすることで雰囲気が変わり、シートを交換する、もしくは上質なシートカバーを装着するだけで雰囲気は変わり、ラグジュアリー感やスポーティー感が増します。
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最近ではLEDを使用した光物が流行っており、ルームライトをクールな光となるLEDに交換したり、フットライトやウォールライトなどの間接照明を取り付けるなど、ナイトドライブが楽しめるカスタムが流行っています。
アクティートラックの改造・カスタムまとめ
引用:https://www.honda.co.jp/ACTYTRUCK/webcatalog/styling/spiritcolor/
アクティートラックの改造に付いていろいろと見て来ましたが如何でしょうか、アクティートラックは実用車としてもカスタマイズのベースモデルとしても高い性能を有しており、ユーザーの好みによって変幻自在に変えることができる楽しいモデルです。
アフターパーツを駆使して、世界に1台しか無いオリジナリティー溢れるカスタマイズも可能ですので、あとはユーザーさんのお好み次第ですね、アクティートラックライフを満喫しましょう。
キャッチ画像引用:https://www.honda.co.jp/ACTYTRUCK/webcatalog/styling/design/