ホンダN-WGNの試乗評価や試乗レポートをご紹介。試乗車に乗ってみよう!

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普通車と同等の装備で高い評価を得ているホンダの軽。

新車販売台数ではN-BOXが1位なのはもはや当たり前のようになっていますが、その陰に埋もれがちなのがホンダN-WGNです。

今回はそんなN-WGNの試乗評価、試乗のポイントなどをご紹介します。

N-WGNを試乗するときのポイントは?

NWGNカスタム画像002

引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/webcatalog/type/custom/

ネットの口コミだけではなかなかその車の良さは伝わってきません。

写真で見るのと実際に見るのとではイメージが大きく違ってしまう場合もあります。

検討したいクルマがあったらまず試乗してみましょう。

ここではN-WGNに試乗する際のポイントをチェックしていきます。

・カラーやカスタムといったバリエーションも含めて検討しよう

シンプルな外観が好評なN-WGNですが、シルバーだと年寄り臭いという意見もあったので、カラーリングで大きくイメージが変わるようです。

最寄りの店舗に気になるカラーの試乗車がない場合には、系列店の他店舗から持ってきてもらったり、担当のセールスマンとともに他店舗へ行って見せてもらえる場合がありますので聞いてみるといいでしょう。

また、カスタムも比較的人気なのでデザインを比べる必要があります。

N-WGNカスタムはドアなどの吸音材が追加されているため、静粛性やオーディオの音響性能が向上しているといった違いもあります。

また、カスタムはNAも含め全モデルにスタビライザーが搭載されているため乗り心地の違いも要チェックです。

・後席の使い勝手は要チェック

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引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/

口コミで多くあった分割スライド式でない後席は試乗で見ておきたいところです。

座った状態でスライドして足元空間が十分かどうか、後席側からシートを倒す際の操作性はどうかを見ましょう。

背もたれから出たヒモを引っ張るタイプは好みが分かれるようですので要チェックです。

N-WGNはリアゲート側からも背もたれ下端のヒモを引っ張ることでもリアシートをスライドできるのですが、ヒモは安っぽく感じるといった意見がありました。

またライバルであるワゴンRは背もたれ上端にレバーがあるといった違いがありますので、問題なく操作できるかどうかも確認しておきたいポイントです。

・できればNAとターボは比べたい

動力性能で大きな不満が出ていないN-WGNですが、利用目的によってはパワー不足を感じる場合があるようです。

ディーラーにお願いしてターボとNAの両方を試乗した上で判断したいところです。

また、ターボモデルはスタビライザーが追加されるため乗り心地の差にも注目しましょう。

・アイドリングストップの癖は許容範囲か

意外と気になりがちなのがアイドリングストップのかかり方です。

メーカーによって再始動の方法やエンジンの切れるタイミングなどが異なるため、必ずチェックしておきたい所です。

特に街乗りをする機会が多い人は頻繁にアイドリングストップが作動するため、好みに合わないと結構疲れます。

N-WGNは口コミではアイドリングストップはあまり気にならないとあったので、それほど不快ではないようです。

・内装のカラーリングが好みかどうか

N-WGNはノーマルモデルでホワイト、ブラウン、ブラックの3種類、カスタムはトリムデザイン違いの2種類の内装デザインがあります。

内装色によって雰囲気が全く違ってきますので試乗時に確認しましょう。

高額な買い物の一つですので、購入する前にはじっくりと試乗して、納得のいく車選びをしたいですね。

N-WGNの試乗評価は?

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引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/

まずはN-WGNのネット上の試乗評価を見ていきましょう。

分野ごとに主な評価を載せていきます。

・エクステリア

地味で年寄り臭い。

控えめで飽きがこない。

洗車の時にアンテナが邪魔。

ベーシックでありながらNシリーズとわかるデザインが秀逸。

・インテリア

スマホを置くトレーがあって便利。

後席下の傘置きが便利。

後席スライドは便利だが左右一体なのが残念。

後席の居住性は充分。

作り込みがしっかりしている。

どのメーカーよりもドアの閉まる音が良い。

メーターのオレンジの照明が見にくい。

助手席ダッシュボードにティッシュが置けないのが残念。

Nシリーズがどんどん豪華になる中で、N-WGNのみ軽自動車らしいシンプルさがある。

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引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/

・エンジン性能

ノンターボでもパワーに不満は無いが、街中でも回転数が高め。

低回転から高回転までフラットなトルク特性で可もなく不可もなく。

もう少し低回転で最高トルクが出ると良い。

N-ONEとN-BOXではうるさくて遅い印象だったが、N-WGNはNAでも不満無い。

買い物に使う分にはNAで充分。

CVTはNシリーズになってスムーズになった。

・走行性能

他メーカーの軽自動車に比べ力強く感じる。

リヤのトーコントロール(サスペンションに荷重がかかった時の舵角の制御)がしっかりしている。

ハンドリングはしっとり感がある。

NAモデルはカーブでのロールが大きい。

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引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/

・乗り心地

少しロールが大きめなので峠道では不安がある。

スタビライザーがなく乗り心地は良い。

硬くて粗さが目立つ。

ベンチシートはホールド性がイマイチ。

・燃費

リッター22キロで不満無いがもう少し良くても良い。

リッター18キロ。

リッター19〜20キロ。

常にリッター20キロ以上

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引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/

・総評

運転しやすく良く走る車。

過度の燃費競争に走らないのが良い。

他メーカーの軽自動車も所有しているが、ホンダが一番お勧めできる。

ホンダの軽自動車は総じて値段が高い中で、N-WGNは良心的。

家族一同満足。

などなど、全体的には満足しているという声が多いようです。

N-WGNの試乗レポートをまとめてみた

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引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/

次に、N-WGNの試乗評価をまとめていきます。

・エクステリア

場合によっては営業車としての役割が求められることから、デザインはシンプルで好感が持てるという意見がある一方、少し地味に感じてしまう人もいるようです。

カスタムも含めて好みのエクステリアを選ぶのがいいかもしれません。

筆者としては、過度に他者を威圧するようなデザインが主流となる中でN-WGNは稀に見る秀逸なデザインだと思います。

ガラの悪い顔にめちゃめちゃなキャラクターラインで飾り立てたフィットとは雲泥の差です。

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引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/

・インテリア

収納部分での評価が高くなっています。

後席の傘置きトレーは新型ワゴンRのアンブレラホルダー搭載といった形で他メーカーにも影響を与えています。

前席にもドリンクだけでなくスマホを気軽におけるトレーがあるなど細部にわたって使い勝手が考えられているようです。

唯一インテリアでマイナス評価となったのが、後席スライドが左右分割になっていないという点です。

N-BOXはじめ各社のスーパーハイトワゴンは軒並み分割式の後席を持っているため、そことの比較がされがちです。

収納と並んで評価が高かったのは、インテリアの質感です。

高級志向ではないものの、軽自動車としてはよくデザインされており安っぽくは感じないということです。

特筆すべきはベーシックグレードにもオートエアコンが標準装備されている点です。

営業車であっても快適性を確保する考え方はN-VANと共通しています。

カラーリングはベージュとブラウンを基調としていて落ち着いたものになっています。

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引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/

・エンジン性能

NAエンジンについては使用環境によって非力と感じる場合があるようです。

街乗りや買い物に使う分には十分なパワーがあるとの評価があるので用途に合わせて選ぶ必要があります。

ターボは余裕のあるエンジン性能となっており、一度乗ったらNAには戻れないくらいに良く走るということです。

・走行性能

NAモデルはスタビライザーがないため、カーブではロールが大きくなる傾向にあります。

ロールが大きくなると連続したカーブでは重心の移動が大きくなり、安定したコーナリングが難しくなります。

高速道路や峠道を頻繁に走る場合には、ターボモデルを選ぶ必要がありそうです。

・乗り心地

走行性能と同じく、車体のロールが大きいことは乗り心地にも大きな影響があります。

同乗者は身体が揺さぶられるため酔いやすくなります。

峠道を走っていて不安を感じるという人もいました。

乗り心地の感じ方には個人差があるので、サスペンションが硬いと感じる人もいれば柔らかく乗り心地がいいと感じる人もいるようです。

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引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/webcatalog/interior/design/

・燃費

燃費は平均してリッター19キロほどになるようです。

カタログ燃費がリッター29キロなので、期待はずれと感じる人もいましたが概ね満足している人が多く見受けられます。

実燃費が伸びないのは軽自動車に共通しているので、どのメーカーでも同様の傾向だと思います。

・総評

どの項目にも欠点が少ないことからもわかる通り、全体としては高い評価が多くなっています。

N-BOXとN-ONEとの狭間で存在感の薄いN-WGNですが、隠れた名車と言える実力を持っています。

アイキャッチ画像引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/

この記事を書いた人

マッチャマン
車好きなアラフィフのおっさんです。
若かりし頃はS13シルビアで峠を攻めていましたが、
子供ができてからは専らファミリーカーで大人しくしていました。
子育ても終盤に差し掛かり、スポーツカーへの返り咲きを
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